街中で見かけることが増えたミリタリーベストですが、インターネット上ではダサいという声もちらほら聞こえてきます。流行っているから着てみたいけれど、周りから変に思われないか心配という人もいるのではないでしょうか。
本記事ではミリタリーベストがなぜダサいと言われてしまうのか、その理由を深掘りします。また、自分には合っているのか不安な人のために、おすすめできる人とできない人を解説します。ミリタリーベストに挑戦するか迷っている人はぜひ参考にしてください。
ミリタリーベストとは?
ミリタリーベストはその名の通り、軍隊の装備や釣り、狩猟などで使われるベストをファッションに取り入れたアイテムです。
最大の特徴はポケットがたくさんついていることでしょう。スマートフォンや財布がすっぽり入る収納力があり、バッグを持ち歩かなくて済むことから着るバッグとも呼ばれています 。
最近では女性向けにデザインされたものや、寒い時期にコートの中に着られるダウン素材のものなど、いろいろな種類が登場しています。しかし、もともとが実用的な道具としての服なので、着こなしを間違えるとファッションに見えないという難しさもあります。
ミリタリーベストがダサいと言われている理由
おしゃれな人が着ている一方で、なぜダサいとか時代遅れと言われてしまうのでしょうか。調べてみると、単なる好みの問題ではなく、ミリタリーベスト特有の理由があることがわかりました。
釣り人や工事現場の人に見えてしまうから
ミリタリーベストがダサいと言われる一番の理由は、特定の職業や趣味の服に見えてしまうことです。
多機能なポケットがついたベストは、もともと釣りをする人や工事現場で働く人のための服です。そのため、ファッションとして着ていても、見る人によってはこれから釣りに行くのかなと思われたり、仕事帰りなのかなと勘違いされたりすることがあります 。
特にベージュやカーキといった土っぽい色で、かつ綿素材のものはその傾向が強いです。街中で着ていると場所違いな感じがしてしまい、結果として野暮ったい印象を与えてしまうのです。
戦場カメラマンのようなコスプレ感が出るから
ポケットがたくさんついたベストを着ていると、戦場カメラマンみたいだと言われることがあります。
テレビなどで見るカメラマンのイメージが強烈なため、街中で着ているとどうしてもその姿と重なってしまうようです。本人はおしゃれのつもりでも、周りからは何か特別な撮影の仕事をしている人のように見え、日常の風景から浮いてしまうことがあります。
特に迷彩柄や、金具がたくさんついた本格的なデザインのものは、サバイバルゲームの衣装のようにも見えます。日常着としてのバランスが悪く、コスプレをしているような違和感がダサいという評価につながっています。
素材が安っぽくて子供っぽく見えるから
値段が安いミリタリーベストの中には、生地が薄くてペラペラなものがあります。
大人がこうした安っぽい素材の服を着ていると、どうしてもチグハグな印象になります。特に若い世代向けのブランドで全身を揃えると、無理して若作りをしているように見えたり、清潔感がないように見えたりすることがあります 。
また、生地にハリがないとポケットの形が崩れてしまい、だらしない雰囲気になります。これが安っぽさを助長し、結果としてダサいと思われてしまう原因になります。
ミリタリーベストの評判・口コミ
実際にミリタリーベストを購入した人や、街で見かけた人はどのように感じているのでしょうか。SNSやネット上の声を調べてみました。良い意見もあれば、やはりネガティブな意見もあるようです。
良い口コミ
- ポケットがたくさんあるのでバッグを持たずに外出できて便利です 。
- シンプルなTシャツに羽織るだけで、凝ったおしゃれをしているように見えます。
- お腹周りやお尻が隠れるので、体型カバーにぴったりだと感じました。
- 春や秋など、何を着ればいいか迷う時期の温度調節に役立っています。
- いつもの服にプラスするだけで今っぽい雰囲気になれるのが嬉しいです。
悪い口コミ
- 家族から釣りに行くのと聞かれて恥ずかしい思いをしました。
- 夏に着ると背中が蒸れて暑く、リュックを背負うと汗だくになります。
- ネットで安いのを買ったら生地が薄すぎて、外に着ていけませんでした 。
- コーディネートが難しくて、結局クローゼットに眠ったままになっています。
- 流行りものという感じが強くて、来年は着られない気がします。
ミリタリーベストがおすすめな人
ダサいと言われることもあるミリタリーベストですが、もちろん似合う人もたくさんいます。次のような人には特におすすめできるアイテムです。
荷物を持ちたくない手ぶら派の人
バッグを持ち歩くのが面倒だという人には最強のアイテムです。
財布、スマホ、鍵、イヤホンなど、外出に必要なものがすべてポケットに収まります。手ぶらで行動できる身軽さは一度味わうと手放せません。小さい子供がいるお母さんやお父さんにとっても、両手が空くのは大きなメリットでしょう 。
