英国王室御用達のブランドとして有名なハンターですが、ネットで検索するとダサいという言葉が出てきて不安になることがあります。あんなに有名なのに、なぜそのように言われてしまうのでしょうか。
本記事では、ハンターがダサいと言われてしまう本当の理由や、実際に買ってみて後悔しないためのポイントを解説します。ハンターを買おうか迷っているけど、失敗したくないという人はぜひ参考にしてください。
HUNTER(ハンター)とは?
ハンターは、1856年にスコットランドで生まれた老舗のラバーブーツブランドです。もう160年以上の歴史があります。
もともとは戦争の時に軍隊で使われるような、丈夫で壊れないブーツを作っていました。その品質の高さが認められて、イギリスの王室からロイヤルワラントという称号をもらっています。これは王室が認めた品質の証です。
2000年代には海外のモデルがフェスで履いたことで大ブームになりました。今では雨の日の定番ファッションとして定着しています。ただの長靴ではなく、おしゃれなブーツとして世界中で愛されています 。
HUNTER(ハンター)がダサいと言われている理由
長く人気のあるハンターですが、一部ではダサい、野暮ったいと言われることがあります。SNSや口コミを詳しく調べてみると、ハンター特有のいくつかの理由が見えてきました。
手入れ不足で白く粉を吹いて汚らしく見える
ハンターがダサいと言われる一番の理由は、ブーツが白くなってしまう現象です。
街中でハンターを履いている人を見たとき、表面が白く粉を吹いたようになっているのを見たことはありませんか。あれはブルーミングといって、高品質な天然ゴムを使っているからこそ起きる現象です。ゴムを保護するためのワックスが表面に出てきているのです 。
機能としては問題ないのですが、見た目はどうしても汚らしく見えてしまいます。手入れをしていない古いタイヤのようになってしまうため、清潔感がなく、ズボラな印象を与えてしまいます。せっかく高いブーツを買っても、ここをサボると一気にダサく見えてしまうので注意が必要です。
本気すぎる長靴感が街中で浮いてしまう
ハンターのブーツは防水性が完璧なぶん、見た目がかなりゴツいです。
特にロングブーツのタイプは存在感がすごいです。台風や大雪の日なら頼もしいですが、小雨の日や、雨が止んで晴れてしまった時に履いていると、どうしても違和感があります。街中なのにこれから釣りや農作業に行くのかと思われてしまうこともあります 。
最近は普通のブーツに見えるようなレインシューズも増えているので、それらと比べるとどうしても本気感が出てしまい、コーディネートが難しいと感じる人が多いようです。
重すぎて歩き方が変になってしまう
見た目だけでなく、歩いている姿がスマートじゃないという意見もあります。
ハンターのブーツは天然ゴムを重ねて作っているので、片足だけでペットボトル1本分以上の重さがあります 。両足だとかなりの重量です。そのため、どうしてもドスドスと重そうな歩き方になってしまいます。
また、足首がしっかり固定されるので、ロボットのように膝を曲げずに歩く形になりがちです。おしゃれをしていても、歩き方が不自然だとどうしてもカッコ悪く見えてしまいます 。
昔の大ブームの印象が強すぎる
少し前の時代に大流行したイメージが強すぎて、今さら履くのは古いと感じる人もいます。
2000年代後半から2010年代にかけて、海外セレブやモデルがこぞって履いていた時期がありました。その頃の記憶が強い人からすると、一昔前のアイテムという印象が拭えないようです。
ただ、これは流行に敏感すぎる一部の人の意見とも言えます。今はブームというよりも定番のアイテムとして定着していますが、大きなロゴが目立つデザインなどは、人によっては時代遅れと感じる要因になっているようです。
HUNTER(ハンター)の評判・口コミ
実際にハンターを使っている人はどう感じているのでしょうか。ネット上のリアルな声を調べて、良い点と悪い点を整理してみました。
良い口コミ
- 足の形がきれいに見えて、他の長靴とはシルエットが全然違う
- 作りがしっかりしていて安っぽさがないので、玄関にあるだけで気分が上がる
- どんなに激しい雨でも絶対に水が染みてこない安心感がある
- デニムにもスカートにも合わせやすくて、雨の日の服選びが楽になる
- 手入れをすれば何年も履けるので、結果的にコスパが良いと感じる
悪い口コミ
- とにかく重いので、長く歩くと足が筋肉痛になる
- 足首が締まっているので、手を使わないと絶対に脱げない
- 夕方に足がむくむとさらに脱げなくなって、出先で焦ることがある
- 買ったばかりの頃はゴムの臭いが強くて、玄関がゴム臭くなる
- 冬場はゴムが冷たくなって、足先が冷えてしまう
HUNTER(ハンター)がおすすめな人
ハンターには向き不向きがはっきりあります。以下のような人なら、買って満足できるはずです。
ひとつのものを長く大切に使いたい人
ハンターは使い捨ての長靴ではありません。革靴のように、時々手入れをして育てていくブーツです。
白くなったら磨いてツヤを出す、そんな手間も愛着として楽しめる人にはぴったりです。流行り廃りに関係なく、良いものを長く愛用したいという価値観を持っている人におすすめです。
