スリットパンツがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

  • URLをコピーしました!

最近街中でよく見かけるようになったスリットパンツですが、一気に流行ったからこそ、もう古いんじゃないか、ダサいんじゃないかと不安に思っている人も多いようです。

実際にSNSや口コミを見てみると、厳しい意見もちらほら見受けられます。流行ったからこそ、着こなしを間違えると一気に残念な印象になってしまうのがこのアイテムの怖いところです。

そこで本記事では、スリットパンツがなぜダサいと言われてしまうのか、そのリアルな理由と、逆におしゃれに着こなせるのはどんな人なのかを解説します。スリットパンツを買おうか迷っている、あるいは持っているけど捨てようか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

created by Rinker
Mila Owen(ミラオーウェン)
¥9,680 (2025/12/28 22:30:18時点 Amazon調べ-詳細)
目次

スリットパンツとは?

スリットパンツとは、その名の通り裾に切れ込みが入ったパンツのことです。

もともとは足さばきを良くするための機能的なデザインでしたが、最近のトレンドは、足首を見せることで脚を長く見せたり、靴や靴下との合わせを楽しんだりするファッション性を重視したものが主流です。

スリットの位置も、前に入っているものや横に入っているものなど様々です。足元にアクセントがいくため、シンプルなトップスと合わせてもこなれた雰囲気が出せるとして、多くのブランドから発売されました。

スリットパンツがダサいと言われている理由

一時はあんなに流行っていたのに、なぜ今になってダサい、時代遅れと言われるようになってしまったのでしょうか。調べてみると、単に流行が終わったというだけでなく、アイテム特有の理由があることがわかりました。

部屋着やジャージに見える安っぽい素材感

スリットパンツがダサいと言われる一番の理由は、生地の質感にあります。

特に安いスリットパンツは、履き心地を優先して伸び縮みする素材を使っていることが多いです。これが原因で、どうしてもテロテロとした質感になりがちです。

口コミやSNSでも、ネット通販で買ってみたら生地がペラペラで安っぽかった、数回洗濯しただけでゴムが飛び出てきて見るに耐えない状態になった、という声が多く見つかりました。

スリットというデザイン自体が少し飾り気があるので、そこに安っぽい生地が組み合わさると、おしゃれ着というよりは、だらしない部屋着やステテコ、あるいはジャージのように見えてしまうのです。外行きの服として着ているのに、周りからはパジャマで歩いているように見られている。これがダサいという評価に繋がっています。

季節感のない足元の露出が痛々しい

おしゃれは我慢とよく言いますが、スリットパンツに関してはそれが裏目に出ることがあります。

冬場にパンプスと合わせてスリットから素肌を見せているスタイルに対し、寒そうで見ているこっちが辛いという意見があります。ファッションにおいて季節感はとても重要です。真冬に足首が大きく露出していると、無理をして流行を追っているような、どこか野暮ったい印象を与えてしまいます。

逆に夏場であっても、スリットから見えるのが中途半端な丈の靴下だったり、生活感のあるスニーカーだったりすると、一気に所帯じみた雰囲気になります。スリットパンツは足元に視線を集めるアイテムだからこそ、そこから何を見せるかという計算ができていないと、センスがないと思われてしまうのです。

体型に合っていないパカッと開いたスリット

これは試着室では気づきにくい落とし穴ですが、サイズ選びを間違えるとスリットパンツは悲惨なことになります。

特にふくらはぎの筋肉がしっかりしている人や、むくみやすい人が細身のスリットパンツを履くと、生地が横に引っ張られてスリットがハの字にパカッと開いてしまいます。

本来であれば歩くたびにチラッと揺れるのが魅力なのに、常にスリットが全開になってふくらはぎが強調されている状態は、決して綺麗とは言えません。無理をして小さいサイズを履いているように見えたり、縫製が悪い服を着ているように見えたりするため、結果としてダサいと思われてしまうのです。

