最近のおしゃれなメガネ屋さんに行くと必ず置いてあるのが、上の部分だけ太くなっているサーモントメガネです。クラシックで知的な雰囲気がかっこいいなと思って手に取ってみたものの、ネットで検索するとダサいという言葉が出てきて不安になったことはありませんか。
せっかく高いお金を出して買うのに、周りから時代遅れだとか、センスがないなんて思われたらショックですよね。
実は、サーモントメガネがダサいと言われてしまうのには、ちゃんとした理由があります。でも安心してください。その理由さえわかってしまえば、誰でもおしゃれにかけこなすことができるんです。
この記事では、サーモントメガネがなぜ一部で不評なのか、その本当の理由と、逆におしゃれに見える人の特徴を徹底的に解説します。これから買おうか迷っている人は、失敗しないためにもぜひ最後まで読んでみてください。
サーモントメガネとは?
サーモントメガネというのは、フレームの上半分が眉毛のように太いプラスチックでできていて、下半分が細い金属のリムで囲われているデザインのメガネのことです。
もともとは1950年代のアメリカで生まれたデザインで、当時は軍の将校さんが威厳を出すために作られたものでした。眉毛が薄くて部下になめられてしまうという悩みを解決するために、メガネで力強い眉毛を作ってしまおうという発想から生まれたんです 。
日本では1960年代から70年代にかけて、お父さん世代や学校の先生、政治家の人たちがこぞってかけていた歴史があります。そのため、ブローメガネとも呼ばれるこのデザインには、どうしても昔の偉い人やおじさんというイメージがついて回ることがあるんです。
サーモントメガネがダサいと言われている理由
おしゃれなアイテムとして雑誌にも載っているのに、なぜネットやSNSではダサいとか、恥ずかしいという声が上がってしまうのでしょうか。
いろいろな人の意見や口コミを詳しく調べてみると、単にデザインが古いからというだけではなく、かけた時の顔のバランスや、その人が持っている雰囲気とのミスマッチが原因であることがわかってきました。ここではその具体的な理由を掘り下げていきます。
眉毛とのバランスが悪くて顔がうるさい
一番多い理由がこれです。サーモントメガネは上の部分が太いので、顔にもう一本眉毛があるように見えてしまうんです。
自分の眉毛とメガネの黒いラインがきれいに重なっていればいいのですが、この二つが離れてしまっていると、顔の中に眉毛が4本あるような状態になります。これをダブルブローなんて呼ぶこともありますが、鏡を見たときになんだか間抜けに見えたり、顔が散らかって見えたりするのはこのせいです 。
特に眉毛とメガネの隙間が広すぎると、どうしても野暮ったい印象になってしまいます。これが、なんか変だなとか、ダサいなと感じさせる大きな原因になっているんです 。
昭和の頑固親父や先生に見える
今の20代や30代の人たちからすると、サーモントメガネは昔のドラマや映画に出てくる、怒りっぽい課長さんや生活指導の先生のイメージと重なることがあります。
SNSでも、これをかけると急に老けて見えるとか、昭和のサラリーマンみたいで恥ずかしいといった声が見られます。特に黒くて太いフレームは威圧感が強いので、今の時代の柔らかい雰囲気のファッションに合わせると、そこだけ浮いてしまって時代錯誤な感じが出てしまうんです。
若作りしようとして失敗しているおじさんに見えたり、逆に若い子が無理して大人の真似をしている七五三のような違和感を与えてしまったりすることもあります。
怖くて近寄りがたい人に見える
サーモントメガネには、どうしても怖い人というイメージもつきまといます。
昔の任侠映画やドラマで、強面の役者さんが威圧感を出すための小道具として使われてきた歴史があるからです。黒と金の派手な組み合わせのサーモントをかけていると、またその筋の人みたいだなんて言われてしまうこともあります。
本人はただおしゃれを楽しみたいだけなのに、周りからはイキっているとか、勘違いしていると受け取られてしまう。このギャップが、痛いとかダサいという評価につながっているようです。
安っぽい質感でおもちゃみたい
最近は雑貨屋さんなどで数千円で売っている安いサーモントメガネもありますが、これが逆に評価を下げる原因にもなっています。
プラスチックの部分がテカテカと安っぽい光沢を放っていたり、金色のメッキがいかにも偽物っぽかったりすると、大人がかけるファッションアイテムとしてはかなり厳しくなります。
本物のヴィンテージや高級ブランドのものは重厚感があってかっこいいのですが、チープな作りのものをかけていると、それが全体のコーディネートを安っぽく見せてしまい、結果としてセンスがないと言われてしまうのです。
サーモントメガネの評判・口コミ
では実際に、世間の人たちはサーモントメガネについてどう思っているのでしょうか。SNSやネットの掲示板にあるリアルな声をまとめてみました。
