シアーシャツがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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涼しげで抜け感が出ると話題になり、今や定番アイテムとなりつつあるシアーシャツ。街中でもよく見かけますし、多くのアパレルブランドから発売されています。しかし、ネットで検索しようとすると「ダサい」「恥ずかしい」といったネガティブな言葉が出てきて、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか。

流行っているはずなのに、なぜダサいと言われてしまうのか。そこには明確な理由があります。

そこで本記事では、シアーシャツがダサいと言われる理由や、実際のリアルな口コミ、そしておすすめできる人・できない人を徹底的に解説します。「シアーシャツに挑戦したいけど、失敗したくない」「痛いおばさんだと思われたくない」と不安な人は、ぜひ参考にしてください。

目次

シアーシャツとは?

シアーシャツとは、その名の通り透け感(シアー)のある素材で作られたシャツのことです。オーガンジーやシフォン、ガーゼといった薄手の生地が使われていて、肌やインナーが透けて見えるのが最大の特徴です。

春夏は見た目にも涼しく、秋冬はニットやスウェットの下に重ね着してチラッと見せるなど、一年中使える万能アイテムとして浸透してきました。ただ着るだけで今っぽい雰囲気になれることから、幅広い世代で人気を集めています。

シアーシャツがダサいと言われている理由

では、なぜそんな人気アイテムがダサいと言われてしまうのでしょうか。SNSや口コミサイトなどの生の声を徹底的にリサーチしたところ、アイテムそのものが悪いのではなく、選び方や着こなし方に大きな落とし穴があることがわかりました。   

特にシアーシャツは肌が透けるという性質上、一歩間違えると清潔感を損なったり、品がなく見えたりするリスクが高いアイテムなんです。ここでは、シアーシャツがダサいと言われる具体的な理由を掘り下げていきます。

インナー選びを間違えて下着っぽく見えている

シアーシャツがダサい、あるいは恥ずかしいと言われる最大の理由は、インナーの選択ミスです。

透ける素材の下に、レースがたっぷりついたキャミソールや、ストラップが細すぎるものを着てしまうと、どうしてもランジェリー感が出てしまいます。これだとファッションとしての透け感ではなく、うっかり下着が見えてしまっているような生々しさを相手に与えてしまうんです。   

また、肌の色に近いベージュのインナーを着ると、遠目から見たときに裸のように見えてしまい、ギョッとされることもあります。これはいわゆる「おば見え」の原因にもなりやすく、非常に危険な組み合わせです。あくまでも見せてもいいインナーを選ぶことが、ダサいと言われないための第一歩になります[]。   

年齢に合わない過度な露出や若作り感

30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれて、肌の露出に対する世間の目は厳しくなります。大人の女性が、透け感の強すぎるペラペラのシャツを着て肌を露わにしていると、「痛い若作り」「頑張りすぎ」といったネガティブな印象を持たれがちです。

特に、二の腕や背中など、隠したい部分が丸見えになってしまうと、本人の意図とは裏腹に、見る人に「目のやり場に困る」という不快感を与えてしまうこともあります。男性からの意見としても、品のない透け感は「安っぽい」「遊んでいそう」と敬遠される傾向にあり、これがダサいという評価につながっています。   

素材が安っぽくてシワが目立つ

シアーシャツは薄い生地で作られているため、品質の差が如実に現れます。プチプラで安価なものを購入した場合、独特のテカテカした光沢があったり、縫製が雑だったりして、どうしても安っぽく見えてしまうことがあります。

さらに問題なのがシワです。薄いポリエステル素材などは洗濯するとシワになりやすく、アイロンをかけずに着ると清潔感がゼロになります。ヨレヨレの透けたシャツを着ている姿は、だらしない印象を与え、結果としてダサい認定されてしまうのです。

シアーシャツの評判・口コミ

実際にシアーシャツを購入した人や、街で見かけた人のリアルな評価はどうなのでしょうか。良い意見だけでなく、辛辣な悪い意見も包み隠さず紹介します。

良い口コミ

多くの人が、体型カバーや季節感を出すためにシアーシャツを重宝しているようです。特に、二の腕を出したくないけれど涼しく過ごしたいという層から高い支持を得ています。   

  • 二の腕を出したくない私にとって、五分袖のシアーシャツは神アイテム。程よく隠してくれるのに涼しくて夏場は大活躍しています
  • 普通のTシャツに羽織るだけで、なんとなくおしゃれな人に見えるから不思議。手抜きコーデが一気に今っぽくなるので助かっています
  • GUのシアーシャツを買ってみたけれど、適度なハリ感があって高見えします。数千円には見えないクオリティで驚きました
  • 黒のシアーシャツは大人っぽくてかっこいい。肌が見えすぎないから40代の私でも抵抗なく着られます
  • 冷房対策や日焼け対策として持ち歩くのに便利。薄くてかさばらないし、カーディガンよりおしゃれに見えるのがいいですね

