チャイナシャツがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

  • URLをコピーしました!

個性的なデザインで、いつものコーディネートに変化をつけてくれるチャイナシャツやカンフーシャツ。古着屋さんやセレクトショップで見かけて気になっている人も多いのではないでしょうか。

でも、ネットで検索しようとするとダサいとか、失敗といった不安な言葉が出てきて心配になってしまいますよね。

せっかく買ったのに周りから変な目で見られたくないし、失敗したくないというのは当然の気持ちです。

そこで本記事では、チャイナシャツがなぜダサいと言われてしまうのか、その理由を徹底的に解説します。また、実際の口コミや評判をもとに、どんな人におすすめで、どんな人には向かないのかも正直にお伝えします。

チャイナシャツが欲しいけど、もしかしてダサい?と不安な人はぜひ参考にしてください。

目次

チャイナシャツとは?

チャイナシャツは、その名の通り中国の伝統的な衣装をモチーフにしたシャツのことです。マオカラーと呼ばれる立ち襟や、チャイナボタンと呼ばれる結び目のボタンが特徴的です。

カンフーシャツとも呼ばれることがありますが、ファッションのジャンルではどちらも同じような意味で使われています。

最近では日本の人気ブランドがデザインに取り入れたり、古着ミックスのスタイルで取り入れられたりと、おしゃれなアイテムとして定着しつつあります。

素材も綿や麻、デニムなど様々で、シャツとして着るだけでなく、ジャケットのように羽織りとして使えるものも増えています。

チャイナシャツがダサいと言われている理由

チャイナシャツは個性が強い分、着こなしのハードルが高いと思われがちです。なぜダサいと言われてしまうのか、SNSや実際の声をリサーチしてみると、いくつかの明確な理由が見えてきました。

ここでは、チャイナシャツがダサいと言われてしまう特有の理由を3つ紹介します。

飲食店の制服やコスプレに見えてしまうから

一番多いのが、街着ではなく衣装に見えてしまうという理由です。

中華料理屋さんの店員さんの制服に見えたり、ハロウィンなどのイベント用のコスプレ衣装に見えたりすることがあります。

実際にネット上でも、結婚式などのフォーマルな場に着ていったら悪目立ちしてしまったという失敗談や、イベント衣装っぽくて浮いてしまったという声がありました。

ファッションとして着ているつもりでも、周りからは本気の衣装だと思われてしまうギャップが、ダサいと感じさせる大きな原因になっています。

安っぽいテカテカした生地を選んでしまうから

チャイナシャツの中には、ポリエステルなどの化学繊維で作られた、光沢の強いペラペラの生地のものがあります。

こういった素材感のものは、どうしても安っぽく見えてしまいますし、先ほどお話しした飲食店のユニフォーム感が増してしまいます 。   

実際に業務用のユニフォームとして売られているものもネット通販にはたくさんあり、それとファッション用のアイテムの区別がつかずに選んでしまうと、街中で着た時に違和感が出てしまいます。

光沢がありすぎるサテン生地や、龍などの刺繍が派手に入りすぎているものは、今の日本のファッショントレンドであるシンプルさや抜け感とは逆行してしまうため、時代遅れとか野暮ったいという印象を与えてしまうのです。

コーディネートが難しくパジャマっぽくなるから

チャイナシャツはリラックスしたシルエットのものが多いので、サイズ感や合わせるズボンを間違えると、寝間着やパジャマのように見えてしまいます。

特に上下セットアップで着る場合、素材やデザインによっては完全に部屋着に見えてしまうリスクがあります。

WEARなどのコーディネートアプリを見ても、おしゃれな人はデニムや今っぽいパンツでうまくバランスをとっていますが、何も考えずに着るとだらしない印象になりがちです。

この着こなしの難易度の高さが、初心者が手を出して失敗し、結果としてダサいという評価につながっているようです。

チャイナシャツの評判・口コミ

チャイナシャツを実際に着ている人や、街で見かけた人の口コミを調べてみました。

良い意見も悪い意見も正直にまとめていますので、購入前の参考にしてください。

良い口コミ

  • 大人っぽい雰囲気が出るしボタンがアクセントになっておしゃれだと思う
  • 個性的なデザインなので着るだけで他と被らないスタイルが作れる
  • Needlesやサスクワァッチファブリックスなどのドメスティックブランドが出しているものはカッコいい    
  • デニムパンツと合わせると古着っぽい雰囲気が出て意外と合わせやすい    
  • 女性が着るとチャイナボタンが可愛くてアクセサリーがいらないくらい華やかになる