スリットパンツの評判・口コミ

では、実際にスリットパンツを購入した人たちはどのように感じているのでしょうか。ネット上のリアルな声を、良い面と悪い面の両方から整理してみました。

良い口コミ

  • ストレッチが効いている素材のものが多く、とにかく動きやすくて楽ちん
  • 前に入っているスリットのおかげで、目の錯覚により脚が長く細く見える
  • 足首が見えるので抜け感があり、重ためのスニーカーやブーツと合わせやすい
  • ウエストがゴムのタイプが多く、お腹周りの締め付けがないのでストレスがない
  • シンプルなTシャツに合わせるだけでも、普通のパンツよりデザイン性があっておしゃれに見える

悪い口コミ

  • 値段の割に生地が薄くて安っぽく、数回洗濯しただけでヨレヨレになってしまった
  • 縫製が雑で、スリット部分の糸がほつれてきたり、ゴムが出てきたりして見栄えが悪くなった
  • ホックを閉めると股の部分に変な縦シワが入ってしまい、恥ずかしくて外に履いていけない
  • ジャージ素材のようなものだと、どうしても部屋着感が抜けず、近所のコンビニくらいしか行けない
  • 座った時や風が吹いた時にスリットがめくれてしまい、露出が多くなりすぎて品がないと感じた

スリットパンツがおすすめな人

ダサいと言われるリスクはあるものの、条件さえ合えばスリットパンツはとても便利なアイテムです。次のような人には、自信を持っておすすめできます。

足元のコーディネートを楽しみたい人

スリットパンツの最大の魅力は、靴や靴下との組み合わせを楽しめることです。

お気に入りのショートブーツをチラ見せしたり、デザイン性のある靴下をアクセントにしたりと、足元のおしゃれにこだわりがある人には最適です。特にハイカットのスニーカーや、筒周りが細身のブーツを持っている人は、スリットパンツを合わせることで靴の良さを最大限に引き出すことができます。

脚のラインを補正して見せたい人

特にセンタースリット、前側に切れ込みがあるタイプは、脚長効果が抜群です。

縦のラインが強調されるため、O脚などの脚の形の悩みを隠しつつ、真っ直ぐな美脚に見せてくれます。身長が低くてパンツスタイルが苦手という人でも、スリットの効果でスラッとした印象を作ることができます。自分の体型に合ったシルエットを選べる人であれば、強力な味方になるでしょう。

流行よりも快適さを重視する人

最近のスリットパンツは、機能性の高い素材で作られたものが増えています。

ストレッチ性が高く、ウエストゴムで、なおかつ洗濯機で洗えるといった手入れが楽な商品は、忙しい人にとって魅力的です。最先端のトレンドを追うというよりは、日常着として楽で、かつ少しだけデザインが入っている服が欲しいという人にはぴったりです。

スリットパンツがおすすめできない人

一方で、次のようなタイプの人にはスリットパンツはあまりおすすめできません。購入してから後悔する可能性が高いでしょう。

安っぽい素材を見極めるのが苦手な人

先ほども触れたように、スリットパンツは素材選びを間違えると一発で部屋着に見えてしまいます。

ネット通販などで実物を見ずに、写真の雰囲気と安さだけで購入してしまう傾向がある人は危険です。届いてみたらペラペラだった、光沢が安っぽかったという失敗をしがちです。生地の厚みやハリ感をしっかりと見極められない場合は、避けたほうが無難です。

ふくらはぎの張りが気になる人

ふくらはぎが張っている人がスリットパンツ、特に細身のタイプを選ぶと、スリットが横に広がってしまいがちです。

こうなると脚が太く見えてしまい、本来の美脚効果が得られません。どうしても履きたい場合は、裾幅にゆとりのあるワイドタイプを選ぶ必要がありますが、サイズ選びは難しくなります。自分の脚の形を客観的に見て、パンツに負荷がかかりそうだと感じるなら、スリットなしのテーパードパンツなどを選ぶほうが綺麗に見えます。

フォーマルな場での着用を考えている人

スリットパンツは、そのデザイン上、どうしてもカジュアルな印象が強くなります。

オフィスカジュアルとしてOKな職場もありますが、基本的にはデザイン性が強く、少し遊び心のあるアイテムです。きちんとした印象を与えたい商談や、格式高い場には不向きです。場所や時間をわきまえた服装を求められる場面で活用したいと考えているなら、スリットパンツは避けるべきでしょう。

