なめらかな光沢としっかりとした重みがあり、かつてはジュエリーチェーンの定番だったベネチアンチェーン。でも最近、ネットやSNSを見ていると ベネチアンチェーンはダサい とか 時代遅れで野暮ったい なんていう厳しい意見を目にすることがあります。
これから一生使えるネックレスを買おうか迷っている人や、実家から譲り受けたジュエリーを使おうか考えている人にとって、こういうネガティブな評判はすごく気になりますよね。せっかく身に着けるなら、センスがないとは思われたくないですし、おばさんっぽいと見られるのは恥ずかしいと思うのは当然です。
そこでこの記事では、ジュエリー業界の今のトレンドや、実際に使っている人たちの生の声を徹底的に調べて、ベネチアンチェーンがなぜダサいと言われてしまうのか、その本当の理由を探ってみました。メリットやデメリットも包み隠さずお伝えするので、ベネチアンチェーンは本当に終わったアイテムなのか 気になっている人はぜひ最後まで読んでみてください。
ベネチアンチェーンとは?
ベネチアンチェーンというのは、四角いボックス型のパーツを縦と横に交互に隙間なくつなぎ合わせたネックレスチェーンのことです。日本ではその形から ボックスチェーン と呼ばれることもあります。
このチェーンの一番の特徴は、一般的なアズキチェーンが輪っかをつないだ 点 の集まりなのに対して、ベネチアンチェーンは平らな面が連なっている 面 の構造をしているところです。パーツ同士がぎっしり詰まっていて、チェーン全体が一本の紐のようになめらかに動くので、肌にしっとりと馴染む独特の着け心地があります。
また、面で光を反射するので、キラキラと繊細に輝くというよりは、ツヤっとしていて強い光沢があるのが特徴です。この高級感のある質感から、プラチナや18金などの地金をたっぷり使った高級ジュエリーや、フォーマルな場面で使うペンダントのチェーンとして、長いあいだ定番として親しまれてきました。丈夫で切れにくいので、重たいペンダントトップを支えるチェーンとしても信頼されています。
ベネチアンチェーンがダサいと言われている理由
機能的で高級感もあるベネチアンチェーンですが、どうして今のファッションでは ダサい とか 野暮ったい なんて言われてしまうのでしょうか。SNSや口コミを徹底的にリサーチしてみると、そこには単なる好みの問題だけではない、ちゃんとした理由がありました。
バブル期やひと昔前の古いイメージが抜けていないから
ベネチアンチェーンがダサいと言われる一番の原因は、そのデザインが思い出させる 時代感 にあります。 1980年代後半から90年代のバブル期にかけて、ジュエリーは 太くて重い ことがステータスでした。当時流行った大きなコインネックレスや、大きなルビーやサファイアがついたペンダントには、その重さを支えるために太さが1.0mm以上あるしっかりとしたベネチアンチェーンがよく使われていました。
そのため、今の20代や30代の人が太いベネチアンチェーンを見ると、お母さんやおばあちゃんが授業参観で着けていたネックレス とか 実家のタンスに眠っている古いジュエリー という感じがしてしまいます。この 親世代のアイテム というイメージが、古臭い とか おばさんっぽい という評価につながっているんです。特に、黄色味が強いゴールドで太さがあるものは、今流行っている 華奢で肌に馴染むジュエリー とは真逆なので、若い人からは敬遠されがちです。
直線的で隙間がないので重たくて堅苦しく見える
最近のアクセサリーの流行りは、抜け感のある エフォートレス なスタイルや、空気を含んだような軽いスタイルです。首元でチェーンが光を浴びてキラキラと繊細に光る カットアズキチェーン や スクリューチェーン などが人気なのは、肌とチェーンの間に適度な隙間があって軽やかに見えるからです。
一方で、ベネチアンチェーンはパーツが密着しているので、首にかけると 一本の太い線 がくっきりと浮かび上がります。この直線的で隙間のないシルエットは、すごくフォーマルで整った印象を与えますが、Tシャツやリネンシャツ、ゆるっとしたニットなどのカジュアルな服に合わせると、チェーンだけが重すぎて浮いてしまいます。 この 服とのバランスの悪さ が、融通が利かない とか 堅苦しい とか センスがない という評価につながっています。カジュアルに着こなすのが難しいアイテムなので、おしゃれ上級者以外が着けると 野暮ったく 見えてしまう可能性が高いんです。
面で光る独特のテカリが安っぽく見えたり成金っぽく見えたりする
