シンプルなデザインで幅広い層の方が履いているコンバースのスニーカー。
しかし、「コンバースはダサい」という人も存在します。
そこでこの記事では、コンバースがダサいと言われている理由と評判・口コミ、おすすめできる人・できない人について徹底解説します。
コンバースとは?
コンバースはアメリカのシューズブランドです。「ALL STAR (オールスター)」のモデルが大衆的にも知られているコンバースは、文化的・歴史的なイメージも定着しており、幅広い世代から愛されている靴のブランドですが、ダサいと思う方もいる様子。
コンバースの歴史を辿っていく中で、作業用・スポーツシューズとして発展を遂げたようなので、そういった背景がダサいと思われている理由なのかもしれません。
まずは、その歴史をみていきましょう。
作業用ラバーシューズとしての「コンバース」
コンバースは1908年に米国のマサチューセッツ州で設立されました。翌年には雨や雪の中でも作業しやすいようにラバーシューズの製造を開始しました。その品質の高さから圧倒的な指示を受け、冬場にできるスポーツである「バスケットボール」の専用シューズを開発し始めます。それが「キャンバスオールスター」であり、現在と驚くほど変わらないスタイルを貫いているようです。
歴史を重ねていくにつれ、テニスやバドミントンなどのスポーツでもプロの間で人気を博し、様々な要因と相まって多くのモデルを開発するに至ります。ファッションシーンや音楽シーンにも影響を与え、現在ではスポーツや作業用以外の用途として普段使いでも履いている方が多いです。
コンバースがダサいと言われている理由
コンバースがダサいと言われている理由をみていきましょう。
服との相性を考えない人も多いから
コンバースがダサいと言われている理由の1つに、おしゃれな履き方や合う洋服との合わせ方をしている方がいる反面、着ている物や自分の体型と似合わない履き方をしている方もいるからだと感じます。
大衆的に広まり多くの方が愛用するコンバースは、コスパもよいモデルもあるため「ちょっとそこまで」的な身なりに気をつかわない状態での外出時に履く方も多いことも、ダサいと思われる要因なのかもしれません。
古いイメージがある人もいるから
色々と調べてみると、古いイメージがあるという方も多かったです。その理由ですが、定番すぎて昔からデザインが変わっていないため「古い」と感じるからだそうです。
また、あのカジュアルなデザインは若い世代であればオシャレに着こなすことができるけれど、30代後半や40代からすると年齢的に合わないため、その世代が履くと「古くみえそうでダサいかも」と感じる声もありました。
かかとのロゴや「★」マークが子供っぽい
他にも、かかとのロゴやサイドに印字されている★マークや、タン部分の「ALLSTAR」のマークが子供っぽくてダサいという意見がありました。
もっと色々なものを削ぎ落としたいシンプルな靴が好きな方であれば、あの印象的な印字がある点がダサいと感じるのかもしれないです。
コンバースの評判・口コミ
コンバースのネットでの評判や口コミを、良い口コミと悪い口コミにわけてまとめてみました。
良い口コミ
- オールスターやジャックパーセルのような鉄板モデルはどの年代の人が履いてもかっこいい。ただし全体のコーディネートによると感じます
- 別段おしゃれとは思わないがアメカジスタイルなどに合わせやすい
- 無個性なため色々な服に合わせやすい。履きこなせるとオシャレだなと感じる
全体のコーディネートに統一感があると、ダサいと感じる方は少ないようです。
また、無個性でゴツみのあるシルエットでもないので、モデルやデザインによっては目立ちにくい点が様々な服に合わせやすいという声もありました。
悪い口コミ
- 大学生以上が履くとダサいイメージ
- 靴のモデルによってはダサい
- 合わせる服装によってはださく感じてしまうことがある
コンバースは、大学生以上が履くとダサいイメージがある方もいました。その理由に、カジュアルすぎるからというものもあります。
モデルによっては人を選んだり個性的なものもあったりするため、ダサいと感じる方もいるようです。
