プリーツパンツがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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街中でよく見かけるようになったプリーツパンツ。リラックスできて動きやすいので愛用している人も多いですよね。

でも、ネットで検索しようとするとダサいとか時代遅れなんて言葉が出てきて、不安になったことはありませんか。

楽だから履きたいけど、周りから変に思われていたら嫌だな。これから買おうと思ってるけど、今さらなのかな。

そんなふうに迷っている人のために、この記事ではプリーツパンツがなぜダサいと言われてしまうのか、その理由やおすすめできる人、できない人について解説していきます。

もしかしてダサい?と心配な人はぜひ参考にしてください。

目次

プリーツパンツとは?

プリーツパンツというのは、生地全体にヒダの加工をしたパンツのことです。

2019年か2020年頃、家で過ごす時間が増えた時期にすごく流行りましたよね。楽ちんなのにヒダの効果ですっきり見えるのが人気の理由でした。

ポリエステルなどの化学繊維で作られていることが多くて、テロっとした光沢感があるのが特徴です 。   

今ではユニクロやGU、しまむらなど、いろんなお店で売られていて、定番のアイテムになっています 。   

プリーツパンツがダサいと言われている理由

あんなに流行ったのに、どうしてダサいなんて言われてしまうんでしょうか。

調べてみると、ただの好みの問題ではなくて、着こなし方や選び方に原因があることがわかりました。それぞれのブランドやアイテムならではの理由を見ていきましょう。

部屋着やパジャマに見えてしまうから

一番の理由は、どうしてもパジャマっぽく見えてしまうことです。

プリーツパンツは生地が柔らかくて締め付けがないのがいいところなんですが、それが裏目に出ることがあります。

特にベージュや薄いピンクなどの淡い色は、ランジェリーやネグリジェを連想させてしまうんです。サテン生地のテカテカした感じも、安っぽく見えてしまう原因のひとつかもしれません。

上に大きめのTシャツなんかを合わせると、本当に寝起きそのままでコンビニに来たような感じになってしまいがちです 。   

外に着ていく服としての緊張感がないと、だらしない印象を与えてしまうんですね。

体のラインを拾いすぎてムチムチして見えるから

体型カバーのために履いている人も多いと思いますが、実は逆効果になっていることもあります。

お尻や太ももにお肉がついていると、プリーツが伸びきってしまって、横のラインが強調されてしまうんです 。   

隠したいはずのお尻の形や下着のラインまでくっきり出てしまって、後ろ姿が恥ずかしいことになっているケースも少なくありません。

着痩せすると思って買ったのに、逆に太って見えたという失敗談はよく聞きます 。   

静電気で足にまとわりつくのが不快だから

これは見た目の問題にも関わるんですが、ポリエステル素材のプリーツパンツは静電気が起きやすいんです。

乾燥する冬場やタイツを履いた時なんかに、パンツが足にピタッと張り付いてしまうことがあります。

ワイドパンツのはずなのに、静電気のせいで足の形が丸わかりになってしまうと、やっぱり見た目がよくありません。歩くたびに手で剥がしている姿も、あまり上品とは言えないですよね 。   

自分で切った裾がガタガタになっているから

最近は裾をハサミで切って長さを調節できるセルフカットのプリーツパンツも人気です。

でも、これが意外と難しいんですよね。家のハサミで切ると切り口がガタガタになってしまったり、洗濯しているうちに糸が出てきたりすることがあります 。   

ほつれない加工がしてあっても、やっぱりプロが縫った裾とは違います。切りっぱなしの裾がヨレヨレだと、どうしても安っぽく見えてしまいます 。   

プリーツパンツの評判・口コミ

では、実際に履いている人たちはどう感じているんでしょうか。SNSや通販サイトのレビューを調べて、リアルな声をまとめてみました。

良い口コミ

やっぱり楽ちんという声が圧倒的に多かったです。

  • 妊娠中や産後でお腹が苦しい時でも締め付けがないから本当に楽。旅行の移動中にも最高です    
  • 縦のラインが入っているから、背が低くても足が長く見えます。ストンとした形のものなら細見え効果もすごいです    
  • 洗濯機で洗ってもプリーツが取れないしシワにならないのがいい。アイロンがいらないのは助かります    
  • ウエストがゴムで紐でも調整できるから、食べ過ぎた時でも苦しくないのが嬉しい    
  • 値段が安いから汚れても気にならないし、子供と公園で遊ぶ時にもガンガン履けます    

悪い口コミ

一方で、品質や使い勝手についての不満の声もありました。

  • 何回か洗濯しただけでウエストのゴムが切れてしまった。安物は作りが甘いことが多い気がします
  • 薄い色は透け感がひどくて、下着の色や柄が透けてしまう。ペチコートを履かないといけないから結局暑いです    
  • トイレの時に裾が床につきそうになって焦る。裾をまくるのにコツがいるから外出先のトイレが億劫になります    
  • 静電気がすごくて歩くたびに足に張り付くのが不快。防止スプレーを忘れると恥ずかしくて歩けません    
  • 骨格ウェーブなんですが、腰回りのプリーツが開いてしまってお尻が大きく見えました    

プリーツパンツがおすすめな人

いろいろな意見がありますが、プリーツパンツは合う人にはすごく便利なアイテムです。こんな人にはくおすすめできます。

とにかく楽に過ごしたい人

ファッションは我慢なんて言葉もありますが、やっぱり着心地を重視したいですよね。

デスクワークで座りっぱなしの日や、車での移動、家事や育児で動き回る日など、体を締め付けたくない時にはぴったりです。アイロンがけも不要ですぐ乾くので、忙しい人には強い味方になってくれます。

