SNSや雑誌でよく見かけるようになったアパレルブランド、ソージュ。 大人の女性に向けたシンプルで上質な服というイメージがありますが、ネットで検索しようとするとダサいという言葉が出てきてドキッとしたことはありませんか?
決してお安い買い物ではないので、買ってから後悔したくはありませんよね。 実はその評価には、ブランド特有のコンセプトと、私たち消費者の期待値のズレが大きく関係しているようです。
この記事では、ソージュがなぜ一部でダサいと言われてしまうのか、その理由を掘り下げつつ、実際の口コミや評判をもとに、どんな人におすすめで、どんな人には向かないのかを解説します。 ソージュが気になっているけれど、あと一歩が踏み出せないという方はぜひ参考にしてください。
ソージュとは?
ソージュは、2015年にスタートした日本のD2C(Direct to Consumer)ブランドです。 もともとはプロのスタイリストによるパーソナルスタイリングサービスから始まったという、少し変わった経歴を持っています 。
実店舗をほとんど持たず、オンライン販売をメインにすることで、店舗運営にかかるコストを削減しています。 その浮いたコストを生地や縫製に還元することで、デパートに並んでいる高級ブランドと同じくらいの品質を、手の届きやすい価格で提供しているのが特徴です。
ブランドのコンセプトはファンクショナルラグジュアリー 。 機能的でありながら、身につけたときに心が豊かになるような上質さを目指しています。 毎シーズン流行を追って服を買い替えるのではなく、気に入った定番アイテムを長く大切に着るというスタイルを提案しているブランドなんです。
ソージュがダサいと言われている理由
人気がある一方で、なぜダサいなんて言われてしまうのでしょうか。 SNSや口コミを徹底的にリサーチしてみると、単にデザインが悪いというわけではなく、このブランドならではの理由が見えてきました。
シンプルすぎて地味に見えてしまう
ソージュの服は、無駄な装飾を極限まで削ぎ落としたデザインがほとんどです。 フリルやリボン、目立つロゴなどは一切ありません。
そのため、パッと見ただけではユニクロなどのベーシックな服との違いが分かりにくいことがあります。 特にSNSのような小さな画面で見ると、ただの無地の布に見えてしまい、映えないと感じる人がいるようです。
また、服自体がシンプルなので、着る人のヘアメイクやアクセサリー使いがそのまま全体の印象に直結します。 髪がボサボサだったり、ノーメイクで着たりすると、上質な素材感が逆に生活感を強調してしまい、結果として事務員さんの作業着のように見えてしまうことがあるのです。
色使いが渋くて老けて見えることがある
ソージュが得意としているのは、ベージュやカーキ、グレーといったニュアンスカラーです。 これらの色は大人っぽくて上品なのですが、色選びを間違えると一気に老け込んで見える危険性があります。
特に、最近流行りのパーソナルカラー診断を気にしている人からは、自分の肌色に合わないくすんだ色を着ると顔色が悪く見えるという声も聞かれます。 若い世代や、パッと明るい鮮やかな色を好む人から見ると、ソージュの色展開は少し地味で、おばさん臭いと感じられてしまうのかもしれません。
体型カバーのデザインが妊婦服に見える?
大人の女性の体型悩みに寄り添ってくれるのがソージュの魅力ですが、そのデザインが裏目に出ることもあります。 例えば、人気のコクーンブラウスやワイドパンツは、体のラインを拾わないゆったりとしたシルエットが特徴です。
これがお腹周りや二の腕を隠してくれる頼もしい味方になる一方で、着こなしのバランスが悪いと、単にダボッとした服を着ているだけに見えたり、マタニティウェアのように見えたりしてしまうことがあります。 メリハリのない着こなしになってしまうと、どうしても野暮ったい印象を与えてしまうんですね。
ソージュの評判・口コミ
では、実際に購入した人たちはどう感じているのでしょうか。 ネット上のリアルな声をまとめてみました。
良い口コミ
購入して満足している人たちは、やはり生地の良さと、着たときのシルエットの美しさを絶賛しています。
- お値段の割に生地に高級感があって、デパートブランドの服と合わせても見劣りしない
- 下半身が太いのが悩みだったけど、このパンツを履くと足が真っ直ぐ綺麗に見える
- 家で洗えるのにシワになりにくくて、アイロンがけの手間がいらないのが本当に助かる
- 仕事にも学校行事にも着ていけるし、オフの日にスニーカーと合わせてもおかしくない汎用性がすごい
- ニットなのにチクチクしなくて、一日中着ていてもストレスがない
悪い口コミ
一方で、不満を持っている人たちの声には、通販ならではの悩みが多く見られました。
- サイズが合わなくて返品しようとしたら、送料が自己負担で結構高かった
- 人気の商品はいつも売り切れで、再入荷通知が来てもすぐに買わないとまた無くなってしまう
- ネットの画像だと素材感が分かりにくくて、届いてみたら思ったより生地が薄かった
- SサイズやMサイズなど、アイテムによってサイズ感が違うので選び方が難しい
- 期待して買ったけど、自分が着るとどうしても地味になってしまって着こなしが難しい
ソージュがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえると、ソージュは以下のような人にぴったりのブランドだと言えます。
30代後半から50代で体型の変化に悩んでいる人
若い頃に着ていた服がなんだか似合わなくなってきた、と感じている人には特におすすめです。 二の腕やお腹周り、ヒップラインなど、大人が隠したい部分を上手にカバーしつつ、だらしなく見せない工夫が詰まっています。 無理に若作りするのではなく、今の自分をきれいに見せたいという気持ちに応えてくれます。
