スポックシューズがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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老舗靴メーカーであるハルタが手がけるスポックシューズをご存じでしょうか。

シンプルで個性的なデザインから、おしゃれ上級者の間でひそかに人気を集めています。

しかしネットで検索してみると、スポックシューズはダサいという言葉が出てくることがあるようです。

購入を考えている人にとっては、買って後悔しないか不安になりますよね。

そこで本記事では、スポックシューズがダサいと言われる理由と、おすすめできる人やできない人について解説します。

もし購入を迷っているなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

スポックシューズとは?

スポックシューズは、日本の学校指定靴として有名なハルタが製造している革靴です。

もともとはドクターシューズと呼ばれ、お医者さんが手術室などで脱ぎ履きしやすいように作られたのが始まりだそうです。

1955年の発売から60年以上も愛されているロングセラー商品なんですよ。

かかと部分はあるものの、サイドが大きくカットされた独特のデザインが特徴で、サンダルのような気楽さと革靴のきちんとした雰囲気をあわせ持っています。

メンズだけでなくレディースサイズも展開されていて、ファッション感度の高い層から支持されています。

スポックシューズがダサいと言われている理由

歴史ある名品であるスポックシューズですが、なぜ一部ではダサいと言われてしまうのでしょうか。

SNSや口コミを調べてみると、いくつかの具体的な理由が見えてきました。

どのブランドにも当てはまることではなく、スポックシューズならではの特徴が裏目に出てしまっているケースがあるようです。

便所サンダルに見えてしまうから

一番多く見かける意見が、いわゆる便所サンダルや校内履きのサンダルに似ているという声です。

公共施設や学校のトイレなどで見かける茶色いビニールサンダルをご存じでしょうか。

スポックシューズはつま先が丸く、サイドが大きく開いたデザインなので、パッと見た時のシルエットがあのサンダルを連想させてしまうようです。

特におしゃれに見せるつもりで履いていても、ジャージやスウェットなどラフすぎる格好に合わせてしまうと、近所のコンビニに行くようなだらしない印象を与えてしまうかもしれません。

見慣れていない人にとっては、ファッションアイテムではなく業務用のつっかけに見えてしまうのが、ダサいと言われる大きな要因のようですね。

学生靴っぽくて安っぽく見えるから

ハルタといえば、多くの人が高校生の時に履いていたローファーを思い出すのではないでしょうか。

そのため、ハルタ=学生というイメージが強く、大人が履くブランドではないと感じる人もいるようです。

また、スポックシューズに使われているガラスレザーという素材は、表面がつるつるとしていて強い光沢があります。

これが水や汚れに強いというメリットでもあるのですが、革の風合いを好む人からは、テカテカしていてビニールみたいだとか、安っぽいと感じられてしまうことがあるようです。

大人が履くには少し質感が物足りないと感じる人もいるのかもしれませんね。

白い靴下との合わせが難しいから

スポックシューズはおしゃれな人が履いているイメージがありますが、コーディネートの難易度が少し高いアイテムでもあります。

特に白い靴下と合わせた時に、マイケルジャクソンのようになってしまったり、昭和の学生のような野暮ったさが出てしまったりすることがあるようです。

靴のサイドから靴下が大きく見えるデザインなので、靴下のヨレや毛玉が目立ってしまい、清潔感がない印象になってしまうことも。

おしゃれに履きこなせている人はすごく素敵なのですが、バランスを間違えると一気にダサく見えてしまうのが難しいところですね。

スポックシューズの評判・口コミ

では、実際にスポックシューズを履いている人たちはどう感じているのでしょうか。

SNSや通販サイトにあるリアルな声をまとめてみました。

良い意見だけでなく、購入前に知っておきたい厳しい意見もあったので、ぜひチェックしてみてください。

良い口コミ

購入して良かったと感じている人の多くは、その実用性とデザインのユニークさを評価しているようです。

  • 脱ぎ履きが本当に楽で、座敷のある居酒屋や試着室でもストレスがない
  • 雨の日でも気にせず履けるガラスレザーが便利で手入れも楽
  • 人と被らないデザインで、足元に個性を出せるところが気に入っている
  • コスパが最強で、この価格で日本製の革靴が買えるのはすごい
  • モードな服装にも古着にも合うので意外と使い回しがきく

悪い口コミ

一方で、買って後悔した人や苦労したという声も少なくありませんでした。特にサイズ感と痛みに関する声が目立ちます。

  • 履き始めの革が硬すぎて、くるぶしやアキレス腱が血だらけになった
  • サイズ選びが難しく、甲に合わせるとかかとが浮いてパカパカする
  • オリジナルのソールは薄くてクッション性がないので、長時間歩くと疲れる
  • ビブラムソールのモデルを買ったら、甲が低すぎて足が痛くなった
  • 最初の1週間は修行だと思って絆創膏を貼って耐える必要がある

