フィリップオーディベールがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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シルバーのクールな輝きと、程よいボリューム感が魅力のフィリップオーディベール。セレクトショップでもよく見かける人気ブランドですが、ネットで検索しようとするとダサいという言葉が出てきてドキッとしたことはありませんか?

せっかく買うなら、長く愛用できて褒められるものがいいですよね。そこで今回は、フィリップオーディベールがなぜダサいと言われてしまうのか、その理由を徹底的にリサーチしました。

SNSやYouTubeのリアルな声を拾い集めて分析したので、購入を迷っている人はぜひ参考にしてください。意外な事実が見えてきましたよ。

目次

フィリップオーディベールとは?

フィリップオーディベールは、1989年にフランスのパリで生まれたジュエリーブランドです。

デザイナーで彫刻家でもあるフィリップ・オーディベール氏が立ち上げました。このブランドの最大の特徴は、シルバーやゴールドを基調としたメタルパーツを使ったブレスレットやリングです。

彫刻家が手掛けているだけあって、ただのアクセサリーというよりはアート作品のような造形美があります。金属の塊から削り出したようなデザインや、複雑に編み込まれたチェーンなど、他にはない存在感が魅力ですね。

日本ではユナイテッドアローズやビームス、トゥモローランドといった大手セレクトショップで長く取り扱われています。一過性の流行りではなく、おしゃれな大人の女性の定番アイテムとして定着しているブランドと言えるでしょう。

フィリップオーディベールがダサいと言われている理由

人気ブランドなのに、なぜダサいなんて言われてしまうのでしょうか。SNSや口コミサイトを深掘りしてみると、いくつかの具体的な理由が見えてきました。

決してデザインそのものが悪いわけではなく、このブランド特有の仕様や、流行のサイクルが関係しているようです。

ゴム仕様がチープに見えることがある

フィリップオーディベールのブレスレットの多くは、実はゴム(ストレッチコード)でつながっています。これが最大の特徴であり、同時に賛否が分かれるポイントなんです。

着脱が楽というメリットの反面、ふとした瞬間にゴムの結び目が見えてしまったり、ゴム自体が透明のテグスのような見た目だったりすると、どうしても安っぽく見えてしまうことがあります。

特に、長年使用してゴムが伸びてくると、ビーズとビーズの間に隙間ができて中のゴムが丸見えになってしまいます。このだらしない状態を指してダサいと言われているケースが多いようです。手元の高級感と、チラッと見えるゴムの生活感のギャップが、ネガティブな評価につながっているんですね。

一昔前に流行りすぎたイメージがある

ファッションにはどうしても流行の波があります。フィリップオーディベールは、2015年から2017年頃にかけて日本で爆発的なブームになりました。

当時はインスタグラムなどのSNSで、太めのバングルを重ね付けするスタイルが大流行しました。猫も杓子もフィリップオーディベール、という時期があったため、その当時の記憶が強い人からすると今さら?と感じてしまうのかもしれません。

あの頃の流行アイテムというレッテルを貼られてしまい、時代遅れなのではと心配する声が検索キーワードに反映されているようです。でも実際は、ブームが去った後も定番として多くのショップで取り扱われ続けています。

メッキが剥げて変色した状態がみすぼらしい

このブランドのアイテムは、シルバー925(純銀)そのものではなく、真鍮やピューターという合金の上に上質な銀メッキや金メッキを施して作られています。

新品の時は本物のシルバーと見分けがつかないほど美しい輝きを放ちますが、使い込むうちにメッキが薄くなったり、剥がれてきたりすることがあります。

特に夏場に汗をかいたまま放置したり、水に濡らしたりすると劣化が早まります。メッキが剥がれて下地の銅色(赤茶色)が見えてくると、どうしても汚らしく見えてしまいます。

メンテナンスをせずに変色したまま着けている人を見て、なんか安っぽいなと感じた人がダサいと評価している可能性があります。素材の特性を理解してケアできるかどうかが、評価の分かれ目になりそうです。

