カラフルなポンチョやバッグで、野外フェスやキャンプの定番となっているKiU。雑貨屋さんでもよく見かけますし、愛用している人も多いですよね。
でもネットで検索してみると、ダサいとか安っぽいといったネガティブなワードが出てきて不安になったことはありませんか?
あんなに人気なのになぜそんなふうに言われてしまうのか、気になりますよね。
そこでこの記事では、KiUがダサいと言われてしまう本当の理由や、実際のところどういう人におすすめなのかを深掘りしてみました。買おうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
KiU(キウ)とは?
KiUは、どんな天気でもその場を楽しむことをコンセプトにした日本のアウトドアグッズブランドです。運営しているのは大阪のワールドパーティーという会社で、もともとは傘などのレイングッズを作っていたメーカーなんです。
2014年ごろからブランドが始まり、今ではフジロックなどの大型フェスで公式グッズを手がけるほどの人気ぶりです。
特徴的なのは、とにかく柄の種類が豊富なこと。そして、本格的な登山ブランドの雨具だと数万円してしまうところ、KiUなら数千円で手に入るというコスパの良さが魅力です。雨の日を憂鬱なものから楽しいイベントに変えてくれる、そんなブランドと言えるでしょう。
KiUがダサいと言われている理由
人気がある一方で、一部の人からダサいと言われてしまうのには、いくつか明確な理由があるようです。SNSの声などをリサーチしてみると、単なる好みの問題だけでなく、使い方やシーンのミスマッチが原因のようでした。
街中で浮いてしまう派手なデザイン
KiUといえば、宇宙柄やタイダイ柄、カラフルな花柄など、とにかく派手なデザインが有名です。これは本来、雨の降る薄暗いフェス会場やキャンプ場で気分を上げたり、目立ったりするために作られています。
ところが、このフェス仕様のテンションのまま街中で着てしまうと、どうしても周りの風景から浮いてしまうんです。
都会の街並みや普段着のファッションに対して柄が強すぎるため、張り切りすぎているとか、TPOに合っていないと感じられてしまうのかもしれません。場所を間違えると野暮ったく見えてしまう典型的なパターンです。
素材の質感による安っぽさ
もうひとつの理由は素材感です。KiUは手頃な価格を実現するために、ポリエステル生地に撥水加工をしたものを使っています。
これがノースフェイスやアークテリクスといった本格的なアウトドアブランドのウェアと比べると、どうしても生地が薄く見えたり、独特のテカリがあったりします。
特に無地のアイテムを選ぶと、生地のシワや質感がダイレクトに伝わってしまうので、大人のファッションとして見ると少しチープに感じてしまう人もいるようです。本格的なギアを知っている人からすると、簡易的な雨合羽に見えてしまうのかもしれません。
みんな着すぎていて量産型に見える
人気ブランドゆえの悩みですが、夏のフェスに行くとKiUのポンチョを着ている人を数え切れないほど見かけます。
あまりにも多くの人が着ているため、こだわりのない人がとりあえず選ぶブランドというイメージがついている側面もあります。
人と同じファッションをしたくない人や、個性を大事にしたい人からすると、制服のようにみんなが着ている状況は量産型でダサいと映ってしまうようです。
シルエットがてるてる坊主みたいになる
ポンチョという形そのものが持つ難しさもあります。リュックを背負ったままガバッと被れるのは便利なのですが、どうしてもシルエットがズドンとしてしまい、メリハリがなくなります。
特に小柄な方がオーバーサイズのポンチョを着ると、布に着られているような状態になり、てるてる坊主のように見えてしまうことも。スタイリッシュに着こなすのが意外と難しいアイテムなのかもしれません。
KiUの評判・口コミ
実際にKiUを使っている人たちはどう感じているのでしょうか。ネット上の口コミやSNSでのリアルな声を調べて、良い面と悪い面を整理してみました。
良い口コミ
実際に使っている人は、機能性と楽しさを評価しているようです。
- ほかのブランドにはない派手な柄が多くて、雨の日の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれます。フェスの写真でも映えるので気に入っています
- 登山ブランドの雨具は高くて手が出ませんが、KiUなら手頃な値段で買えるので助かります。泥汚れを気にせずガシガシ使えるのがいいですね
- 派手な柄だけでなく、最近はシンプルな色も増えているので、40代でも子供の送り迎えや買い物で普通に使えます
- ボディバッグは見た目以上に荷物が入ります。500mlのペットボトルも余裕だし、肩のベルトが太いので疲れにくいです
- 小さく折りたためるので、旅行のバッグに入れておくのにちょうどいいです。急な雨のときのお守り代わりにしています
悪い口コミ
一方で、期待外れだったという声もいくつか見られました。
- 夏場のフェスで着たら、サウナみたいに蒸れて大変でした。雨は防げても自分の汗で中がびしょ濡れになります
- 無地のポンチョを買ったのですが、生地が薄くてシワが目立ちます。なんとなく安っぽく見えてしまって、街中で着るのは恥ずかしいかも
- ポンチョは風に弱いです。強い風が吹くとめくれ上がってしまって、結局足元が濡れてしまいました
- 生地が柔らかいので、急いで脱ごうとするとファスナーが噛んでしまうことがあります。イライラするので改善してほしいです
- 人気の柄を買ったら、フェス会場で同じ柄の人と何回もすれ違って気まずかったです。まるでペアルックみたいでした
KiUがおすすめな人
