シャオミスマートバンドがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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圧倒的なコストパフォーマンスで人気のシャオミスマートバンド。

健康管理や通知確認といった便利な機能を手頃な価格で利用できるとあって、世界中で多くのユーザーを獲得しています。

しかしその一方で、一部からはシャオミのスマートバンドはダサい、着けるのが少し恥ずかしいといった声も聞かれます。

機能や価格には惹かれるものの、デザインの評判が気になって購入をためらっている人も少なくないようです。

そこで本記事では、シャオミスマートバンドがダサいと言われる理由と、おすすめできる人・できない人を解説します。

シャオミスマートバンドが欲しいけど、もしかして時代遅れでセンスがないと思われないか不安、と感じている人はぜひ参考にしてください。

目次

シャオミスマートバンドとは?

シャオミスマートバンドは、中国のテクノロジー企業Xiaomiが開発・販売する、身に着けるタイプの端末です。

一般的なスマートウォッチとは少し違い、スマートバンドやフィットネストラッカーと呼ばれるジャンルに位置づけられています。

主な機能は、歩数や消費カロリーの記録、心拍数や睡眠、血中酸素レベルのモニタリングといった健康管理が中心です。

もちろん、スマートフォンと連携させれば、LINEのメッセージや電話の着信通知を受け取ることもできます。

ただ、Apple Watchのような多機能なスマートウォッチと違って、決済機能やアプリの追加、単体での通話といった複雑な機能はありません。

その代わりに本体はとても軽くてコンパクト。一度の充電で1週間以上、モデルによっては3週間近くも持つ驚異的なバッテリー性能を誇ります。

つまり、スマートウォッチの便利な中心機能だけを抜き出して、圧倒的な低価格とバッテリー性能を実現したのがシャオミスマートバンドなのです。

この割り切った考え方こそ、スマートバンド市場で世界トップクラスのシェアを獲得している理由と言えます。

シャオミスマートバンドがダサいと言われている理由

多くの人に支持される一方で、なぜシャオミスマートバンドはダサいというイメージを持たれてしまうのでしょうか。

その背景には、デザインや機能、そしてブランドイメージに関するいくつかの理由があるようです。

いかにもガジェット感のある縦長の形状

シャオミスマートバンドの見た目の特徴は、縦に細長いカプセル型のディスプレイです。

このデザインは通知やデータを一覧で見るには合理的ですが、一般的な腕時計が持つ円形や四角形のような洗練された雰囲気とは異なります。

そのため、ファッションアイテムというよりは、腕に着ける電子機器という印象が強くなってしまうようです。

SNSなどでは、この見た目について、もろにガジェット感があって腕に着けたくない、という声も見られます。

特に、腕時計らしいデザインのApple Watchや、シャオミの上位モデルであるXiaomi Watchシリーズと比べられると、そのガジェット感はより目立ってしまいます。

ただ、このスリムで軽い形は、24時間着けっぱなしでも快適で、特に睡眠の邪魔にならないという大きなメリットにも繋がっています。

標準バンドが安っぽく、外れやすい

ダサい、安っぽいという評価の大きな原因のひとつが、製品に付属してくる標準のTPU素材(樹脂の一種)のバンドです。

素材の質感は値段相応で、高級感があるとは言えません。特に昔のモデルではチープな印象が強かったようです 12

さらに、機能面での問題も指摘されています。

シャオミスマートバンドの留め具は、バンドの先を穴に押し込むタイプですが、これが意図せず外れやすいという口コミが少なくありません。

服の袖に引っかかったり、何かにぶつけたりした拍子にバンドが外れて、本体を落として失くしそうになった、という経験談も多く報告されています。

見た目の安っぽさに加えて、こうした作りの甘さが、安かろう悪かろうという印象を強めているのかもしれません。

決済機能や単体GPSがなく時代遅れに感じる

スマートウォッチ市場が成熟するにつれて、Suicaなどの非接触決済や、スマートフォンなしでランニングの経路を記録できる単体GPS機能は、多くの人にとって当たり前の機能になりつつあります。

しかし、標準的なシャオミスマートバンドには、コストを抑えるためにこれらの機能がありません。

そのため、高機能なスマートウォッチに慣れた人から見ると、今どき決済もできないなんて時代遅れだ、機能的に終わっている、という印象を持たれてしまうことがあります。

もちろん、スマートフォンのGPSを使えば運動ルートの記録はできますが、ランニング中にスマホを持ち歩きたくない人にとっては、この点は大きなマイナスポイントです。

安価な中国製品への漠然とした不安感

シャオミというブランド自体への先入観も、ダサいという評価の一因になっている可能性があります。

一部の人の間には、安価な中国ブランドの製品に対して、品質や耐久性、個人情報のセキュリティへの漠然とした不安感が根強くあるようです。

実際に、安いモデルはソフトウェアの更新がされない、数ヶ月で故障した、個人データがどう扱われるか心配、といった声も聞かれます。

ただし、Xiaomiは世界有数の巨大テクノロジー企業であり、その製品は国際的な安全基準をクリアしています。

大手メーカーであるシャオミの製品に対して、品質やセキュリティを過度に心配する必要はないのかもしれません。

シャオミスマートバンドの評判・口コミ

実際にシャオミスマートバンドを使っている人は、どんな点に満足して、どんな点に不満を感じているのでしょうか。SNSやレビューサイトから集めたリアルな声を紹介します。

