エンジニアブーツがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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かつてアメカジブームの中心にあり、誰もが憧れたエンジニアブーツですが、今改めて履こうとすると少し不安になることはありませんか。ネットで検索すると、ネガティブな言葉を目にしてしまい、購入を迷っている人もいるかもしれません。

昔のイメージが強すぎて、今履くと時代遅れに見えてしまうのではないかと心配になりますよね。

そこでこの記事では、エンジニアブーツがなぜ一部でセンスがないと言われてしまうのか、その理由をSNSや実際のユーザーの声をもとに深掘りしていきます。また、それでもおすすめできる人や、逆におすすめできない人の特徴も解説します。エンジニアブーツが欲しいけれど、失敗したくないと悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

目次

エンジニアブーツとは?

エンジニアブーツとは、もともとは工場などで働く作業員のために作られたワークブーツの一種です。靴紐がなく、バックル付きのベルトで足首とふくらはぎを調整して固定するのが大きな特徴です。

靴紐がないのは、作業中に紐が機械に巻き込まれる事故を防ぐためと言われています。つま先には鉄板やプラスチックのカップが入っていて、重いものが落ちてきても足を守れるように作られている頑丈な靴です。日本では1990年代から2000年代にかけてファッションアイテムとして大流行しました。

エンジニアブーツがダサいと言われている理由

長年愛されている定番アイテムであるはずのエンジニアブーツですが、なぜ今、ダサいとか野暮ったいという評価を受けてしまうのでしょうか。SNSや口コミサイトなどの一次情報を調べてみると、いくつかの明確な理由が見えてきました。そのブランドやアイテム特有の事情も踏まえて解説します。

昔の流行のイメージを引きずりすぎているから

これが最も大きな理由かもしれません。特に30代から40代以上の人にとって、エンジニアブーツといえば1990年代の爆発的なブームの記憶と直結しています。当時は有名アイドルやミュージシャンがこぞって履き、極太のデニムパンツを無造作にブーツインして、腰にはウォレットチェーンをぶら下げるスタイルが主流でした。

その当時のスタイルをアップデートせずにそのまま現在も続けていると、周囲からは時代が止まっているように見えてしまいます。今のファッションはシンプルで清潔感のあるスタイルが好まれる傾向にあるため、当時のゴリゴリのアメカジスタイルは、どうしても古臭い、あるいは野暮ったいという印象を与えてしまうようです 。   

オタクっぽいというステレオタイプがあるから

意外に思われるかもしれませんが、エンジニアブーツにはIT業界のエンジニア、いわゆる技術職の人が履いている靴というイメージを持つ人もいます。かつて秋葉原を中心とした文化圏で、丈夫で長持ちするチェックのネルシャツに、機能的なワークブーツを合わせるスタイルが定着していた時期がありました。

その影響で、エンジニアブーツを見ると、おしゃれに気を使わない人がとりあえず履いている丈夫な靴という連想をしてしまう人が一定数います。実際には今のITエンジニアはおしゃれなスニーカーやローファーを履く人が多いのですが、過去のイメージが強烈に残っているため、洗練されていない印象を持たれがちなのです 。   

清潔感がないように見えてしまうから

エンジニアブーツは革が馴染むまで履き込むことで味が出るとされていますが、これが行き過ぎると単に汚い靴に見えてしまいます。特に、手入れをせずに履き潰して黒ずんだブーツや、かかとがすり減ったままのブーツは、味ではなく不潔感として受け取られます。

また、SNS上ではブーツの中の臭いを気にする声も多く見られます。通気性が悪く蒸れやすいため、脱いだ時の臭いがきついというイメージが定着しており、それが生理的な嫌悪感につながってダサいという評価に結びついている側面もあります。

エンジニアブーツの評判・口コミ

実際にエンジニアブーツを履いている人や、それを見ている人はどう感じているのでしょうか。ネット上のSNSや掲示板、YouTubeのコメント欄などから、リアルな声を拾って自分の言葉で整理してみました。

良い口コミ

  • 革が足に馴染んだときのフィット感は他の靴では味わえない特別な感覚がある
  • 手入れをしながら長く履くことで自分だけの一足に育っていく過程が楽しい
  • 流行り廃りに関係なく履ける定番のデザインなので一足あると安心感がある
  • 最近のワイドパンツの流行に合わせて履くと足元にボリュームが出てバランスが良い
  • 雨の日でも気にせず履ける頑丈さがあり道具として非常に優秀である

