女優・仲里依紗さんがプロデュースするファッションブランド「アールイードット(RE.)」 。
カラフルでポップなデザインが、仲さんのYouTubeやSNSで見せる姿そのままに人気です 。
でも、ネットでは「ダサい」「派手すぎる」という声も。中には「時代遅れ」なんて厳しい意見もあります。
この記事では、アールイードットがなぜ「ダサい」と言われるのか、その理由をSNSなどから探ります。
さらに、実際の評判をまとめ、どんな人におすすめで、どんな人には合わないのかを解説します。
RE.の服が欲しいけど、周りの目が気になる…と不安な人は、ぜひ参考にしてください。
アールイードット(RE.)とは?
アールイードット(RE.)は、俳優の仲里依紗さんが手掛けるアパレルブランドです 。
ブランドコンセプトは、英語の「re(再び、新たに)」から来ています 。
流行が巡ることや、親から子へ家族が受け継がれていくこと。そんな意味が込められているそうです 。
この「家族」というテーマがデザインの核です。
RE.は仲さんの家族全員で運営に関わっていると公言されています 。
特に有名なのが、息子さん(通称トカゲくん)が描くイラスト。ブランドのアイコンとして多くの服に使われています 。
仲里依紗さん自身の生き方や家族愛をそのままデザインに落とし込んでいるのが、RE.の最大の特徴です。
Tシャツ、スウェット、パンツ、バッグなどアイテムは幅広く 、多くが発売と同時に完売するほどの人気を集めています 。
アールイードット(RE.)がダサいと言われている理由
即完売するほどの人気なのに、なぜ「ダサい」と言われてしまうのでしょうか。
SNSなどの声を深掘りすると、理由はRE.の「強すぎる個性」にあるようです。
仲里依紗さんの個性が強すぎる「ファンアイテム感」
RE.がダサい、または恥ずかしいと言われる一番の理由は、ブランドの成り立ちにあります。
RE.の服は、仲里依紗さん自身のファッションセンスや生き方をそのまま反映したものです 。
そのため、RE.の服を着ることは「私は仲里依紗のファンです」と公言しているように見えてしまう、という意見があります。
SNSでも「仲さんは好きだけど、服は別」「街で着るのは勇気がいる」といった声が見られます。
この「ファンアイテム感」が、純粋にファッションとして服を選びたい人にとっては抵抗になるようです。
仲里依紗さん本人が着るからこそ成立するスタイルで、ファンではない人が着ると「あの人のファンなのかな」という視線が気になってしまう。
これが「ダサい」「恥ずかしい」と感じる原因のようです。
原色・タイダイ・総柄が生む「派手さ」と「子供っぽさ」
RE.のデザインは、日本の主流であるシンプルやアースカラーのトレンドとは正反対です。
コンセプト通り、カラフルでポップなデザインが中心 。
ファイヤータイダイロンT、ピンクのカモフラパンツ、総柄リュックなど、とにかく主張の強いアイテムが揃っています 。
このデザインは、一歩間違えると子供服のように見えてしまう危険性があります。
SNSでも「派手すぎて着こなせない」「大人が着るには子供っぽい」という意見は多いです。
仲里依紗さん本人が、キャラクターと完璧にマッチしたメイクやヘアで着るからこそ「おしゃれ」に見えるスタイル。
一般の人が日常で着ると、服だけが浮いてしまい「悪目立ちしている」「若作り感が痛い」と思われかねません。
特にタイダイ柄 やショッキングピンクなどの原色は、トレンドに敏感な人から「少し時代遅れかも」と見られることも、「ダサい」評価につながっています。
「トカゲくん」のイラストが受け入れ難い
ブランドの核でもある、仲さんの息子さん「トカゲくん」が描いたイラスト 。これが評価を二分しています。
ファンにとっては、家族愛の象徴 で「可愛い」と大人気です。
しかし、ブランドの背景を知らない人や、純粋なデザインとして服を見る人からは、子供のラクガキに見えてしまうことも。
この「手作り感」が、高額な商品と組み合わさった時に違和感を生みます。
例えば「トカゲくん BIG タートルニット」は19,580円 。
プロではない子供の絵がプリントされた服に2万円近く払うことに、「安っぽい」「素人くさい」と感じる人がいます。
大人が着る服のデザインとしては稚拙だ、という厳しい目が「ダサい」という評価につながる大きな原因です。
