ムーブスポーツといえば、機能的なスポーツウェアとしてデサントから展開されている人気シリーズですね。スポーツ用品店やネットショップでもよく見かけるので、気になっている人も多いのではないでしょうか。
その一方で、ネットで検索しようとするとダサいとか、時代遅れといったネガティブな言葉が出てきて、購入をためらってしまうこともあるかもしれません。せっかく買うなら、周りからかっこ悪いと思われるのは避けたいですよね。
そこで本記事では、ムーブスポーツがなぜ一部でダサいと言われてしまうのか、その理由を深掘りしてみました。また、実際の評判や、どんな人にならおすすめできるのかについても詳しく解説します。ムーブスポーツのアイテムを買おうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ムーブスポーツとは?
ムーブスポーツは、日本のスポーツブランドであるデサントが展開しているトレーニングウェアのレーベルです。競技志向のアスリートだけではなく、日常的にスポーツを楽しむ人たちに向けて作られています。
デサント自体はスキーウェアや野球のユニフォームなどで非常に高い技術力を持っているブランドです。その技術を活かして、動きやすさや快適さを追求しつつ、よりカジュアルに、そしてスポーティーに着こなせるようにデザインされたのがムーブスポーツといえるでしょう。
特徴的なのは、ブランド名であるMOVE SPORTという英字がデザインの一部として大きくあしらわれている点です。機能性とデザイン性を兼ね備えたウェアとして、長年にわたり多くのスポーツ愛好家に親しまれています。
ムーブスポーツがダサいと言われている理由
人気がある一方で、なぜダサいという評価が生まれてしまうのでしょうか。SNSや口コミなど、色々な声をリサーチしてみると、いくつかの特有の理由が見えてきました。単にデザインの好みというだけでなく、ブランドが歩んできた歴史や、着ている人たちのイメージが影響しているようです。
ひと昔前のヤンキーファッションというイメージがあるから
最も多く聞かれるのが、いわゆるヤンキーっぽいというイメージです。これは2000年代から2010年代にかけて、黒い生地に金色の大きなロゴが入ったジャージが流行したことが背景にあります。
当時は、ロゴや装飾が派手なジャージをセットアップで着るのが、一部のやんちゃな層のステータスのようなファッションとして定着していました。ムーブスポーツのデザイン、特に大きな英字ロゴや光沢のある素材感が、その当時のスタイルを強く連想させてしまうのかもしれません。
今のファッショントレンドはシンプルでマットな質感が主流なので、ギラギラしたロゴやテカテカした素材を見ると、どうしても一昔前の怖い人たちが着ていたジャージという印象を持ってしまう人がいるようです。
大きなロゴ主張が今のトレンドと合っていないから
ムーブスポーツといえば、胸や背中に大きく入ったロゴがトレードマークです。かつては、ブランドロゴを全面的に押し出すスタイルがスポーツウェアの王道でしたし、それがカッコいいとされていた時代もありました。
しかし、最近のファッションの流れは、ノームコアやクワイエット・ラグジュアリーといった言葉に代表されるように、ロゴを目立たせないシンプルなデザインが好まれる傾向にあります。
そのため、大きくブランド名が書かれたウェアを着ていると、主張が激しすぎる、あるいは時代が止まっているように見えてしまうことがあるようです。特に街着として着る場合、あまりにもスポーティーすぎるデザインは周囲から浮いてしまうリスクもあります。
おじさんが着ている休日着という印象が強いから
ジムやゴルフの練習場に行くと、ムーブスポーツを着ている中高年の男性をよく見かけます。機能性が高くて動きやすいので、大人の男性に支持されているのは素晴らしいことなのですが、これが若者から見るとおじさんっぽいというイメージに繋がっているようです。
特に、少しサイズが合っていないダボっとしたジャージを着古している姿や、普段着としてラフに着すぎている姿が目撃されることで、おしゃれなアイテムというよりも、おじさんの楽な部屋着というレッテルが貼られてしまっているのかもしれません。
若者がファッションとして取り入れるには、どうしても親世代が着ている服という既視感がハードルになっていると言えそうです。