ここまでの評判をふまえて、KiUはどんな人に向いているのかを考えてみました。ダサいと言われるリスクよりもメリットが上回る人はこんな人たちです。
年に数回のフェスやお祭りを全力で楽しみたい人
フジロックなどの野外フェスが大好きという人には間違いなくおすすめです。フェス会場という非日常な空間では、むしろ派手な柄こそが正装です。
高いウェアを泥だらけにするのをためらうよりも、KiUでトレンドを取り入れつつ思いっきり遊ぶほうが賢い選択といえるでしょう。
自転車で子供の送迎をするママやパパ
保育園の送り迎えやスーパーへの買い物など、日常的に自転車を使う子育て世代にもぴったりです。
急な雨でもバッグを背負ったまま頭から被るだけで準備完了というスピード感は、忙しい毎日には代えがたいものです。40代や50代の方でも、落ち着いた色を選べば違和感なく使えますし、ファッション性よりも実用性が重視されるシーンなのでダサいと思われることも少ないでしょう。
とりあえず雨具を持っておきたい人
これからキャンプを始めたいけれど高い装備はまだ買えない人や、旅行用に念のため雨具がほしいという人にも最適です。
初期費用を抑えつつ、最低限の雨風をしのげるスペックを持っているので、最初の一着として、あるいは車に積んでおく予備として非常に優秀です。
KiUがおすすめできない人
逆に、こんな人はKiUを買うと後悔してしまうかもしれません。
本格的な登山をする人
高い山に登ったり、長時間歩き続けたりする人にはおすすめできません。KiUのウェアは蒸れやすいので、汗冷えをして低体温症になるリスクがあります。
命に関わるような環境では、モンベルやノースフェイスといった専門ブランドの、ゴアテックスなどを使ったウェアを選ぶべきです。
街中でのおしゃれを最優先する人
普段のファッションがシンプルだったり、モード系だったりする人には、KiUの質感やロゴの主張が少し邪魔に感じるかもしれません。
素材の良さや洗練されたシルエットを重視するなら、もう少し高価格帯のブランドや、よりミニマルなデザインのレインコートを探したほうが幸せになれるでしょう。
絶対に濡れたくない人
バイクで長距離通勤をする人や、スーツを着て外回りをする営業職の人など、一滴も濡れたくないという人には向きません。
ポンチョはどうしても足元や袖口から雨が入ってきます。ビジネスシーンや完全防水を求めるなら、上下が分かれたしっかりしたレインスーツを選ぶほうが安心です。
KiUのおすすめポイント
いろいろ言われることもありますが、それでもKiUがこれだけ売れているのには理由があります。ほかのブランドにはない魅力を見てみましょう。
見ているだけで楽しくなるデザイン
やっぱり一番の魅力はそのデザインです。京都のアーティストとコラボしたり、珍しい柄があったりと、見ているだけで飽きません。
雨の日というのはどうしても気分が下がりがちですが、お気に入りの柄を身につけるだけでちょっと楽しくなる。そんな精神的なプラス効果は大きいです。
使う人のことを考えた機能
KiUの商品は、作っている人たちが実際に外遊びを楽しんでいるんだなというのが伝わってきます。
たとえばボディバッグの背面が蒸れにくいメッシュになっていたり、ベルトが食い込みにくい太さになっていたりと、細かい配慮が行き届いています。
雨の日以外も使えるアイテムの多さ
最近はレインウェアだけでなく、晴れの日も使える帽子や旅行グッズ、防寒アイテムまで種類が増えています。
雨の日だけじゃなく、晴れた日の公園遊びや旅行など、いろんなシーンでKiUの世界観を楽しめるようになってきているのもポイントです。
KiUのおすすめアイテム
最後に、ダサいと言われるのを避けつつ、KiUの良さを味わえるおすすめアイテムを紹介します。
ニュースタンダード レインポンチョ
KiUといえばこれです。今は前が開くファスナータイプが標準になっていて、脱ぎ着がすごく楽になっています。
もしダサいと思われるのが心配なら、派手すぎる柄は避けて、2色の切り替えデザインや、幾何学模様、あるいはくすんだ色の単色を選ぶのがおすすめです。これなら街中で着ても浮きにくいですし、地味すぎることもありません。
300D ボディバッグ
耐久性のある生地を使ったボディバッグです。雨の日用の生地を使っているので、急な雨からスマホや財布を守ってくれます。
口コミでもありましたが、とにかく荷物がたくさん入ります。500mlのペットボトルも入るので、フェスやライブで身軽に動きたいときに最高です。バッグなら柄の面積が小さいので、ちょっと派手な柄を選んでもアクセントになって可愛いですよ。
パッカブル サンシェード ハット
晴れの日も雨の日も使える帽子です。UVカット機能があって撥水加工もされているので、天気が読めない日の外出に重宝します。
裏側に保冷剤を入れられるポケットがついているタイプもあるので、熱中症対策にもなります。無地のベージュや黒を選べば、どんな服装にも合わせやすいので失敗しません。
まとめ
KiUがダサいと言われてしまうのは、フェス向けの派手な柄を街中で着てしまったり、高級なアウトドアウェアと比べて安っぽく見えてしまったりすることが主な原因でした。
でもそれは裏を返せば、非日常を楽しむためのエンタメ性や、誰もが買いやすい値段であることの証でもあります。
KiUは数万円するプロ仕様の道具と比べるようなものではありません。雨の日を少しでも楽しく過ごしたい、汚れを気にせず遊び倒したいという人にとっては、これ以上ない相棒になってくれるはずです。
大切なのは、使う場所に合ったデザインを選ぶことです。フェスなら思いっきり派手に、街中なら落ち着いた色を。そんなふうに使い分ければ、KiUは決してダサいアイテムではありません。周りの声に流されず、自分のライフスタイルに合ったお気に入りの一着を見つけてみてくださいね。