スポックシューズがおすすめな人

ここまでの内容をふまえると、スポックシューズは人を選ぶ靴かもしれません。

でも、ハマる人にはとことんハマる魅力があります。

具体的にどんな人におすすめできるのか、3つのポイントで整理してみました。

人とは違う個性を出したい人

普通のスニーカーやローファーでは物足りないと感じている人にはぴったりです。

独特のカッティングは他のブランドにはない個性があり、足元を見るだけでおしゃれに気を使っていることが伝わります。

コムデギャルソンやヨウジヤマモトのような、モードな雰囲気が好きな人との相性は抜群ですよ。

靴下選びを楽しめる人

スポックシューズは靴下を見せるための靴と言ってもいいくらい、ソックスとの組み合わせが重要です。

真っ赤な靴下を差し色にしたり、アーガイル柄を覗かせたりと、足元のコーディネートを考えるのが好きな人にはとても楽しいアイテムになるはずです。

もちろん、素足でさらりと履くのも素敵ですね。

脱ぎ履きの多い仕事をしている人

もともとドクターシューズとして作られただけあって、実用性は折り紙付きです。

内装業の方やお寺のお坊さん、あるいは妊娠中で靴を履くのが大変な方など、手を使わずにさっと履ける靴を探している人にはこれ以上ない相棒になってくれますよ。

スポックシューズがおすすめできない人

逆に、こういう人にはあまりおすすめできないかもしれません。

買ってから後悔しないためにも、自分に当てはまらないか確認してみてください。

甲高・幅広で試着ができない人

ハルタの靴は幅広なイメージがあるかもしれませんが、スポックシューズは構造上、サイズ選びがとてもシビアです。

紐で調整できないので、サイズが合わないと悲惨なことになります。

特にビブラムソールモデル(No.850P)は甲が低めに作られているという情報が多いので、甲高の人がネットだけで判断して買うのはリスクが高いようです。

痛みに敏感で修行期間に耐えられない人

口コミにもありましたが、履き始めの革の硬さはかなりのものです。

足の形に馴染むまでは、靴擦れとの戦いになる覚悟が必要です。

最初から柔らかくて快適な履き心地を求めている人や、痛い思いをしてまで靴を履きたくないという人には向いていないかもしれません。

高級革靴のような経年変化を求める人

ガラスレザーは手入れが楽で光沢が美しい反面、使い込んでも革の色が変わったり、味が出たりすることはあまりありません。

クリームを塗り込んで自分だけの一足に育てたいという、本格的な革靴ファンには物足りなく感じるでしょう。

あくまで実用的なファッションアイテムとして割り切れる人向けですね。

スポックシューズのおすすめポイント

いろいろな意見はありますが、それでもスポックシューズが長年愛され続けているのには理由があります。

他の靴にはない、スポックシューズならではのメリットを紹介しますね。

驚異的なコストパフォーマンス

なんといっても一番の魅力は価格の安さではないでしょうか。

メンズモデルでも1万円前後で購入できる革靴というのは、今の時代とても貴重です。

しかも日本製で、ソール交換や修理も可能なんです。

ガシガシ履き潰せる日常靴として、これほどコスパの良い選択肢はなかなかないと思いますよ。

どんなスタイルにも馴染む万能さ

一見難しそうなデザインですが、実は守備範囲が広いのも特徴です。

カジュアルなデニムスタイルはもちろん、きれいめなスラックスやワイドパンツ、女性ならロングスカートにもよく合います。

つま先がすっきりしているので、ワイドパンツからちょこんと先だけ見せるスタイルなどは、今のトレンドとも相性が良いんですよ。

雨の日でも履けるタフさ

革靴は雨の日に履けないのが悩みですが、スポックシューズのガラスレザーは水を弾いてくれます。

完全防水ではありませんが、多少の雨なら染み込むこともなく、汚れてもさっと拭くだけできれいになります。

天気を気にせず履ける革靴が一足あると、玄関先で靴を選ぶときにとても助かりますよね。

スポックシューズのおすすめアイテム

最後に、現在展開されている主なスポックシューズのモデルを紹介します。

自分の用途や好みに合わせて選んでみてくださいね。

オリジナル・スポックシューズ(No.850 / No.150)

一番スタンダードなモデルです。

ソールが薄くて軽いので、スリッパ感覚で履きたい人や、すっきりとした見た目を重視する人におすすめです。

価格も一番手頃なので、最初の一足として試しやすいですよ。

メンズがNo.850、レディースがNo.150という品番になっています。

ビブラムソール・スポックシューズ(No.850P)

オリジナルの弱点だったクッション性を改善するために、登山靴などで有名なビブラム社のソールを採用したモデルです。

少しボリュームが出るので、よりカジュアルで今っぽい雰囲気になります。

歩きやすさを重視するならこちらがおすすめですが、先ほども触れたようにサイズ感には注意が必要なので、できれば試着をしたほうが安心ですね。

エクストラライト・スポックシューズ

さらに軽さを追求した新しいソールを使ったモデルも出ています。

スニーカーのような履き心地を目指しているので、革靴の重さが苦手な人にはぴったりかもしれません。

シーズンによって素材違いや色違いも出ているようなので、公式サイトをチェックしてみると面白いですよ。

まとめ

スポックシューズがダサいと言われる理由は、主に便所サンダルのように見えてしまったり、学生靴のイメージがあったりするからのようです。

でも、それはコーディネートや合わせ方次第で十分カバーできることですし、むしろその独特のデザインを個性として楽しんでいるおしゃれな人もたくさんいます。

  • 脱ぎ履きが楽でコスパが良い
  • モードな雰囲気や靴下コーデを楽しめる
  • 雨の日でも履けるタフさがある

こういった点に魅力を感じるなら、きっと満足できる一足になるはずです。

ただし、最初の靴擦れやサイズ選びには少し注意が必要ですよ。

自分の足に合うかどうかしっかり検討して、あなたらしい一足を見つけてみてくださいね。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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