自社工房を立ち上げ、1つ1つデザインを追求し、丁寧に仕立てられているマザーハウス。
しかし、「マザーハウスはダサい」という人も存在します。
そこでこの記事では、マザーハウスがダサいと言われている理由と評判・口コミ、おすすめできる人・できない人について徹底解説します。
マザーハウス とは?
マザーハウスは、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を元に、2006年にバングラデシュからスタートしました。
現地の素材を活かし、現地の職人と共に自社工場でものづくりをしています。
自社工場のマトリゴールでは、現地特有のレザーや麻(ジュート)の素材を用いた、バッグやペンケース、財布などの革小物を生産しています。
2009年には、自然豊かなネパールにて繭を煮出して取れるロウシルクやカシミヤ、リネン、ウールなどの天然素材からストールが作られるようになりました。
2015年、インドネシアの古都ジョグジャカルタでは、伝統技術によって発達した線細工を職人と共に”金”で作ることに挑戦し、金の配合から全て独自で開発されました。1.00ミリ以下の金線から、繊細なジュエリーを作り上げています。
2016年には、スリランカで古来より採掘されてきたカラーストーンの魅力を、最大限に引き出すカットを現地の熟練の職人が施すようになりました。
独立の父ガンジーが経済的自由を勝ち取るために広めた繊細で軽やかな生地”カディ”は、手仕事で糸を紡ぎ縦糸と横糸を均一の力で織った生地を独自の色彩豊かな色で染められます。
自社工房を立ち上げ、1つ1つデザインを追求し、丁寧に仕立てられています。
現在では国内外合わせて37店舗あり、修理対応やケアサービス、普段のお手入れ方法の相談などのサポートが受けられます。
マザーハウスがダサいと言われている理由
商品よりも企業理念が先走っている
マザーハウスがダサいと感じている人の意見によると、商品よりも企業理念が先走っている印象を受けられるようです。
また、「ドヤ顔で購入している人がいると、ダサいと思う」という意見もあります。
デザインが落ち着いていて若者向けではない
素材やデザインが落ち着いている物が多いため、年齢層がやや高めで、若者が持つには少し地味な印象を見受けられます。
ナチュラルで無難なコーデが好きな人や、落ち着いた雰囲気の人には良く似合いますが、定番の物や流行り物が好きな人受けはあまり良くないです。
コーデによってはダサく見える
スポーティーなコーデや、ラフすぎるコーデに合わせてしまうと、アイテムが浮いてダサく見えてしまいます。
また、肩掛けや斜め掛けなどカジュアルなコーデは、学生さんに間違われてしまうことがあります。大人が身に付ける時には、ダサく見えないようなコーデにする工夫が必要です。
マザーハウスの評判・口コミ
良い口コミ
悪い口コミ
マザーハウスがおすすめな人
落ち着いた雰囲気の人
マザーハウスは、シンプルで質の良いデザインのバッグが多いため、落ち着いた雰囲気の人にはピッタリのブランドです。ブランド物によくある主張の強いロゴやデザインは限りなく少ないので、良質なブランド物をさりげなく身に付けることができます。
また、好きなコーデが、ナチュラル系や大人っぽく上品な人にも、センスが良く見えるためおすすめです。
物を丁寧に扱える人
マザーハウスに使われている製品の主な素材は、アンティークなレザー素材や天然のレザー、ジュエリー、ストール、ガーゼなどといった天然素材を活かされた物が多く、丈夫ですがややデリケートな部分があります。
雑に扱えば、気づいたときには汚れが取れなかったり、パーツを破損させてしまうことになってしまいます。
しかし、マザーハウスの店舗では、修理やケアサービス、普段のお手入れ方法の相談などといったアフターサービスを受けることができます。長く大切に物を愛用したい人に、ぜひおすすめのブランドです。
職人や途上国を支援したい人
マザーハウスは、バングラデシュから始まり、ネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマーの6つの途上国にて、その国に合った素材、生産方法を最大限に尊重したモノ作りをされています。
各国における職人の技術と途上国での素材開発から、4か国に渡る先進国のお客様にお届けするまでを一貫しておこなっており、職人や途上国を支援したいという人に向いています。
マザーハウスがおすすめできない人
デザインが好みでない人
マザーハウスのブランドはシンプルな物が多いため、フェミニンなタイプやスポーティーなタイプなどが好みの人には向かないでしょう。
また、落ち着いていて女性的なデザインの印象を受けるため、男性らしいデザインが好みの人にはしっくりこないかもしれません。
物の扱いが雑な人
マザーハウスの製品は、色落ちや色写りのしやすいレザーや、繊細なジュエリー、ストール、ガーゼなどといった自然の素材が使われている物が多いです。そのため物のお手入れができない人や、物を雑に扱う人が持つと、汚したり傷つけたりして劣化が早くすすんでしまいます。