おしゃれだと思って愛用している人の意見と、やっぱり苦手だと感じている人の意見、両方を知っておくことで、自分が買う時の参考になるはずです。
良い口コミ
- 星野源さんがかけているのを見て買ったけど、かけるだけで知的な雰囲気になれるから気に入っている
- 眉毛が薄いのがコンプレックスだったけど、このメガネをかけると顔立ちがはっきりして自信が持てるようになった
- いつものTシャツとジーンズでも、メガネをこれにするだけでおしゃれに気を使っている感じが出る
- 丸顔で子供っぽく見られるのが悩みだったけど、サーモントをかけると顔が引き締まって大人っぽく見られるようになった
- クラシックな服装が好きだから、このレトロなデザインがたまらなく好きで何本も集めている
悪い口コミ
- 彼氏がデートにかけてきたけど、お父さんのメガネを借りてきたみたいで正直ダサいと思ってしまった
- 顔が濃い人が太いサーモントをかけていると、暑苦しくて見ていて疲れる
- どうしても昔の怖い先生を思い出してしまって、自分ではかけようと思わない
- ネットで安いのを買ったら、プラスチック感が強すぎておもちゃみたいだったから家でしか使っていない
- 眉毛とフレームの間が空いてしまって、鏡を見るたびに間抜けな顔だなと落ち込むことがある
サーモントメガネがおすすめな人
いろいろとネガティブな意見もありましたが、それでもサーモントメガネは似合う人が掛ければ最高にかっこいいアイテムです。
では、具体的にどんな人ならこの個性的なメガネを自分のものにできるのでしょうか。顔の特徴や悩み別に、おすすめできる人の条件を整理しました。
眉毛が薄い人や整えるのが面倒な人
サーモントメガネが一番おすすめなのは、実は眉毛が薄い人です。
最初にも書きましたが、このメガネはもともと眉毛の代わりになるように作られたものです。だから、眉毛が薄かったり、形に自信がなかったりする人がかけると、フレームがキリッとした眉毛の役割を果たしてくれます 。
毎朝眉毛をしっかり描くのが面倒だという人にとっても、かけるだけで顔が完成する便利なアイテムになります。顔の印象がぼやけがちな人がかけると、一気に意志の強そうなかっこいい顔立ちに変身できます 。
丸顔で童顔を気にしている人
顔が丸くて、どうしても幼く見られてしまうという人にもぴったりです。
サーモントメガネの上の直線的なラインは、丸い顔にシャープなアクセントを加えてくれます。また、フレームの角張ったデザインが顔の輪郭を引き締めて見せてくれる効果もあります 。
仕事で頼りがいのある雰囲気を出したい時や、ここぞという時に大人っぽく見せたい時には、最強の味方になってくれるはずです。
シンプルなファッションが好きな人
普段の服装が無地のシャツやパーカーなど、シンプルなものが多い人にもおすすめです。
服がシンプルすぎると、どうしても地味な印象になってしまいがちですが、顔まわりにインパクトのあるサーモントメガネを持ってくるだけで、一気におしゃれ上級者の雰囲気が出ます 。
アクセサリーをじゃらじゃらつけるのは苦手だけど、何か一つポイントが欲しいという時には、まさにうってつけのアイテムと言えます。
サーモントメガネがおすすめできない人
逆に、残念ながらサーモントメガネをかけると失敗しやすい人もいます。
もちろん工夫次第で似合わせることはできますが、何も考えずに選んでしまうと痛い目を見る可能性が高いタイプの人たちです。自分がこれに当てはまっていないか確認してみてください。
眉毛が濃くて太い人
もともと立派な眉毛を持っている人が、極太のサーモントメガネをかけると、顔の情報量が多すぎて大変なことになります。
濃い眉毛の上にさらに黒いフレームが乗っかるので、目元の主張が激しくなりすぎてしまうんです。周りからは、くどいとか暑苦しいという印象を持たれてしまうかもしれません。
もしどうしてもかけたい場合は、フレームの色を茶色やクリアグレーなどの薄い色にするか、細めのデザインを選ぶ必要があります 。
顔の彫りが深くて目鼻立ちがはっきりしている人
いわゆるソース顔と呼ばれる、顔のパーツがはっきりしている人も注意が必要です。
顔自体に十分なインパクトがあるのに、さらに主張の強いメガネを足してしまうと、やりすぎ感が出てしまいます。特に黒と金のコンビネーションなどは、顔の濃さと相まって、怖い人やお水系の人に見間違われるリスクが高まります。
おしゃれというよりも、威圧感の方が勝ってしまうので、もう少し線の細いメタルフレームなどを選んだ方が、洗練された印象になることが多いです。
服装に無頓着すぎる人
サーモントメガネはクラシックでおしゃれなアイテムですが、それだけに服とのバランスが重要です。
ヨレヨレのTシャツやジャージにこのメガネを合わせると、あえて外しているおしゃれには見えず、単に身なりに気を使っていないおじさんに見えてしまいます 。
