おしゃれのために買ったはずのブレスレット、いざつけてみたらサイズが合わなくてぶかぶか…なんて経験はありませんか? せっかくのお気に入りのアイテムも、サイズ感ひとつで「ダサい」と思われてしまったらもったいないですよね。 そこで本記事では、ぶかぶかのブレスレットがダサいと言われる理由と、おすすめできる人・できない人を解説します。「このブレスレット、もしかして変?」と不安な人はぜひ参考にしてください。
ぶかぶかのブレスレットとは?
単純に自分の手首のサイズに対して、円周が大きすぎるブレスレットのことです。 一般的に、手首とブレスレットの間に指が1本入るくらいがジャストサイズと言われていますが、それ以上に隙間が空いてしまっている状態を指します。 手を下に下ろした時に手の甲までズルズルと落ちてきたり、パソコン作業をしている時にキーボードにガンガン当たったりしてしまうなら、それは「ぶかぶか」の状態と言えるでしょう。
ぶかぶかのブレスレットがダサいと言われている理由
なぜサイズが合っていないだけで、ここまで「ダサい」と言われてしまうのでしょうか。 SNSやネット上の声をリサーチしてみると、単に「大きい」という見た目だけでなく、そこから連想されるネガティブなイメージが原因のようです。
だらしない・身だしなみに気を使っていないと思われる
一番厳しい意見として多かったのがこれです。 サイズが合っていないものをそのままつけていることに対して、「細かいことは気にしない人」「身だしなみに無頓着」という印象を持たれてしまいます。 特に大人のファッションでは、自分に合ったジャストサイズを身につけることが清潔感や品の良さに直結します。ここが疎かになると、どんなに高価なブランド物でも「だらしない」と評価されてしまうんです。
「借り物」感が強く、安っぽく見える
自分の手首に合わせて調整されていないアクセサリーは、まるで親のものを勝手に借りてきた子供のような「着せられている感」が出てしまいます。 本来、ジュエリーやアクセサリーは自分の体に合わせて調整して楽しむもの。ぶかぶかの状態は「調整する手間やお金を惜しんだ」ように見えたり、量産品の安物をそのままつけているように見えたりして、結果的にアイテム自体が安っぽく見えてしまうのが残念なポイントです。
カチャカチャと音がうるさくて迷惑
これは見た目以前に、マナーの問題でもあります。 サイズが大きすぎると、手首でブレスレットが暴れてしまい、デスクや食器などに当たって「カチャカチャ」「カンカン」と音を立ててしまいます。 静かなオフィスやカフェなどでこれをやってしまうと、周囲からは「配慮ができない人」「空気が読めない人」というレッテルを貼られてしまいかねません。 「音のダサさ」は、意外と自分では気づきにくいので注意が必要です。
ぶかぶかのブレスレットの評判・口コミ
実際に世間の人たちは、他人のぶかぶかのブレスレットを見てどう思っているのでしょうか。 SNSやネット上のリアルな声をまとめてみました。
良い口コミ
- 華奢なバングルなどは、あえて少し大きめにつけることで、対比効果で手首が細く見える
- ゆったりとしたニットや長袖の上からつけるなら、大きめサイズがちょうどいいアクセントになる
- チャームがたくさんついたブレスレットは、動きがあったほうが可愛いし、ジャラジャラ感を楽しめる
- エスニックやボヘミアンなファッションには、ゆるめの重ね付けが雰囲気が出て似合う
- 締め付け感がなくて楽
悪い口コミ
- 手が動くたびにジャラジャラして邪魔だし、見ているほうも気になって仕方がない
- 仕事中にキーボードに当たる音が不快で、ビジネスシーンでは非常識だと感じる
- 手首から抜け落ちそうになっているのを見ると、だらしない印象しか受けない
- 重ね付けで全部ぶかぶかだと、成金趣味っぽくて品がない
- トイレで手を洗う時にブレスレットが濡れてしまいそうで、見ていて不潔に感じる
ぶかぶかのブレスレットがおすすめな人
「ダサい」と言われがちなぶかぶかブレスレットですが、スタイルや目的によってはアリな場合もあります。
手首を華奢に見せたい人
視覚効果の話になりますが、大きめのバングルなどが手首で遊んでいると、その対比で手首自体が細く見えることがあります。 骨格がしっかりしている人が、あえて少しゆとりのあるサイズや、幅のあるバングルを選ぶのはテクニックとして有効です。ただし、あまりに大きすぎると「やらされている感」が出るので加減が重要です。
カジュアル・ボヘミアンスタイルが好きな人
