メンズの青ニットがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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鮮やかな「青ニット」は、メンズファッションにおいて清潔感があり、コーディネートの差し色としても人気のあるアイテムです。

しかし、その一方で、ネットやSNSでは「青ニットはダサい」「野暮ったい」といったネガティブな声も少なくありません。

特に2022年頃、特定の人気ドラマをきっかけに、ファストファッションブランドから出た鮮やかな青ニットが爆発的に流行しました。そのブームが落ち着いた今、かえって「時代遅れ」や「安っぽい」というイメージが強まってしまった面もあります。   

そこで本記事では、なぜメンズの青ニットが「ダサい」と言われてしまうのか、その理由を色やデザインが持つ根本的な特性から探ります。

そのうえで、今からでもおすすめできる人、避けたほうがいい人の特徴を解説します。「青ニットが欲しいけど、もしかしてダサい?」と不安な人は、ぜひ参考にしてください。

目次

メンズの青ニットとは?

この記事で取り上げる「メンズの青ニット」とは、ネイビー(紺色)のような暗い定番色とは区別される、より鮮やかな青色のニット全般を指します。

具体的には、パキッとした「ロイヤルブルー」や、明るい「サックスブルー」など、コーディネートの中で「差し色」として目立つような青色です。   

メンズファッションにおいて、青はもともと清潔感や信頼感を象徴する色ですが、それがニットというアイテム、特に「鮮やかな色味」と組み合わさった時に、なぜか「ダサい」という評価が生まれやすくなるのです。   

メンズの青ニットがダサいと言われている理由

定番色のはずの青ニットが、なぜ「ダサい」や「野暮ったい」と言われてしまうのでしょうか。

それは、特定のブランドが原因というよりも、「青」という色が持つ特性と、メンズファッション特有の事情が関係しています。

鮮やかすぎる色が「安っぽく」見えるから

メンズファッションでは一般的に、派手な色よりも「シンプルで落ち着いた色合い」が好まれる傾向があります 。

「鮮やかすぎる青」は、この「落ち着き」とは正反対で、人によっては「派手すぎる」と映ってしまいます。   

また、ウールやカシミアといった天然素材のニットに期待される「柔らかさ」や「上質感」に対し、化学染料を連想させる鮮やかな青は、どこかプラスチックのような人工的な印象を与えがちです。

このミスマッチが、ニットの素材感と相まって「安っぽい」という評価につながることがあります。

肌の色に合わず「似合っていない」から

「青」は、パーソナルカラーでいう「ブルーベース」(ブルベ)の人が得意とする、典型的な「クールトーン」(冷たい色調)の仲間です 。   

一方で、日本人男性には「イエローベース」(イエベ)の肌を持つ人が多いとされています。

イエベの人が、自分に似合いにくいクールトーンの鮮やかな青ニットを着ると、肌の色と服の色が馴染まず、顔色が悪く見えたり、疲れて見えたりしがちです 。   

服の色だけが悪目立ちして顔から浮いてしまう、この「似合っていない」状態が、周りから「ダサい」と見られてしまう大きな原因です。

コーディネートが難しく「野暮ったく」なるから

鮮やかな青ニットは、コーディネートの「主役」になる、非常に主張の強い色です 。   

そのため、他のアイテムを脇役に徹し、うまくバランスを取る必要があります。ファッションメディアなどで紹介される「正解」のコーデは、ほとんどが「白、黒、グレー」といったモノトーンのパンツと合わせたものです 。   

しかし、多くの男性がやりがちなのが、手持ちの「ベージュのチノパン」や「カーキのパンツ」と合わせてしまう失敗です。

青(寒色)とベージュ(暖色)は色同士がケンカしやすく、一気に垢抜けない「野暮ったい」印象になってしまいます。   

Vネックなど「時代遅れ」のデザインと組み合わさるから

ニットのデザイン自体が、ダサさの原因になることもあります。

特に「Vネック」のニットは、数年前に流行したアイテムであるため、今着ていると「時代遅れ」という印象を与えがちです 。

また、Vネックは首元の肌の露出が増えるため、その点も好みが分かれます 。

この「時代遅れ」感のあるVネックと、「安っぽく」見えやすい「鮮やかな青」が組み合わさることで、さらに「ダサい」印象を強めてしまうケースも少なくありません。

メンズの青ニットの評判・口コミ

SNSなどでの「メンズの青ニット」の評価は、差し色としての使いやすさを評価する声と、着こなしの難しさを指摘する声に分かれています。

良い口コミ

  • 黒やグレーばかりになる冬の服装で、良い差し色になる
  • 顔色が明るく見える ・ 白いパンツと合わせると清潔感がすごい
  •  黒いパンツと合わせるとモダンでおしゃれに見える 
  • シンプルなクルーネックなら、シャツやタートルネックと重ね着しやすい
  • 安価なものでも、軽くて暖かいなど品質が良いものも多い   

悪い口コミ

  • 鮮やかすぎる色は派手で、安っぽく見える
  • 自分(イエベ)には似合わず、顔色が悪く見える 
  • ベージュのチノパンと合わせたら絶望的にダサくなった 
  • Vネックの青ニットは、昔っぽくて古臭い
  • コーデがワンパターンになる。結局、黒パン以外に合わせられない   

