イオンやららぽーとなどのショッピングセンターでよく見かけるレプシィム。
大人の女性に向けた、シンプルで着心地の良い服が人気です。
しかし、一部ではダサいという声も。
そこでこの記事では、レプシィムがダサいと言われる理由と、どんな人におすすめできるのか、SNSなどの評判をもとに解説します。
レプシィムの服が気になっているけど、時代遅れに見えないか不安な人は、ぜひ参考にしてください。
レプシィムとは?
レプシィムは、株式会社アダストリアが展開するファッションブランドです。
ブランド名はSIMPLEという単語の綴りを入れ替えたもので、その名の通りシンプルさを大切にしています 。
タグラインは、よく笑うひと 。
これは、レプシィムの服が、大人の女性の笑顔によく映えるようにという想いから。
服が主役になるのではなく、着る人の毎日を豊かにする、自然体なスタイルを提案しています。
主なターゲット層は30代以上、特に40代以上の女性です 。
そのため、デザインは落ち着いたものが多く、体型の変化にも寄り添うような工夫がされています。
価格帯はユニクロとほぼ同じくらいで、日常的に利用しやすいショッピングセンターを中心に店舗を展開しているため、多くの人にとって身近なブランドと言えるでしょう 。
レプシィムがダサいと言われている理由
多くの人に愛されるレプシィムですが、一部でダサい、野暮ったいというイメージがあるようです。
それはどんな理由からでしょうか?
メインターゲットが40代以上でおばさん向けのイメージがあるため
レプシィムがセンスないと感じられる理由のひとつは、メインターゲットが40代以上の女性である点です 。
ターゲット層をはっきりさせているため、若い世代からはおばさん向けのブランドというイメージを持たれやすいのかもしれません。
実際に、レプシィムのアイテムは落ち着いた色合いやデザインが多く、流行の最先端を追いかけるというよりは、長く着られるものが中心です。
この安心感が、トレンドに敏感な層からは物足りなく見え、時代遅れという印象につながってしまうようです。
しかし、このイメージは今、少しずつ変化しています。
2023年からの商品刷新でトレンド感のあるデザインが増え、20代や30代の新しいファンが実際に増えているというデータもあります 。
シンプルさが地味で無難すぎるスタイルに見えてしまうため
ブランド名がSIMPLEのアナグラムであることからも分かる通り、レプシィムの基本はシンプルさです 。
どんな服にも合わせやすく、コーディネートに悩まない点が多くのファンに支持されています 。
しかしその反面、ファッションで個性を出したい人にとっては、このシンプルさが地味で無難すぎると映ることがあります。
特徴的なデザインや装飾が少ないため、着る人のスタイリング力が試される面があり、ただ着るだけではのっぺりとした印象になりがちです。
SNSなどでは、他の人と服装が被りやすいという声も時折見られ、多くの人に受け入れられるデザインだからこその悩みもあるようです 。
体型カバーを重視したゆったりシルエットが野暮ったく見えることがあるため
体型カバーを意識した、ゆったりしたシルエットもレプシィムの大きな特徴です。
お腹周りやヒップラインを拾わないチュニックやワイドパンツは主力商品で、多くの大人女性から安心して着られると評価されています 。
一方で、この体型を隠すためのデザインが、着こなし方によっては野暮ったい印象を与えてしまうことも。
特に、体のラインをきれいに見せるフィット感のあるスタイルを好む人から見れば、全体的にゆるっとしたシルエットは、メリハリがなく、かえってスタイルが悪く見えてしまうかもしれません。
レプシィムの評判・口コミ
SNSやレビューサイトから、レプシィムに関するリアルな声を集めてみました。
良い口コミ
- シンプルでどんな服にも合わせやすいデザインが豊富
- 着ていて楽な、着心地の良い素材が多い
- 気になるお腹周りやヒップラインを自然にカバーしてくれる
- 子育て中でも動きやすく、洗濯など手入れが簡単な服が見つかる
- ほとんどの服にポケットが付いていて実用的
- 頑張りすぎない、上品な大人カジュアルが完成する
- ユニクロ並みの手頃な価格で、気軽に試せる
- 店員さんが親切で、しつこい接客がなくゆっくり見られる
悪い口コミ
- デザインがシンプルすぎて、地味に見えたり個性が出しにくい
- 他の人と服装が被りやすいと感じることがある
- 価格を考えると、素材や縫製の質が少し物足りないと感じることも
- 全体的にゆったりしたサイズ感なので、ジャストサイズで着たい人には合わない
- トレンド感は控えめで、最先端のおしゃれをしたい人には物足りない
レプシィムがおすすめな人
これまでの情報から、レプシィムはどんな人におすすめできるのでしょうか。3つのタイプにわけてみました。
体型カバーと着心地の良さを両立させたい30代以上の女性
年齢と共に変化する体型に悩みつつも、おしゃれを楽しみたい30代以上の女性にレプシィムはぴったりです。
気になる腰回りやヒップを隠してくれるチュニックや、体のラインを拾わないワイドパンツなど、大人の悩みに寄り添ったアイテムが豊富に揃っています 。
締め付け感のない柔らかな素材を使っていることが多く、一日中着ていても疲れにくい点も魅力です。
実用性を重視する子育て世代の女性
子供と公園で遊んだり、買い物に走り回ったりと、動きやすさと機能性が求められる子育て世代の女性にとって、レプシィムは心強いブランドです。
多くのアイテムが自宅で気軽に洗え、シワになりにくいなど、手入れが簡単な素材が使われています 。
そして、多くのユーザーが評価するのがポケットの実用性 。