フィリップオーディベールの評判・口コミ

では、実際に使っている人たちはどう感じているのでしょうか。ネット上のリアルな口コミを、良い面も悪い面も包み隠さずまとめてみました。

良い口コミ

購入してよかったと感じている人の多くは、使い勝手の良さとデザイン性を高く評価しています。

  • ゴムで伸び縮みするので、忙しい朝でも1秒で装着できるのが最高
  • シンプルなTシャツやニットに合わせるだけで、一気に手元が華やかになる
  • 適度な重厚感があって安っぽく見えず、ハイブランドのバッグとも相性がいい
  • 他の人と被りにくい個性的なデザインで、どこの?と聞かれることが多い
  • 金属アレルギー対応のニッケルフリー素材なので、安心して着けられるのが嬉しい

悪い口コミ

一方で、長く使っているユーザーからは耐久性に関する厳しい声も上がっています。

  • 買ってから数年でゴムが切れてしまい、ビーズが散らばってしまった
  • 気に入って毎日着けていたら、半年くらいでメッキが剥げて赤っぽくなってきた
  • 留め具がないのは楽だけど、手首が細いとクルクル回ってしまって気になる
  • デザインによってはパーツが服に引っかかって、ニットがほつれてしまった
  • 重ね付けをすると結構な重さになるので、肩が凝る気がする

フィリップオーディベールがおすすめな人

ここまでの情報を踏まえて、フィリップオーディベールはどんな人におすすめできるのかを整理しました。自分のライフスタイルに合うかチェックしてみてください。

忙しいけれどおしゃれを楽しみたいママや働く女性

このブランド最大のメリットは、ゴム仕様による着脱の圧倒的な手軽さです。

小さなお子さんがいてアクセサリーを着ける余裕がないママや、朝の準備に時間をかけられない働く女性には救世主のような存在です。留め具をカチッとはめる煩わしさから解放されるだけで、アクセサリーの出番は劇的に増えます。

抱っこ紐をしていても邪魔になりにくいフラットなデザインも多く、実用性を重視する人には特におすすめです。

シンプルな服を格上げしたい人

ユニクロやZARAなどのシンプルな服が好きだけど、なんとなく地味に見えてしまう。そんな悩みを持っている人にはぴったりです。

フィリップオーディベールのアクセサリーは、一つ着けるだけでコーディネートに奥行きと輝きを与えてくれます。特に夏場のTシャツスタイルや、冬のシンプルなニットスタイルには欠かせないスパイスになります。

