ワンピースにベルトがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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ワンピース一枚だとシルエットがぼやけてしまうとき、ベルトでウエストマークをするスタイルは定番ですよね。メリハリが出てスタイルアップも狙える便利なテクニックです。

しかし、検索してみるとダサいとか時代遅れといったネガティブな言葉が出てきて不安になることがあります。せっかくおしゃれをしたつもりでも、周りから痛いと思われていたらショックですよね。

そこで本記事では、ワンピースにベルトを合わせるスタイルがなぜダサいと言われるのか、その理由を掘り下げて解説します。また、実際の口コミをもとにおすすめできる人とできない人も紹介します。

ワンピースにベルトを合わせようか迷っている人はぜひ参考にしてください。

目次

ワンピースのベルト合わせとは?

ワンピースのウエスト部分にベルトを巻いて、シルエットに変化をつけるスタイリングのことです。

もともとワンピースに付属している紐やベルトを使うこともあれば、手持ちの革ベルトなどを合わせることもあります。寸胴に見えがちなワンピースを引き締めたり、着丈が長すぎる場合にブラウジングして長さを調整したりといった実用的な側面もあります。

ワンピースにベルトがダサいと言われている理由

多くの女性に取り入れられているスタイルですが、一部ではダサいという声があるのも事実です。なぜそう言われてしまうのか、リサーチした口コミや意見をもとに具体的な理由をまとめました。

付属品のベルトがペラペラで安っぽく見えるから

ワンピースを買ったときについてくる付属のベルトやリボン。これがダサい原因になっていることが非常に多いです。

通販サイトの口コミを見てみると、届いた時点で付属のリボンがシワシワだったという声がたくさんあります。ポリエステルなどの薄い生地で作られた紐は、梱包の段階で折り目がついてしまい、そのまま巻くとどうしても生活感が出てしまいます。   

また、金具がついているタイプでも、プラスチックにメッキをしただけの軽いものだと、チープな印象を与えてしまいます。大人の女性がこのテカテカした安っぽいベルトをしていると、服全体まで安っぽく見えてしまうのです。

ひと昔前のチュニックコーデに見えてしまうから

2000年代から2010年代にかけて、チュニックにスキニーパンツを合わせて、腰に太いベルトを巻くスタイルが大流行しました。

実はこのイメージがいまだに強く残っていて、ワンピースにベルトをしていると、その当時の流行を引きずっているように見えてしまうことがあります。特に、膝上丈のワンピースにレギンスやスキニーを合わせ、さらにベルトでマークするという組み合わせは、今のトレンドから見るとどうしても古臭い印象を与えてしまいます。

無理やりスタイルよく見せようとする必死感があるから

骨格診断などでウエストマークが似合うと言われているからといって、どんなワンピースにもベルトをしてしまうのは考えものです。

本来、ストンとしたAラインやコクーンシルエットで着るべきデザインのワンピースを、無理やりベルトで縛ると、布が不自然に寄ってしまいます。これが見ている側に、なんとかして細く見せたいという必死さを感じさせてしまうのです。

また、ゴムベルトなどで強く締めすぎると、背中や脇のお肉がベルトの上に乗ってしまい、かえって太って見えるという悲しいケースもあります。   

ワンピースにベルトの評判・口コミ

実際にワンピースにベルトを合わせている人たちがどう感じているのか、SNSやレビューサイトの生の声を調べました。良い意見と悪い意見をそれぞれ紹介します。

良い口コミ

  • 寸胴に見えるワンピースでも、ベルトをするだけできちんと感が出てスタイルが良く見えます。   
  • 低身長なのでマキシ丈だと引きずってしまいますが、ベルトでブラウジングして丈を調整できるのが助かります。   
  • シンプルな無地のワンピースも、ビットベルトなどを合わせると雰囲気が変わって高見えします。   
  • 冬場はベルトでお腹周りを密着させることで、隙間風が入らず暖かく過ごせます。   
  • 太って見えるのが悩みでしたが、ウエストの一番細い位置をマークすることでスッキリ着こなせました。   

悪い口コミ

  • 夏場にニットワンピースの上からベルトをしていたら、蒸れて痒くなってしまいました。   
  • 白いシャツワンピースに合皮のベルトを合わせたら、汗でベルトの色が服に移ってしまいショックでした。   
  • 付属の紐ベルトがすぐにほどけてしまい、歩いている途中に何度も結び直すのが恥ずかしいです。   
  • ベルトが長すぎて余った部分がだらんと垂れてしまい、どう処理していいかわからず格好悪いです。   
  • 食事のあとに苦しくなるので、結局途中で外してしまい、ベルトループだけが残って変な感じになりました。

ワンピースにベルトがおすすめな人

口コミや特徴を踏まえると、ワンピースにベルトをするスタイルは以下のような人におすすめです。

身長が低く着丈の調整が必要な人

既製品のワンピースは160cm前後の身長に合わせて作られていることが多く、150cm台前半の人には長すぎることがあります。

そんなとき、ベルトを使ってウエストで生地を少したゆませるブラウジングというテクニックを使えば、裾上げをしなくても自分にぴったりの長さに調整できます。これはおしゃれだけでなく実用面でも非常に有効です。   