ベネチアンチェーン特有の 面反射 による強い光沢も、好みが分かれるポイントです。 質の良いプラチナや18金なら、その輝きは重厚で上品なものですが、素材や加工によっては、この面反射が ギラギラとした不自然なテカリ に見えることがあります。特に、シルバーにコーティングをした安価なものや、太めのチェーンの場合、その主張の強さが おもちゃのようで安っぽい とか、逆に 自己主張が激しくて成金っぽい という両極端な悪いイメージを持たれることがあります。
SNSを見ていても、男性が太いベネチアンチェーンを短めに着けていると威圧感がある とか Vネックから見えるギラギラしたチェーンが品がない なんていう意見もありました。繊細な輝きが好きな人にとっては、ベネチアンチェーンの主張はちょっと強すぎるのかもしれません。
ベネチアンチェーンの評判・口コミ
実際にベネチアンチェーンを持っている人や使っている人のリアルな声を、SNSや口コミサイト、YouTubeのコメント欄などから集めてみました。機能面での不満と、見た目の満足度が混ざっていて、人によって評価が全然違うアイテムだということがわかりました。
良い口コミ
- 圧倒的な高級感と資産価値がある アズキチェーンと比べると地金の密度が高くて、同じ太さでも重さと高級感が全然違います。プラチナのしっとりとした白い輝きが首元を上品に見せてくれるので、年齢を重ねた肌にはこれくらい存在感がある方が綺麗に見えます。
- シルクのようななめらかな肌触り パーツの角が取れていて表面が平らなので、肌の上を滑るような着け心地が最高です。チェーン特有のチクチク感やザラザラ感が全くなくて、長時間着けていてもストレスを感じません。
- ペンダントトップを引き立てる名脇役 チェーン自体はシンプルで飾りがないので、一粒ダイヤやパールなどのメインの宝石を邪魔しません。それでいてチェーンが貧相に見えないので、トップの高級感とバランスが取れます。
- 丈夫で安心感がある 構造が密なので、重たいペンダントトップをぶら下げても伸びたり切れたりする心配が少ないです。しっかりとした作りで、普段使いしていてもヨレにくいタフさを感じます。
- 絡まりにくくて扱いやすい しまっておく時にチェーン同士が絡まって団子状態になる 知恵の輪 のようなトラブルが、アズキチェーンに比べて圧倒的に少ないです。スルスルと解けるので、急いでいる朝でもイライラしません。
悪い口コミ
- 髪の毛が挟まるとすごく痛い 首の後ろ側で、ボックスパーツのわずかな隙間に産毛や細い髪の毛が入り込んで、動いた拍子に挟まって抜けるんです。この時の痛みが強烈で、ネックレスを外す時には数本の髪の毛がチェーンに絡みついていることもあります。これがトラウマでベネチアンチェーンを避けるようになりました。
- 一度折れると直らない なめらかな時は綺麗ですが、寝ている時などに無理な力がかかって くの字 に折れ曲がってしまうと、元に戻らなくなります。無理に戻そうとするとそこから切れてしまうので、取り扱いにすごく気を使います。
- 修理代が高くつく アズキチェーンなら切れた一コマを溶接すれば直りますが、ベネチアンチェーンは構造が複雑で、壊れた場所によっては チェーン丸ごとの交換 を提案されることが多いです。修理にお金がかかるので維持費が大変です。
- 服に合わせると浮いてしまう お母さんから譲り受けたジュエリーリフォームでベネチアンチェーンを選びましたが、今のカジュアルな服装に合わせるとチェーンだけが妙にドレッシーで浮いてしまいます。結局、アズキチェーンを買い直すことになりました。
- 留め具が回ってくるのがストレス 表面がツルツルしているせいか摩擦が少なくて、気づくと留め具やプレート部分が首の前に回ってきていることが多い気がします。いちいち直すのが面倒です。
ベネチアンチェーンがおすすめな人
ベネチアンチェーンは誰にでもおすすめできる無難なアイテムではありませんが、その特徴をちゃんと理解して、目的を持って選ぶ人にとっては、他のチェーンでは代わりがきかない最高のパートナーになります。
一生モノとして品格や地金の価値を重視する人
流行を追うのではなくて、10年、20年と長く愛用できる 本物 を求めている人にはぴったりです。 ベネチアンチェーンは地金を贅沢に使っているので、華奢なチェーンにはない重厚さと資産価値があります。特に年齢を重ねると、首元の皮膚が痩せて見えたりシワが気になったりするようになりますが、ベネチアンチェーンの適度なボリュームとツヤのある光沢は、そうしたエイジングサインを飛ばして、デコルテを若々しく華やかに見せてくれる レフ板効果 が期待できます。 40代、50代と年齢が上がっても違和感なく、むしろ品格を高めてくれる タイムレス な相棒を探している人におすすめです。
0.5カラット以上のダイヤモンドや大粒パールなど存在感のあるトップを持っている人
