ジャージーズがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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エドウイン(EDWIN)は、1961年に日本で生まれた、国内を代表するジーンズブランドの一つです 。   

そのエドウインの主力商品が「ジャージーズ(JERSEYS)」。「スゴイラク」というキャッチコピー  で知られ、見た目はジーンズなのにジャージのように楽な穿き心地が人気を集めています。   

しかし、その人気の一方で、一部では「ジャージーズはダサい」「ちょっと恥ずかしい」という人も存在します。

そこで本記事では、ジャージーズがダサいと言われる理由と、実際の評判をリサーチ。そのうえで、おすすめできる人・できない人を詳しく解説します。

「ジャージーズが欲しいけど、もしかしてダサい?」と不安な人はぜひ参考にしてください。

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目次

ジャージーズとは?

ジャージーズは、見た目はジーンズなのに、穿き心地はジャージというコンセプトから生まれた、エドウインのヒット商品です 。   

一般的なデニム生地が「織物(おりもの)」なのに対し、ジャージーズはセーターやスウェットと同じ「ニット(編み物)」で作られています。

この編み物ならではの構造が、従来のストレッチデニムを超える、縦横斜め360度への驚異的な伸縮性を生み出しているのです。

また、ジャージーズは10年以上の歴史の中で、大きな進化を遂げています。

初期のモデルは、ウエストがスウェットパンツのような紐(ひも)で調節するタイプが主流でした 。これが「部屋着っぽい」イメージの元にもなっています。   

しかし、現在の主力モデルは、ジッパーや5ポケットといった本格的なジーンズの見た目を採用 。さらに、日本を代表する生地メーカー「カイハラ社」が開発した「MOTION DENIM」を使う  など、品質もアップデートされ続けています。   

ジャージーズがダサいと言われている理由

圧倒的な快適性を誇るジャージーズですが、なぜ「ダサい」「時代遅れ」といったネガティブな評価を受けてしまうのでしょうか。

その理由は、製品のイメージと、素材の特性にあるようです。

スウェットパンツのような「部屋着感」が「恥ずかしい」

ジャージーズがダサいと言われる最大の理由は、この部屋着感にあります。

製品名の「ジャージ」という響きが、どうしても運動着やパジャマを連想させてしまいます。

さらに、前述の通り、初期のモデルはウエストが紐のものが多かった  ため、スウェットパンツのイメージが強く定着してしまいました。   

SNSなどでは「あれでデートには来られたくない」「お父さんが休日に穿いてるイメージ」といった手厳しい意見も見られます。

快適すぎるがゆえに、ファッションに求められる「緊張感」がなく、だらしなく見えてしまう。TPOを間違えると「恥ずかしい」と感じる人が多いようです。

現在は見た目がジーンズに近づいています  が、この「楽=部屋着」というイメージが、ダサいと言われる一番の原因になっていると考えられます。   

生地の毛玉立ちや質感が「安っぽい」

ダサいの言い換えとして、安っぽいという評価も目立ちます。

これは、ジャージーズの素材が「ニット(編み物)」であることに関係しています。ニットが摩擦で毛玉ができるのと同じ原理です。

実際の口コミでも、「履いて二日目で内太ももに細かい毛玉が出来た」、「毛玉がすごいです」 といった声が具体的に上がっています。   

特に股ずれしやすい内股  や、カバンが擦れる部分から毛玉が発生しやすいようです。   

どんな服でも、毛玉が目立つと一気に清潔感がなくなり、みすぼらしい印象になります。この劣化の早さが、安っぽいという評価につながっています。

ボタンやパッチなど細部のディテールがチープ

ファッションにこだわりがある人ほど、全体のシルエットより細かな部分をチェックします。ジャージーズは、この点で物足りなさを指摘されることがあります。

ある購入者は、「ボタンは安っぽいので、自分で変えようと思います」 とレビューしていました。   

本格的なジーンズは、重厚な金属ボタンやリベット、革製のパッチなど、細部にお金がかかっています。

一方、ジャージーズは快適性を最優先します。肌あたりを良くするためにリベットをなくしたり、軽くするためにボタンの素材を簡素化したりすることがあります。

遠目にはジーンズに見えても 、近くで見たときのディテールがチープに見えてしまうと、服好きからは「野暮ったい」と評価されがちです。   

デニム愛好家が求める「育てる」要素の欠如

これは「ダサい」とは少し違いますが、ジャージーズの評価を決定づける重要なポイントです。デニム好き、特に「本物志向」の人からは、ジャージーズはジーンズと見なされていません。

