Xiaomi(シャオミ)のRedmi Watchシリーズは、多機能なのに驚くほど手頃な価格で人気のスマートウォッチです 。
そのコストパフォーマンスの高さで多くの人を惹きつけていますが、一部ではダサい、野暮ったい、着けるのが少し恥ずかしい、なんて声も聞こえてきます 。
機能や価格は魅力的だけど、買ってから後悔しないだろうか?と不安に思う人もいるかもしれません。
この記事では、Redmi Watchがなぜダサいと言われるのか、その理由と実際の評判を解説します。Redmi Watchが欲しいけど、もしかしてダサい?と不安な人はぜひ参考にしてください。
Redmi Watchとは?
Redmi Watchは、スマートフォンなどで世界的に有名なXiaomi(シャオミ)が手がける、コストパフォーマンスが非常に高いスマートウォッチのシリーズです 。
一番の特徴は、普通ならもっと高いモデルにしか付いていないような便利な機能が、驚くほど安い価格で手に入ることです。
例えば、心拍数や睡眠の質を24時間チェックしたり、150種類以上の運動モードでトレーニングを記録したりできます 。
最近のモデルは画面が大きくて見やすく、特にRedmi Watch 4は1.97インチの有機ELディスプレイを搭載していて、通知やデータがとても確認しやすいです 。
一度の充電で最大20日間もつバッテリーも大きな魅力で、毎日の充電のわずらわしさから解放されます 。
スマートフォンからの通知表示はもちろん、モデルによってはBluetoothで通話することも可能です 。
特に人気なのは、アルミ合金フレームで高級感を増したRedmi Watch 4と、5,000円前後という衝撃的な価格で通話もできるRedmi Watch 3 Activeの2つです 。
ただ、この魅力的なスペックの裏には、一部の人がセンスがないと感じる理由が隠れているようです。
例えば、LINEの音声通話の通知がうまく来なかったり、安いモデルは画面の鮮やかさで少し劣ったりと、細かい部分で値段なりの部分が見え隠れします 。
このちょっとした期待とのズレが、安くて良いものというより、安物という印象につながり、ダサいという評価の一因になっているのかもしれません。
Redmi Watchがダサいと言われている理由
Redmi Watchが一部でダサい、時代遅れと言われるのには、いくつかの共通した理由があるようです。SNSやレビューサイトでよく見かける、具体的な理由を紹介します。
付属バンドが安っぽくて使いにくいから
Redmi Watchがダサいと言われる一番の理由は、付属のバンドにあるようです。
多くのユーザーが、このバンドのせいで製品全体の印象が悪くなっていると指摘しています。
レビューでは、おもちゃみたい、安っぽいと評価されており、せっかく本体の質感が良くても、このバンド一本ですべてが台無しに感じられてしまうという声が多く見られます 。
見た目だけでなく、使いにくさも問題です。
バンドの留め具が特殊な形で、片手で留めにくく、毎日の着け外しがストレスに感じるという意見が目立ちます 。
最初に触れて毎日身につける部分だからこそ、このバンドの質の低さが、製品全体の安物感を決定づけてしまっているようです。
デザインにオリジナリティがないから
Redmi Watchの四角いデザインは、多くの人がApple Watchを思い浮かべます 。
これは手頃な価格で洗練されたデザインを楽しめるメリットがある一方で、真似している、オリジナリティがないというマイナスなイメージも与えてしまいます。
また、特定の製品の真似というだけでなく、全体的にありきたりなスマートウォッチの形から抜け出せていないという指摘もあります 。
他のブランドの製品と比べたときに、どこか洗練されておらず、品が感じられないという意見も見られました 。
個性がなく無難にまとめられたデザインが、かえって面白みがなくダサいという印象につながっているのかもしれません。
安すぎて逆に安っぽく見えるから
Redmi Watchの最大の武器である安さは、皮肉にもそのイメージを下げてしまう原因にもなっています。
特にRedmi Watch 3 Activeが約5,000円という、価格設定がバグっているとまで言われるほどの安さで売られているのが象徴的です 。
腕時計は時間を見る道具ですが、同時にファッションの一部でもあります。
誰もが知っている安い製品を身につけることに、少し抵抗を感じる人がいるのも事実です 。
この安っぽさは、価格だけでなく製品の細かい部分にも現れます。
例えば、Redmi Watch 3 Activeの液晶ディスプレイは、値段を考えれば十分ですが、よく見ると文字の輪郭が少しギザギザして見えます 。