きっちりとしたスーツスタイルではなく、リゾート感のあるワンピースや、古着などのカジュアルな服装なら、ゆるっとしたサイズ感も「抜け感」としてポジティブに捉えられます。 特に夏場のラフなスタイルには、少しルーズなアクセサリーが似合います。
重ね付けを楽しめる人
サイズが大きくて回ってしまうブレスレットも、腕時計や他のフィットするブレスレットと「重ね付け」をして挟み込むことで、動きを固定することができます。 こうしたスタイリングの工夫ができる人なら、多少サイズが大きくてもおしゃれに消化できるでしょう。
ぶかぶかのブレスレットがおすすめできない人
逆に、絶対に避けたほうがいいのはこんな人です。
デスクワーク中心のビジネスマン・OL
パソコン作業が多い人にとって、手首で暴れるブレスレットは百害あって一利なしです。 キーボードに当たる音は周囲への騒音になりますし、ブレスレット自体も傷だらけになってしまいます。仕事中は外すか、邪魔にならないジャストサイズのものを選びましょう。
きれいめ・コンサバファッションの人
清潔感や「きちんとした印象」が求められるファッションにおいて、ルーズなサイズ感はノイズでしかありません。 特にスーツやオフィスカジュアルにぶかぶかのブレスレットを合わせると、「だらしない」という印象が際立ってしまいます。ここではジャストサイズが鉄則です。
ジュエリーを大切に長く使いたい人
サイズが合っていないと、あちこちにぶつけて傷がついたり、最悪の場合は知らぬ間に抜け落ちて紛失してしまったりするリスクが高まります。 大切なものを長く使いたいなら、サイズ直しをするのが一番の愛情です。
ぶかぶかのブレスレットのおすすめポイント
ここでは、ネガティブな面ばかりではなく、「適度なゆとり」があることのメリットについても少し触れておきます。
動きが出てエレガントに見えることも
ピッタリとしすぎているよりも、適度なゆとり(指1本〜1.5本分)があれば、手の動きに合わせてブレスレットがしなやかに揺れ、エレガントな印象を与えることができます。 特にダイヤモンドなどの石がついたチェーンタイプは、肌に張り付いているよりも少し動きがあったほうが、光を受けてキラキラと輝きが増します。
締め付け感がなくストレスフリー
ピッタリしすぎていると、夕方のむくみなどでキツく感じたり、金具の跡がついたりすることがあります。 適度なゆるさがあれば、一日中つけていても圧迫感がなく、ストレスフリーで過ごせます。
服の上から着用できる
サイズに余裕があれば、冬場にニットやカットソーの袖の上からブレスレットをつける「オン・ザ・スリーブ」というテクニックが使えます。 これなら肌に直接つけるには大きすぎたブレスレットも、ちょうどいいサイズ感で楽しむことができます。
ぶかぶかのブレスレットのおすすめアイテム
「サイズ選びに失敗したくない」「手首のサイズが変わるかも」という人におすすめの、調整しやすいアイテムを紹介します。
アジャスター付きチェーンブレスレット
留め具の位置を自由に変えられる「スライドアジャスター」などがついたタイプなら、その日の気分や服装に合わせてミリ単位でサイズを調整できます。 これなら通販で購入しても「ぶかぶかすぎてダサい」という事態を確実に防げますし、プレゼントにも最適です。
C型(オープン)バングル
完全に輪っかになっているタイプではなく、手首を通す部分が開いているC型のバングルなら、多少のサイズ調整が可能です。 金属の特性を利用して、自分の手首にフィットするように軽く力を加えて幅を縮めることができるので(やりすぎは破損の原因になるので注意)、初心者さんにもおすすめです。
後付けのサイズ調整パーツ
すでにお持ちのぶかぶかなブレスレットがあるなら、100均やネットで買える「ストッパー」や「アジャスター」を活用するのも手です。 チェーンのコマに引っ掛けて長さを短くしたり、シリコン製のストッパーで動きを止めたりと、便利なグッズがたくさん出ています。大切なアクセサリーを諦める前に、こうしたアイテムで復活させてみてください。
まとめ
ぶかぶかのブレスレットがダサいと言われる主な理由は、「だらしなく見える」「音がうるさい」「安っぽい」という点にありました。 ただ、絶対にNGというわけではなく、ファッションのジャンルや「あえて」の計算があれば、おしゃれに見せることも可能です。 大切なのは、自分の手首のサイズを知り、TPOに合わせたフィット感を選ぶことですね。 手持ちのブレスレットが大きすぎる場合は、重ね付けで固定したり、調整グッズを使ったりして、賢く楽しんでください。