スリットパンツのおすすめポイント

ここまで厳しいことも書きましたが、それでもスリットパンツには捨てがたい魅力があります。改めてそのメリットを整理してみましょう。

圧倒的な美脚・脚長効果

やはり一番のメリットはこれに尽きます。

特にフロントスリットのデザインは、足の甲までパンツのラインが繋がって見えるため、物理的に脚が長く見えます。さらに、歩くたびに裾が揺れることで足首の細い部分が強調され、全体的に華奢な印象を与えることができます。体型カバーという点では、他のパンツにはない強みを持っています。

季節の変わり目にちょうどいい温度調節

意外と見落とされがちですが、スリットがあることで風通しが良くなります。

春先や秋口など、普通のパンツだと少し暑苦しいけれど、短パンを履くほどではないという微妙な時期に重宝します。肌が少し見えるだけで涼しげな印象になりますし、実際に風通しも良いため、快適に過ごすことができます。

シンプルなトップスでも様になる

Tシャツやスウェット、シンプルなニットなど、何の変哲もないトップスを合わせた時でも、ボトムスにスリットというデザインがあるだけで、手抜きコーデに見えません。

コーディネートを考えるのが面倒な時や、時間がない朝でも、とりあえずスリットパンツを履いておけば、それなりに気を使っている風に見せることができます。この手軽さは大きなポイントです。

スリットパンツのおすすめアイテム

最後に、もしこれからスリットパンツを選ぶなら、どのようなものが正解なのか、具体的な特徴を挙げておきます。ダサいと言われないための選び方のヒントにしてください。

センタープレスが入ったしっかり素材のパンツ

created by Rinker
Mila Owen(ミラオーウェン)
¥9,680 (2025/12/28 22:30:18時点 Amazon調べ-詳細)

一番の失敗要因である部屋着感をなくすためには、センタープレス、中央の折り目が入ったタイプが最強です。

さらに、生地に厚みとハリがあるものを選びましょう。スラックスのようなきちんとした生地感であれば、スリットが入っていてもだらしなく見えません。オフィスカジュアルにも対応できる清潔感があり、大人の女性でも安心して履くことができます。

スリットの深さが控えめなデザイン

スリットが深く入りすぎているものは、露出が多くなりすぎて品がなく見えたり、歩くたびに生地がバタついて邪魔になったりします。

くるぶしが見える程度の、控えめなスリットが入ったものがおすすめです。さりげないスリットであれば、流行り廃りに関係なく長く愛用できますし、靴下や靴とのバランスも取りやすくなります。

裾に向かって緩やかに広がるフレアシルエット

ピタピタのスキニータイプよりも、膝から下が少しだけ広がっているフレアシルエットや、全体的にゆとりのあるストレートシルエットのほうが、今の空気感に合っています。

体のラインを拾いすぎないため、ふくらはぎの張りでスリットが開いてしまう事故も防げます。リラックス感がありつつも、シルエットが綺麗なものを選ぶのが、脱ダサいの近道です。

まとめ

スリットパンツは決して終わったアイテムではありませんが、選び方と着こなし方を間違えるとダサいと思われてしまう難しいアイテムでもあります。

重要なのは、部屋着に見えないしっかりとした生地を選ぶこと、そして自分の体型に合ったサイズを選び、スリットが綺麗に落ちるシルエットを守ることです。

安易にトレンドだからと飛びつくのではなく、自分の持っている靴や普段のスタイルに合うかどうかを冷静に判断すれば、これほど脚を綺麗に見せてくれる頼もしいパンツはありません。周りの目は気にしつつも、最後は自分が鏡を見て素敵だと思えるかどうかが大切です。ぜひ、あなたにぴったりの一本を見つけてください。

created by Rinker
Mila Owen(ミラオーウェン)
¥9,680 (2025/12/28 22:30:18時点 Amazon調べ-詳細)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

目次