ハリのある素材を選べる骨格ストレートの人

骨格ストレートの人はプリーツパンツが苦手と言われがちですが、素材選びを間違えなければ大丈夫です。

ペラペラの生地ではなくて、肉感を拾わない厚手のサテン生地や、ストンと落ちる重みのある素材を選んでみてください。Iラインが強調されて、メリハリのある体をきれいに見せてくれます 。   

重ね着で腰回りを隠せる人

お尻のラインが出るのが気になるなら、隠してしまえばいいんです。

長めの丈のベストやビッグシルエットのシャツ、ワンピースの下に合わせるような着こなしができる人にはおすすめです。主役として履くのではなく、裾からちょっと見せるアクセントとして使うとおしゃれに見えますよ。

プリーツパンツがおすすめできない人

逆に、こういう人にはあまりおすすめできません。買ってから後悔しないようにチェックしておきましょう。

静電気がどうしても気になる人

冬場にスカートが足にまとわりつくあの感じ、嫌ですよね。あれが苦手な人は避けたほうが無難です。

構造上どうしても静電気は起きてしまうので、スプレーや柔軟剤などの対策が必要になります。そういうケアを面倒だと感じるなら、履かなくなってしまうかもしれません 。   

きちんとした場面で履こうとしている人

いくら高見えすると言っても、プリーツパンツはやっぱりカジュアルな服です。

オフィスカジュアルOKな職場ならいいかもしれませんが、大事な商談や格式のあるホテル、冠婚葬祭などの場には向きません。ラフすぎて失礼にあたることもあるので、TPOを大切にするシーンではスラックスなどを選んだほうがいいでしょう。

下半身の張りが気になる骨格ウェーブの人

骨格ウェーブの人は、柔らかい素材は似合うんですが、シルエット選びが難しいかもしれません。

下半身にボリュームがあるタイプだと、プリーツが横に伸びてしまって余計に太って見えてしまうことがあります。どうしても履きたい時は、試着をしてプリーツが開かないサイズ感をしっかり確認してください 。   

プリーツパンツのおすすめポイント

ダサいなんて言われることもありますが、それでも人気があるのには理由があります。プリーツパンツならではの良さを改めて紹介します。

足が長く見える視覚効果

プリーツの縦のラインは、目の錯覚で足を長く見せてくれます。

足の形をあいまいにしつつ、縦方向への意識を向けてくれるので、履くだけでスタイルアップできるんです。黒や茶色などの濃い色を選べば、陰影がはっきり出てよりすっきり見えますよ。スニーカーなどの楽な靴と合わせてもバランスが取りやすいです。

旅行に持っていくのに最適

旅行の荷物を減らしたい時にも大活躍します。

スーツケースの中に丸めて入れても、取り出した時にシワになっていないんです。すぐに元通りのプリーツに戻ってくれるので、アイロンの心配がいりません。軽くてかさばらないし、洗濯してもすぐ乾くので、長期の旅行には欠かせないアイテムです。

体型の変化にも優しい

ウエストがゴムになっているので、体型がちょっと変わっても履き続けられます。

食べ過ぎちゃった時やむくんでいる時、妊娠や出産などのライフステージの変化があっても、優しくフィットしてくれるのはありがたいですよね。この許容範囲の広さが、多くの女性に支持されている理由なんだと思います。

プリーツパンツのおすすめアイテム

最後に、ダサいと言われないためのアイテム選びについて紹介します。大人の女性が自信を持って履けるものを選びましょう。

上品な光沢のヴィンテージサテン

安っぽく見えないようにするには、生地の質感が大切です。

おすすめなのは、ヴィンテージ加工がされたサテン素材です。表面に細かいデコボコがあるので、ギラギラした嫌な光沢がなくて、深みのある上品なツヤがあります。生地に厚みもあるので、体のラインを拾いにくいのも嬉しいポイントです 。   

ニュアンスが出るランダムプリーツやワッシャー加工

普通のプリーツだと制服みたいに見えてしまうことがあります。

そんな時は、プリーツの幅が不揃いなランダムプリーツや、くしゃっとしたシワ加工のワッシャープリーツを選んでみてください。表面に陰影ができるので、のっぺりせずにおしゃれな雰囲気が出ます。カジュアルなTシャツと合わせても部屋着っぽくなりません。

裏地付きや機能性素材

失敗しないためには、機能もしっかりチェックしましょう。

裏地が付いているものなら、透けるのを防げるし、足への張り付きもマシになります。最近は静電気防止加工や、涼しく履ける接触冷感などの機能がついたパンツも出ています。買う時はデザインだけじゃなくて、タグの表示も見てみてくださいね 。   

まとめ

プリーツパンツがダサいと言われる理由や、失敗しない選び方について解説してきました。

結論としては、プリーツパンツそのものがダサいわけではありません。

ただ、部屋着に見えるペラペラの素材だったり、サイズが合っていなくてムチムチしていたり、静電気で張り付いていたりすると、どうしても残念な印象になってしまいます。

  • パジャマっぽくない、重みのある素材を選ぶ
  • 自分の体型に合った、ゆとりのあるサイズを選ぶ
  • 静電気対策をしっかりして、まとわりつきを防ぐ
  • 裾の処理はきれいにする

このあたりを意識すれば、大人っぽくて素敵な着こなしができます。

楽ちんでスタイルも良く見える便利なアイテムなので、自分に合った一本を見つけて、ぜひファッションを楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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