フィンランド発のスポーツブランド「カルフ」。100年以上の歴史を持ち、レトロなデザインと独特なカラーリングが特徴です 。
しかし、一部では「カルフのスニーカーはダサい」という声も存在します。
そこで本記事では、カルフがダサいと言われる理由と、おすすめできる人・できない人をSNSでの評判を交えて解説します。
「カルフが欲しいけど、もしかしてダサい?」と不安な人はぜひ参考にしてください。
カルフとは?
カルフ(KARHU)は、1916年にフィンランドのヘルシンキで誕生したスポーツブランドです 。KARHUはフィンランド語で「熊」を意味します 。
元々はスキーの板や槍などを製造する工房でしたが、その後ランニングシューズの分野で高い評価を得るようになりました。
1920年代には「フライング・フィンズ」と呼ばれるフィンランドの伝説的なオリンピック選手たちを支え、その名を広めました 。
現在では、そのクラシックなデザインと機能性を兼ね備えたスニーカーが、ファッションアイテムとしても注目されています。
カルフがダサいと言われている理由
100年以上の歴史を持つカルフですが、日本では一部でダサいイメージがあるようです。
それはどんな理由からでしょうか?
レトロすぎて古臭く見える
SNSなどを見ると、「デザインがレトロすぎて、なんだか古臭く見える」「昭和感があって、今の服に合わせにくい」といった声が見つかります 。
カルフのスニーカーは、1970年代や80年代のデザインを復刻したモデルが多いのが特徴です 。
このクラシックな雰囲気が、人によっては単に「昔っぽい」と映ってしまい、時代遅れだと感じさせてしまうようです。
配色が子どもっぽい
「色がポップすぎて子どもっぽい」「キッズスニーカーみたいで安っぽく見える」という意見もあります 。
カルフは北欧ブランドらしく、ブルーとイエロー、ピンクとグレーといった、明るくコントラストの強い色使いのモデルも多いです 。
この独特なカラーリングが、落ち着いたファッションを好む人からは「派手すぎる」「子どもっぽい」と敬遠されてしまうのかもしれません。
Mのロゴが目立ちすぎて安っぽい
スニーカーの側面にある「M」のロゴマークがダサい、という声も少なくありません。
「Mマークが主張しすぎていて安っぽく見える」「ロゴが大きくて目立ちすぎる」といった意見です 。
このMロゴは「Mestari(チャンピオン)」を意味するカルフの象徴なのですが 、その背景を知らない人からは、デザインの主張が強すぎると感じられるようです。
街で履いている人をあまり見かけない
「履いてる人を街であまり見ないから、流行遅れに思える」「本当にこれっておしゃれなの?と不安になる」という声もあります 。
ナイキやアディダスのように誰もが知っているブランドと違い、日本ではまだそこまでメジャーではありません。
そのため、「流行っていない」「終わった」ブランドのように感じてしまい、履くのが恥ずかしいと感じる人もいるようです 。
カルフの評判・口コミ
SNSやネット通販のレビューから、良い口コミと悪い口コミをまとめました。
良い口コミ
- 北欧らしいレトロなデザインが、逆におしゃれで新鮮
- ナイキやアディダスと違って、他の人と全然かぶらないのが良い
- 落ち着いたカラーも多く、意外と服に合わせやすい
- クッション性があって、長時間歩いても疲れにくい
- 知る人ぞ知るブランドという感じで、スニーカー好きから評価されている
悪い口コミ
- デザインが古臭く、昭和っぽい感じがする
- 色が派手すぎて、子どもっぽく見える
- Mロゴが大きくて安っぽく感じる
- 履いている人をあまり見かけないので、ダサいのかなと不安になる
- モデルによるが、横幅が狭い。ワンサイズ上げないとキツい
カルフがおすすめな人
カルフの特徴を踏まえると、以下のような人におすすめです。
他人とかぶりたくない人
カルフの最大の魅力は、なんといっても「他人とかぶらない」ことです 。
街中ではナイキやニューバランスを履いている人が多いですが、カルフなら周りと差をつけることができます。
「人と同じスニーカーは履きたくない」という、個性を大切にしたい人にぴったりです。
レトロなデザインが好きな人
カルフのデザインは、70年代や80年代のランニングシューズがベースになっています 。
