夏の定番アイテムであるTシャツですが、その着こなし方の一つである袖まくりについて、一部ではダサいという声が聞かれます。
SNSや動画サイトを見ていても、おしゃれに見えるという意見と、おじさんっぽいという意見で評価が分かれているようです。
そこで本記事では、Tシャツの袖まくりがなぜダサいと言われてしまうのか、その理由とおすすめできる人・できない人について解説します。
Tシャツの袖をまくってみたいけれど、周りからどう思われるか不安という人は、ぜひ参考にしてください。
Tシャツの袖まくりとは?
Tシャツの袖まくりとは、その名の通りTシャツの袖口を折り返して着るスタイルのことです。ロールアップとも呼ばれます。
もともとは水仕事や作業をする際に袖が汚れないようにするための機能的な行動でした。しかし現在では、着こなしのバランスを変えたり、こなれた雰囲気を出すためのファッションテクニックとして取り入れられています。
ただまくるだけでなく、折り幅を変えたり、内側に織り込んだりと、いくつかのバリエーションが存在します。
Tシャツの袖まくりがダサいと言われている理由
ファッションテクニックとして認知されている袖まくりですが、なぜダサい、時代遅れといったネガティブな評価を受けてしまうのでしょうか。
リサーチを進めていくと、いくつかの明確な理由が見えてきました。そのブランドやアイテム特有の理由というよりは、袖まくりというスタイルそのものが持つ性質が関係しているようです。
昔ながらの肌着感が出てしまうから
白いTシャツやジャストサイズのTシャツで袖をまくると、どうしても昭和の休日のような雰囲気が出てしまいます。
おしゃれとしてやっているつもりでも、見ている側からは暑いからまくっているだけ、または肌着でくつろいでいるように見えてしまうことがあるようです。特に無造作すぎるまくり方は、生活感が強く出てしまい、野暮ったい印象を与えてしまいます。
腕が細く見えて子供っぽくなるから
半袖のTシャツは袖口が広いものが多く、それをまくるとさらに袖口にボリュームが出ます。
その結果、袖と腕の隙間が強調されてしまい、腕が棒のように細く見えてしまうことがあります。これが服に着られているような印象を与え、子供っぽく見えてしまう原因です。特にオーバーサイズのTシャツを適当にまくると、この傾向が強くなります。
ナルシストに見えてしまうから
袖を肩の近くまで大きくまくり上げているスタイルに対して、筋肉を見せつけたいだけではないかという厳しい声もSNSで見られました。
本人は涼しさを求めているだけでも、二の腕や力こぶが強調されるスタイルは、見る人によっては自己顕示欲が強いと感じられ、恥ずかしいと思われてしまうようです。
すぐに落ちてきてだらしないから
Tシャツの生地は柔らかいため、シャツのようにパリッと形をキープするのが難しいです。
動いているうちに片方だけ落ちてきたり、ぐちゃぐちゃに崩れてしまったりすることがよくあります。そのだらしない状態が、清潔感がない、安っぽいという評価につながっているようです。何度も袖を直している姿も、あまりスマートには見えません。
Tシャツの袖まくりの評判・口コミ
実際にTシャツの袖まくりをしている人や、それを見ている人はどう感じているのでしょうか。
SNSやYouTubeなどの一次情報を中心に、リアルな声を調べてみました。賛否両論ありますが、それぞれの言い分には特徴があります。
良い口コミ
- オーバーサイズのTシャツはそのまま着ると野暮ったいけれど、袖をまくるとバランスが良くなる
- 低身長なので、袖をまくって手首を見せることでスタイルアップして見える
- シンプルなTシャツでも、袖をひと折りするだけでこなれ感が出る気がする
- ゴムを使って落ちてこないようにする裏技を使えば、一日中快適に過ごせる
- 袖の裏地が違う色のTシャツだと、まくった時にアクセントになって可愛い
悪い口コミ
- ピチピチのTシャツで袖をまくっている人を見ると、ナルシストっぽくて引いてしまう
- 袖が落ちてきて何度も直している姿が貧乏くさいと感じる
- 腕がガリガリの人がやると、余計に貧相に見えて痛々しい
- 変なシワが寄ってしまい、お風呂掃除の途中みたいに見えることがある
- 昔のヤンキーみたいな雰囲気になってしまい、今の時代には合わない気がする
Tシャツの袖まくりがおすすめな人
ダサいと言われることもある袖まくりですが、似合う人やメリットを活かせる人も確かに存在します。どういった人にならおすすめできるのか、ポイントを整理しました。
オーバーサイズを着こなしたい人
最近流行りのビッグシルエットやオーバーサイズのTシャツを着る人にはくおすすめです。
大きなTシャツはそのまま着るとだらしない印象になりがちですが、袖をまくることで視覚的なメリハリが生まれます。手首や腕の一部を見せることで、全体がスッキリとまとまり、野暮ったさを解消できます。
バランスを良く見せたい低身長の人
袖をまくって肌を見せる位置を高くすることは、相手の視線を上に誘導する効果があります。