骨格ウェーブなどウエストマークが得意な人

体型的にウエスト位置を高く見せたほうがバランスが良くなる人は、積極的にベルトを活用すべきです。

特に上半身が華奢で下半身にボリュームがあるタイプの場合、高い位置でウエストをマークすることで目線が上がり、脚長効果が期待できます。メリハリのないシルエットが苦手な人にとっては、ベルトは強い味方になります。

シンプルな服の印象を安く変えたい人

手持ちのワンピースがマンネリ化してきたり、プチプラのワンピースを高く見せたい人にもおすすめです。

付属のペラペラな紐を捨てて、しっかりとした革のベルトに変えるだけで、全体の高級感がぐっと増します。新しい服を買わなくても、小物ひとつでコーディネートの幅を広げられるのは大きなメリットです。   

ワンピースにベルトがおすすめできない人

一方で、以下のような人にはあまりおすすめできません。無理に取り入れると失敗する可能性があります。

締め付けが苦手でリラックスして着たい人

ワンピースの魅力は、体を締め付けず楽に着られることです。それなのにベルトでわざわざ締め付けてしまうのは、本来の快適さを損なう行為でもあります。

特に食事をする予定がある日や、長時間座りっぱなしのデスクワークの日などは、お腹周りの圧迫がストレスになることがあります。痒みや蒸れの原因にもなるので、着心地重視の人には不向きです。   

Aラインなどふんわりしたシルエットを楽しみたい人

デザイナーが意図してふんわりと作っているAラインやテントラインのワンピースの場合、ベルトをしないほうが美しいことが多いです。

風をはらんで揺れるドレープが魅力のデザインなのに、ベルトで無理に抑え込んでしまうと、その服の良さが消えてしまいます。服本来のシルエットを楽しみたいなら、ベルトは不要です。

メンテナンスや微調整が面倒な人

ベルトをすると、動くたびにズレたり、裾が落ちてきたりします。そのたびに位置を直したり、鏡でバランスを確認したりするのが面倒だと感じる人にはおすすめできません。

また、付属の布ベルトを使う場合はアイロンがけが必須ですし、革ベルトなら色移りのケアも必要です。こうした手間をかけられないと、だらしない印象になってしまいます。

ワンピースにベルトのおすすめポイント

ここまでメリットとデメリットを見てきましたが、それでもこのスタイルが支持されるには理由があります。

一瞬でスタイルアップできる

着るだけでなんとなく野暮ったいと感じたとき、ベルトを巻くだけで解決することが多々あります。

ウエストがきゅっと締まることで、視覚的に痩せて見える効果は絶大です。特にゆったりしたシルエットの服は太って見えがちですが、ベルト一本で女性らしいラインを作ることができます。   

コーディネートのアクセントになる

無地のワンピースはのっぺりして見えがちですが、異素材のベルトや金属のバックルが入ることで、着こなしにリズムが生まれます。

2025年のトレンドでは、あえて服と違う色のベルトを合わせてコントラストを楽しんだり、チェーンベルトでアクセサリーのように見せるスタイルも注目されています。   

プチプラ服を高見えさせられる

ユニクロやGUなどのシンプルなワンピースでも、ベルトの素材にこだわることで、セレクトショップのような雰囲気を出すことができます。

特に本革のベルトや、ゴールドのビットがついたベルトなどを合わせると、一気に上品で大人っぽい印象になります。数千円の投資で服全体の格を上げられるのは大きな魅力です。   

ワンピースにベルトのおすすめアイテム

ダサく見えないためには、ベルト選びが命です。大人の女性におすすめのアイテムをピックアップしました。

細めの本革ベルト

太いサッシュベルトやゴムベルトは一昔前の印象になりがちです。今選ぶなら、幅1.5cmから2cm程度の細めのレザーベルトが間違いありません。   

素材は合皮ではなく、経年変化を楽しめる本革(栃木レザーなど)を選ぶと、安っぽさが消えて洗練された印象になります。色は黒やダークブラウンなどのベーシックカラーが使いやすいです。

ビットベルト

バックル部分が馬具のハミのような形をした金具になっているベルトです。

フックで引っ掛けるだけで装着でき、後ろで長さを調整できるタイプが多いので、余ったベルトが垂れ下がる心配がありません。見た目が上品でアクセサリー感覚で使えるため、ニットワンピースやきれいめな服装との相性が抜群です。   

チェーンベルト

2025年のトレンドとしても注目されているのがチェーンベルトです。   

これはウエストを締めるというよりは、腰に引っ掛けて飾りとして使います。シンプルなワンピースにきらりと光るチェーンを足すだけで、今っぽい華やかさとモードな雰囲気がプラスされます。

まとめ

ワンピースにベルトを合わせるスタイルは、選び方や合わせ方を間違えるとダサいと思われてしまうリスクがあります。特に付属の安っぽいリボンをそのまま使ったり、古い流行を引きずった合わせ方をすると危険です。

しかし、自分の体型に合った位置でマークしたり、質の良いベルトを選んだりすることで、スタイルアップ効果や高見え効果といった大きなメリットも得られます。

周りの目を気にしすぎる必要はありませんが、もし不安なら、まずは付属のベルトを外して、手持ちの細い革ベルトに変えてみることから始めてみてください。それだけで、ぐっと洗練された印象になるはずですよ。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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