Supreme(シュプリーム)がダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

Supreme ダサい
  • URLをコピーしました!

ストリートファッションの王様として、世界的に絶大な人気を誇るSupreme(シュプリーム)。

赤いボックスロゴは、ファッションに詳しくない人でも一度は見たことがあるかもしれません 。  

しかし、その人気の裏では「シュプリームはダサい」「もう時代遅れ」といった声もSNSなどで見られます 。かつてはクールさの象徴だったブランドが、なぜ今、ネガティブな評価を受けるようになったのでしょうか。  

この記事では、シュプリームがダサいと言われる理由をSNSの生の声などから深掘りし、実際の評判を交えながら、どんな人におすすめできるのか、できないのかを解説します。

「シュプリームが欲しいけど、もしかしてダサい?」と不安な人はぜひ参考にしてください。

目次

シュプリームとは?

シュプリームは、1994年にニューヨークで生まれたスケートショップであり、そのオリジナルブランドです 。  

ただの服屋ではなく、スケーターがボードに乗ったまま入れるようなユニークな店内で、地域の若者が集まるカルチャーの中心地のような役割を果たしていました 。その根底には、既存のルールに縛られないスケートカルチャーの精神が流れています 。  

ブランドの大きな特徴は、毎週決まった曜日に少量の新作だけを発売する販売方法です 。意図的に手に入りにくい状況を作ることで、アイテムの価値を高め、多くのファンを熱狂させてきました 。  

アーティストの作品から影響を受けたと言われる赤いボックスロゴは、ブランドの象徴として世界中に広まりました 。日本にも1998年に初上陸し、ストリートシーンに大きな影響を与えています 。  

シュプリームがダサいと言われている理由

かつては誰もが憧れたシュプリームですが、なぜ今「ダサい」や「時代遅れ」と言われてしまうのでしょうか。その背景には、ブランドが有名になりすぎたことによる、いくつかの理由があるようです。

ロゴが目立ちすぎて自慢に見える

シュプリームの象徴であるボックスロゴですが、あまりに有名になったことで、ただロゴを主張しているだけのファッション、いわゆる「ロゴドン」の代表格と見なされるようになってしまいました 。  

SNSでは、ロゴ自慢やお金持ちアピールにしか見えない、といった辛辣な意見もあります 。  

YouTubeの街頭インタビューでは、買ったばかりのアイテムを自慢げに着ている人はダサい、という厳しい声も上がっており、ロゴが悪目立ちすることで、かえって野暮ったい印象を与えているようです 。  

特定の層が着る服というイメージの定着

シュプリームがダサいと言われる大きな理由の一つに、特定のグループが好んで着ることによる、ネガティブなイメージの定着があります。

YouTubeやSNSでは、日焼けした肌に鍛えた体、高級ミニバンに乗り、ピチピチのボックスロゴTシャツを着ている、といったステレオタイプがよく語られます 。  

さらに、ゴローズやクロムハーツといったアクセサリーを重ね付けし、ダメージジーンズを合わせるスタイルが、一部の人にとってシュプリームの「制服」のように見えてしまっているのです。

ブランド自体に問題はなくても、こうした特定のイメージが先行することで、敬遠される原因になっています。

ブームが過ぎて時代遅れに見える

ファッションの世界では、どんな人気ブランドにもブームの波があります。シュプリームも例外ではなく、一部では「終わった」「時代遅れ」と言われることが増えました 。  

以前は新作が出れば数秒で完売するのが当たり前でしたが、最近はセールまで在庫が残ることも珍しくありません 。  

実際に、親会社の報告によるとブランドの売上は減少傾向にあるようです 。熱狂的なブームが落ち着き、ストリートファッション全体が変化している今、流行に敏感な層から「少し前のブランド」と見られてしまうのも仕方ないのかもしれません 。  

大人が着ると若づくりで痛々しい

シュプリームのイメージを複雑にしているもう一つの要因が、40代や50代の男性が着ている姿です。

若い世代からは、若づくりしすぎて痛々しい、見ていて恥ずかしい、といった厳しい視線が向けられています 。  

ネットの掲示板では、ガキっぽいブランドだから大人が着ると痛い、という意見がある一方で、長年のファンである40代以上の男性からは、世間の目を気にする声も上がっています 。  