袖が長いままだと重心が下がって見えますが、ロールアップすることで軽快な印象になり、スタイル良く見せることができます。特に身長が高くない人にとっては、有効なテクニックと言えるでしょう。
シンプルな服装が好きな人
無地の白Tシャツにデニムといったシンプルなスタイル(ノームコア)を好む人にもおすすめです。
装飾が少ない分、袖をまくるというちょっとしたアレンジがアクセントになります。また、腕時計やブレスレットなどのアクセサリーを目立たせたい場合も、袖まくりは相性が良いです。
Tシャツの袖まくりがおすすめできない人
一方で、袖まくりをすることでかえってマイナスの印象を与えてしまう人もいます。自分が当てはまっていないか確認してみてください。
腕の細さがコンプレックスの人
理由は前述した通りですが、袖をまくることで袖口のボリュームが増し、相対的に腕の細さが強調されてしまいます。
腕がスカスカに見えてしまうと、どうしても頼りない印象や子供っぽい印象になりがちです。この場合は、最初から袖丈が短めのものを選ぶか、リブがついているTシャツを選ぶほうが無難です。
薄手でテロテロした素材のTシャツを着ている人
生地が薄いTシャツや、ハリのない素材のTシャツで袖まくりをするのはおすすめできません。
まくってもすぐに形が崩れてしまい、ただシワが寄っているだけに見えてしまいます。清潔感が損なわれる原因になるので、ある程度厚みのある生地のTシャツを選んだほうが良いでしょう。
きちんとした清潔感が求められる場に行く人
デートや少し改まった食事の場などでは、Tシャツの袖まくりはカジュアルすぎて不向きな場合があります。
ワキが見えやすくなるというデメリットもあるため、清潔感を最優先したいシーンでは避けたほうが賢明です。だらしないと思われてしまうリスクがあります。
Tシャツの袖まくりのおすすめポイント
ここまでメリットとデメリットを見てきましたが、正しく取り入れれば袖まくりには良い点もたくさんあります。
着こなしのバリエーションが増える
同じTシャツでも、袖をまくるだけで印象を変えることができます。
リラックスしたい時はそのまま、少しアクティブに見せたい時はまくるなど、1枚の服で違う表情を楽しめるのは大きなメリットです。マンネリ防止にも役立ちます。
簡単にスタイルアップできる
手首、足首、首の3首を見せると着痩せして見えるというのはファッションの定説です。
袖をまくって手首周辺を見せるだけで、全身が華奢に見えたり、スタイリッシュな印象を与えたりすることができます。道具もいらず、すぐに実践できる手軽さが魅力です。
実用性と機能性がある
単純に涼しいというのも大きなポイントです。また、手を洗う時や食事の時に袖口が汚れるのを防ぐことができます。
生活の中でのちょっとした邪魔くささを解消できるため、機能的な側面から見ても理にかなったスタイルと言えます。
Tシャツの袖まくりのおすすめアイテム
袖まくりをおしゃれに楽しむためには、アイテム選びも重要です。形が崩れにくいものや、最初からまくったようなデザインのものを3つ厳選しました。
Goodwear(グッドウェア) / 袖リブ付きTシャツ
アメリカ製のタフなTシャツで有名なグッドウェアには、袖口にリブがついているモデルがあります。
リブがあるため、まくらなくても腕でしっかり止まってくれますし、まくり上げても落ちてきません。生地も厚手で肉厚なので、形が崩れにくく、安っぽく見えないのが最大の特徴です。袖まくり前提で選ぶなら、まず候補に入れたいブランドです。
Healthknit(ヘルスニット) / ヘンリーネックTシャツ
古着好きにも人気のヘルスニットも、袖口がリブ仕様になっているものが多くあります。
ヴィンテージのような風合いがあり、袖を少し上げるだけで男らしい無骨な雰囲気が出ます。生地がしっかりしているので、ヨレヨレになりにくいのも嬉しいポイントです。
100円ショップのヘアゴム(シリコンゴム)
これはTシャツそのものではありませんが、SNSで非常に評判の良い裏技アイテムです。
袖口にゴムを通してから内側に巻き込むようにまくると、ゴムがストッパーになって袖が絶対に落ちてきません。しかもゴムは生地の中に隠れるので外からは見えません。今持っているTシャツですぐに実践できるので、袖が落ちてくるストレスから解放されたい人におすすめです。
まとめ
Tシャツの袖まくりについて、ダサいと言われる理由や評判をまとめてみました。
結論として、袖まくり自体が絶対にダメというわけではありません。ダサいと言われてしまうのは、サイズ感が合っていない、まくり方が雑でだらしない、TPOに合っていないといったケースがほとんどのようです。
- 自分の体型に合ったサイズ感のものを選ぶ
- 生地がしっかりしたTシャツを選ぶ
- ゴムなどを活用してきれいに形をキープする
- 筋肉を見せつけすぎないバランスを意識する
これらを意識すれば、袖まくりはシンプルになりがちな夏のコーデを格上げしてくれる便利なテクニックになります。
あまり難しく考えすぎず、鏡の前でバランスを見ながら、自分に似合うスタイルを探してみてください。