良い口コミ

  • とにかくコスパがすごい。5,000円台でこの機能と品質は信じられない
  • バッテリー持ちが驚くほど良い。頻繁な充電から解放されて、寝る時も気にせず使える
  • 本体がとても軽くてコンパクト。一日中着けていても全く気にならない
  • 最近のモデルはアルミフレームで質感が良くなり、安っぽさを感じない
  • 画面が明るくて綺麗。有機ELディスプレイは色が鮮やかで、外でも見やすい

悪い口コミ

  • 睡眠時間の計測精度が少し怪しい。ソファでくつろいでいるだけで睡眠と判定されることがある
  • バイブレーションが弱すぎて、通知やアラームに気づかないことがある
  • 標準のシリコンバンドが外れやすく、いつの間にか失くしそうで怖い
  • 物理ボタンがないので、深い階層からホーム画面に戻るのが少し面倒
  • アプリの連携がうまくいかなかったり、過去のアプリが使えなくなったりすることがある

シャオミスマートバンドがおすすめな人

ここまでの情報を踏まえると、シャオミスマートバンドは次のような人におすすめです。

初めてスマートバンドを試す、コストを最重視する人

スマートウォッチに興味はあるけど、高いものを買って使わなかったらどうしよう、と不安な人にとって、シャオミスマートバンドは最適な入門機です。

1万円を大きく下回る価格で、通知確認や健康管理といった基本的な便利さを体験できます。

大きな出費をせずに、自分にスマートバンドが必要かどうかを見極めるお試しとして、これ以上の選択肢はないでしょう。

頻繁な充電を手間だと感じる人

Apple Watchをはじめとする高機能なスマートウォッチの多くは、1〜2日に1回の充電が必要です。

この毎日充電するという手間が面倒で、スマートウォッチを使わなくなった人も少なくありません。

その点、シャオミスマートバンドは1週間から3週間という圧倒的なバッテリー持続時間を誇ります。

充電のストレスから解放されたい人、旅行や出張が多く充電器を持ち歩きたくない人にとって、この特徴は大きな魅力です。

睡眠中も含め、24時間365日着用したい健康管理志向の人

健康状態を正確に知るためには、端末を常に身につけておくのが理想です。

シャオミスマートバンドは、スリムで軽いため、一日中、そして睡眠中も邪魔になりにくいのが特徴です。

大きくて重いスマートウォッチでは気になって眠れないという人でも、シャオミスマートバンドなら快適に着け続けられる可能性が高いです。

継続的な睡眠データや心拍数のモニタリングを重視する健康志向の人にこそ、おすすめできます。

シャオミスマートバンドがおすすめできない人

一方で、シャオミスマートバンドの特性が合わない人もいます。次のような目的を持つ場合は、他の選択肢を考えた方が良いかもしれません。

腕時計をファッションアイテムとして捉えている人

シャオミスマートバンドは実用性に特化した端末であり、そのデザインは機能性を追求したものです。

たとえ交換バンドでおしゃれにしても、本体の縦長なガジェット形状は変わりません。

腕時計を、時間を確認する道具としてだけでなく、自分のスタイルを表現するファッションアクセサリーとして考えている人には、物足りなく感じられるでしょう。

そうした人には、より腕時計らしいデザインのスマートウォッチや、従来のアナログ時計が向いています。

キャッシュレス決済や単体での運動記録を必須とする人

手首でのキャッシュレス決済は、日常生活でとても便利な機能です。

もし、電車に乗る時やコンビニでの支払いをスマートウォッチで済ませたいという希望が絶対条件なら、NFC非搭載の標準的なシャオミスマートバンドはおすすめできません。

同じように、スマートフォンを持たずにランニングに出かけ、GPSで正確なルートや距離を記録したいという本格的なアスリートにとっても、単体GPSを内蔵していないモデルは不向きです。

ブランドのステータス性を重視する人

身に着けるものを、自分のライフスタイルや価値観を示すステータスシンボルとして捉える人もいます。

そうした見方をすると、安価で誰もが手にできるというシャオミスマートバンドのイメージは、AppleやGarminといったブランドが持つ高級感とは少し違います。

周りの目が気になる、持ち物で自分を表現したいという人にとっては、シャオミスマートバンドを身につけることが恥ずかしいと感じられるかもしれません。

シャオミスマートバンドのおすすめポイント

シャオミスマートバンドがダサいと言われる側面はありますが、それを上回る魅力もたくさんあります。

他を圧倒する、驚異的なコストパフォーマンス

シャオミスマートバンドの最大の武器は、何と言ってもその価格です。

最新モデルでも5,000円から6,000円台という価格でありながら、綺麗な有機ELディスプレイ、150種類以上のワークアウトモード、心拍数・睡眠・血中酸素レベルのモニタリングといった、数万円クラスのスマートウォッチに負けない機能を搭載しています 。