仕事や育児で忙しく、服選びに時間をかけたくない人
朝、クローゼットの前で何を着ようか悩む時間を減らしたい人にも最適です。 ソージュの服はどれを組み合わせても合うように設計されているので、適当に選んでもそれなりのコーディネートが完成します。 また、自宅で洗えるイージーケアのアイテムが多いので、クリーニングに行く手間も省けます。
質の良いものを長く大切に着たい人
流行りの服を安く買ってワンシーズンで捨てるような生活を見直したい人におすすめです。 ベーシックなデザインなので来年も再来年も着られますし、生地が丈夫なのでへたりにくいです。 少ない服で着回すミニマリストのような生活に憧れている人にも相性が良いでしょう 。
ソージュがおすすめできない人
逆に、以下のような人にはソージュはあまりおすすめできません。 買ってから後悔しないためにも、チェックしておきましょう。
トレンドや流行のデザインを楽しみたい人
その時々の流行をいち早く取り入れたい、映える服が着たいという人には、ソージュのデザインは退屈に感じるでしょう。 ロゴが大きく入った服や、凝った装飾がついた服が好きな人にとっては、あまりにもシンプルすぎて物足りないはずです。
試着してから買いたい派の人
ソージュは実店舗がほとんどなく、基本的にはオンラインでの購入になります。 東京や大阪でたまにポップアップストアが開かれますが、いつでも気軽に行けるわけではありません 。 サイズ選びに失敗したくない、素材感を触って確かめたいという人にとって、返品送料がかかる今のシステムはハードルが高いかもしれません 。
プチプラ価格を求めている人
品質が良いとはいえ、ブラウスで1万円強、パンツで1万5千円前後という価格設定は、ユニクロやGUに慣れていると高く感じるかもしれません。 とにかく安く服を揃えたいという人には、価格のメリットを感じにくいでしょう。 生地の良さや耐久性にお金を払う価値があると思えるかどうかが分かれ目です。
ソージュのおすすめポイント
改めて、ソージュというブランドの魅力を整理してみます。 他のブランドにはない、ソージュならではの良さはここにあります。
過去に買った服と今の服が必ず合う
多くのアパレルブランドでは、シーズンごとに色味や素材が変わってしまい、去年のジャケットに今年のパンツを合わせようとすると色が微妙に違うなんてことがよくあります。 でもソージュは、定番の生地や色をずっと変えずに販売し続けています。 数年前に買ったブラウスに、今年買い足したパンツを合わせても、まるでセットアップのようにきれいに馴染むんです。 これは長く愛用するユーザーにとっては本当に嬉しいポイントです 。
プロのスタイリストの知恵が詰まっている
もともとスタイリングサービスから始まったブランドだけあって、どうすればスタイルが良く見えるかという視点が徹底されています。 例えば、サイドタックワイドパンツは、横に入ったタックが腰回りの張りを誤魔化してくれて、ぽっこりお腹を目立たなくしてくれます。 ただ隠すのではなく、錯覚を使ってきれいに見せるというテクニックが服そのものに組み込まれているのです。
手持ちの服を格上げしてくれる
ソージュの服は主張が少ない分、手持ちのユニクロやZARAなどのアイテムとも喧嘩しません。 むしろ、全身プチプラだと少し安っぽく見えてしまうところに、一点ソージュのアイテムを投入するだけで、全体のコーディネートが高見えするようになります。 名脇役として、ワードローブの底上げをしてくれる存在です 。
ソージュのおすすめアイテム
最後に、もし初めてソージュを買うならこれ!という評判のアイテムを3つ紹介します。
カシミヤ混タートルネックカットソー
冬のインナーとして絶大な人気を誇るのがこれです。 コットンにカシミヤが20%入っているのですが、この配合が絶妙で、ウール特有のチクチク感が全くありません 。 透け感がないので一枚でも着られますし、ジャケットの中に着ても着膨れしない薄さです。 肌触りが良すぎて、一度着ると他のタートルネックに戻れないという声も多い名品です。
サイドタックワイドパンツ
ソージュの代名詞とも言えるパンツです。 ワイドパンツは太って見えると敬遠している人にこそ履いてほしい一着。 とろみのある素材が下にストンと落ちるので、肉感を拾わずに足をスッキリ長く見せてくれます 。 ウエストがゴムではないのに楽な履き心地で、一日座って仕事をしていても疲れません。
ショートスリーブコクーンブラウス
二の腕やお腹周りが気になるけれど、いかにも隠していますという感じは出したくない人に最適です。 丸みを帯びたコクーン(繭)シルエットが体を包み込んでくれるので、体型を気にせず安心して着られます。 裾を出して着てもバランスが良い丈感になっているので、ボトムスにインするのが苦手な人でも様になりますよ。
まとめ
ソージュがダサいと言われる理由は、その極限までシンプルさを追求したデザインと、大人の女性に向けた落ち着いた色使いによるものでした。 トレンドを追いかける派手なファッションを好む人には物足りないかもしれませんが、体型の変化に悩み、上質で長く着られる服を探している人にとっては、これ以上ない頼れるブランドです。
自分に似合う色を選び、少しヘアメイクに気を使えば、決してダサくなることはありません。 むしろ、大人の余裕を感じさせる洗練されたスタイルが作れるはずです。 もし購入を迷っているなら、まずは定番のパンツやカットソーから試してみてはいかがでしょうか。 きっと、毎朝の服選びが少し楽しくなるはずですよ。