ムーブスポーツの評判・口コミ
では、実際に着ている人たちはどのように感じているのでしょうか。ネット上の口コミや評判を調べてみると、ネガティブな意見だけでなく、機能性を絶賛する声もたくさんありました。ここでは良い口コミと悪い口コミをそれぞれ紹介します。
良い口コミ
やはりデサントの技術力が詰まっているだけあって、着心地や機能面に関する高評価が目立ちます。実際に使っている人たちは、デザインの好み以上に実用性を重視しているようです。
- 生地のストレッチが効いていてとにかく動きやすい
- ヒートナビという素材のおかげで薄手なのに冬でも暖かい
- 洗濯を繰り返しても型崩れしにくく耐久性が高い
- 最近のデザインはロゴが控えめになっていて普段使いしやすい
- ジムでのトレーニング用に買ったが汗をかいても快適
悪い口コミ
一方で、デザイン面やブランドイメージに関する厳しい意見も見られました。購入を検討する際は、こうした声も知っておくと失敗が少ないかもしれません。
- ロゴが大きすぎて街中で着るには少し恥ずかしい
- 生地がペラペラで安っぽく見えてしまうモデルがある
- ヤンキージャージと言われて家族に着るのを止められた
- 上下セットで着るとどうしても部活感が出てしまう
- サイズ感が少し古臭い気がする
ムーブスポーツがおすすめな人
ここまでネガティブな意見も紹介しましたが、ムーブスポーツは決してダメなブランドではありません。用途や目的によっては、非常に頼りになる相棒となってくれます。ここでは、ムーブスポーツが特におすすめな人を3つのポイントで紹介します。
機能性を重視してスポーツを楽しみたい人
おしゃれさよりも、まずは運動時のパフォーマンスを上げたい、快適に体を動かしたいという人には最適です。
デサントが開発した独自の素材やカッティング技術は、プロのアスリートも認めるレベルです。汗を素早く乾かす機能や、体の動きを妨げない伸縮性は、一般的なファッションブランドのスポーツラインとは一線を画しています。本気でトレーニングに打ち込みたいなら、間違いなくおすすめできるブランドですよ。
ジムやランニングなど特定のシーンで使いたい人
街へ出かけるおしゃれ着としてではなく、ジムでのトレーニングウェアや、早朝のランニング用として割り切って使うのであれば、ダサいと言われる心配はほとんどありません。
スポーツジムのような場所では、機能的なウェアを着ていること自体がステータスになりますし、ムーブスポーツを着ている人はたくさんいます。周囲の目を気にせず、自分自身のトレーニングに集中したい人にとっては、丈夫で長持ちする最高のウェアになるはずです。
最新のモデルを選んでスマートに着こなせる人
実はムーブスポーツも、近年の評判を受けて大きく進化しています。2023年頃からリブランディングを行い、ロゴが控えめでシンプルなデザインや、シルエットがきれいなアイテムが増えてきました。
昔ながらの派手なデザインではなく、こうした最新のモデルを選べる人であれば、今っぽくスマートに着こなすことができます。黒やネイビーなどの落ち着いた色を選び、サイズ感をジャストに合わせれば、大人のスポーツミックススタイルとして十分にかっこよく決まりますよ。
ムーブスポーツがおすすめできない人
逆に、こういう目的で選ぶと失敗してしまうかもしれない、というケースもあります。自分の求めているものと合っているか、一度確認してみてください。
流行のストリートファッションを求めている人
今の流行りであるオーバーサイズのストリート系ファッションや、韓国風のスポーツミックススタイルを求めている人には、ムーブスポーツはあまり向いていないかもしれません。
ムーブスポーツはあくまで競技やトレーニングをルーツに持つブランドなので、ファッション性を最優先したアパレルブランドとはデザインの方向性が異なります。流行を追いかけたいなら、スポーツブランドのロゴが控えめなものや、ファッションブランドがコラボしたアイテムを選んだ方が無難でしょう。
ロゴが入った服に抵抗がある人
たとえ最新モデルでロゴが小さくなったとはいえ、ムーブスポーツのアイデンティティは文字のデザインにあります。無地の服が好き、ブランドの主張は一切いらないという人には、どうしても騒がしいデザインに感じられてしまうでしょう。