チェーン選びで大切なのは トップとチェーンのバランス です。0.1から0.2カラットの小さいトップなら華奢なチェーンが似合いますが、0.5カラットを超えるダイヤモンドや、10mm以上の真珠、重さのあるコインなどを着ける場合、華奢なチェーンでは見た目のバランスが悪いですし、強度も不安です。 ベネチアンチェーンは、その密度と直線的なラインで、ボリュームのあるトップをしっかりと支えて、見た目も トップ負け しません。手持ちの高級なペンダントトップを、よりクラス感のあるジュエリーとしてランクアップさせたい人には、ベネチアンチェーンへの交換が強くおすすめです。
ビジネスやフォーマルな場で信頼感やきちんとした印象を出したい人
ベネチアンチェーンの整った四角いラインは、見る人に 真面目 とか 誠実 とか 知的 といった印象を与えます。 オフィスカジュアルやスーツスタイル、あるいは子供の入学式や卒業式といった きちんと感 が求められるシーンでは、あまりにキラキラと乱反射して主張するチェーンよりも、控えめでしっとりとした輝きのベネチアンチェーンの方が好感度が高い場合があります。 派手にはしたくないけれど、いいものを身に着けていることは伝わってほしい という、大人の慎ましさとプライドを満たしてくれるアイテムです。
ベネチアンチェーンがおすすめできない人
一方で、生活スタイルや髪質、好きなファッションによっては、ベネチアンチェーンを選ぶことで 使いにくい とか イメージと違う と後悔する可能性が高いです。もし次の特徴に当てはまるなら、アズキチェーンや他のデザインチェーンを検討した方がいいかもしれません。
細い髪質の人やアップヘアにしないロングヘアの人
口コミでも触れましたが、ベネチアンチェーンの一番の物理的なデメリットは 髪の毛の挟まり です。 構造上、ボックスパーツ同士の隙間は髪の毛が入りやすくて抜けにくい形をしています。特に、髪が細くて柔らかい猫っ毛の人や、普段髪を下ろしてネックレスを着ける人は、首の後ろで髪が絡まって、抜ける時の チクッ とする痛みや、大切な髪へのダメージに日常的に悩まされることになります。 ショートヘアの方や、いつも髪をアップにしている方なら問題ありませんが、そうでない場合は、髪が絡みにくいアズキチェーンや、隙間のないスネークチェーンなどを選ぶ方が賢明です。
ジュエリーの扱いに慣れていなくて着けっぱなしにしたいズボラな人
ベネチアンチェーンは 折れ に対してすごくデリケートです。 お風呂や寝る時にネックレスを着けっぱなしにしたり、外した後にポケットやポーチに無造作に入れたりすると、チェーンが変な角度で曲がって、カクカクとした癖がついて元に戻らなくなるリスクが高いです。 アズキチェーンなら多少雑に扱っても柔軟性がありますが、ベネチアンチェーンは一度折れると、そこが弱くなって切れる原因になります。 ネックレスは24時間着けていたい とか メンテナンスは面倒 というタイプの人には、構造的に向いていません。
トレンドのスキンジュエリーや抜け感のあるスタイルが好きな人
今のファッショントレンドである、肌に溶け込むような極細チェーンや、カジュアルでラフな雰囲気が好きな人にはおすすめできません。 ベネチアンチェーンは 線 としての主張が強いので、透け感のあるブラウスやカジュアルなロゴTシャツ、古着ミックスのようなスタイルに合わせると、チェーンの 堅さ や フォーマル感 が邪魔をして、コーディネート全体がチグハグに見えてしまいます。 さりげなさ よりも しっかり着けている感 が出てしまうので、軽やかなおしゃれを楽しみたい人には、重たく野暮ったく感じられるでしょう。
ベネチアンチェーンのおすすめポイント
ダサい という一方的な評価を覆すだけの、ベネチアンチェーンならではの実力と魅力を整理してみます。これらは、流行り廃りを超えて愛され続ける理由そのものです。
まるでシルクのような極上のなめらかな肌触り
ベネチアンチェーンの良さは、なんといってもその触感にあります。職人の技術でパーツの角が丁寧に磨かれて、隙間なくつながれているので、指で触るとまるで上質なシルクの布地のように滑らかです。 首元の皮膚は体の中でも特に薄くて敏感な部分ですが、ベネチアンチェーンは肌の上をスルスルと滑って、引っかかりや不快な摩擦を感じさせません。この 肌馴染みの良さ は、凸凹の多い他のデザインチェーンでは決して味わえない感覚で、一度慣れると 他のチェーンはザラザラして痛い と感じてしまうほどです。長時間身に着けるジュエリーだからこそ、このストレスフリーな着け心地は大きなメリットです。
直線と角が作るモードで都会的な美しさ