悪い口コミ

  • 生地の素材感を間違えると一気に飲食店の店員さんに見える
  • 龍の刺繍とかが入っているとヤンキーっぽかったり悪役っぽくて怖い
  • 普通のチノパンとかに合わせると違和感がすごくてダサくなりやすい
  • 日常で着こなすのが難しくて結局タンスの肥やしになってしまった
  • 結婚式やパーティに着ていくとコスプレだと思われて浮くことがある

チャイナシャツがおすすめな人

チャイナシャツは誰にでも似合う無難な服ではありませんが、ハマる人にはとことんハマるアイテムです。

リサーチした結果、チャイナシャツは次のような人に特におすすめできます。

周りとは違う個性を出したい人

普通のシャツやTシャツでは物足りない、もっと自分らしいファッションを楽しみたいという人に最適です。

チャイナシャツはその独特のデザインだけで強い存在感があります。流行りの量産型ファッションに飽きてしまった人や、自分のスタイルを持ちたい人にとっては、強力な武器になります。

古着が好きな人や、一点もののアイテムに惹かれる人なら、きっと愛着を持って着こなせるはずです。

ドメスティックブランドが好きな人

日本のファッションブランドが好きな人にもおすすめです。

実は、Sasquatchfabrix.(サスクワァッチファブリックス)やNeedles(ニードルズ)、COMME des GARCONS(コムデギャルソン)といった人気ブランドは、定期的にチャイナシャツやチャイナボタンのアイテムをリリースしています 。   

こうしたブランドのアイテムは、単なる民族衣装のコピーではなく、現代のファッションに合うように素材やシルエットが計算されています。

服好きな人たちからは玄人好みのアイテムとして評価が高いので、ブランドの背景込みでファッションを楽しめる人にはぴったりです。

ジェンダーレスなファッションを楽しみたい人

チャイナシャツは男性が着ても女性が着ても違和感のないアイテムです。

実際にWEARなどのコーディネートサイトを見ると、男女問わずおしゃれに着こなしている人がたくさんいます。   

最近のトレンドであるジェンダーレスな雰囲気を作るのに適しているので、中性的なファッションが好きな人や、カップルで服をシェアしたい人にも向いています。

チャイナシャツがおすすめできない人

逆に、次のような人にはチャイナシャツはあまりおすすめできません。

買ってから後悔しないためにも、自分に当てはまっていないか確認してみてください。

とにかく無難で目立ちたくない人

チャイナシャツは良くも悪くも目立ちます。街中を歩いていると、どうしても視線を集めてしまうことがあります。

シンプルで清潔感のあるオフィスカジュアルや、誰からも好感を持たれる無難な服装を好む人にとっては、チャイナシャツのアクの強さはストレスになるかもしれません。

悪目立ちしたくない、普通の服が一番落ち着くという人は、避けたほうが無難です。

服の素材や質にお金をかけたくない人

先ほどもお伝えしましたが、チャイナシャツで一番重要なのは素材感です。

安さだけで選んでペラペラのポリエステル素材のものを買ってしまうと、どうしても安っぽく、コスプレ衣装のように見えてしまいます。

おしゃれに見せるためには、リネン(麻)やデニム、ベロアなど、風合いのある素材を選ぶ必要がありますが、そういったアイテムは多少値段が張ることもあります 。   

とにかく安く済ませたいからといって、ネットで数千円の激安商品を買おうとしているなら、やめておいたほうが良いでしょう。

合わせるボトムスを持っていない人

チャイナシャツはトップスだけで主張が強いので、ボトムス選びが重要になります。

いつも普通のストレートのチノパンや、細身のスキニーパンツしか履かないという人の場合、バランスを取るのが難しいかもしれません。

ワイドパンツやシェフパンツ、あるいは雰囲気のあるデニムなど、チャイナシャツの個性を受け止められるボトムスを持っていないと、コーディネートがちぐはぐになってしまいます 。   