こうした細かな品質の差が、やはり値段相応の製品だと感じさせ、安っぽいという印象を強めてしまうのです。
本体が大きくて野暮ったいから
Redmi Watchの大きな画面は、見やすくて操作しやすいというメリットがあります。
しかし、その大きさが一部の人にとっては、野暮ったいと感じる原因になっているようです。
特に腕が細い人や女性にとっては、時計の存在感が大きすぎると感じることがあります 。
また、本体に厚みがあるため、長袖の袖口に引っかかったり、寝るときに邪魔に感じたりすることも 。
機能性を優先した結果のデザインが、ファッションアイテムとしての魅力を少し損なっているのかもしれません。
Redmi Watchの評判・口コミ
実際にRedmi Watchを使っている人の、良い口コミと悪い口コミをまとめました。
良い口コミ
- 驚異的なバッテリー持ち。毎日の充電から解放される
- Redmi Watch 4の有機EL画面は大きくて明るく、操作もサクサク
- Redmi Watch 4のアルミフレームは1万円台とは思えない高級感
- 健康管理から通話まで機能が豊富で、これ一台で十分
- とにかくコスパが異常。5,000円で通話機能付きはすごい
悪い口コミ
- 付属バンドが絶望的にダサい。安っぽくて留めにくい
- 大きくて重い。特に寝るときに邪魔に感じる
- LINEの音声通話着信に気づけないなど、一部アプリとの連携がイマイチ
- Redmi Watch 3 Activeは画面の解像度が低く、文字が安っぽく見える
- Google Fitとの連携がうまくいかないなど、ソフト面に甘さがある
Redmi Watchがおすすめな人
Redmi Watchの特徴を考えると、次のような人にはとてもおすすめです。
とにかく充電が面倒な人
スマートウォッチは便利そうだけど、毎日の充電は面倒、と感じる人にRedmi Watchはぴったりです。
最大20日間もつバッテリーは、他の高いスマートウォッチにはない大きなメリット 。
一度腕に着けたら、充電のことはしばらく忘れられるくらいなので、手間をかけたくない人に最適です。
コストを抑えて機能性を重視する人
腕時計をファッションアイテムではなく、便利な道具として考える人にとって、Redmi Watchは最高の選択肢です。
高級スマートウォッチが持つ機能のほとんどを、数分の一の価格で手に入れることができます。
デザインの細かな部分や、ソフトウェアの多少のクセが気にならないなら、これほど費用対効果の高い製品は他にありません 。
スマートウォッチを試してみたい人
スマートウォッチのある生活がどんなものか体験してみたいけど、いきなり数万円も出すのはちょっと、という人にもRedmi Watchはおすすめです。
5,000円から1万円強という手頃な価格で、通知の確認や健康管理といったスマートウォッチの基本的な便利さを十分に体験できます 。
もし自分の生活に合わなくても、金銭的なダメージが少ないので、入門機としてこれ以上ない選択肢です。
Redmi Watchがおすすめできない人
一方で、次のような人には、Redmi Watchはあまり向いていないかもしれません。
腕時計にステータスを求める人
腕時計を、自分のセンスや社会的地位を示すためのファッションアイテムとして考えている人には、Redmi Watchはおすすめできません。
Redmiというブランドには、AppleやGarminのようなブランドイメージはありません。
人からどう見られるかや、身につけることで得られる満足感を大切にする場合、Redmi Watchでは物足りなさを感じてしまうでしょう 。
キャッシュレス決済機能が必須な人
Redmi Watchは多機能ですが、NFCを利用したキャッシュレス決済には対応していません 。
駅の改札やコンビニでの支払いを腕時計で済ませたいと考えている人にとって、この機能がないのは大きなマイナスポイントです。
自分の生活の中で絶対に譲れない機能がある場合は、購入前によく確認する必要があります。
買ってすぐに完璧なものを求める人
箱を開けたその瞬間から、完璧なデザインと質感を求める人にも、Redmi Watchは向いていません。
前にも述べた通り、Redmi Watchのデザイン上の最大の弱点は付属バンドです。
この問題を解決するには、別売りのバンドに交換するという一手間がかかります。
このひと手間を面倒だと感じる人にとっては、最初の印象の悪さがずっと続いてしまう可能性があります 。
Redmi Watchのおすすめポイント
ダサいという評価がある一方で、それを上回る魅力がRedmi Watchにはあります。特におすすめしたいポイントを3つ紹介します。