「履き心地は本当にいい!ただ色落ちとかジーンズを育てたい人には合わない!」   

この口コミがすべてを物語っています。

伝統的なデニムファンは、硬いジーンズを何年も穿き込み、自分だけの色落ちやシワ(アタリ)を刻み込む「経年変化」を楽しみます。ジーンズを「育てる」という価値観です。

しかし、ジャージーズの経年変化は「劣化」として現れます。つまり、色落ちではなく、毛玉  や生地の伸びです。   

この「育てる」楽しみがないため、デニムに強いこだわりを持つ層からは「偽物っぽい」と見なされ、そのイメージが一般層に伝わる中で「安っぽい」「ダサい」という言葉に変わってしまったようです。

シルエット選びを間違えると「パジャマ」に見える

これは製品のせいではなく、選び方の問題です。ジャージーズの良さである「すごいストレッチ」 が、サイズ選びを間違えると裏目に出ます。   

失敗例1:タイトすぎる スキニーやスリムテーパード(JMH32など )を、伸縮性に甘えてピチピチで穿きすぎると、脚のラインがむき出しになります。   

いわゆる「ももひき」や「レギンス」のような見た目になり、かなり恥ずかしい状態になります。レビューでも「足のラインはむっちりと出ないので良かった」 と書かれている通り、この「むっちり感」をいかに避けるかが重要です。   

失敗例2:ルーズすぎる 逆に、楽さを求めてレギュラーストレート(JMH03など )を緩く穿きすぎると、ニット生地特有の「ハリのなさ」が目立ちます。   

生地がだらしなく垂れ下がり、部屋着感やパジャマ感が一気に増してしまいます。

ジャージーズの評判・口コミ

実際にジャージーズを購入した人たちの、具体的な良い口コミと悪い口コミをまとめました。

良い口コミ

  • ・ストレッチが凄く効いていてとても楽です。仕事用に着用してるのですが、これはいたら、他のは履けないくらいです 。
  • ジャージーズは楽でいいです。履き心地は本当にいい!  
  • ストレッチがきいているのでしゃがんでもあぐらをかいてもノーストレス 。
  • ストレスフリーなのに見た目は普通のデニムっぽくて良い 。
  • 10年ぶりにジャージーズを買いました。より本当のジーンズっぽい見た目になっていてまずそこがとても良い(昔は紐で調節するタイプでしたので) 。
  • かなり太ってしまった私の体型にもMサイズでピッタリ 。
  • ぽっちゃり体型ですが、生地が厚めで足のラインはむっちりと出ないので良かったです 。
  • レディースにはなく、メンズを購入しました。少し大きめでフィットしすぎないシルエットは好みなので購入して良かったです 。
  • 裾なおしもしてもらえるのでとても良いです 。   

悪い口コミ

  • ただ色落ちとかジーンズを育てたい人には合わない!  
  • 履いて二日目で内太ももにいくらか細かい毛玉が出来ました 。
  • 毛玉がすごいです 。
  • 素材的に毛玉は仕方ないと思いますが、気になる人がいるかもしれません 。
  • ボタンは安っぽいので、自分で変えようと思います 。
  • 普通に過ごしていても毎回どこかしらツレたりしており、すごく着用に気を使うデリケートな生地なのかもしれません 。
  • ウエストは緩めです 。   