悪い口コミ

  • 新品の時は革が硬すぎて足を入れるだけで汗だくになるほど苦労する
  • 重すぎて長時間歩くと足が疲れてしまうので街履きには向かないと感じる
  • 夏場はとにかく蒸れるので臭いが気になって人前で靴を脱ぐのが怖い
  • 脱ぎ履きが大変なので居酒屋の座敷席や試着室を利用する時にストレスを感じる
  • 安物を買うと合皮がすぐに剥がれてきてしまい見すぼらしくなってしまった

エンジニアブーツがおすすめな人

ダサいと言われる理由を見てきましたが、それでもエンジニアブーツには代えがたい魅力があります。では、どのような人ならこのブーツを楽しみ、おしゃれに履きこなせるのでしょうか。このアイテムならではの特徴から考えてみました。

時間をかけて物を育てるのが好きな人

エンジニアブーツ、特にレッドウィングなどの本格的なブランドのものは、新品の状態が完成形ではありません。履き込んで傷がついたり、革の色が変わったりすることで完成に近づいていきます。

特に茶芯と呼ばれる、黒い塗装の下から茶色の革が見えてくる経年変化は、マニアの間で非常に人気があります。新品のピカピカした状態よりも、使い込まれた道具のような雰囲気を愛せる人には最高の相棒になります。手間をかけて手入れをし、自分だけの色落ちを楽しみたい人には心からおすすめできます 。   

流行に左右されず長く使える相棒を探している人

ファストファッションのようにワンシーズンで買い替えるのではなく、10年、20年と長く付き合える靴を探している人にはぴったりです。本格的なエンジニアブーツはグッドイヤーウェルト製法という作りになっていて、靴底がすり減っても交換して修理することができます。

初期費用はかかりますが、長い目で見ればコストパフォーマンスは悪くありません。自分の人生と共に歩んでくれるような、愛着の湧くアイテムを求めている人にはこれ以上ない選択肢と言えるでしょう。

現代的なワイドシルエットを楽しみたい人

意外かもしれませんが、今トレンドのファッションを楽しみたい人にもおすすめです。現在はパンツのシルエットが太めのものが主流になっており、足元にボリュームのある靴を持ってこないとバランスが取りにくいことがあります。

華奢なスニーカーではパンツの裾を引きずってしまうような場合でも、甲が高く筒の太いエンジニアブーツならしっかりと受け止めてくれます。あえて太めの軍パンやワークパンツと合わせて、Aラインのシルエットを作りたい人には最適なアイテムです 。   

エンジニアブーツがおすすめできない人

一方で、どうしてもエンジニアブーツの特性と相性が悪い人もいます。買ってから後悔しないために、以下の点に当てはまる人は慎重に検討したほうが良いかもしれません。

すぐに快適な履き心地を求める人

買ったその日から雲の上を歩くような履き心地を求めている人には絶対におすすめできません。特に本格的なワークブランドのエンジニアブーツは、履き始めは修行と言われるほど革が硬く、足が痛くなることがあります。

スニーカーのようなクッション性や軽さを重視する人にとっては、ただ重くて痛いだけの苦痛な靴になってしまうでしょう。馴染むまでの期間を我慢できない人は、もっと柔らかい革靴や機能的なスニーカーを選んだほうが幸せになれます 。   

手入れやメンテナンスが面倒だと感じる人

エンジニアブーツはタフな靴ですが、何もしなくて良いわけではありません。定期的にブラシをかけたりオイルを塗ったりしないと、革が乾燥してひび割れてしまいます。また、湿気対策をしないとカビが生えたり悪臭の原因になったりします。

靴の手入れを趣味として楽しめるなら良いのですが、帰宅したらすぐに靴を脱ぎ捨ててそのまま放置してしまうようなタイプの人だと、すぐに靴をダメにしてしまう可能性があります。手間をかける時間がない人には不向きなアイテムです。

清潔感や軽やかさを最優先したい人

ファッションにおいて清潔感や爽やかさを何よりも重視する人には、エンジニアブーツの無骨さはノイズになるかもしれません。どうしても重厚感や土臭さが漂うアイテムなので、きれいめなスタイルや、軽やかな印象を作りたい時には合わせるのが難しいです。