価格設定とデザインのアンバランス
RE.がダサいと言われる最後の理由は、価格です。
デザインはカジュアルですが、Tシャツが約8,800円〜11,880円、スウェット類は2万円近いものもあります 。
これは一般的なカジュアルブランドではなく、デザイナーズブランドにも手が届く価格帯です。
しかし、デザインは派手なグラフィックや子供のイラストなど、視覚的には「手作り感」や「チープさ」を感じさせるものも。
この「価格の高さ」と「デザインの見た目」が釣り合っていないと感じる人が、「価格に見合っていない」「安っぽい」という批判をします。
「このTシャツが1万円?」と冷静に見てしまうと、「(値段の割に)ダサい」という結論になりがちです。
購入者の一部からは「縫製は思ってた以上にラフ」 という声もあり、品質面でも価格とのアンバランスを感じる人がいるようです。
アールイードット(RE.)の評判・口コミ
SNSなどで見られる、RE.のリアルな声を集めました。良い・悪いの評価がはっきり分かれています。
良い口コミ
- RE.の服は着るだけで気分が上がる。仲里依紗ちゃんみたいにポジティブになれる。
- トカゲくんのイラストがとにかく可愛い。家族のストーリーごと好き。
- タイダイスウェット は、オーバーサイズだけど形がキレイでだらしなく見えない。
- デザインが派手だから、絶対に他人と被らないのがいい。
- 「美脚ストレッチフレアパンツ」 は本当に足が綺麗に見える。ちゃんと機能性も考えてる。
- 即完売のアイテム をゲットした時の満足感がすごい。
- 色使いが天才。ここまで振り切った色の服は他にはない。
悪い口コミ
- 正直、値段が高すぎる。Tシャツ1枚に1万円 は、ファン価格としても高すぎる。
- 仲里依紗は好きだけど、服は別。ファン以外が着てたら普通にダサいと思う。
- トカゲくんの絵は可愛いけど、服として着たいかは別。子供っぽすぎて恥ずかしい。
- デザインのクセが強すぎて、着ていく場所がない。結局タンスの肥やしになってる。
- 値段の割に縫製や生地感が普通 。もっと良い素材を使ってほしい。
- 完全に「ファンアイテム」。ファッション好きが買うブランドじゃない。
- 数年後には着られなくなりそう。「時代遅れ」になるのが早いデザイン。
アールイードット(RE.)がおすすめな人
賛否両論のRE.ですが、特性を理解すれば、これ以上ないほどハマるブランドでもあります。
仲里依紗さんの生き方やファッションに共感する人
RE.は「服の形をした仲里依紗さんの生き方」です。
彼女のYouTubeを見て元気をもらい 、家族観に憧れ 、彼女のファッションを心から「最高」と思える人。
このブランドの「ファンアイテム」という部分をポジティブに捉えられる人なら、価格やデザインを超えた価値があります。
「これを着れば元気になれる」という高揚感を求めている人にぴったりです。
他人と被らない、主役級のアイテムが欲しい人
シンプルな服や、流行りの服に飽き飽きしている人。
「無難」や「量産型」と言われるのが嫌で、服に「自分らしさ」を求める人。
RE.のアイテムは、その強烈なデザインで着る人を主役にします 。
周りの視線を気にせず、自分の「好き」を貫ける人におすすめです。
ファッションに「楽しさ」を最優先する人
服を「着回し」や「TPO」ではなく、純粋に「着て楽しいか」で選ぶ人。
RE.のカラフルなデザイン は、まさに「着て元気になる服」です。
自分の機嫌を自分で取るための「戦闘服」としてファッションを捉えている人には、最強のパートナーになります。
アールイードット(RE.)がおすすめできない人
逆に、RE.の個性が弱点になってしまう人もいます。買ってから後悔しないよう、チェックしてみてください。
シンプルでベーシックな服装を好む人
ワードローブの基本が、無地やアースカラー、ベーシックなデザインの人。
RE.の服は「調和」ではなく「主張」するデザインなので、手持ちのシンプルな服と合わせるのが非常に難しいです。
コーディネートから浮いてしまい、全体がチグハグで「野暮ったい」印象になる可能性が高いでしょう。
「芸能人ブランド」に抵抗がある人
服のデザインは良くても、「それ、仲里依紗のブランドでしょ?」と周りに思われることに心理的な抵抗を感じる人。
たとえパンツの形 が気に入ったとしても、その背景が気になってしまいます。
