CIEのバッグがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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機能的で都会的なデザインが特徴のバッグブランドCIE(シー)。セレクトショップやネットで見かけて気になっている人も多いのではないでしょうか。

でも、検索窓に「ダサい」なんて言葉が出てくると、購入していいものか不安になりますよね。

結論から言うと、CIEは決してダサいブランドではありません。ただ、選び方や合わせ方を間違えると「あれ、なんか安っぽい?」と思われてしまうリスクがあるのも事実です。

そこで本記事では、なぜCIEがダサいと言われてしまうのか、その理由を包み隠さず解説します。「CIEが気になってるけど、失敗したくない」という人は、ぜひ参考にしてください。

目次

CIEとは?

まずは、CIEというブランドについて簡単におさらいしておきましょう。

CIEは、日本の人気バッグブランド「master-piece(マスターピース)」や「AS2OV(アッソブ)」のデザインを手掛けていたチームが立ち上げたブランドです。   

単なるファッションブランドではなく、素材の機能性や実験的なアプローチを大切にしています。製造の多くは日本一の鞄の産地である兵庫県豊岡市で行われており、「豊岡鞄」としての認定を受けているモデルも多いんですよ。   

つまり、ポッと出の無名ブランドではなく、確かな技術と背景を持った実力派ブランドと言えます。

CIEがダサいと言われている理由

では、そんな実力派のCIEがなぜ「ダサい」と言われてしまうのでしょうか。ネット上の声や実際のアイテムの特徴を深掘りしていくと、いくつかの具体的な理由が見えてきました。

Aer(エアー)のパクリに見えてしまう

これが一番大きな理由かもしれません。

今のビジネスリュック界隈では、サンフランシスコ発のブランド「Aer(エアー)」が圧倒的な人気を誇っています。黒くて四角い、無駄のないデザイン。これが今の「正解」みたいになっているんですね。

CIEの「VARIOUS」シリーズなどは、このAerのバッグとシルエットが似ているため、「Aerの偽物?」や「Aerを買えなかった人が選ぶ妥協案」と見られてしまうことがあります。   

詳しい人が見れば素材感や設計思想が全く違うことは分かるのですが、パッと見の印象だけで「流行り物のコピー=ダサい」と判断されてしまうことがあるようです。

塗装が剥げてボロボロに見える

CIEのバッグを使っていると、ファスナーの引手や金具の黒い塗装が剥がれてくることがあります。

実はこれ、メーカーがあえてそう設計しているんです。「経年変化(エイジング)」を楽しんでほしいという意図で、使い込むほどに下地が見えてくる仕様になっています。ヴィンテージのジーンズやミリタリーウェアと同じ感覚ですね。   

でも、この意図を知らない人から見ると、単に「塗装が剥げた安っぽいバッグ」に見えてしまいます。「買ってすぐにボロボロになった」「品質が悪い」と勘違いされやすく、それが「ダサい」という評価につながっているようです。

ミリタリー感が強すぎてオタクっぽい

CIEの主力ラインである「GRID-3」シリーズには、バッグの前面に格子状のテープが張り巡らされています。

これはポーチを取り付けたりするための機能的なデザインなのですが、見方によっては「戦場に行くの?」「サバイバルゲーム?」というような過剰なミリタリー感を与えてしまいます。   

普段着に合わせるならお洒落ですが、普通のスーツにこのゴツいリュックを背負っていると、どうしてもチグハグな印象になりがちです。この「頑張りすぎてる感」が、一部で「オタクっぽい」「ダサい」と言われる原因になっています。

CIEの評判・口コミ

実際にCIEを使っている人たちはどう感じているのでしょうか。ネット上の口コミや評判を整理してみました。

良い口コミ

  • とにかく軽い。これまで使っていたTumiやBriefingが重すぎたので、この軽さは衝撃的。肩こりが治った気がする。   
  • 雨の日でも最強。ゲリラ豪雨にあっても中身が全く濡れなかった。素材の撥水性がすごい。
  • ポケットの位置が絶妙。スマホや鍵を取り出すのにストレスがないのは、さすが元マスターピースのデザイナー。
  • 他の人と被らないのがいい。Aerは街中で見かけすぎるけど、CIEなら通な感じがして所有欲が満たされる。
  • 豊岡製だけあって縫製がしっかりしている。細かい部分まで丁寧に作られているのが分かる。

悪い口コミ

  • 荷物が少ないと形が崩れる。中身が空だとペシャっとなってしまい、貧相に見えることがある。
  • ショルダーストラップが薄い。重い荷物をパンパンに入れると、肩に食い込んで痛い時がある。
  • 金具の塗装剥げが気になる。味だと言われても、やっぱり綺麗なままで使いたい。
  • 高級感はあまりない。マットな質感が人によっては「ゴムっぽい」「ビニールみたい」に見えるかも。
  • 自立しないのが不便。床に置いた時にパタッと倒れてしまうのがストレス。