絶対に濡れたくないという機能重視の人
見た目だけでなく、道具としての機能を求める人にも向いています。
野外フェスやキャンプ、雪かきなど、過酷な環境でもハンターなら安心です。泥だらけになっても水で洗えばきれいになりますし、ゴムが劣化しにくいので長く使えます。足元を気にせずアクティブに動きたい人には最高の相棒になります 。
足のラインをきれいに見せたい人
ハンターの特長は、なんといってもシルエットの美しさです。
特にロングブーツは足首の部分がくびれていて、履いた時に脚が細く長く見えます。雨の日でもスタイルを良く見せたい、おしゃれを諦めたくないという人には、ハンター以上の選択肢はなかなかありません。
HUNTER(ハンター)がおすすめできない人
逆に、以下のような人はハンターを買うと後悔するかもしれません。
脱ぎ履きのしやすさを求める人
保育園の送り迎えや、座敷のお店に行く機会が多い人にはおすすめできません。
ハンターは手を使わずにサッと脱ぐことができません。子供を抱っこしたまま脱ぐのはほぼ不可能ですし、脱ぐのに時間がかかってイライラしてしまうこともあります 。頻繁に脱ぎ履きするライフスタイルの人は、もっと丈の短いものや、口が広い長靴を選んだほうが快適です。
面倒な手入れが苦手な人
先ほども触れましたが、ハンターは放置すると白くなります。
汚れたら買い替えればいい、手入れなんて面倒くさいという人には向きません。いざ履こうと思った時にブーツが真っ白になっていて、履く気をなくしてしまうのがオチです。メンテナンスフリーな合成ゴムやビニール製のほうが、常にきれいな状態を保ちやすいです 。
とにかく安く済ませたい人
ハンターは2万円前後と、長靴としては高価です 。
最近はワークマンやファストファッションでも、数千円でおしゃれなレインブーツが買えるようになりました 。雨の日しか履かないものにそこまでお金をかけたくない、機能が同じなら安いほうがいいと考える人には、ハンターは割高に感じるでしょう。
HUNTER(ハンター)のおすすめポイント
いろいろな意見はありますが、それでもハンターが選ばれ続けるには理由があります。他のブランドにはない魅力紹介します。
天然ゴムならではの履き心地
安い長靴はビニール製が多いですが、ハンターは天然のゴムを使っています。
そのため、ゴムが柔らかくて足の動きに合わせて曲がってくれます 。重さはありますが、足に吸い付くようなフィット感があります。また、継ぎ目がない作りなので、水が漏れてくる心配がありません。この安心感はハンターならではです。
履くだけでおしゃれに見える存在感
ハンターを履くと、普通の服でもなんとなくおしゃれに見えます。
Tシャツにデニムという普通の格好でも、足元がハンターなら英国風の雰囲気が出ます。正面にあるロゴマークもポイントになっていて、雨の日でも手抜き感が出ません。あえてこれを選んで履いているという雰囲気が出せるのが魅力です。
時代に合わせて進化している
重い、脱ぎにくいという弱点を克服した新しいモデルも出ています。
最近のプレイシリーズというモデルは、昔のものよりずっと軽くなっています 。底も平らで歩きやすくなっていますし、脱ぎ履きしやすいように工夫されたデザインもあります。昔のイメージで敬遠していた人も、最新のモデルなら履きやすいと感じるはずです。
HUNTER(ハンター)のおすすめアイテム
ハンターの中でも、特に使いやすいおすすめのモデルをいくつか紹介します。
オリジナル トール レイン ブーツ
ハンターといえばこれ、という定番のモデルです。
膝下まであるので、激しい雨や泥ハネも気になりません。シルエットが一番きれいで、脚長効果も抜群です。ただし、脱ぎ履きは一番大変なので、見た目と防水性を最優先する人向けです。
オリジナル プレイ ショート ブーツ
最近人気なのがこのショート丈のモデルです。
昔のものより軽くて、スニーカーのような感覚で履けます 。丈も短いのでパンツでもスカートでも合わせやすいです。後ろに指を引っかけるストラップが付いているので、脱ぎ履きもスムーズです。重いのが苦手な人はこちらがおすすめです。
オリジナル チェルシー ブーツ
サイドゴアタイプのショートブーツです。
見た目は普通のブーツと変わらないので、雨が止んだ後に履いていても恥ずかしくありません。どんな服にも馴染むので、会社に行く時も使いやすいです。足首がゴムになっているので、フィット感もありつつ動きやすいのが特徴です。
まとめ
ハンターのレインブーツは、決してダサいものではありません。ただ、使い方や選び方を間違えると残念な印象になってしまうことがあります。
- 白くなったら手入れをしてあげる
- 天気に合わせてモデルを選ぶ
- 重さに慣れて堂々と歩く
これさえ気をつければ、ハンターは雨の日が楽しみになる素晴らしいアイテムです。
重さや手入れの手間はありますが、それを超える丈夫さとデザインの良さがあります。良いものを長く使いたい人にとっては、間違いなく良い相棒になってくれるはずです。自分のライフスタイルに合うかどうか、一度考えてみてはいかがでしょうか。