チャイナシャツのおすすめポイント

ここまで読むと難しそうに感じるかもしれませんが、チャイナシャツにはそれを補って余りある魅力があります。

おしゃれな人たちがこぞって取り入れる、チャイナシャツならではのおすすめポイントを紹介します。

羽織るだけでこなれ感が出る

チャイナシャツの最大のおすすめポイントは、羽織るだけで一気におしゃれな雰囲気、いわゆるこなれ感が出ることです。

Tシャツの上に普通のシャツを羽織るだけだと普通すぎてしまいますが、それをチャイナシャツに変えるだけで、こだわりを持って服を選んでいるように見えます。

ボタンを開けてジャケット感覚で着ることもできるので、春や秋のライトアウターとしても優秀です 。   

インナーとしてもアクセントになる

実はインナーとしても優秀です。

冬場にコートやジャケットの下に着た時、普通ならネクタイや襟が見える部分に、特徴的なチャイナボタンやマオカラーが覗きます。

これが程よいアクセントになり、首元におしゃれなニュアンスを加えてくれます。アクセサリーをつけなくても顔まわりが華やかになるのは、チャイナシャツならではのメリットです 。   

意外とデニムとの相性が抜群

意外かもしれませんが、チャイナシャツはデニム素材との相性が抜群に良いです。

WEARなどの投稿を見ても、チャイナシャツにデニムパンツを合わせているコーディネートは非常に多く見られます 。   

中国の伝統的なデザインと、アメリカのワークウェアであるデニムを組み合わせることで、コスプレ感が消えて、多国籍でおしゃれなミックススタイルが完成します。

手持ちのジーンズと合わせるだけで成立するので、実はコーディネートのハードルはそこまで高くありません。

チャイナシャツのおすすめアイテム

最後に、これからチャイナシャツに挑戦したい人におすすめの具体的なアイテムやブランドの特徴を紹介します。

失敗しない選び方のヒントにしてください。

Sasquatchfabrix.(サスクワァッチファブリックス)のシャツ

日本のブランドであるSasquatchfabrix.は、和の要素と洋服をミックスさせるのが非常に上手なブランドです。

ここのカンフーシャツやチャイナシャツは、単なるコスプレにならず、モードで洗練された雰囲気を持っています。

例えば、メッシュ素材やベルベット素材など、生地にこだわったアイテムが多く、着物の前合わせのようなシルエットを取り入れていることもあります 。   

少し値段は張りますが、絶対にダサいと言わせたくないなら、こういった信頼できるブランドのものを選ぶのが正解です。

Needles(ニードルズ)のチャイナボタンアイテム

Needlesも非常におすすめです。特に注目なのが、ダウンジャケットやカバーオールなどのワークウェアに、あえてチャイナボタンを取り入れたアイテムです 。   

これなら形自体は普段見慣れているジャケットやダウンなので、着こなしのハードルがぐっと下がります。

いきなり全身中華風になるのが怖い人は、こういった一部のディテールにチャイナ要素を取り入れたアイテムから入るのがおすすめです。

デニム素材やリネン素材のチャイナシャツ

ブランドものにこだわらなくても、素材選びさえ間違えなければおしゃれに着こなせます。

特におすすめなのが、デニム生地で作られたチャイナシャツや、麻(リネン)素材のものです。

これらの素材は使い込むほどに味が出ますし、光沢がないので安っぽく見えません。街中の風景にも自然に馴染むので、初心者が最初に買う一着として最適です。

色は黒やネイビー、インディゴブルーなどの落ち着いた色を選ぶと、着回しもしやすく失敗がありません。

まとめ

チャイナシャツがダサいと言われる主な理由は、安っぽい生地感や、飲食店の制服のように見えてしまう着こなしにありました。

しかし、選び方と合わせ方さえ間違えなければ、周りと差がつく最高におしゃれなアイテムになります。

  • テカテカした安っぽい生地は避ける
  • デニムやリネンなど風合いのある素材を選ぶ
  • 信頼できるファッションブランドのものを選ぶ
  • デニムパンツなどカジュアルなボトムスで着崩す

これらのポイントを押さえれば、ダサいなんて言われることはありません。

むしろ、ファッション感度の高い人たちからは一目置かれる存在になれるはずです。ぜひ自分だけのお気に入りの一着を見つけて、自由なファッションを楽しんでください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

目次