街中で見かけるとパッと目がいく赤のコンバース。足元にあるだけで元気になれるようなポップな魅力がありますよね。
でも、ネットで検索しようとするとダサいという言葉が出てきて、ドキッとしたことはありませんか？
実は、赤のコンバースは合わせ方を間違えると子供っぽく見えてしまったり、時代遅れに見えてしまったりと、意外と扱いが難しいアイテムでもあるんです。
そこでこの記事では、なぜ赤のコンバースがダサいと言われてしまうのか、その理由をSNSの声などから深掘りしてみました。買おうか迷っている人や、持っているけど履きこなせていない人は、ぜひ参考にしてみてください。
赤のコンバースとは？
コンバースのオールスターといえば、誰もが一度は履いたことがあるであろうスニーカーの王道です。
中でも赤のコンバースは、ファッションのアクセントとして長年愛されてきました。デニムに合わせたり、モノトーンコーデの差し色にしたりと、うまく使えば一気におしゃれ上級者に見えるアイテムです。
ただ、その色の強さゆえに、選び方や合わせ方を一歩間違えると残念な印象になってしまうことも。ここでは、そんな赤コンバースのリアルな評判に迫ります。
赤のコンバースがダサいと言われている理由
SNSや口コミサイトをリサーチしてみると、赤のコンバースがイマイチだと言われるに明確な理由が見えてきました。
決してアイテム自体が悪いわけではないのですが、どうしてもネガティブに見えてしまうパターンがあるようです。
子供っぽくて安っぽく見えるから
一番多かった意見がこれです。特に明るすぎる原色の赤は、どうしても子供の運動靴やキャラクターの靴を連想させてしまうことがあります。
大人の男性や女性が、半ズボンやダメージジーンズなどに明るい赤のコンバースを合わせると、年相応に見えず、無理して若作りしているように見えてしまうことがあるんです。実際にSNSでも、小学生みたいと言われてショックを受けたという声も見られました。
コーディネートから浮いてしまう
赤は進出ショクといって、他の色よりも前に飛び出して見える色です。そのため、全体のバランスを考えずに履くと、足元だけが悪目立ちしてしまいます。
例えば、白いパンツに赤のコンバースを合わせると、足元の赤だけが強調されてしまい、全体のバランスが悪く見えるという意見がありました。靴だけが歩いているような状態になってしまうと、どうしても頑張ってる感が出てしまい、それがダサいという評価につながってしまうようです。
ひと昔前の流行というイメージ
数年前に、トレンチコートに赤のコンバースを合わせるスタイルが大流行しました。とても可愛い組み合わせなのですが、その印象が強すぎるあまり、今やると情報のアップデートができていない人に見えてしまうことがあります。
トレンドは巡るものですが、当時のスタイルのまま止まっていると、どうしても時代遅れ感が出てしまうのは避けられません。
汚れが目立って清潔感がない
キャンバス生地の赤は、黒ずんだり色が褪せたりすると一気にみすぼらしく見えます。
履き込んだ味と言えば聞こえはいいですが、手入れされていない赤色は単に汚らしく見えてしまいがちです。特に明るい赤は汚れとのコントラストが強いため、不潔な印象を与えてしまい、それがダサさにつながっています。
赤のコンバースの評判・口コミ
ここでは、実際に赤のコンバースを履いている人や、街で見かけた人のリアルな口コミをまとめてみました。良い意見も悪い意見も包み隠さず紹介します。
良い口コミ
おしゃれに履きこなしている人からは、やはりポジティブな意見が多く聞かれました。
- 黒い服が多いので、赤のコンバースを履くだけでパッと明るくなって良いアクセントになる
- デニムとの相性が最高で、履き込むほどに古着のような味が出てきて愛着が湧く
- 履いているだけで気分が上がるし、周りからも元気そうなイメージを持ってもらえる
- シンプルな服装でも、足元に赤があるだけでおしゃれに気を使っているように見える
悪い口コミ
一方で、辛辣な意見も少なくありません。購入前にチェックしておきたいポイントです。
- 彼氏や友人に子供っぽいと言われてしまい、恥ずかしくて履けなくなった
- 派手な色の服と合わせたら、目がチカチカすると不評だった
- 雨の日に履いたら靴下に色が移ってしまい、安っぽさを感じてガッカリした
- 久しぶりに履こうとしたら、なんとなく今の自分の服に合わなくて玄関で脱いでしまった
赤のコンバースがおすすめな人
では、どんな人が赤のコンバースをおしゃれに履きこなせるのでしょうか。特徴を整理してみました。
シンプルな服装を好む人
普段から白Tシャツにデニム、あるいは黒のワンピースといったシンプルな服装が多い人には特におすすめです。