また、脱ぎ履きのしにくさもスマートさを損なう要因になります。外出先でスムーズに靴を脱ぎ履きしたい人や、常に洗練された印象を保ちたい人にとっては、扱いづらい靴だと感じるでしょう。

エンジニアブーツのおすすめポイント

ここまで見てきて、やっぱりエンジニアブーツが気になるという人のために、このブーツだけが持つ独自の魅力やおすすめポイントを整理しておきます。

茶芯に代表される唯一無二の経年変化

他の靴では味わえない最大の魅力は、やはりエイジングです。特に1990年代のモデルなどに多く見られた茶芯と呼ばれる革は、履き込むことで表面の黒い塗料が擦れて、下地の茶色が出てきます。

これが絶妙なグラデーションとなり、ヴィンテージデニムのような深い味わいを醸し出します。最近ではこの茶芯を再現したモデルも復刻されており、新品から育て上げる楽しみを味わうことができます。他人の靴とは違う、自分だけの歴史が刻まれた一足になるのが最大の喜びです 。   

ソール交換で一生履けるサステナビリティ

本格的なエンジニアブーツは、ソールを交換することを前提に作られています。純正のソールだけでなく、もっと軽い素材のソールに変えてスニーカーのように歩きやすくしたり、逆にグリップ力の強いソールに変えて無骨さを増したりと、カスタマイズの幅が広いのも特徴です。

使い捨てが当たり前の現代において、修理しながら大切に使い続けるというスタイルは、むしろ最先端でかっこいい生き方とも言えます。物を大切にする精神性を表現できるアイテムです。

ハングロールで魅せる現代的な着こなし

ダサいと言われないための着こなしテクニックとして、ハングロールというものがあります。これは、パンツの裾を少しロールアップして、ブーツの履き口の後ろ側に引っ掛ける履き方です。

こうすることで、ブーツの筒の部分をちらっと見せつつ、前から見た時はすっきりとした印象になります。完全にブーツインすると古い印象になりがちですが、このテクニックを使えば程よい抜け感が生まれて、現代的なコーディネートに自然に溶け込ませることができます 。   

エンジニアブーツのおすすめアイテム

最後に、これからエンジニアブーツを購入しようと考えている人に向けて、失敗のない定番のおすすめアイテムを紹介します。

レッドウィング 2268 / 9268

エンジニアブーツといえばまずはこれと言われるほどの王道モデルです。2268は長年愛されているスタンダードなモデルで、非常に頑丈な作りが特徴です。一方、9268はかつての茶芯の革を再現した復刻モデルで、経年変化を楽しみたい人に圧倒的な人気があります。

最初はとにかく硬くて履くのに苦労しますが、それを乗り越えた時のフィット感と愛着はひとしおです。迷ったらこれを選べば間違いありません。リセールバリューも高いので、資産価値としても優秀です。

チペワ 1901M シリーズ

レッドウィングはちょっとハードルが高いと感じる人におすすめなのがチペワです。こちらのブランドのエンジニアブーツは、日本人の足の形に合いやすいように甲が高めに設計されていることが多く、足入れが比較的スムーズです。

使われている革も最初から適度に柔らかいオイルレザーが多いので、修行のような履き慣らし期間が短くて済みます。実用性を重視して、最初から快適に履きたいという人には賢い選択肢になります 。   

ショット エンジニアブーツ

ライダースジャケットで有名なショットが出しているエンジニアブーツも人気があります。こちらはバイカーファッションとの相性が抜群で、非常に無骨で男らしいデザインが特徴です。

革が厚く重厚感があるので、守られている安心感があります。バイクに乗る人はもちろん、ロックなテイストやラギッドなスタイルが好きな人にはたまらない一足です。ただし重量はあるので、体力に自信がある人向けかもしれません 。   

まとめ

エンジニアブーツがダサいと言われるのは、過去の流行のイメージで止まっていたり、不潔な履き方をしてしまったりしている場合が多いようです。アイテム自体が悪いわけではなく、選び方や履き方、そして手入れの仕方次第で、一生モノのかっこいい相棒になります。

流行に流されず、自分のスタイルを持って物を大切に育てていきたい人にとっては、これ以上ない素晴らしい靴です。もし迷っているなら、思い切って手に入れて、自分だけの一足に育ててみてはいかがでしょうか。最初は硬くて大変かもしれませんが、馴染んだ頃には手放せない存在になっているはずですよ。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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