おしゃれな人が街中でかけている薄い色のサングラス。最近よく見かけますよね。
ファッションアイテムとして人気がある一方で、室内でサングラスをかけるなんてダサいという厳しい声も聞こえてきます。
実際のところ、どう思われているのでしょうか?
この記事では、室内でサングラスがダサいと言われる理由や、逆におすすめできる人について解説します。
室内でかけたいけれど、周りの目が気になって迷っているという人はぜひ参考にしてください。
室内でサングラスとは?
ひと昔前までは、サングラスといえば真っ黒なレンズが当たり前でした。屋外の日差しが強い場所でかけるものというイメージが強かったですよね。
でも最近は様子が変わってきています。
目元が透けるくらい色が薄いライトカラーサングラスや、紫外線にあたると勝手に色が変わる調光レンズが人気です。
これによって、室内や夜でも伊達メガネのような感覚でサングラスを楽しむ人が増えています。おしゃれとしてだけでなく、室内の照明がまぶしいからという理由でかけている人も多いんですよ。
室内でサングラスがダサいと言われている理由
便利でおしゃれな室内サングラスですが、やっぱりネガティブな意見もなくなりません。
なぜダサいとか、印象が悪いと言われてしまうのでしょうか。その理由を調べてみました。
イキっているように見えるから
室内なのにサングラスをかけていると、カッコつけている、イキっていると思われてしまうことがあります。
特に照明が暗い場所や夜間にサングラスをかけていると、機能的な意味がないですよね。
そうなると、単なる自己主張やナルシストな行動と受け取られがちです。自分に酔っているような感じがして、見ていて痛々しい、だからダサいという評価につながってしまいます。
威圧感があって怖いから
目元が見えない濃い色のサングラスを室内でかけていると、どうしても威圧感が出てしまいます。
日本では昔から、怖い人やガラの悪い人がサングラスをかけるというイメージが根強く残っていますからね。
普通の人がおしゃれのつもりでかけていても、周りの人は怖い、関わりたくないと感じてしまうんです。特に男性が黒いレンズのサングラスを室内でかけていると、この傾向が強くなるようです。
マナー違反で非常識だから
日本では、目を見て話すことがコミュニケーションの基本とされています。
そのため、室内や人と会話をする場面でサングラスを外さないのは失礼だ、マナー違反だという声が多いです。
どこを見ているかわからないし、表情が読めないというのは、相手に不信感や不安を与えます。TPOをわきまえていない非常識な人というレッテルを貼られてしまうことが、ダサいと言われる大きな理由かもしれません。
室内でサングラスの評判・口コミ
実際に室内でサングラスを使っている人や、それを見ている人の声をSNSや口コミサイトから集めてみました。
機能性を評価する声がある一方で、やっぱり見た目の印象を気にする声も多いですね。
良い口コミ
- 薄い色のレンズなら、マスクをしていても怪しく見えないので使いやすい
- いちいち外すのが面倒なので、室内でも掛けっぱなしにできる薄い色は便利です
- 蛍光灯の光がまぶしいときに目が楽になるし、疲れにくくなりました
- すっぴん隠しになるし、ちょっとした外出のときに重宝しています
- おしゃれな有名人もかけているし、ファッションのアクセントになります
悪い口コミ
- 店員さんと話すときにサングラスをしたままだと、やっぱり感じが悪いです
- 夜や室内で暗いサングラスをかけている人を見ると、自意識過剰でイタい人に見えます
- どこを見ているかわからないから、話しかけづらいし不気味です
- 調光レンズだと、お店に入った直後は色が濃いままなので、周りの視線が気になります
- 自分は良くても、一緒にいるパートナーが恥ずかしい思いをするかもしれません
室内でサングラスがおすすめな人
室内でサングラスをかけることは、すべての人にとってマイナスなわけではありません。
目的や状況によっては、むしろ積極的に取り入れたほうがいい人もいます。
光に過敏で目が疲れやすい人
室内のLED照明やパソコンの画面がまぶしくて辛いという人には、室内でのサングラスがおすすめです。
片頭痛持ちの人や、レーシック手術を受けた後の人など、光に対して過敏な羞明(しゅうめい)という症状を持つ人もいます。
そのような場合、薄い色のカラーレンズや医療用の遮光眼鏡を使うことで、目の痛みや疲れがだいぶ楽になります。周りにどう思われようと、自分の健康を守るために必要な人たちですね。
掛け外しの手間を減らしたい人
買い物や運転などで屋内と屋外を頻繁に行き来する人にとって、その都度サングラスを掛け外すのは本当に面倒ですよね。
外したサングラスをどこに置いたか忘れてしまうこともあります。
そんな面倒くさがりな人には、室内でも視界が暗くなりすぎないライトカラーレンズや、紫外線量で色が変わる調光レンズが向いています。ストレスなく一日中かけ続けることができるのは大きなメリットです。
こなれ感のあるおしゃれを楽しみたい人
ファッション感度が高く、周りと差をつけたい人にもおすすめです。