この「本物のレトロ感」が、今のファッションの「外し」として新鮮に映ります。
古着やヴィンテージアイテムが好きな人、クラシックな雰囲気が好きな人には、カルフのデザインは魅力的に感じられるはずです。
歩きやすさや履き心地を重視する人
カルフは元々オリンピック選手も使用していたブランドで、見た目だけでなく機能性も優れています 。
独自技術の「フルクラム」は、着地の衝撃を推進力に変える仕組みで、スムーズな歩行をサポートしてくれます 。
履き心地の良さを評価する口コミも多く 、デザインもおしゃれさも妥協したくない人におすすめです。
カルフがおすすめできない人
一方で、カルフのデザインや特徴が合わない人もいます。
流行や知名度を重視する人
「みんなが履いている流行のスニーカーが欲しい」という人には、カルフは向いていないかもしれません。
日本ではまだ知名度がそこまで高くないため、「あのブランド知ってる!」という安心感を求める人には物足りなく感じるでしょう 。
シンプルなデザインを好む人
カルフは、独特の配色や大きなMロゴがデザインの特徴です 。
そのため、ロゴが一切ない無地のスニーカーや、ごくシンプルなデザインを好む人にとっては、少し主張が強すぎると感じるかもしれません。
幅広の足で、試着せずに買いたい人
カルフのスニーカーは、モデルによっては「横幅が狭い」「つま先が細い」というレビューが見られます 。
特に「フュージョン2.0」のようなモデルは、ワンサイズ上げることを推奨する声が多いです 。
足の幅が広い自覚がある人や、ネット通販で試着せずに購入したい人は、サイズ選びに注意が必要です。
カルフのおすすめポイント
ここで、カルフの魅力をあらためて確認しておきましょう。
100年以上の歴史に裏付けられた本物感
カルフは1916年創業と、ナイキやアディダスよりも古い歴史を持っています 。
オリンピック選手のためにシューズを提供していた実績もあり 、ただのファッションスニーカーではない「本物感」があります。
この深い背景を知ると、Mロゴも違って見えてくるかもしれません。
北欧ブランドならではの絶妙なカラーリング
「子どもっぽい」と評されることもあるカラーですが、この独特な色使いこそがカルフの魅力です。
ファッション誌では「夏コーデの可愛いスパイス」や「北欧ならではの表情豊かなカラー」と評価されています 。
落ち着いた色からポップな色までバリエーションが豊富で 、シンプルな服装のアクセントとして活躍してくれます。
独自技術による快適な履き心地
デザインだけでなく、履き心地の良さもおすすめポイントです。
多くのモデルに搭載されている「フルクラム」技術は、テコの原理で歩行をサポートし、疲れにくさを実現しています 。
ランニングシューズとしての機能性が、普段使いの快適さにつながっています 。
カルフのおすすめアイテム
アルバトロス (ALBATROSS)
1980年代のレトロなランニングシューズの復刻版です 。
シンプルで薄めのソールが特徴で、どんな服装にも合わせやすい定番モデルです。軽量で履き心地も良く 、カルフ入門にもおすすめです。
フュージョン 2.0 (FUSION 2.0)
1990年代のモデルをベースにした、ボリューム感のあるスニーカーです。
独自技術の「フルクラム」を搭載しており、クッション性と歩きやすさは抜群 。
ただし、幅が狭めとのレビューが多いため、サイズ選びには注意が必要です 。
レガシー 96 (LEGACY 96)
こちらも90年代のデザインを復刻したモデルです。
ファッション誌で「コーデのスパイスになる」と紹介されるなど、ファッション性が高いのが特徴 。エアクッションを搭載しており、快適性も両立しています。
まとめ
カルフのスニーカーがダサいと言われる理由と、その魅力について解説しました。
カルフが「ダサい」と感じられるのは、その独特のレトロなデザインや配色、目立つロゴが、人によっては「古臭い」「子どもっぽい」と映ってしまうためです 。
しかし、その一方で「他人とかぶらない」「北欧らしいデザインがおしゃれ」という理由で、スニーカー好きや個性を求める人たちからは強く支持されています 。
「ダサいかも」という不安は、他人と違うアイテムを選ぶときの自然な感覚かもしれません。
もしデザインが気に入ったなら、ぜひ試着して、その歴史と履き心地の良さを体感してみてください。