ミニマリスト的なファッションを好む人は、同じデサントでもオルテラインのような、よりシンプルで都会的なラインを選ぶのが正解かもしれません。
安くなっている型落ち品を買おうとしている人
ネット通販や量販店では、数年前のモデルがセール価格で大量に販売されています。安く買えるのは魅力ですが、これらはロゴが大きかったり、シルエットが古かったりすることが多いです。
ダサいと言われる原因の多くは、こうした古いモデルのデザインにあります。安さに惹かれて型落ち品を買うと、結果的に時代遅れなファッションになってしまうリスクが高いので注意が必要です。
ムーブスポーツのおすすめポイント
ここまで読んで、やっぱりムーブスポーツが良いかもと思い始めた人のために、このブランドならではの強みや魅力を改めて整理しておきましょう。
動きやすさを追求した独自のパターン技術
デサントにはモーション3Dという独自のパターン技術があります。これは、スポーツ特有の体の動きを解析し、皮膚の伸び縮みに合わせて生地を裁断・縫製する技術です。
例えば、腕を上げたときに裾がずり上がらなかったり、膝を曲げたときに突っ張らなかったりと、着て動いてみて初めてわかる感動があります。この動きやすさは、一度体験すると他のウェアには戻れないという人もいるほどです。
季節に合わせた高機能な素材
夏は涼しく、冬は暖かい。言葉にすると簡単ですが、ムーブスポーツの素材はそのレベルが高いのが特徴です。
特に冬用のウェアに使われているヒートナビという素材は、太陽の光を熱に変えるという驚きの機能を持っています。そのため、分厚いダウンを着込まなくても、薄手のウインドブレーカー一枚で十分に暖かいのです。着ぶくれせずに冬もスマートに運動できるのは、大きなメリットといえるでしょう。
進化し続けるデザイン
ダサいという声に応えるかのように、ブランド自身も変化を続けています。最近では、若手のアスリートをモデルに起用したり、アーバンスポーツを意識したスタイリッシュなコレクションを発表したりしています。
従来の機能性はそのままに、街中でも違和感なく溶け込むデザインへとアップデートされています。過去のイメージだけで判断せず、今のムーブスポーツを見てみると、その進化に驚くかもしれませんよ。
ムーブスポーツのおすすめアイテム
最後に、今買うならこれがおすすめというアイテムをいくつかピックアップしました。選び方の参考にしてみてください。
S.F.TECH シリーズ
S.F.TECH(エスエフテック)は、しなやかなストレッチ性と、生地のハリやコシを両立させた高機能素材を使ったシリーズです。
ジャージ特有のテロテロした感じがなく、生地がしっかりしているので、着たときのシルエットが非常にきれいです。部屋着っぽさが出ないので、ちょっとした外出にも使えますし、何より動きやすさが抜群です。
ヒートナビ素材のウインドブレーカー
冬のトレーニングや屋外での活動には、ヒートナビ機能を搭載したウインドブレーカーが一押しです。
薄くて軽いのに、日が当たるとポカポカと暖かくなるのを実感できます。デザインも切り替えが工夫されていて、スポーティーさとスタイリッシュさのバランスが絶妙です。真冬のランニングや子供のスポーツ観戦など、一着あると重宝しますよ。
シンプルロゴのTシャツ・ポロシャツ
春夏におすすめなのが、吸汗速乾機能に優れたTシャツやポロシャツです。選ぶポイントは、ロゴができるだけシンプルで同色系のものを選ぶこと。
黒地に黒のロゴや、白地にグレーのロゴなど、目立ちすぎないデザインのものなら、大人のスポーツスタイルとして爽やかに着こなせます。機能性は折り紙付きなので、汗をかいてもサラサラの状態が続きます。
まとめ
ムーブスポーツがダサいと言われる理由は、過去に流行した派手なデザインのイメージや、着こなしのバランスによるものが大きいようです。
しかし、現在のムーブスポーツはデザインも進化しており、機能性においてはトップクラスの実力を持っています。大切なのは、自分の用途に合った最新のモデルを選び、サイズ感や色合わせを意識して着こなすことです。
スポーツを楽しむための機能的なウェアを探しているなら、周りの評判を気にしすぎる必要はありません。ぜひ自分に合った一着を見つけて、快適なスポーツライフを楽しんでくださいね。


