ミニマルでおしゃれなデザインが魅力のKOMONOの時計。
ベルギーのアントワープで生まれ、手頃な価格帯から多くのファッション好きに支持されています 。
しかし、ネットの一部では「KOMONOの時計はダサい」「時代遅れ」といった声も見られます。
そこでこの記事では、KOMONOの時計がダサいと言われる理由を掘り下げ、実際にどんな人におすすめできるのか、できないのかを評判や口コミを交えて解説します。
「KOMONOの時計が欲しいけど、もしかしてダサい?」と不安に思っている人は、ぜひ参考にしてください。
KOMONOとは?
KOMONO(コモノ)は、2009年にベルギーのアントワープで設立されたアクセサリーブランドです 。
ブランド名は日本語の「小物」が由来で、性別や年齢を問わず、すべての人に愛されるアイテムでありたいという想いが込められています 。
デザインのコンセプトは「レトロフューチャー」 。
クラシックで普遍的なデザインと、現代的なトレンドを融合させた、シンプルながらもどこかユニークなスタイルが特徴です。
心臓部であるムーブメントには信頼性の高い日本製クォーツを採用しており、デザインだけでなく品質にもこだわっています 。
KOMONOがダサいと言われている理由
多くの人から支持される一方で、なぜKOMONOはダサいと言われてしまうことがあるのでしょうか。
その背景には、ブランド特有のいくつかの理由があるようです。
一大ブームが過ぎて時代遅れに見えるから
KOMONOが日本で注目を集めたのは、2010年代中盤のミニマルなファッションウォッチブームがきっかけでした 。
当時はファッション感度の高い人たちがこぞって身につけていましたが、トレンドが落ち着いた今となっては、その頃のイメージが強く残り「少し前の流行」と感じる人もいるようです。
特に、流行の最先端を追いかけたい人にとっては、KOMONOはもはや話題の中心ではないため、時代遅れな印象を与えてしまうのかもしれません 。
デザインがシンプルすぎて没個性的だから
KOMONOの魅力であるミニマルなデザインは、裏を返せば「個性がなく、ありきたり」に見えてしまうことがあります。
同時期に流行したDaniel Wellington(ダニエル・ウェリントン)など、似たようなデザインの時計が市場に溢れたため、見分けがつきにくく、その他大勢のブランドの一つとして埋もれてしまいがちです 。
個性を重視する人や、他の人と被りたくない人からは、少し物足りなく感じられ、センスがないと思われてしまう可能性があります。
品質への不安や安っぽいイメージがあるから
ネットの口コミの中には「ベルトが2日で切れた」「1日でボロボロになった」といった、品質に関するネガティブな声が少数ながら存在します 。
こうした声が、ブランド全体のイメージを下げ「安っぽいのでは?」という不安に繋がっています。
ただし、これらの極端な品質問題は、偽物や模倣品である可能性が非常に高いと指摘されています 。
特に、ECサイトで定価の半額など、極端に安く販売されているものは注意が必要です。
正規品は価格に見合った品質を持っていますが、偽物の存在がブランドイメージを損ない、ダサいという評価の一因になっていると考えられます。
KOMONOの評判・口コミ
実際にKOMONOの時計を使っている人はどう感じているのでしょうか。良い口コミと悪い口コミをそれぞれ見ていきましょう。
良い口コミ
- シンプルでどんな服装にも合わせやすい
- ヴィンテージ感のあるデザインがおしゃれで気に入っている
- 見た目以上に軽くて、長時間つけていても疲れない
- ペアウォッチとしてプレゼントしたら、とても喜んでもらえた
- 手頃な価格なのに高級感があって、コストパフォーマンスが高い
悪い口コミ
- ベルトがすぐにダメになってしまった
- 留め具が少し使いにくいと感じる
- 人気だった頃のイメージが強く、今さら着けるのは少し恥ずかしい
- ネットで買ったら箱が汚れていて残念だった
- デザインがシンプルすぎて、他のブランドとの違いがよくわからない
KOMONOがおすすめな人
これまでの情報を踏まえて、KOMONOの時計はどんな人におすすめできるのかをまとめました。
シンプルで合わせやすい時計が欲しい人
KOMONOの時計は、ミニマルで洗練されたデザインが基本です。
カジュアルな普段着から、少しきれいめなスタイルまで、どんなコーディネートにも自然に馴染みます 。
服装を選ばない、毎日使える一本を探している人にはぴったりです。
手頃な価格でおしゃれな時計を探している人
KOMONOの価格帯は1万円から2万円台が中心で、ファッションウォッチとしては非常にリーズナブルです 。
「高い時計は買えないけど、おしゃれな時計が欲しい」という学生や若い社会人にとって、KOMONOは魅力的な選択肢になるでしょう。