まめにお手入れができて物を丁寧に扱える人でなければ、せっかく職人が作った最高の物でも持て余してしまうでしょう。
流行を追う人
流行りの物が好きな人にとっては、流行りが過ぎ去ってしまうと途端に使わなくなってしまうこともあると思います。
マザーハウスのブランドは、長年使い込むことで味の出る風合いの鞄や、小物、ジュエリーにもメンテナンス・修理のアフターサービスがしっかり付いています。そのため、流行を追いかける人や、人と同じものを持っていたいという人には、あまりおすすめできません。
マザーハウスのおすすめポイント
職人の品質が味わえる
マザーハウスでは、各途上国による「個性的な輝きを放つ素材」と、「誇りある職人の技術」、そして「多様性あふれる固有の文化」を尊重しています。「良いモノづくり」のために、職人の伝統技術や現地ならではの素材を活かし、個性あふれる美しさを追求されています。
大量生産にはない人の温もりや想いが感じられるのは、マザーハウスならではの魅力です。
上品に着こなせる
アンティークなレザーや、天然レザーのバッグ・小物を身に付けることで、コーデの格が上がり上品な着こなしに見せてくれます。
シンプルすぎて何か足りないという時に、マザーハウスの上質なアイテムを取り入れることによって、おしゃれな人という印象が与えられますよ。
途上国と先進国のコミュニティを支援できる
マザーハウスでは、自然災害で被害を受けた方々や社会的に弱い立場にある子供たちなど、ビジネスでは届かない領域の支援も行われています。
そのような方々への支援は、お買い物をすることでたまるポイントカード「ソーシャルポイントカード」の資金によって行われています。
社会貢献や慈善事業に興味がある方は、お買い物をすることによって間接的に、困っている人の役に立つことができますよ。
マザーハウスのおすすめアイテム・モデル
アンティーク スクエア バックパック
「アンティーク スクエア バックパック」は、ビジネス用のバッグパックで、マザーハウスの中では代表的なバックパックの1つです。
アンティーク加工された味のあるレザーのデザインが特徴で、デザイン性に優れています。
また、某有名スーツショップの店員が個人的にオススメされていることもあり、スーツにも間違いなく合わせることができます。カジュアルなコーデにも合わせやすいので、オンオフ問わないバッグパックとなっています。
男性と女性どちらも使えるデザインになっており、カラーバリエーションが7色と豊富で、サイズはMサイズとLサイズが展開されています。
収納はA4サイズの書類がしっかりと入る設計と、13インチのPCが専用のポケットに入るなどの工夫もされており、機能面にも優れています。
ヨゾラ 2ウェイ バッグ M
「ヨゾラ 2ウェイ バッグ」は、刻一刻と変わる”夜空”のように、滑らかに形を変える2wayバッグです。特徴としては、ワンショルダーとバックパック、どちらでも簡単に持ち方を変えることができる女性向けのバッグで、日常のどんなシーンでも取り入れやすい上品なバッグになっています。
収納力も抜群で、A4サイズの書類入るサイズ感(※ただし、Mサイズのみ、バックパックの使用時ではA4サイズは収まりません。)で、出し入れの多いスマホや鍵などは、それぞれ小分けのポケットで管理することができます。
特にMサイズはロングセラーの人気商品です。その他にもyozoraシリーズとして、Lサイズ、「ヨゾラ シン L」、「ヨゾラ ワーキング」が展開されています。
Day and Night Shizuku(Pendant top)
「Day and Night Shizuku」は、太陽の力と月の輝きをひとつに組み合わせられたジュエリーです。個性豊かな2色の天然石を”しずく”形に重ねられており、最小限の金枠でつなぎ留められてあります。柔らかな揺れ感と煌めきは、お互いを引き立てあいながら優しく胸元を彩ってくれます。
天然石はブルートパーズやシトリン、アメジスト、ローズクォーツなどの種類があり、季節限定の色も数量限定ですが販売されています。
付け替え用のチェーンや、リング、ピアスなど、バリエーションも豊富にあるので、自分に取り入れやすいジュエリーを身に付けることができます。
まとめ
- マザーハウスは、発展途上国より先進国に向けた服飾及び革製品の製造、販売を行っているブランド。
- マザーハウスがおすすめな人は、落ち着いた雰囲気の人、物を丁寧に扱える人、職人や途上国を支援したい人。
- マザーハウスがおすすめできない人は、デザインが好みでない人、物の扱いが雑な人、流行を追う人。
- マザーハウスのおすすめポイントは、職人の品質が味わえること、上品に着こなせること、途上国と先進国のコミュニティを支援できること。
- マザーハウスのおすすめアイテムは、「アンティーク スクエア バックパック」、「ヨゾラ 2ウェイ バッグ M」、「Day and Night Shizuku(Pendant top)」。
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