CIEがおすすめな人

ネガティブな意見もありましたが、CIEにはそれを補って余りある魅力があります。特に次のような人には、心からおすすめできます。

30代以上の重いバッグに疲れた人

CIEのバッグは驚くほど軽量です。

若い頃は重厚なレザーやバリスティックナイロンのバッグを持つのもステータスでしたが、30代、40代と歳を重ねると「軽さこそ正義」になりますよね。毎日の通勤で少しでも身体の負担を減らしたい人にとって、CIEの軽さは一度味わうと戻れない快適さです。   

雨の日でも気にせず使いたい人

CIEの多くのモデルに使われているポリカーボネートコーティングは、水にめちゃくちゃ強いです。

傘からはみ出ても気にする必要がないので、自転車通勤の人や、外回りの多い営業マンには最高の相棒になります。革のバッグのように雨染みを気にしてケアする必要もありません。

人と被りたくない天邪鬼な人

「みんなが持っているものは持ちたくない」という人にはぴったりです。

AerやPorterは素晴らしいブランドですが、電車に乗れば必ず誰かと被ります。CIEなら「それどこの?」と聞かれることも多く、知る人ぞ知るブランドを使っているという優越感に浸れます。

CIEがおすすめできない人

逆に、次のような人はCIEを買うと後悔するかもしれません。

ブランドのステータスを最重視する人

「いいバッグ持ってるね」とブランド名で判断されたい人には向きません。

CIEはロゴも控えめで、パッと見で高いブランドだと分かるような主張はありません。あくまで「道具」としての機能を追求しているブランドなので、ステータス性を求めるならハイブランドやTumiなどを選んだ方が幸せになれるでしょう。

経年変化(エイジング)を劣化と捉える人

先ほどもお伝えした通り、CIEの金具は塗装が剥げるように作られています。

これを「味わい」と楽しめる人は良いですが、「汚い」「ボロい」と感じてしまう潔癖なタイプの人にはおすすめできません。いつまでも新品のようなピカピカな状態を維持したい人は、別のブランドを検討しましょう。

カチッとしたスーツスタイルの人

CIEのデザインは少しカジュアル寄りです。

特にバックパックタイプは、テック系やアウトドアの要素が入っているため、銀行員のようなカチッとしたクラシックスーツには合わせにくいです。ジャケパンスタイルや、オフィスカジュアルが許される職場環境の人向けと言えます。

CIEのおすすめポイント

ここまで読んで「自分には合いそうかも」と思った方のために、CIEならではのおすすめポイントをまとめました。

驚異的な軽さと防水性

やっぱり一番の魅力はこれです。

一般的なナイロンのバッグと比べても明らかに軽いです。そして、ポリカーボネートコーティングという特殊な加工のおかげで、加水分解(表面がベタベタになる現象)にも強いんです。日本の高温多湿な気候にベストマッチした素材選びと言えますね。

豊岡鞄認定の確かな品質

「安っぽい」なんて声もありますが、作りの良さは折り紙付きです。

厳しい審査基準をクリアした「豊岡鞄」として認定されている製品が多く、縫製や強度は非常に高いレベルにあります。長く使えば使うほど、その作りの良さを実感できるはずです。   

かゆい所に手が届く収納ポケット

使ってみて感動するのがポケットの配置です。

スマホを入れるための背面の隠しポケットや、濡れた折りたたみ傘を入れられる防水ポケットなど、「ここにこれがあったら便利だな」という場所にちゃんとポケットがあります。これはユーザーのことを徹底的に考え抜いたデザインの証拠です。   

CIEのおすすめアイテム

最後に、CIEの中でも特に人気のある、失敗しないおすすめアイテムを3つ紹介します。

VARIOUS 2WAY BACKPACK

CIEの代名詞とも言える一番人気のモデルです。

ビジネスでも使いやすいシンプルなデザインで、リュックと手持ちの2WAYで使えます。とにかく軽くて防水性が高いので、通勤用バッグを探しているならまずはこれをチェックしてみてください。

GRID-3 BACKPACK

もっと個性を出したいならこれです。

前面の格子状テープがインパクト大。ミリタリーテイストが強いですが、黒を選べば意外とどんな服にも馴染みます。耐久性が最強クラスなので、ガシガシ使い倒したい人におすすめです。

FLOW SHOULDER

休日のちょっとしたお出かけに最適なショルダーバッグです。

非常に薄くて軽い素材を使っていて、体に吸い付くようにフィットします。バッグを持っていることを忘れるくらいの軽快さがありますよ。

まとめ

CIEのバッグが「ダサい」と言われるのは、主に「Aerに似ている」「塗装が剥げる」「ミリタリー感が強い」という理由からでした。

でも、これらは裏を返せば「トレンドを取り入れている」「経年変化を楽しめる」「機能性を追求している」というCIEの魅力でもあります。

  • 重いバッグから解放されたい
  • 雨の日もガシガシ使いたい
  • 人とは違うこだわりのバッグを持ちたい

そんな風に考えている30代〜50代の大人の男性にとって、CIEはこれ以上ないくらい頼もしい相棒になってくれるはずです。

周りの評価なんて気にせず、自分のライフスタイルに合うかどうかで選んでみてくださいね。きっと、その快適さに驚くと思いますよ。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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