気分や服装に合わせて時計をいくつか持ちたいという人にもおすすめです 。
ペアウォッチやギフトを探している人
ユニセックスなデザインが豊富なKOMONOは、ペアウォッチとしても人気があります 。
デザインのバリエーションも多いため、お互いの好みに合う組み合わせを見つけやすいのもポイントです。
価格も手頃なので、誕生日や記念日のプレゼントとしても気軽に贈ることができます。
KOMONOがおすすめできない人
一方で、KOMONOの時計が合わない人もいます。購入してから後悔しないよう、どんな人におすすめできないのかも確認しておきましょう。
常に流行の最先端を追いかけたい人
前述の通り、KOMONOのブームは落ち着いています 。
そのため、今一番話題のブランドや、トレンドの最先端を行くアイテムを身につけたいという人には、物足りなく感じられるかもしれません。
時計にステータスや高い機能性を求める人
KOMONOはあくまでファッションウォッチです 。
高級時計のようなステータス性や、複雑な機構、職人技といった要素を求める時計愛好家には向いていません。
時計を資産価値や一生モノとして考えている場合は、他のブランドを検討した方が良いでしょう。
他の人と被るのが嫌な人
一時期人気を博したブランドなので、街中やSNSで同じモデルを着けている人を見かける可能性は十分にあります 。
特に定番モデルの「WINSTON」などは人気が高いため、人とかぶりたくないという強いこだわりがある人は、避けた方が無難かもしれません。
KOMONOのおすすめポイント
KOMONOが多くの人に選ばれるのには、確かな理由があります。ここでは、ブランドの魅力を3つのポイントに絞って紹介します。
アントワープ由来の洗練されたデザイン
KOMONOが生まれたベルギーのアントワープは、世界的なファッションデザイナーを数多く輩出してきた街です 。
そんな街で育まれたデザインは、シンプルながらも芸術的で洗練された雰囲気を持っています。
ただのミニマルウォッチではない、デザインへのこだわりが感じられる点が大きな魅力です。
選ぶのが楽しい豊富なバリエーション
KOMONOは定番の「WINSTON」だけでなく、非常に多くのモデルを展開しています。
建築的なデザインが特徴の「LEWIS」 、遊び心のある文字盤が魅力の「KATE」 、ポップなワントーンカラーの「MONO」 など、個性豊かなラインナップが揃っています。
自分のスタイルに合った一本を見つける楽しみがあるのも、KOMONOならではのポイントです。
信頼性と価格のバランスが良い
デザインだけでなく、品質にも配慮されているのがKOMONOの強みです。
ムーブメントには信頼性の高い日本製クォーツを採用しており、日常使いで困ることはまずないでしょう 。
デザイン性の高い時計を、安心して使える品質と手頃な価格で提供しているため、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます 。
KOMONOのおすすめアイテム
数あるモデルの中から、特におすすめのアイテムを3つピックアップして紹介します。
WINSTON (ウィンストン)
KOMONOの最も代表的で人気のあるモデルです 。
少し大きめのフェイスとクラシックなデザインが特徴で、男性はもちろん、大きめの時計が好きな女性にも支持されています。
どんなスタイルにも合わせやすい万能モデルなので、初めてKOMONOを買う人にもおすすめです 。
MONEYPENNY (マネーペニー)
「WINSTON」と並んで人気のレディースモデルです 。
小ぶりで華奢なスクエアケースが特徴で、時計というよりアクセサリー感覚で身につけられます。
手元を上品で女性らしく見せてくれるため、普段使いからちょっとしたお出かけまで幅広く活躍します 。
LEWIS (ルイス)
他の人と少し差をつけたいなら「LEWIS」がおすすめです。
独立した秒針(スモールセコンド)や、通常とは異なる位置に配置されたリューズなど、さりげないデザインのこだわりが光るモデル 。
ミニマルながらも個性があり、洗練された大人の雰囲気を演出してくれます。
まとめ
KOMONOの時計がダサいと言われる背景には、トレンドの移り変わりや、偽物の流通による品質への誤解など、いくつかの要因が考えられます。
しかし、ブランド本来のデザイン性や品質を見れば、決してダサい時計ではありません。
むしろ、手頃な価格で洗練されたデザインを楽しめる、コストパフォーマンスに優れたブランドです。
ブームは落ち着きましたが、その魅力は今も色褪せていません。
この記事を読んでKOMONOの時計が自分のスタイルに合うと感じたなら、自信を持って選んでみてください。
ただし、購入する際は偽物を避けるためにも、公式サイトや正規販売代理店を選ぶことを強くおすすめします 。