ジャージーズがおすすめな人

「ダサい」と言われる側面もありますが、それでもジャージーズが最適な選択となるのは、次のような人です。

ジーンズの締め付け感や硬さが苦手な人

ジーンズ特有のゴワゴワした硬い生地や、ウエストの圧迫感が苦手で、ジーンズを避けてきた人。

ジャージーズなら「しゃがんでもあぐらをかいてもノーストレス」 なので、ジーンズの見た目をした快適なパンツとして、まさに救世主になります。   

在宅ワークや長距離移動で「楽だけど、だらしなくない」服が必要な人

在宅ワークが増え、部屋着と外着の境界線が曖昧になっている現代に、ジャージーズは最適です。

WEB会議では「ちゃんとジーンズに見え」 つつ、長時間のデスクワークでも疲れません。   

また、飛行機や新幹線、車の運転など、長時間同じ姿勢で過ごすけれど、だらしない格好はできない、という場面でも重宝します。

体型の変化が気になる人やアクティブな動きが多い人

「かなり太ってしまった私の体型にもMサイズでピッタリ」 という口コミの通り、抜群の伸縮性で体型の変化をカバーしてくれます。   

また、「仕事用に着用」 や「子育て中」 のレビューからも分かる通り、立ったりしゃがんだりが多い人にとって、このストレスフリーな穿き心地は大きな味方です。   

ジャージーズがおすすめできない人

一方で、購入後に「ダサい」「安っぽい」と感じてしまい、ミスマッチを起こしやすいのは、次のような人です。

デニム特有の「経年変化(色落ち)」を楽しみたい人

「ジーンズを育てたい人には合わない」 という口コミの通り、ジャージーズは「育てる」デニムではありません。   

リーバイス501のように、何年も穿き込んで自分だけの色落ちを楽しむことにロマンを感じる人には、ジャージーズは劣化するだけの物足りないパンツに映るでしょう。

素材の質感や細部の「オーセンティック(本物)感」を重視する人

「ボタンが安っぽい」 と感じるような、服の価値をディテールで判断する、いわゆる「服好き」の人にはおすすめしにくいです。   

生地のオンス(重さ)や、リベット、パッチの質感にこだわる人にとって、快適さと引き換えにそれらを簡略化したジャージーズは、野暮ったく見えてしまう可能性が高いです。

毛玉の発生など、素材のメンテナンスを「面倒」と感じる人

ニット素材である以上、毛玉の発生はある程度避けられません 。   

毛玉取り機でこまめに手入れをしたり、摩擦を避けるために優しく扱ったりすること  が面倒だと感じる人には不向きです。   

手入れを怠るとすぐにみすぼらしくなり、結果として「ダサい」服になってしまいます。

ジャージーズのおすすめポイント

「ダサい」という不安を抱えている人に向けて、それでもジャージーズが選ばれ続ける魅力的なポイントを解説します。

スゴイラクを実現する圧倒的なストレッチ性

やはり最大の魅力はこれに尽きます。「他のは履けない」、「履き心地最高」 と熱狂的に支持される理由は、この唯一無二の快適性があるからです。   

カイハラ社開発の「MOTION DENIM」 を採用するなど、その快適性は技術にも裏付けられています。   

進化を続ける本物のデニム見えする加工技術

「ジャージーズ=ダサい」という評価は、紐で調節していた初期モデルの「部屋着」イメージ  に引きずられていることが多いです。   

「10年ぶりに買ったら」「より本当のジーンズっぽい見た目」 に進化していたという声の通り、現在のモデルは加工技術やディテールが格段に進歩しています。   

「見た目は普通のデニムっぽい」 というのが、現在のスタンダードな評価です。   

体型を問わない多彩なシルエット展開

ダサく見える原因の一つ「シルエットの失敗」は、選び方で回避できます。

ジャージーズは、定番の「レギュラーストレート (JMH03)」 から、現代的でスッキリ見える「スリムテーパード (JMH32)」 まで、シルエットが豊富です。   

ぽっちゃり体型をカバーできたり 、女性があえてメンズを選んでルーズに穿きこなしたり  と、自分に合った一本を選べば、ダサく見えることはありません。   

ジャージーズのおすすめアイテム

数あるラインナップの中から、特に「ダサく」見えにくく、初めての人にもおすすめできる定番モデルを紹介します。

定番の万能シルエット「レギュラーストレート (JMH03)」

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通販サイトのランキングでも常に上位に入る 、ジャージーズの定番モデルです。「幅広い年代でおすすめできるスタンダードシルエット」 と言われており、流行に左右されすぎないため重宝します。   

現代的でスッキリ見え「スリムテーパード (JMH32)」

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ジャージーズがダサいと言われる原因の「部屋着感」を、最も払拭しやすいのがこの形です 。   

腰回りには余裕を持たせつつ、裾に向かって細くなるため、全体がスッキリとまとまります。だらしなく見えず、シャープな印象を与えたい人におすすめです。

ジーンズ見えするチノパン「ジャージーズ・チノ (JM803)」

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これはデニムではありませんが、ジャージーズの快適性を仕事や普段のきれいめな服装に取り入れたい人におすすめのモデルです 。   

「仕事用に着用」 というニーズにも応えてくれます。デニムが禁止されている職場でも、このチノタイプなら快適さを享受できます。   

まとめ

ジャージーズが「ダサい」「安っぽい」と言われる理由は、主に3つあります。

  1. 初期モデルの「紐ウエスト」デザインによる「部屋着」のイメージ 。   
  2. ニット素材特有の「毛玉」 や、快適性を優先した「チープ」に見える細部 。   
  3. デニム愛好家が求める「色落ち(経年変化)」が楽しめないこと 。   

しかし、これらの評価の多くは「何を求めるか」のミスマッチから来ています。製品自体は「より本当のジーンズっぽい見た目」 へと、確実に進化しています。   

結論として、ジーンズに「育てる楽しみ」や「本物感」を求める人には、ジャージーズはおすすめできません。

しかし、伝統的なジーンズの窮屈さから解放され、在宅ワークやアクティブな日常に合う「ストレスフリーな万能パンツ」 を求める現代人にとって、ジャージーズは「ダサい」どころか「最強の選択肢」となり得ます。   

ご自身のライフスタイルと、服に何を優先するかを考え、本記事の評判を参考に判断してみてください。

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