服はベーシックにして、小物で遊ぶという大人のスタイルを作りたい人におすすめです。

ハイブランドのような雰囲気を手頃に楽しみたい人

本物のシルバーやゴールドを使ったハイブランドのジュエリーは数十万円することもあり、なかなか手が出せません。

でも、数千円のアクセサリーでは満足できない。そんな時に、1万円から2万円台で購入できるフィリップオーディベールは絶妙な選択肢になります。

安っぽくない重厚感と、洗練されたパリのデザインがこの価格で手に入るのは、コストパフォーマンスという点でも非常に優秀です。

フィリップオーディベールがおすすめできない人

逆に、買ってから後悔してしまうかもしれないのはこんな人です。

一生モノのジュエリーを探している人

もしあなたが、10年、20年と長く使い続けられる一生モノを探しているなら、フィリップオーディベールは少し違うかもしれません。

メッキ製品である以上、どうしても経年劣化は避けられません。シルバー925のように、磨けば輝きが永遠に戻るというわけではないのです。

あくまでファッションジュエリーとして、今の気分やスタイルを楽しむために買うものだと割り切れる人でないと、劣化にがっかりしてしまうでしょう。

メンテナンスが極端に面倒な人

アクセサリーは着けっぱなしでお風呂にも入りたい、外したらそのまま放置したい、というズボラさんにはおすすめできません。

水や汗に弱いので、使用後は柔らかい布で拭く、お風呂や手洗いの時は外すといった最低限のケアが必要です。これを怠るとすぐに変色してしまいます。

丁寧な暮らしとまでは言いませんが、モノを大切に扱う習慣がないと、すぐにダメにしてしまう可能性があります。

非常に手首が細い人

多くのモデルがフリーサイズで作られていますが、海外ブランドということもあり、サイズ感はやや大きめです。

手首が極端に細い人の場合、ブレスレットが抜け落ちてしまったり、重たいパーツが常に手首の下側に回ってしまったりして、ストレスを感じることがあるようです。

試着ができる店舗であれば、一度着け心地を確認してから購入することをおすすめします。

フィリップオーディベールのおすすめポイント

ダサいどころか、おしゃれな人のワードローブには必ずと言っていいほど入っているフィリップオーディベール。その魅力を改めて3つのポイントにまとめました。

彫刻家ならではのアートな造形美

他のブランドにはない独特の雰囲気は、デザイナーが彫刻家であることに由来しています。

金属なのにどこか温かみがあったり、編み込まれたような複雑な形状をしていたりと、見ているだけで飽きないデザインばかりです。

フェミニンな服に合わせれば甘さを抑えてくれますし、マニッシュな服に合わせれば色気をプラスしてくれる。そんな不思議な魅力を持ったデザインは、流行に左右されない強さを持っています。

軽くて疲れない着け心地

見た目はゴツっとしていて重そうに見えますが、実は意外と軽いんです。

これはピューターという錫(すず)を主成分とした合金を使っているからです。見た目のボリューム感に対して重量が軽いため、長時間着けていても手首への負担が少ないのが特徴です。

おしゃれは我慢と言いますが、重くて疲れるアクセサリーは結局使わなくなってしまいますよね。毎日着けたくなる軽さは、長く愛用する上でとても重要なポイントです。

重ね付けを楽しむレイヤードスタイル

一つでも十分な存在感がありますが、フィリップオーディベールの真骨頂は重ね付けにあります。

細めのチェーンブレスと太めのバングルを組み合わせたり、手持ちのゴールドのアクセサリーとミックスしたりと、無限の組み合わせが楽しめます。

最初は一つから始めて、少しずつ買い足していく楽しさがあるのも、このブランドのファンが多い理由の一つです。コレクター心をくすぐるラインナップの豊富さも魅力ですね。

フィリップオーディベールのおすすめアイテム

最後に、初めて買うならこれを買っておけば間違いないというおすすめアイテムを紹介します。

Byron(バイロン)

ブランドを代表するロングセラーモデルです。太めのチェーンが連なったようなデザインで、程よいボリューム感があります。

シンプルながらも存在感があり、これ一本で手元が一気におしゃれになります。カジュアルな服装にはもちろん、きれいめなワンピースの外しアイテムとしても優秀です。ゴム仕様なので着脱もストレスフリーですよ。

Elyria(エリリア)

こちらは少しデザイン性が高いタイプで、シルバーのパーツが葉っぱのように重なり合ったデザインが特徴です。

肌が見える面積が広いため、抜け感があって女性らしい印象になります。太めのバングルに見えますが、実はゴムでつながっているブレスレットタイプなので、手首に優しくフィットします。

ツイストリング

ブレスレットだけでなく、リングも非常に人気があります。特にねじりを加えたツイストデザインのリングは、指を細く長く見せてくれる効果があります。

他のリングとの重ね付けもしやすく、サイズ展開も豊富です。ブレスレットとセットで着けると、より統一感が出て洗練された雰囲気になります。

まとめ

フィリップオーディベールがダサいと言われる理由は、主にゴムが見えることによる安っぽさや、過去のブームのイメージ、そしてメンテナンス不足による変色が原因でした。

しかし、実際にはその手軽さとデザイン性の高さから、今でも多くのおしゃれな女性たちに支持されている定番ブランドです。

決してダサいブランドではありませんが、長くきれいに使うためには、汗を拭き取るなどのちょっとした愛情が必要です。

忙しい毎日の中で、パッと着けるだけで気分を上げてくれるフィリップオーディベール。自分のライフスタイルに合いそうだなと思ったら、ぜひ手に取ってみてください。きっと、あなたの毎日の頼れる相棒になってくれるはずです。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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