寝癖がついたままの髪型でかけても、生活感丸出しになってしまってかっこよくありません。ある程度、髪型や服装を整える意識がある人でないと、メガネだけが浮いてしまってダサい認定されてしまいます 。
サーモントメガネのおすすめポイント
ここまで読んで、自分には無理かもと思った人もいるかもしれませんが、諦めるのはまだ早いです。
サーモントメガネには、他のメガネにはない素晴らしいメリットがたくさんあります。正しく選んで使いこなせば、あなたの魅力を何倍にも引き出してくれる魔法のアイテムになるんです。
かけるだけで知的に見える
サーモントメガネの最大の武器は、何と言ってもその知的な雰囲気です。
就職活動や大事なプレゼンの時など、相手に真面目で誠実な印象を与えたい時にはこれ以上のものはありません。黒縁メガネよりもフォーマル感があり、メタルフレームよりも力強さがある。
この絶妙なバランスが、仕事ができる大人の男、あるいは凛とした大人の女性というイメージを作ってくれます 。
小顔効果が期待できる
実はサーモントメガネには、小顔効果も期待できます。
フレームの上部に視線が集まるので、顔の下半分がすっきりして見えるんです。また、少し大きめのサイズを選べば、対比効果で顔全体が小さく見えます 。
面長の人は、レンズの縦幅があるタイプを選ぶことで顔の長さをカバーできますし、ベース顔の人は曲線的なデザインを選ぶことでエラを目立たなくさせることもできます。自分の顔型に合ったものを選べば、コンプレックスを隠してくれる優秀なアイテムなんです 。
流行に左右されない一生モノ
サーモントメガネは一時の流行り廃りではなく、70年以上も愛され続けている定番のデザインです。
タピオカブームのようにすぐに終わってしまうものではないので、一度自分に似合う良いものを見つけてしまえば、10年先でも20年先でも使い続けることができます 。
特にしっかりとしたメガネブランドが作ったものは、修理しながら長く使えるので、長い目で見ればとてもコストパフォーマンスが良いと言えます。自分のトレードマークとして育てていく楽しみがあるのも、このメガネの魅力です。
サーモントメガネのおすすめアイテム
最後に、これを選べば間違いなしという鉄板のブランドとモデルを紹介します。
安物で失敗したくない、どうせなら周りに自慢できる本物が欲しいという人は、ぜひこの中から選んでみてください。それぞれのブランドに特徴があるので、自分に合うものがきっと見つかるはずです。
BJ CLASSIC COLLECTION SIRMONT
今のサーモントブームの火付け役とも言えるのが、このBJクラシックです。
特にS-831というモデルは、星野源さんがかけていたことで爆発的な人気になりました。日本人の顔の骨格に合わせて作られているので、海外ブランドのものだと鼻が浮いてしまうという人でもぴったりフィットします 。
デザインもコテコテのクラシックではなく、現代風にアレンジされているので、初めてサーモントに挑戦する人でも違和感なくかけられます。これをかけていれば、まずダサいと言われることはありません。
Ray-Ban CLUBMASTER
世界で一番有名なサーモントメガネといえば、レイバンのクラブマスターです。
海外の映画スターやミュージシャンも愛用している名作で、これぞサーモントという王道のデザインです。少しロックな雰囲気や、アメリカンなカジュアルスタイルが好きな人にはたまらない一本です。
価格も比較的手が届きやすく、サングラスとして使うのもかっこいいです。ただ、海外製なので鼻あての部分などは調整が必要な場合もありますが、持っていて損はない永遠のスタンダードです。
999.9 M-16シリーズ
デザインも大事だけど、かけ心地も譲れないという人には、日本のブランド999.9(フォーナインズ)がおすすめです。
サーモントメガネはどうしても重くなりがちですが、ここのメガネは独自のバネ構造で頭を優しく包み込んでくれるので、一日中かけていても全く疲れません 。
見た目は重厚感があるのに、かけると驚くほど軽い。機能性とデザイン性を高いレベルで両立させているので、仕事で長時間メガネをかけるビジネスマンから圧倒的な支持を得ています 。
まとめ
サーモントメガネがダサいと言われるのは、アイテム自体が悪いのではなく、選び方や合わせ方に少しだけコツがいるからです。
眉毛とのバランスを整えたり、自分の顔の濃さに合ったフレームを選んだりすれば、誰でも知的でおしゃれな雰囲気を手に入れることができます。
- 眉毛とフレームのラインを合わせる
- 顔が濃い人は薄めの色を選ぶ
- 服装や髪型も含めてトータルで考える
この3つのポイントさえ押さえておけば、もうダサいなんて言わせません。むしろ、周りと差をつける最高のおしゃれアイテムになります。
食わず嫌いで避けてしまうのはもったいないです。ぜひメガネ屋さんに足を運んで、いろいろなサーモントメガネを試着してみてください。鏡の中に、今までとは違う新しい自分が見つかるかもしれませんよ。