落ち着いた大人の魅力を求める人にとって、シュプリームは若者向けのブランドというイメージが強く、大人が着るには少し気恥ずかしいアイテムになっているようです 。  

偽物の流通と転売ヤーの存在

シュプリームの希少性はブランド価値の源泉でしたが、その人気に目をつけた偽物の流通や、利益目的の転売行為がブランドイメージを大きく損なっています 。  

街中やフリマアプリには偽物やコピー品が溢れており、本物を手に入れても価値を感じにくくなっています 。  

また、転売ヤーが人気商品を買い占めることで、シュプリームはファッションアイテムではなく、投機対象のようになってしまいました 。  

こうした状況は、本当にブランドが好きなファンを遠ざけ、ブランドイメージの低下に繋がっています。

シュプリームの評判・口コミ

ネット上でのシュプリームのリアルな声を、良い口コミと悪い口コミに分けて紹介します。

良い口コミ

  • デザインが洗練されていて、シンプルかつ大胆なところが素晴らしい  
  • 他のブランドにはない独創的なデザインで、唯一無二の存在  
  • 有名ブランドとのコラボが毎回すごい。ここまでできるのはシュプリームだけ  
  • 中学生の時からずっと憧れのブランドで、今でもTシャツ一枚でも欲しくなる  
  • 賛否両論あるのは人気の証拠。他人の評価は気にせず好きな服を着ればいい  
  • 品質が良く、長く使える  
  • ストリートファッションでは最強のブランドだと思う  

悪い口コミ

  • 着ているだけでイケてると勘違いしている人が多く、ロゴ自慢に見える  
  • 大学生が背伸びして着ている感じがして、子供っぽく見える  
  • ある程度の年齢の男性が着ていると、若づくりしているようで痛々しい  
  • 人気すぎて街中で人と被りやすい  
  • 偽物やコピー品が多すぎて、本物の価値が下がっている気がする  
  • 転売目的で買う人が多く、本当に欲しい人が定価で買えない  
  • 店舗スタッフの接客態度が悪い。挨拶もなく、上から目線で気分が悪くなった  

シュプリームがおすすめな人

ネガティブな意見もありますが、シュプリームには今も多くの人を惹きつける魅力があります。では、どんな人にシュプリームはおすすめなのでしょうか。

ブランドの背景にあるカルチャーが好きな人

シュプリームの本当の魅力は、ロゴのデザインだけではありません。

90年代ニューヨークのスケートカルチャーや音楽、アートといった背景にある物語を理解している人なら、流行り廃りに関係なくアイテムを楽しむことができるでしょう 。  

そうした人にとって、シュプリームの服は自分らしさを表現するツールになります。

ここでしか手に入らないコラボアイテムが欲しい人

シュプリームは、他のブランドには真似できないような圧倒的なコラボレーション実績を誇ります。

ルイ・ヴィトンやティファニーといった高級ブランドから、ザ・ノース・フェイスのようなアウトドアブランドまで、その幅広さは他に類を見ません 。  

これらのコラボアイテムは、他では決して手に入らない特別な一着です。コレクションとして楽しみたい人や、特別なアイテムを求める人にとって、シュプリームは最高の選択肢であり続けます。

ロゴに頼らず自分らしく着こなせる人

シュプリームがダサいと言われる原因の多くは、ロゴが目立つアイテムを安直に着てしまうことにあります。

逆に言えば、ブランドの力に頼らず、シュプリームのアイテムを自分のスタイルの一部として自然に取り入れられる人であれば、野暮ったく見えることはありません 。  

例えば、ロゴが小さいアイテムを選んだり、デザイン性の高いシャツやパンツを他のブランドと組み合わせたりすることで、洗練された大人のストリートスタイルを作ることが可能です 。  