価格破壊の機能性
Redmi Watchの最大の魅力は、その価格からは信じられないほどの機能性です。
特にRedmi Watch 4は、大きくて明るい有機ELディスプレイ、質感の高いアルミフレーム、便利な回転式リューズ、そしてBluetooth通話機能まで備えています 。
これだけの機能が1万円強で手に入るのは、まさに価格破壊です。
圧倒的なバッテリー性能
充電を気にしなくてよい生活は、一度体験すると元に戻れないほど快適です。
夜に充電のために時計を外す必要がないので、睡眠データを毎日しっかり記録できます 。
数日間の旅行なら、充電器を持っていく必要もありません 。
このバッテリー性能は、ユーザーの生活をより快適にしてくれる重要なポイントです。
バンド交換でダサさを克服できる
ダサいと言われる一番の原因である付属バンドは、簡単に交換できます。
そして、この交換できるという点が、Redmi Watchを面白くする要素でもあります。
市場にはナイロン、レザー、金属製など、様々なデザインのバンドが安価で売られています 。
その日の服装に合わせてバンドを変えれば、Redmi Watchは個性的なファッションアイテムに生まれ変わります。
最大の欠点は、実は自分好みに変えられる最大の長所でもあるのです。
Redmi Watchのおすすめアイテム
ここでは、具体的なモデルと、その魅力を最大限に引き出すアイテムを紹介します。
機能と質感のバランスなら「Redmi Watch 4」
安っぽく見えるのは嫌だけど、価格は抑えたい。そんな一番多くの人におすすめなのがRedmi Watch 4です。
高級感のあるアルミフレームや、スマホのように滑らかに動く有機ELディスプレイなど、所有欲を満たす要素が詰まっています 。
機能、質感、価格のバランスが最も取れた、シリーズの決定版と言えるモデルです。
とにかく安さを求めるなら「Redmi Watch 3 Active」
スマートウォッチがどんなものか、とにかく安く試してみたい。そんな人にはRedmi Watch 3 Activeが最適です。
ディスプレイが液晶であるなど、細かい部分でのコストダウンはありますが、5,000円前後で通話機能付きの大きな画面が手に入るのは驚きです 。
究極の入門機として、非常に優れた選択肢です。
2つのモデルの主な違いを下の表にまとめました。どちらが自分に合っているか、比べてみてください。
機能 | Redmi Watch 4 | Redmi Watch 3 Active |
ディスプレイ | 1.97インチ 有機EL | 1.83インチ 液晶 |
本体素材 | アルミニウム合金フレーム | メタリック仕上げフレーム |
バッテリー(標準使用) | 最大20日間 | 最大12日間 |
GPS | 内蔵 | なし(スマホのGPSを利用) |
参考価格 | 約12,000円 | 約5,000円 |
脱ダサいの第一歩、おすすめの交換用バンド
Redmi Watchを買ったら、ぜひバンドの交換を試してみてください。1,000円から2,000円程度の投資で、時計の印象は劇的に変わります。
- ナイロン/布製バンド: カジュアルで軽く、通気性も良いので普段使いに最適です。
- ミラネーゼループ(金属メッシュ): 上品で洗練された印象を与え、ビジネスシーンにも合います。
- レザーバンド: クラシックで落ち着いた雰囲気を演出し、スマートウォッチのガジェット感を和らげてくれます。
これらのバンドはオンラインストアなどで簡単に見つかります。本体のコストを抑えた分、複数のバンドを揃えて楽しむのも賢い使い方です。
まとめ
Redmi Watchがダサいと言われるのには、チープで使いにくい付属バンドや、オリジナリティに欠けるデザインなど、ちゃんとした理由があります。
特に、製品に最初に触れる部分であるバンドの質の低さが、全体の印象を大きく下げているのは間違いありません。
しかし、その一方で、Redmi Watch本体が持つディスプレイの美しさや質感、そして驚異的なバッテリー性能は、その価格帯の製品としては非常に優れています。
結論として、ブランドイメージよりも機能性とコストパフォーマンスを重視する人にとって、Redmi Watchはとても賢い選択肢です。
この製品を、そのまま使う完成品ではなく、自分好みにカスタムする土台だと考えると良いでしょう。
付属バンドという最大の欠点を、わずかな追加投資で自分好みのバンドに交換する。
そのひと手間を惜しまなければ、ダサいという評価を覆し、自分だけの満足度の高いスマートウォッチを創り上げることが可能です。