ほとんどのボトムスやワンピースにポケットが付いているため、スマートフォンや鍵などをさっと収納できて便利です。
きれいめカジュアルを基本とするオフィスカジュアル通勤の女性
レプシィムのシンプルなデザインは、オフィスカジュアルにもよく合います。
スラックスやテーパードパンツ、無地のブラウスやニットは、きちんと感を演出しつつも、着心地は楽ちん。
派手すぎず、地味すぎない絶妙なデザインは、職場での印象も良いでしょう 。
手頃な価格帯なので、色違いで揃えて着回しやすいのも嬉しいポイントです。
レプシィムがおすすめできない人
どんなブランドでも、合わないと感じる人はいます。レプシィムをおすすめできないのは、以下のような人です。
最先端のトレンドや個性的なデザインを求める人
レプシィムはトレンドを程よく取り入れますが、中心はあくまでベーシックなデザインです。
そのため、ファッション雑誌を飾るような、エッジの効いた最先端のスタイルや、個性的なアイテムを求めている人には物足りなく感じるでしょう。
おしゃれの基準がトレンド感や独自性にある場合、レプシィムのアイテムは少し退屈に映るかもしれません。
タイトなシルエットで体のラインを強調したい人
ブランドの根底に、リラックス感や体型カバーという考えがあるため、商品の多くはゆったりとした作りになっています 。
ボディラインにフィットするようなタイトな服はあまり多くありません。
そのため、体のラインをきれいに見せたい人や、フィット感のある着こなしを好む人には、レプシィムのサイズ感は合わないと感じるでしょう。
衣服にステータス性や高級な素材感を求める人
レプシィムは、日常使いしやすい価格帯でファッションを提供することに価値を置いています 。
口コミの中には、価格相応に素材や縫製に物足りなさを感じるという声も一部見られます 。
そのため、上質な素材感や、ハイブランドが持つようなステータス性を服に求める人には、選択肢になりにくいでしょう。
レプシィムのおすすめポイント
ここで、レプシィムの魅力を確認しておきましょう。
おすすめポイントは3つです。
大人の日常に寄り添う「あったら嬉しい」機能性の高さ
レプシィムの服は、デザインだけでなく機能性も、大人の女性の日常を考えて作られています。
例えばパンツには、紫外線防止、接触冷感、吸水速乾といった、夏場に嬉しい機能が複数搭載されているものがあります 。
また、ほとんどのアイテムにポケットが付いている実用性の高さも、多くのユーザーから支持される理由です 。
日々の生活を少し楽にしてくれる機能性が魅力です。
計算されたシルエットによる、優れた体型カバー力
レプシィムのゆったりしたシルエットは、ただ大きいだけではありません。
野暮ったく見えないように計算されています。
例えば、パンツにピンタックを入れて縦のラインを強調し脚をすっきり見せる工夫 や、ベストの切り替え位置を高くしてスタイルアップ効果を狙うデザイン など、細部にわたって体型をきれいに見せるための配慮がされています。
体を締め付けず、気になる部分を自然にカバーしてくれるのが得意なブランドです。
近年の商品刷新で高まったトレンド感とデザイン性
レプシィムはベーシックで無難、というイメージはもう古いかもしれません。
2023年以降、ブランドは積極的に商品を刷新しており、トレンド感を強めたデザインのアイテムを増やしています。
その結果、これまでブランドに馴染みのなかった20代や30代の顧客が急増しているのです 。
昔のイメージで敬遠している人も、一度お店を覗いてみると、その進化に驚くかもしれません。
レプシィムのおすすめアイテム
数あるアイテムの中でも、特にブランドの魅力が詰まった、買って損なしの定番アイテムを3つ紹介します。
機能性と美脚を両立したマルチメリットパンツシリーズ
レプシィムを代表するアイテムとも言えるのが、マルチメリットパンツのシリーズです。
紫外線防止や接触冷感、速乾性といった多機能素材を使い、快適な穿き心地を実現 。
ウエストはゴム仕様で楽ですが、センターのピンタックが脚をまっすぐ長く見せてくれるため、カジュアルにもきれいめにも着こなせます。
驚きの伸縮性を持つよく伸びスラックスパンツ
その名の通り、驚くほどの伸縮性が特徴のスラックスです。
見た目はきちんとしていますが、ジャージのような楽な穿き心地 。
ヒップや脚のラインを拾いにくい絶妙なシルエットで、スタイルアップ効果も期待できます 。
チュニックなどと合わせるだけで、リラックス感のあるきれいめコーデが完成します。
履くだけで今っぽく決まるカーブデニムパンツ
トレンド感のあるアイテムとして人気なのが、カーブデニムパンツです。
レビューでは「履くだけで決まる」「形がかわいい」といった声が多く、程よく丸みを帯びたシルエットが、いつものデニムスタイルをぐっと今っぽく見せてくれます 。
ハイウエスト気味のデザインで、脚長効果も期待できる一本です。
まとめ
レプシィムがダサいと言われるのは、ブランドの持つシンプルさや快適性、40代以上というターゲット設定が、人によっては地味、野暮ったいと見えてしまうからのようです。
しかしその特徴は、体型をカバーしながら快適なおしゃれを楽しみたい大人女性や、実用性を重視する子育て世代にとっては、大きな魅力となります。
もしあなたが、日々の生活に寄り添う、実用的で着心地の良い服を求めているなら、レプシィムはとても良い選択肢になるでしょう。
最近はデザイン性も向上しており 、昔のイメージだけで判断するのはもったいないブランドです。
ぜひ一度、先入観を捨ててアイテムを手に取ってみてください。
きっとあなたの毎日を支える、頼もしい一着が見つかるはずです。