悪い口コミ

一方で、扱いにくさや周囲の視線を気にする声も少なくありません。特に洗濯やインナー選びの難しさがネックになっているようです。

  • 届いた瞬間にシワだらけで驚きました。洗濯するたびにアイロンをかけるのが面倒で、結局あまり着ていません
  • インナーに何を着ればいいのかわからなくて、結局タンスの肥やしになっています。モデルさんのようにおしゃれに着こなせません
  • 安物を買ったら生地がペラペラすぎて、なんだか安っぽいカフェカーテンみたいでした。大人が着るならそれなりの値段を出さないとダメですね
  • 電車でおばさんが透け透けのシャツを着ているのを見て、自分もあんな風に見えていないか不安になりました
  • 彼氏にデートで着ていったら、下着が見えてるみたいで恥ずかしいからやめてと言われてショックでした

シアーシャツがおすすめな人

シアーシャツは特徴的なアイテムなので、似合う人や活用できる人には明確な傾向があります。自分のライフスタイルや好みに合っているか確認してみてください。

レイヤード(重ね着)を楽しみたい人

ファッションにおいて、重ね着は奥行きを出すための重要なテクニックです。シアーシャツは、単体で着るというよりは、何かと組み合わせることで真価を発揮します。

例えば、キャミソールの上に羽織るのはもちろん、ジャケットの中に着て抜け感を出したり、冬場にニットの下に着て首元から少し見せたりと、コーディネートの幅を広げたい人には最適です。手持ちの服の印象を少し変えたいときに、スパイスとして取り入れるのが上手な使い方です[]。   

骨格ウェーブタイプの人

骨格診断の観点から言うと、シアーシャツは「骨格ウェーブ」タイプの人に特におすすめです。ウェーブタイプの人は肌質が柔らかく、上半身が華奢な傾向があるため、シフォンやポリエステルといった柔らかくてとろみのある素材が非常によく馴染みます。   

ふんわりとしたパフスリーブや、首元が詰まったデザインのものを選べば、寂しくなりがちな上半身を華やかに見せてくれるでしょう。自分の体型を活かしてスタイルアップしたいなら、ぜひ取り入れてほしいアイテムです。   

肌を隠しつつ涼しさをキープしたい人

夏場、ノースリーブや半袖で腕を出すのには抵抗があるけれど、長袖のカーディガンやシャツでは暑すぎる。そんな悩みを抱えている人には救世主のようなアイテムです。

物理的に布が一枚あることで直射日光を防ぎつつ、風通しが良いので涼しく過ごせます。また、適度な透け感のおかげで長袖でも重たく見えず、見た目の清涼感もキープできます。「隠したいけど暑いのは嫌」というわがままを叶えてくれる実用的な服と言えます。   

シアーシャツがおすすめできない人

逆に、以下のようなタイプの人には、シアーシャツは扱いづらく、ダサいと思われるリスクが高まるかもしれません。

インナーについて考えるのが面倒な人

前述した通り、シアーシャツの成否はインナーで決まります。「今日はこれを着よう」と思ったときに、わざわざそれに合う見せてもいいインナーを探し、色合わせを考え、下着の紐が見えないかチェックする。そういった手間を面倒だと感じる人にはおすすめできません。

適当なキャミソールや、ヨレたタンクトップを合わせてしまうと、一瞬で「生活感のある残念な人」になってしまいます。一枚でコーデが完結する服を好む人にとっては、ストレスの原因になるでしょう。   

骨格ストレートタイプで着痩せを狙いたい人

骨格ストレートタイプの人は、体に厚みがあり、筋肉のハリを感じさせる質感を持っています。そのため、柔らかくて薄いシアー素材を体に沿わせて着ると、肉感を拾ってしまい、ムチムチとした印象を与えてしまうことがあります。   

特にドロップショルダーやオーバーサイズのものを着ると、上半身が大きく見えて着太りする原因になります。もし着るなら、ハリのある素材を選んだり、Iラインを意識したりと工夫が必要になるため、何も考えずに着ると事故につながりやすいタイプと言えます。   