シュプリームがおすすめできない人

一方で、今のシュプリームのイメージを考えると、購入を慎重に考えた方が良い人もいます。

ステータスや流行だけを追いかける人

有名だから、流行っているから、という理由だけでシュプリームを買おうとしているなら、少し考え直した方が良いかもしれません。

ブームのピークは過ぎており、今、流行だけを追いかけてシュプリームを着ても、ファッションに詳しい人からは少し乗り遅れていると思われる可能性があります 。  

ステータスのためだけにブランドを選ぶと、その価値観が透けて見え、かえってセンスがないと思われてしまうかもしれません。

ブランドロゴで自分を飾りたい人

シュプリームのロゴを、自分を大きく見せるために使おうとするのは、最もダサいと言われる典型的なイメージに繋がります 。  

ファッションの本当の魅力は、その人自身の個性から生まれるものです。ブランドのロゴに頼りすぎると、中身が伴わない印象を与えてしまいます。

YouTubeでは「ロゴを買うのではなく、シュプリームが出しているカッコいいアイテムを買うべき」という的確な指摘もありました 。  

他の人と被りたくない人

かつては知る人ぞ知るブランドでしたが、今やシュプリームは世界で最も有名なストリートブランドの一つです。

そのため、定番アイテムは街中で他の人と被る可能性が非常に高いと言えます 。  

ファッションで個性を出したい、他の人と被りたくない、という人にとって、現在のシュプリームは最適な選択ではないかもしれません。

シュプリームのおすすめポイント

批判的な意見もありますが、シュプリームが持つ魅力は計り知れません。

ストリートと高級ブランドを繋いだ実績

2017年のルイ・ヴィトンとのコラボは、ファッション業界の歴史的な出来事でした 。  

それまで交わることのなかったストリートとラグジュアリーの世界を繋ぎ、ファッションの新しい時代の扉を開いたのです 。  

この成功以降、多くの高級ブランドがストリートブランドとの協業に乗り出しました。シュプリームは、その先駆者として確固たる地位を築いています。

カルチャーに根差したデザイン

シュプリームの魅力は、ボックスロゴだけではありません。

デザインの多くには、社会への皮肉や既存の権威への反発といったメッセージが込められています 。音楽、アート、映画など、様々なカルチャーから影響を受けたグラフィックは、時にユーモラスで、時に挑発的です。  

こうした深いカルチャーに根差したデザイン性が、シュプリームを特別な存在にしています 。  

希少性から生まれる資産価値

シュプリームは、一度発売したアイテムを基本的に再生産しません 。  

この徹底した販売戦略により、過去のアイテムは年々希少価値が増していきます。特に人気のコラボアイテムや初期の名作は、中古市場で定価の何倍もの価格で取引されることもあります 。  

ファッションとしてだけでなく、アートのようにコレクションしたり、資産として所有したりできる点も、他のブランドにはないユニークな魅力です。

シュプリームのおすすめアイテム

ダサいと言われるのを避けつつ、シュプリームの魅力を味わうには、アイテム選びが重要です。ここでは、特におすすめのアイテムを3つ紹介します。

定番のボックスロゴ

シュプリームを語る上で、ボックスロゴのTシャツやパーカーは外せません 。  

これらは最も批判されやすいアイテムであると同時に、ブランドの魂が宿る定番アイテムでもあります。

大人が着こなすコツは、ロゴの主張を和らげることです。ブラックやグレーといった落ち着いた色を選び、ジャケットのインナーとしてさりげなく見せるのがおすすめです 。  

あくまでコーディネートのアクセントとして取り入れる意識が大切です。

アートのようなフォトTシャツ

シュプリームのカルチャー的な背景を象徴するのが、著名人をモデルに起用したフォトTシャツです。

マイク・タイソンやケイト・モスなど、様々な分野のレジェンドたちが被写体となったTシャツは、単なる服ではなく、その時代を切り取ったアート作品のような価値を持っています 。  

ボックスロゴのように直接的なブランド主張がないため、ロゴ自慢に見える心配もありません。自分の好きなアーティストの一枚を選べば、より愛着を持って着こなせるでしょう。

名作の宝庫「ザ・ノース・フェイス」とのコラボ

数あるコラボの中でも、ザ・ノース・フェイスとのコラボは別格の人気とクオリティを誇ります 。  

アウトドアブランドの高い機能性と、シュプリームの斬新なデザインが見事に融合したアイテムは、毎シーズン大きな話題を呼び、数多くの名作を生み出してきました。

レオパード柄のヌプシジャケット や、雪山のグラフィックが大胆なバルトロジャケット など、そのデザインは多岐にわたります。  

機能的でデザイン性も高く、コレクターズアイテムとしての価値も高いため、単なるロゴアイテムとは一線を画す満足感が得られるはずです。

まとめ

シュプリームがダサいと言われるのは、デザインそのものの問題というより、ブランドが有名になりすぎた結果、一部でネガティブなイメージが定着してしまったことが大きいようです。

かつてのアンダーグラウンドな魅力は薄れ、大衆的なブランドへと変化したことで、本来のクールさを失ったと感じる人が増えたのかもしれません。

しかし、その一方で、シュプリームが持つカルチャーへの深い理解や、常識を覆すコラボレーション、質の高い製品といった本質的な魅力は今も健在です。

最終的に、シュプリームがダサいかクールかを決めるのは、服そのものではなく、それを着る人の姿勢です。

ブランドの背景を理解し、ロゴの力に頼らず、自分自身のスタイルの一部として取り入れることができれば、シュプリームは今なお最高のストリートウェアであり続けるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次