シンプルな服装に飽きている人
普段は無地のTシャツやシンプルなパンツばかり着ているという人にもおすすめです。
シンプルな服装の上からベストを一枚重ねるだけで、全体の印象がガラッと変わります。服の組み合わせをあれこれ考えなくても、手軽に雰囲気を変えられるので、マンネリ解消に役立ちます。
古着やカジュアルなスタイルが好きな人
もともと古着が好きだったり、少し土臭いカジュアルな服が好きだったりする人には相性抜群です。
ミリタリーベストが持つ道具としての機能美を、ファッションの味として楽しめる人なら、違和感なく着こなせるでしょう。オーバーサイズの服と合わせて、リラックスした雰囲気で着るのが得意な人に向いています。
ミリタリーベストがおすすめできない人
一方で、次のようなタイプの人にはあまりおすすめできません。購入してから後悔しないようにチェックしておきましょう。
きれいめで清潔感を最優先する人
シワのないシャツや、きちんとしたジャケットスタイルが好きな人には不向きです。
ミリタリーベストはどうしてもラフで雑多な印象を与えます。きれいめな服装に無理に合わせると、ベストだけが浮いてしまい、だらしなく見えてしまう可能性があります。清潔感を何よりも大切にするなら避けたほうが無難です。
年齢によるおじさん見えを気にしている人
特に30代や40代以上の男性で、おじさんっぽくなるのを避けたい人は注意が必要です。
この年代の男性がベージュのベストを着ると、ファッションとしてあえて着ているというよりも、本気の作業着に見えてしまう確率が高くなります。若者のような古着ミックススタイルとして見てもらうのが難しいため、着こなしのハードルはかなり高いと言えます 。
全身のバランス調整が苦手な人
ミリタリーベストは着るだけでおしゃれになる魔法のアイテムではありません。
ベスト自体にボリュームがあるため、パンツの太さやインナーの丈など、全身のバランスを計算する必要があります。鏡の前で微調整するのが面倒だと感じる人には、扱いにくいアイテムになるかもしれません。
ミリタリーベストのおすすめポイント
ここまで読むと難しいアイテムのように思えるかもしれませんが、うまく使えばとても頼りになる服です。ミリタリーベストならではのメリットを紹介します。
一年中使えるコストパフォーマンスの高さ
袖がないので、インナーを変えれば一年中着回すことができます。
春や秋はロンTやシャツの上から、夏は半袖Tシャツの上から羽織れます。冬はコートの中に着たり、アウターの上からさらに重ねたりといった使い方も可能です 。一着持っているだけで一年中活躍してくれるので、実はとても経済的なアイテムです。
体型カバーができる
体のラインを隠してくれるのも嬉しいポイントです。
ベスト特有の四角いシルエットと大きなポケットが、ぽっこりお腹や腰回りを自然に隠してくれます。特に女性の場合、ウエストを絞れるタイプを選べば、スタイル良く見せることも可能です。体型にコンプレックスがある人こそうまく活用してほしいアイテムです。
一枚着るだけで今っぽくなる
普通の服に一枚足すだけで、すぐにトレンド感が出せます。
最近はアウトドアテイストを街中で着るスタイルが流行っています。ミリタリーベストを取り入れるだけで、流行を理解しているおしゃれな人という雰囲気を作ることができます。シンプルな服が地味に見えてしまう時の救世主になります。
ミリタリーベストのおすすめアイテム
最後に、ダサいと言われないための選び方とおすすめのアイテムを紹介します。
初心者は黒のノーカラータイプを選ぶ
失敗したくないなら、まずは黒を選びましょう。
カーキやベージュは釣り人のイメージが強いですが、黒なら都会的でモードな印象になります。また、襟がないノーカラータイプを選ぶと、首元がすっきりして重ね着がしやすくなります。これなら作業着に見える心配もありません。
素材にこだわったものを選ぶ
安っぽく見えないように、生地にはこだわりましょう。
ペラペラのナイロンではなく、マットな質感のものや、しっかりとした厚みのある生地を選びます。冬ならダウンベストやボア素材のものを選ぶのも良いでしょう。素材が良いと、それだけできちんとした大人のファッションに見えます 。
レディースは絞りがあるデザインを選ぶ
女性の場合は、ウエスト部分に紐がついていて絞れるタイプがおすすめです。
そのまま着るとメンズライクになりすぎることがありますが、ウエストを絞ることで女性らしいシルエットを作ることができます。ワンピースやスカートとも合わせやすくなるので、着回しの幅が広がります 。
まとめ
ミリタリーベストは、機能的でアクセントにもなる便利なアイテムですが、選び方や合わせ方を間違えると作業着や釣り人のように見えてしまうリスクがあります。
しかし、色や素材に気をつけて選べば、いつものコーディネートを新鮮に見せてくれる素晴らしいアイテムです。ダサいという声に惑わされすぎず、自分のスタイルに合った一着を見つけてファッションを楽しんでください。