服がシンプルであればあるほど、赤のコンバースが持つパワーが良い方向に働きます。余計な装飾がない分、足元の赤が洗練されたアクセントになり、計算されたおしゃれさを演出できます。
ヴィンテージや古着の雰囲気が好きな人
新品のピカピカした状態よりも、少し色褪せたりくたっとした質感を愛せる人に向いています。
古着のリーバイスやミリタリージャケットなど、歴史のあるアイテムと合わせることで、赤のコンバースは子供の靴から大人のこだわりアイテムへと変化します。
自分のキャラクターを理解している人
赤はエネルギーのある色です。明るいキャラクターの人や、あるいは逆に全身黒でクールな人がハズしとして使う場合など、自分の見せ方をわかっている人には強い味方になります。
赤のコンバースがおすすめできない人
逆に、購入してもタンスの肥やしになってしまいそうなのはこんな人です。
色や柄を多用するファッションが好きな人
トップスもボトムスもカラフルだったり、柄物だったりする場合、そこに赤の靴を足すと情報量が多すぎてしまいます。
ごちゃごちゃした印象になり、まとまりのないダサいコーデになりがちです。引き算が苦手な人は避けたほうが無難でしょう。
こまめな手入れが苦手な人
先ほどもお伝えした通り、薄汚れた赤コンバースは清潔感を大きく損ないます。
ラバー部分の汚れを拭いたり、防水スプレーをかけたりといった最低限のケアが面倒だと感じるなら、汚れの目立たない黒やネイビーを選んだほうが幸せになれるはずです。
トレンドの最先端を追いかけたい人
今まさに流行っているハイテクスニーカーや厚底スニーカーを好む人にとっては、コンバースのローテク感は物足りないかもしれません。
流行を追うことがファッションの楽しさだという人には、少しクラシックすぎて退屈に感じる可能性があります。
赤のコンバースのおすすめポイント
いろいろ厳しいことも書きましたが、それでも赤のコンバースには他にはない魅力があります。
履くだけで主役になれる存在感
これ一足あれば、他がユニクロや無印良品のシンプルな服でも、しっかりおしゃれに見せることができます。コーディネートを考えるのが面倒な日でも、とりあえずこれを履けば形になるという頼もしさがあります。
圧倒的なコストパフォーマンス
ハイブランドのスニーカーは何万円もしますが、コンバースなら比較的手頃な価格で手に入ります。
それでいて、ジャケットスタイルやコートなどのきれいめな服装のハズしとして使えば、価格以上のこなれ感を出すことができます。高い服にあえて安い靴を合わせる余裕、そんな大人の遊び心を楽しめます。
時代を超えた安心感
流行り廃りはあっても、コンバースのオールスター自体が消えてなくなることはありません。
長い歴史の中で培われたデザインは、どんな場所でも通用する普遍的な良さがあります。トレンドに左右されず、自分のスタイルを貫きたい人にとっては最高の相棒になるでしょう。
赤のコンバースのおすすめアイテム
最後に、ダサいと言われないために選ぶべき具体的なモデルを紹介します。ポイントは色の深みと素材感です。
CANVAS ALL STAR J HI (メイド・イン・ジャパン)
もし予算が許すなら、迷わずこれを選んでください。日本製のオールスターです。
通常のモデルよりも赤の色味が深く、落ち着いた印象があります。テープの色も真っ白ではなく生成り色なので、ヴィンテージのような雰囲気があり、大人が履いても全く浮きません。品質も高く、所有欲を満たしてくれます。
U.S. ORIGINATOR (U.S. オリジネイター)
もう少し手頃な価格で探しているなら、このシリーズがおすすめです。
最初から洗い加工が施されており、新品特有の気恥ずかしさがありません。ラバー部分も艶出し加工されていてレトロな雰囲気なので、履き始めたその日から足に馴染みます。
CT70 (チャックテイラー)
海外限定モデルなので入手は少し難しいですが、こだわりの強いおしゃれ好きなら外せません。
クッション性が高く履き心地が良いのはもちろん、シルエットがシャープで洗練されています。赤の発色も絶妙で、これを履いているだけでファッション通だと思われるような一足です。
まとめ
赤のコンバースがダサいと言われるのは、アイテムそのもののせいではなく、選び方や履き方に原因があることがほとんどです。
子供っぽく見えないように深みのある色を選んだり、シンプルな服に合わせてアクセントにしたりと、少し工夫するだけで見違えるようにおしゃれになります。
周りの評判も気になりますが、結局のところ、自分が履いていてワクワクするかどうかが一番大切です。ぜひあなたにぴったりの一足を見つけて、自分らしいスタイルを楽しんでくださいね。