メンズの青ニットがおすすめな人

「ダサい」という評価がある一方で、条件さえ合えば、青ニットは非常におしゃれなアイテムです。

自分の肌色に「似合う青」を理解している人

自分のパーソナルカラーを理解している人です。

肌が「ブルーベース」(ブルベ)の人は、鮮やかな青ニットが似合いやすいです 。   

もし「イエローベース」(イエベ)の人でも、ターコイズやマットブルーといった「緑がかった青」を選べば、肌に馴染みやすく、おしゃれに着こなせます。   

モノトーン中心のシンプルな服装が好きな人

普段の服装が、白、黒、グレーのモノトーン中心の人です 。   

これらの無彩色のパンツは、鮮やかな青ニットの「主張の強さ」をうまく受け止めてくれます。   

青ニットがモダンな差し色として機能し、洗練されたスタイルを作ることができます。

クルーネックなど定番のデザインを選ぶ人

Vネックのような、流行り廃りがあり癖の強いデザインを避ける人です。

シンプルなクルーネックや、少し首の詰まったモックネックなどを選べば、「時代遅れ」感を回避しつつ、きれいめに着こなすことができます。   

メンズの青ニットがおすすめできない人

一方で、「ダサい」という評価が少しでも気になる人や、以下の特徴に当てはまる人には、おすすめできません。

自分のパーソナルカラーを気にしたことがない人

「青は誰にでも似合う」と思い込み、自分の肌色を無視して鮮やかな青ニットを選んでしまう人です。   

結果的に「服に着られている」状態になりやすく、「ダサい」と評価されるリスクが最も高いタイプです。

手持ちの服がベージュやカーキ中心の人

クローゼットの中が、ベージュのチノパンやカーキのカーゴパンツなど、アースカラー中心の人です。

これらの服と鮮やかな青ニットを合わせると、色同士がぶつかり合い、典型的な「野暮ったい」コーディネートになってしまいがちです 。   

Vネックニットなどを「無難」だと思っている人

Vネックのニットが、すでに「時代遅れ」のアイテムと見なされていることを知らない人です。

「無難だから」とVネックを選んでしまうと、それだけで古臭い印象を与えてしまい、おしゃれに見せるのが難しくなります。

メンズの青ニットのおすすめポイント

青ニットが持つ、ファッションアイテムとしての純粋な魅力も確認しておきましょう。

暗い服装の「差し色」として優秀

特に秋冬のメンズファッションは、黒、グレー、ネイビーなど暗い色の服ばかりになりがちです 。   

そんな時、インナーに鮮やかな青ニットを一枚着るだけで、全体の印象が劇的に変わります 。   

顔色も明るく見え、コーディネートに華やかさとメリハリが生まれます。   

清潔感や信頼感を演出できる

「青」は、もともと清潔感や誠実さを象徴する色です 。   

特に白パンツやクリーンな白シャツと合わせると、青の持つ清潔感が最大限に引き出され、好印象なスタイルを作ることができます。   

重ね着(レイヤード)で使いやすい

定番のクルーネックデザインのニットであれば、着回し力も高いです。   

中に白シャツを合わせて襟元や裾から見せたり、タートルネックを合わせたりと、重ね着の幅が広く、一枚持っていると便利です。   

メンズの青ニットのおすすめアイテム(選び方)

「ダサい」という評価を避けつつ、「青ニット」のメリットを手に入れるための、具体的な選び方を紹介します。

【色味】ネイビーやアイスブルーなど「落ち着いた青」

まず、「鮮やかすぎる青」を避けるのが一番の近道です。   

定番の「ネイビー(紺)」や、逆に白に近いくらい淡い「アイスブルー」を選びましょう。   

これらの落ち着いた青なら、「安っぽい」印象にならず、上品に着こなせます。

【肌色】イエベの人は「緑がかった青」

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もし鮮やかな色に挑戦したい場合、イエベの人は「ターコイズ」や「マットブルー」といった、少し「緑がかった青」を探してみてください。   

普通のロイヤルブルーよりも肌馴染みが良く、失敗しにくいです。

【デザイン】クルーネックやモックネック

「時代遅れ」と言われるリスクのあるVネックは避けましょう。

最も無難で着回しやすいのは、定番の「クルーネック」です。少しトレンド感を出すなら、首元の詰まったモックネックなどもおすすめです。   

まとめ

メンズの青ニットが「ダサい」と言われる理由は、服自体の品質が悪いからとは限りません。

その原因は、「鮮やかすぎる色」が「安っぽく」見えたり、「イエベ」の肌色に合わなかったり、ベージュなどの「アースカラー」と相性が悪かったり、「Vネック」のデザインが古臭く見えたりする点にあります。   

これらはすべて、「青」という色の特性や、デザインの選び方の問題です。

解決策はシンプルで、自分に似合う「色味」(ネイビー、アイスブルー、またはターコイズなど)と、定番の「デザイン」(クルーネックなど)を正しく選ぶこと。   

それさえ間違えなければ、青ニットはあなたの服装を格上げしてくれる強力なアイテムになります。

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