古臭い と言われがちなベネチアンチェーンですが、見方を変えるとすごく モード で現代的なアイテムでもあります。 余計な飾りを削ぎ落としたスクエアな形と、ミニマルな直線のラインは、幾何学的で建築的な美しさを持っています。 特にホワイトゴールドやプラチナのベネチアンチェーンを、モノトーンコーデやシャープなジャケットスタイルに合わせて短めに着けると、都会的で洗練されたクールな印象を作ることができます。甘さやフェミニンさを排除した、自立した大人の ハンサム なスタイルを作る上で、実はすごく使えるスパイスになるんです。
光の反射をコントロールする品のあるツヤ
アズキチェーンが 点 でキラキラと乱反射して可愛らしさを出すのに対して、ベネチアンチェーンは 面 で光を受け止めます。これによって、ギラギラとした安っぽい派手さではなく、濡れたようなしっとりとした ツヤ のある光沢が生まれます。 この輝き方は、肌のくすみを飛ばしてトーンアップさせて、顔周りを明るく見せる効果があります。また、遠目から見ても いい素材のものを着けている ことが伝わる独特の存在感があります。派手なペンダントトップがなくても、チェーンそのものの質だけで勝負できるので、シンプル・イズ・ベスト を体現するジュエリーと言えます。
ベネチアンチェーンのおすすめアイテム
最後に、ダサい と思われず、今のファッションに合うベネチアンチェーンの具体的な選び方と、おすすめのスペックを紹介します。失敗しないための基準として参考にしてください。
幅0.6mm前後の極細プラチナ・ベネチアン
ベネチアン=太くてダサい というイメージを避けるための絶対条件は 太さ です。 もし初めて買うなら、太さは 0.6mm前後(0.5mmから0.7mm) を選んでください。 1.0mmを超えるとバブル期の印象が強くなって野暮ったさが出ますが、0.6mm前後の極細タイプなら、ベネチアン特有の重さが消えて、繊細さと上品さだけが残ります。 素材は、イエローゴールドよりも プラチナ(Pt850/Pt900) やホワイトゴールドがおすすめです。白く透明感のある輝きが、清潔感と現代的な印象を与えて、どんな色のトップスにも合わせやすいので、一本持っておくとすごく重宝します。
長さ調整が自由自在なスライドアジャスター付き
今のジュエリー選びで絶対に外せない機能が、ボール部分を動かすことで長さを自由に調整できる スライドアジャスター(フリーアジャスター) です。 ベネチアンチェーンは長さを変えることで表情がガラッと変わります。
- 短め(40cm以下): チョーカー風にして、シャツの襟元から覗かせる(モードな印象)
- 標準(45cm): デコルテラインに沿わせて、ペンダントトップを美しく見せる(エレガントな印象)
- 長め(50cm以上): タートルネックの上からゆったりと着ける(カジュアルな印象) ミリ単位で調整できることで、その日の洋服の襟の開き具合とのバランスを完璧に取ることができて、なんかバランスが悪い とか 野暮ったい という失敗を防ぐことができます。
0.3カラットから0.5カラットの一粒ダイヤモンドとベネチアンの王道セット
一番失敗がなくて、誰からも好印象を持たれるのが、極細のベネチアンチェーンに0.3カラットから0.5カラットクラスの一粒ダイヤモンドを通したネックレスです。 ダイヤモンドの鋭い輝きを、ベネチアンチェーンの滑らかな光沢が下支えして、上品さを極めたスタイルになります。アズキチェーンだとカジュアルになりすぎてしまう一粒ダイヤも、ベネチアンチェーンにすることで、結婚式のお呼ばれや高級レストランでの食事にも対応できる 格 が生まれます。 自分へのご褒美や、パートナーへのプレゼントとしても、流行に左右されない一生モノとして間違いのない選択です。
まとめ
ベネチアンチェーンが ダサい と言われる主な理由は、昔のバブル期の 太くて重い イメージや、カジュアルファッションに合わせにくい 堅さ 、そして 髪が挟まる といった機能的なデメリットにありました。でも、これらは選び方や扱い方を知ることで十分に避けられる問題です。
むしろ、ベネチアンチェーンが持つ次のメリットは、他のチェーンにはない大きな価値です。
- 輝き:面反射による上品でしっとりとした ツヤ
- 強度:密度が高くて引っ張りに強く、重いトップもしっかり支える
- 質感:シルクのように肌に吸い付く滑らかな着け心地
- 印象:知的、誠実、高級感、モード、タイムレス
ダサいを回避して素敵に着けこなすためのポイント:
- 太さは0.6mm前後の細身を選ぶ(1.0mm以上は避ける)
- 素材はプラチナやホワイトゴールドで透明感を出す
- スライドアジャスターで洋服に合わせて長さを調整する
- 寝る時は必ず外して折れるのを防ぐ
これらのポイントを押さえれば、ベネチアンチェーンは決して時代遅れのアイテムではなく、あなたの大人の魅力を引き立てる洗練されたジュエリーになります。一時的な流行に流されず、質の高いものを長く愛用したいと思っている人にこそ、自信を持って選んでほしいアイテムです。