ファッションに「どこのブランドか」ということより、純粋なデザイン性を求める人には不向きです。
着回しやすさやトレンド感を重視する人
RE.のアイテムは、デザインが強烈な「一点物」がほとんどです 。
そのため、他の服と「着回す」ことを考えると、コストパフォーマンスは悪くなりがち。
また、そのデザインは一般的な「流行」ではなく「仲里依紗さん個人のブーム」に基づいています。
数年後に冷静になった時、「なんであんな派手な服を買ったんだろう」と「時代遅れ」に感じるリスクは、ベーシックな服より高いです。
アールイードット(RE.)のおすすめポイント
「ダサい」という評価とは別に、RE.が持つ確かな魅力と、熱狂的なファンを生む価値を3つのポイントで解説します。
「家族愛」が詰まったデザインの背景
トカゲくんのイラスト は、単なるデザインではありません。
「家族全員でブランドを作る」 という、仲さんの一貫したコンセプトの表れです。
息子の才能を信じる母親の愛情と、家族で新しいことに挑戦する姿勢が込められています。
大量生産の服があふれる中で、これほど作り手の「顔」と「温かみ」が見えるブランドは珍しいです。
気分を強制的に上げてくれる色使い
RE.の服は、色が持つ力を最大限に活用しています 。
仲さん自身がYouTubeで「味変中」 と語るように、ファッションは楽しむためのもの。
RE.のビビッドな色とエネルギッシュなデザインは、着る日の気分が沈んでいても、強制的に気分を引き上げてくれます。
ファッションを「自分を励ますための道具」と捉える人にとって、これほど頼もしい服はありません。
即完売の「希少性」と「所有欲」
RE.のアイテムは、ECサイトで即完売 、在庫切れ が当たり前の状態です。
ポップアップショップも期間限定 で、なかなか手に入りません。
市場では「欲しくても買えない」ほどの人気があるという事実が、その希少性を高めています。
この「入手困難なアイテムを手に入れた」という所有欲と満足感は、ファンにとって大きな魅力となっています。
アールイードット(RE.)のおすすめアイテム
RE.の世界観を体現し、特に人気が高く、また賛否の的にもなっているアイテムを3つ紹介します。
トカゲくんBIGタートルニット
RE.を象徴するアイテムです。
息子さん「トカゲくん」のイラストを、服の前面に大胆に編み込んでいます。
「家族愛」という魅力と、「子供っぽい」という批判の両方を内包した、ブランドの試金石とも言える一着。
オーバーサイズのゆったりしたシルエットで、デザインのインパクトは絶大です。
タイダイドルマンスリーブスウェット
価格は14,080円 。ECサイトで即完売し、ポップアップで再販されるほどの人気アイテムです 。
RE.が得意とするタイダイ染めを、ゆったりとしたドルマンスリーブのシルエットに落とし込んでいます。
「派手」でありながら、そのルーズな形が今のストリートファッションにも合わせやすく、RE.の中では比較的着こなしやすいと人気です。
とはいえ、タイダイ柄自体が流行に左右されやすいため、注意も必要です。
美脚ストレッチフレアパンツ
価格は10,780円 。派手なトップスに目が行きがちですが、このパンツは「機能性」で評価されています。
その名の通り、ストレッチ素材とフレアシルエットが、スタイルを良く見せると好評です。
トカゲくんのイラストや派手な柄に抵抗がある人でも、RE.の「形の良いパンツ」として取り入れやすい隠れた名作です。
まとめ
アールイードット(RE.)が「ダサい」と言われる理由は、その強烈な個性にありました。
仲里依紗さんと家族の個性をそのまま反映したデザイン は、「ファンアイテム感」や「子供っぽさ」を感じさせることがあります。
また、そのデザインに対して価格が高め なことも、「安っぽい」という印象につながる一因です。
しかし、これらはあくまで「無難」や「シンプル」を基準に見た時の評価です。
RE.は、他人と被ることを嫌い、服に「楽しさ」や「自分らしさ」を求める人にとっては、最高のブランドと言えます。
周りの評価に合わせるなら、RE.は「ダサい」かもしれません。
でも、あなた自身の気分を上げるために着るなら、RE.は最も「センスの良い」選択になるはずです。
この記事の理由や評判を参考に、ご自身のスタイルと照らし合わせてみてください。