これは単に安いのではなく、市場の常識を覆すほどの価値を提供しているということです。

充電のストレスから解放される、圧倒的なバッテリー性能

スペックの数字以上に、使う人の体験を大きく向上させるのがバッテリー性能です。

高機能スマートウォッチのユーザーが常にバッテリー残量を気にし、毎日の充電から逃れられないのに対し、シャオミスマートバンドのユーザーはそのストレスから解放されます。

一度充電すれば1週間以上持つという安心感は、睡眠記録を途切れさせず、旅行にも気軽に持っていけるなど、生活そのものをより自由にしてくれます。

ダサいを克服できる、豊富な交換バンド

標準バンドが安っぽいというデザイン上の欠点は、実はとても簡単に解決できる問題です。

シャオミスマートバンドには、純正品だけでなくサードパーティ製のものも含め、非常に多くの交換バンドが存在します 。

高級感のあるステンレスメッシュ、ビジネスシーンにも合うレザー、カジュアルで通気性の良いナイロンループなど、素材もデザインも様々です 。

わずかな追加投資で、スマートバンドの印象をがらりと変え、自分のファッションや使う場面に合わせることが可能です。

このカスタマイズ性の高さこそが、ダサいという評価を自分の手で覆すための鍵となります。

シャオミスマートバンドのおすすめアイテム

一口にシャオミスマートバンドと言っても、今ではユーザーのニーズに合わせて複数のモデルがあります。

ダサいという評価は、主に最も安価なモデルに向けられがちですが、上位モデルではその弱点を克服しようとする工夫が見られます。

ここでは、主要な3つのモデルを比較し、それぞれどんな人におすすめかを紹介します。

【最新標準モデル】Xiaomi Smart Band 10 – 最高のバランスを求めるなら

現在の中心的なモデルです。

過去のモデルで指摘された安っぽさをなくすアルミ合金フレームを採用し、明るく見やすい有機ELディスプレイを搭載しながらも、手頃な価格を維持しています 。

伝統的な軽くてコンパクトな形と、進化した質感を両立しており、機能、デザイン、価格のすべてでバランスが取れています。

初めて購入する人や、特に強いこだわりがなく、総合的に満足できる一台を探している人に最適です。

【上位モデル】Xiaomi Smart Band 9 Pro – デザイン性と機能性を両立したいなら

標準モデルのデザインがガジェットっぽくてダサいと感じる人のための答えが、このProモデルです。

より腕時計に近いスクエア型の大画面ディスプレイを採用し、質感も高く、交換バンド次第ではビジネスシーンでも違和感なく使えます 。

さらに、単体でランニングの記録ができるGPSを内蔵しており、機能面でも妥協がありません。

価格は上がりますが、スタイルと機能性を両立させたい人にとって、最も満足度の高い選択肢となるでしょう。

【廉価モデル】Xiaomi Smart Band 9 Active – とにかく安さを追求するなら

かつてのシャオミスマートバンドが持っていた、とにかく安くてシンプルという考え方を最も強く受け継いでいるのがActiveモデルです。

ボディはプラスチック製で、ディスプレイも液晶、ワークアウトモードの数も絞られていますが、その分、約3,000円という驚きの価格を実現しています 。

デザイン性よりも、基本的な通知確認と健康管理の機能をとにかく安く手に入れたい、というニーズに完璧に応えるモデルです。

サブ機としてや、汚れることを気にせず使える作業用としても活躍します。

まとめ

シャオミスマートバンドがダサいと言われる背景には、腕時計らしくないガジェット的なデザイン、標準バンドの品質、そして高価なスマートウォッチと比べた時の機能的な制約があることがわかりました。

しかし、これらの評価はあくまで一面的なものです。

圧倒的なコストパフォーマンス、毎日の充電から解放されるバッテリー性能、そして睡眠中も気にならない軽さとコンパクトさは、他のどんな高価な端末にもない、シャオミスマートバンドだけの強力な魅力です。

最終的に、この端末がダサいか最高にクールかは、あなたが何を求めるか次第です。

もしファッション性やブランドのステータスを最優先するなら、他の選択肢を探すべきかもしれません。

しかし、日々の生活を少し便利にし、健康管理をサポートしてくれる実用的なパートナーを、賢い価格で手に入れたいと考えるなら、シャオミスマートバンドは市場で最も優れた選択肢の一つであることは間違いないでしょう。

特に、豊富な交換バンドでカスタマイズすれば、デザイン上の心配の多くは解決できます。

まずは自分の優先順位をはっきりさせることが、最適な一台を見つけるための第一歩です。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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