服装によってダサく感じてしまうことがある点は、良い口コミの中にもありました。そのため、着ている服との相性の悪さを指摘しているのかなとも感じます。
コンバースがおすすめな人
続いては、コンバースがおすすめな人についてお伝えします。
ハイカットかローカットか、モデルなどによっても似合う人は変わってくると思いますので、そちらにも焦点をあてて紹介します。
細身な人
細身な人は、細いパンツにハイカットのコンバースを合わせることでより全体的にすらっとした印象を与えることができると感じます。
また、足首がキュッと細い方であれば、ローカットのコンバーススニーカーを履いて靴下で遊び、ボトムやトップスは足元と合うようにコーディネートすると、足首の細さやローカットのデザインも活かせると感じます。
ミュージシャン
コンバースは、オルタナティブロックの歴史に大影響を与えた「カート・コバーン」や、大衆音楽として大成功を納めたビートルズの「ジョージ・ハリスン」、キング・オブ・ロックンロールの「エルヴィス・プレスリー」などのスターたちも愛用していました。
そのため、そういったスターに憧れるミュージシャンの中では、定番な履き物としても認識されているようです。
実際にロックミュージシャンなどは全身を黒に統一して自身を表現する方もおり、ライダースや細身のスキニーパンツとコンバースの組み合わせをする方も多いです。
シンプルな服装やアメカジが好きな方
シンプルな服装が好きな方であれば、色付きのコンバースで印象的なファッションに仕上げても良いと思います。
ハイカットのロゴが好きな方はそれをアクセントにし、他の部位はデザインを抑えめにするなどでバランスを考える方もいます。
また、デニムとTシャツやパーカーが好きな方も、足元がコンバースだと定番のアメカジファッションですし、現在のアメリカでもそういった着こなし方は今も主流なようです。
他にも、大人っぽく仕上げたい方には白が良いのだとか。足元に白を持ってくると、着こなし次第ですがちょっと垢抜けた雰囲気になりますし、チャレンジしたことのない方は履いてみるといつもと違うコーディネートが浮かぶかもしれません。
コンバースがおすすめできない人
コンバースがおすすめできない人もいると感じるため、紹介していきます。
履き心地を1番に求める方
入手しやすいモデルや大定番のモデルは、定番のラバーソールとキャンバス生地で作られているためか、履き心地がいまいちで足の裏が痛くなりやすいという声もあります。
クッション性の高いモデルであれば、値段は高いものの疲れにくいようですが、履き心地を一番に求める方であれば他メーカーからコストパフォーマンスの優れたスニーカーも販売されているため、そちらも検討してみるのもありかと感じます。
ピタッとしたシルエットが苦手な方
コンバースの定番モデルは足に密着したようなシルエットなため、あの密着感が苦手な方も多いです。シルエット含めカジュアルな印象が良い面でもありますが、これまで密着感のある靴を履いたことがない方からすると、合わないこともあるかと思います。
他にも、寒い時期に履いてキャンパス生地が冷たくなると、密着している足の甲の部分がとても冷えるという声もありました。
細見えなら太め足の方はハイカットはNOかも
ししゃも足や筋肉質な足の方は、ハイカットよりもローカットを履くと足元がスッキリと見えると感じます。
特に足首がキュッと閉まっている方であれば、足首が見えることで膝下からのラインが一度分断されて、抜け感が生まれるため細見えしやすいと感じる方が多いからです。
筆者も筋肉質な足のため、コンバースはローカットのモデルを履くことが多かったです。
コンバースのおすすめポイント
続いてはコンバースのおすすめポイントを紹介します。
安価なモデルもあるため履き潰せる
コンバースは安価で入手できるモデルもありカラー展開も豊富のため、履き潰して次の色を試してみるなど、自分に似合う色などを簡単に試せます。そのため、スニーカー入門者も軽い気持ちで挑戦しやすいでしょう。
履き潰せもできる反面、一般的に品質の良いとされているモデルは、くたっとしてくると味が出てかっこよい印象を持つスニーカーに変化していきます。