ガサツに洗濯してそのまま着たい人

シアーシャツは繊細です。洗濯機でガラガラ洗って、干してそのまま着る、というわけにはいきません。ネットに入れたり、手洗いモードにしたりと気を使う必要がありますし、乾いた後のシワ取りも必須です。

服のケアに時間をかけたくない人や、アイロンがけが嫌いな人にとっては、メンテナンスの手間がかかりすぎるアイテムです。シワシワのまま着てダサいと言われるくらいなら、最初から手を出さない方が無難かもしれません。

シアーシャツのおすすめポイント

ここまで厳しいことも書きましたが、正しく選べばシアーシャツは非常に優秀なアイテムです。ダサいと言われないための、このアイテムならではのメリットを紹介します。

一年中着回せるコストパフォーマンスの良さ

「夏だけの服」と思われがちですが、実はオールシーズン使えるのがシアーシャツのすごいところです。

春や秋はジャケットやトレンチコートのインナーとして、夏は冷房対策の羽織りとして、そして冬は厚手のニットやスウェットの下に仕込んで、袖や裾からチラ見せするレイヤードアイテムとして活躍します。一枚持っておけば一年中使えるので、実はコストパフォーマンスが非常に高いんです。   

大人の肌見せを上品に演出できる

年齢を重ねると、素肌を露出することに抵抗が出てきますが、シアーシャツなら「透け感」というフィルターを通すことで、嫌らしくない健康的な肌見せが可能になります。

特に黒やネイビー、ダークブラウンなどの濃い色を選ぶと、肌とのコントラストが弱まり、シックで知的な印象になります。大人の女性が持つ色気を上品に引き出してくれるのは、他のアイテムにはないシアーシャツだけの特権です。   

体型カバーとおしゃれの両立

「隠している感」を出さずに体型カバーができるのも大きな魅力です。普通の綿のシャツで二の腕やお腹周りを隠そうとすると、どうしても重たく野暮ったくなりがちです。

しかしシアーシャツなら、透けているおかげで視覚的な軽さが生まれます。二の腕や背中の肉感を物理的にカバーしつつ、「あえて透けさせているおしゃれな人」という演出ができるので、体型にコンプレックスがある人こそ味方につけるべきアイテムなんです。   

シアーシャツのおすすめアイテム

最後に、ダサいと言われず、初心者でも失敗しにくいおすすめのシアーシャツの特徴を紹介します。

ハリ感のある素材と五分袖

ペラペラで柔らかすぎる素材は肉感を拾いやすく安っぽく見えます。そこでおすすめなのが、オーガンジーなどの少し硬めで「ハリ感」のある素材です。

生地が体から浮くのでシルエットがきれいに保たれ、高見えします。また、袖丈は長袖よりも五分袖や七分袖を選ぶと、手首などの細い部分が見えて華奢見え効果がアップします。二の腕もしっかり隠れるので、大人世代には特におすすめです。   

バンドカラーですっきり大人っぽく

襟付きのシャツも良いですが、襟元が詰まったバンドカラー(立ち襟)のデザインは、より今っぽく洗練された印象になります。

首元が詰まっていることで「きちんと感」が出るため、透け感があってもだらしなく見えません。ボタンを上まで留めて着ればモードな雰囲気に、少し開ければ抜け感が出るので、着こなしのバリエーションも豊富です。   

ダークカラー(黒・ネイビー・チャコール)

初心者がまず買うなら、絶対にダークカラーがおすすめです。白やベージュなどの淡い色は、インナーが透けすぎて調整が難しく、膨張して太って見えるリスクもあります。

その点、黒やネイビー、チャコールグレーなどの締め色は、インナーの透け方がマイルドで、体が引き締まって見えます。インナーに同色の黒のタンクトップを合わせれば、アンサンブルのように見えて失敗がありません。迷ったらまずは濃い色から始めてみてください。   

まとめ

シアーシャツがダサいと言われるのは、アイテム自体が悪いのではなく、「インナー選び」「素材の安っぽさ」「年齢に合わない露出」などが原因であることがわかりました。

逆に言えば、ハリのある素材を選び、見せてもいいインナーを合わせ、自分の骨格や雰囲気に合った色を選べば、これほど便利でおしゃれなアイテムはありません。

「ダサい」という評判を気にして避けるのではなく、ポイントを押さえて賢く取り入れることで、周りと差がつく洗練されたスタイルを楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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