最近のトレンドとして、目が透ける程度の薄いカラーレンズ(ブルーやグレー、ブラウンなど)が注目されています。
これをうまくコーディネートに取り入れることで、垢抜けた印象やこなれ感を演出できます。特に薄いレンズはマスクとの相性もいいので、今どきのスタイルを作りやすいですよ。
室内でサングラスがおすすめできない人
一方で、こんな人は室内でサングラスをかけると失敗するかもしれません。
周りからの評価を気にするなら、避けたほうが無難です。
TPOを重視する保守的な場にいる人
仕事の打ち合わせ、冠婚葬祭、目上の人との食事など、礼儀が重んじられる場では絶対にやめておきましょう。
どれだけおしゃれな薄い色であっても、室内でサングラスをかけているだけで常識がないと判断されるリスクがあります。
そのような場によく顔を出す人は、室内での着用はおすすめできません。
濃い色のレンズしか持っていない人
色が濃くて目が全く見えないサングラスしか持っていない人は、室内でかけるべきではありません。
視界が悪くなって転倒する危険もありますし、周りから見ると不審者や怖い人そのものです。
室内でかけるなら、相手から自分の目が見える程度の薄さであることが最低条件ですね。
自意識過剰で人目を気にしすぎる人
自分がどう見られているか常に気になってしまう人は、室内でサングラスをかけると余計なストレスを感じてしまいます。
すれ違う人が自分のことを見ている気がする、笑われている気がすると不安になるなら、無理にかける必要はありません。
堂々と振る舞えないのであれば、逆に怪しい挙動になってしまいがちです。
室内でサングラスのおすすめポイント
室内でサングラスを取り入れることには、見た目だけじゃなく実用的なメリットもたくさんあります。
目の健康を守れる
現代人はスマホやPC、強烈な店舗照明など、常に強い光にさらされています。
室内でも使えるサングラスは、ブルーライトやまぶしい波長の光をカットし、眼精疲労を予防してくれます。
JINSやZoffなどのメガネブランドも、日常使いできる機能的なレンズを多く出していますよね。目を守ることは、将来的な目の病気のリスクを減らすことにもつながります。
マスクをしていても怪しくならない
コロナ禍以降、マスク着用が日常になりましたが、濃いサングラスとマスクを併用すると顔のほとんどが隠れてしまいます。完全に不審者ですよね。
でも、目が透ける薄いカラーレンズなら、マスクと合わせても表情が伝わりやすく、怪しさが消えます。
Zoffなどのショップでも、マスクとの相性を考えたライトカラーレンズが推奨されていますよ。
メガネ感覚でファッションの幅が広がる
薄い色のサングラスは、もはやサングラスというより色付きのメガネという感覚で使えます。
チーク効果のあるピンク系や、肌のくすみを飛ばすブルー系など、メイクの延長として使える色も人気です。
いつもの服装にプラスするだけで、簡単におしゃれな雰囲気を作ることができる便利アイテムです。
室内でサングラスのおすすめアイテム
最後に、室内でも使いやすく、ダサいと言われないおすすめのアイテムやブランドを紹介します。
Ray-Ban(レイバン)ウェイファーラー ライトカラー
サングラスの王道であるレイバンのウェイファーラーですが、最近は薄い色のライトカラーレンズが入ったモデルが大人気です。
特にアジアンフィットモデルは日本人の顔にも合いやすく、薄いグレーやブルーのレンズなら室内でも違和感がありません。
木村拓哉さんなどの芸能人が着用していることでも知られていますし、品質とデザインの良さは間違いありません。安っぽさがなく、大人がかけても恥ずかしくない一本です。
JINS・Zoffのカラーレンズ
JINSやZoffといったメガネブランドは、手頃な価格で度付きのカラーレンズを作れるのが魅力です。
特にJINSのトレンドカラーレンズや、Zoffの調光レンズは種類が豊富です。
自分の好きなフレームと組み合わせることができるので、いかにもサングラスといった威圧感のない、自然なデザインを作ることができます。初めて室内サングラスに挑戦する人におすすめです。
MOSCOT(モスコット)レムトッシュ
アメリカの老舗ブランド、モスコットのレムトッシュは、クラシックなデザインで根強い人気があります。
川口春奈さんなどのおしゃれな芸能人が愛用していることでも有名ですよね。
少し丸みを帯びたウェリントン型は、顔なじみが良く、薄いカラーレンズを入れると非常に知的でおしゃれに見えます。ヴィンテージ感があり、ファッションにこだわりがある人におすすめです。
まとめ
室内でサングラスをかけることは、選び方やマナーさえ守れば決してダサいことではありません。
昔のような真っ黒なレンズを室内でかけるのは時代遅れで威圧感を与えますが、目が透ける薄いカラーレンズなら、おしゃれで機能的なアイテムとして定着しています。
まぶしさから目を守るという健康上の理由や、掛け外しの手間を省くという実用性も見逃せません。
大切なのは、TPOをわきまえ、相手に不快感を与えないレンズ濃度を選ぶことです。
自分に合った一本を見つけて、快適なサングラスライフを楽しんでくださいね。