ただし履き潰しすぎてしまいかなり汚れてくる頃には廃棄をおすすめします。
良い品質を求める方にもおすすめできるモデルがある
コンバースはキャンパス生地のローカットモデルやハイカットモデルが有名だと思いますが、クッション性の高いモデルやレザー生地を使用したモデルもあります。
ローファーやサイドゴアブーツなど、実は定番のスニーカー以外にも商品があるため、カジュアルだけはない点も、コンバースのおすすめポイントです。
キャンパス生地が苦手な方は他のタイプもある
ピタッとしたシルエットを作り出すキャンパス生地が苦手な方は、限定品などとして販売されているクッション性の高い生地や構造的に厚みのあるタイプもおすすめです。
サンダルも発売されているため、密着感が苦手だけど挑戦してみたい方はそのようなモデルを着用してみると良いと感じます。
コンバースのおすすめアイテム・モデル
コンバースのおすすめアイテムやモデルを紹介していきます。
ネクスター
ネクスターはあまり人気のないモデルのようです。その理由が、価格がリーズナブルな分履き心地も他のモデルに比べると良いわけではないからとのこと。
豊富な色の展開を何足か試してみたい、1足履き潰せる靴が欲しい、安価で軽いスニーカーが欲しい、といったこだわりを持たない方であればおすすめだと感じます。筆者もすぐ汚れてしまうであろう白はネクスターを持っています。
USオリジネーター
アメリカのモデルとして販売されていたCT70は、日本では販売が禁止(輸入禁止)されたため、なかなか入手が難しいようです。しかし、「ALL STAR」の中でも人気なモデルだったことで、禁止前に入手していた方は、現在まで履き潰したような味のある1足を大切にしている方も多い様子。
新規入手は難しいですが、CT70に見た目が近いUSオリジネーターであれば、値段も1万以下で入手できるため、コストパフォーマンスも良いのかなと感じます。
ジャックパーセル
ジャックパーセルは、世界的にも有名な数多くのミュージシャンが愛用していたモデルでもあります。
タン部分に「ALL STAR」のロゴはなくすっきりとした印象なため、デザインはシンプルです。ソールの裏側が水色の靴もあり、定番商品とは違った一面を見せてくれます。
カジュアルよりも随所にみえる定番との違いにこだわりたい方は、ジャックパーセルもおすすめです。
日本製オールスター
日本製のオールスターは丁寧に作られたため、耐久性や履き心地も良く、評価の高いコンバースです。綺麗な印象もあるため、上品に仕上げたい時にもぴったりだと感じます。
ジャケットやシャツなどに合わせると、足元はカジュアルでフォーマルすぎない服装になり、普段着としても合わせやすいと思います。
ALL STAR PLTS PG OX(新作)
これまで紹介してきた靴は、ブラックなどコンバースといえばな定番色が多かったので、最後は淡い色で従来のデザインを守ったモデルを紹介していきます。
このモデルは新商品であり、ソールが高めに設定されているためコンバースの低めのソールが苦手な方にもおすすめだと感じます。厚めのソールにも関わらず軽量とのことですから、カジュアルな夏のファッションでもスタイルアップしてみえると思います。
まとめ
この記事では、コンバースがなぜダサいと言われているかについてや、ダサいと思われないような工夫や定番のモデル以外にもさまざまな商品があることをお伝えしていきました。
ちなみに筆者は10代の時にコンバースの黒のハイカット(CT70)を愛用していましたが、大人になるにつれ好みも変わり、今では白をラフ服装と合わせることが多くなりました。
年齢を重ねるにつれて似合う物や着たいものも変わってくるかもしれませんので、コンバースが気になる方は公式サイトもチェックしてみて、「これいいな」と思うモデルをまずは見つけてみると良いでしょう。
もし自分のセンスがわからなくなった時は、コンバースを履く人、履かない人の意見を聴き、機能性やデザイン面や服との相性なども踏まえた上で、より共感する方を選んでみると良いと思います。
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