伊太利屋がダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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街中やネットショップで見かける個性的なアニマル柄が印象的なファッションブランド、伊太利屋。 「野生のエレガンス」をテーマに掲げ、長年にわたり多くのファンに愛され続けています。 でも、これから伊太利屋の服を買ってみようかなと検索してみると「伊太利屋 ダサい」なんて言葉が出てきて、ちょっと不安になってしまった人もいるかもしれませんね。

自分の着たい服を着るのが一番とはわかっていても、やっぱり周りの目や評判は気になってしまうものです。 そこで本記事では、伊太利屋がなぜ一部でダサいと言われてしまうのか、その理由を正直に掘り下げてみました。 また、実際に愛用している人たちのリアルな口コミや、このブランドが本当におすすめできる人、できない人についても詳しく解説します。

ちなみに、ネットで検索すると美味しいパスタやドレッシングのお店も出てきますが、今回はアパレルブランドの「伊太利屋」についてのお話です。 「あのヒョウ柄の服、気になってるけど勇気が出ない」 そんなふうに迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

伊太利屋とは?

まずは、伊太利屋というブランドについて簡単におさらいしておきましょう。 伊太利屋は1971年に創業された日本のファッションブランドです。 もう50年以上の歴史があるんですね。 社名の由来は、情熱の国イタリアからきているそうです。

このブランドの一番の特徴は、なんといっても「野生のエレガンス」というコンセプトです。 決して誰かに媚びることのない、野生動物のような凛とした美しさを服で表現しています。 だからこそ、ヒョウやトラといったアニマル柄のデザインが多く、一目で「あ、伊太利屋だ」とわかるような強い個性を持っています。

主なラインナップには、創業者のイニシャルを冠した「GK COLLECTION(ジーケーコレクション)」や、社名を冠した「LA MODA GOJI(ラ・モーダ・ゴジ)」などがあります。 特にGK COLLECTIONは、アニマル柄やラインストーンをふんだんに使った豪華なデザインが多く、ブランドの顔とも言える存在です。 全国の有名百貨店にもお店が入っていて、実はかなり格式の高いハイブランドなんですよ。

伊太利屋がダサいと言われている理由

歴史もあって品質も確かな伊太利屋ですが、なぜネット上では「ダサい」なんて言われてしまうのでしょうか。 いろいろ調べてみると、ブランドの個性が強すぎるがゆえの理由が見えてきました。 決して服が悪いわけではなく、今の流行や世間のイメージとのギャップが原因のようです。 ここでは、その理由を3つのポイントに絞って見ていきましょう。

今の流行がシンプルすぎるから

一つ目の理由は、今のファッションの流行とのギャップです。 最近のファッションは、無地でシンプルなデザインが主流ですよね。 ユニクロや無印良品のように、ロゴも目立たず、色も白や黒、ベージュといった落ち着いたものが好まれる傾向にあります。 「ノームコア(究極の普通)」なんて言葉が流行ったように、とにかく目立たないことが良しとされる風潮があるんです。

そんな中で、伊太利屋のデザインは真逆を行っています。 鮮やかな色使いに、大胆なアニマル柄、キラキラと輝くラインストーン。 シンプルであることがお洒落だと思っている人たちから見ると、伊太利屋の服は「装飾が多すぎる」「派手すぎる」と映ってしまうのかもしれません。 今の若い世代や、ミニマリスト的な生活を好む人にとっては、情報量が多すぎる服に見えてしまい、それが「時代遅れ」「ダサい」という評価につながっている可能性があります。 でも裏を返せば、流行に流されずに独自のスタイルを貫いているということでもありますね。

「大阪のおばちゃん」というイメージが定着しているから

二つ目は、アニマル柄に対する強烈なステレオタイプの影響です。 テレビなどのメディアで「ヒョウ柄の服=大阪のおばちゃん」というイメージが、面白おかしく取り上げられることって多いですよね。 アメちゃんを持ち歩いていて、大きな声で話す元気な女性たち。 そんなキャラクターの衣装として、アニマル柄が記号のように使われてきました。

伊太利屋はアニマル柄をブランドのアイデンティティにしているので、どうしてもこの「大阪のおばちゃん」のイメージと結び付けられやすいんです。 本当はすごく高級な生地を使っていて、デザインも洗練されているのですが、柄のインパクトだけで「オカンっぽい」「古臭い」と判断されてしまうことがあるようです。 特にファッションにあまり詳しくない層からは、高級ブランドとしての伊太利屋ではなく、単なる「派手なヒョウ柄の服」として認識されてしまっているのかもしれませんね。 この固定観念が、一部で「着るのが恥ずかしい」と感じさせる要因になっているのでしょう。

着こなしの難易度が高くて浮いて見えるから

三つ目は、コーディネートの難しさです。 伊太利屋の服は、アイテム単体の主張がとても強いです。 トップスもボトムスも、さらにコートまで全身を伊太利屋で固めてしまうと、どうしても迫力が出すぎてしまいます。 街中で見かけたときに「うわっ、すごい格好の人がいる」と驚かれてしまうこともあるかもしれません。 その威圧感が、周囲から浮いてしまい「ダサい」と認定されてしまう原因の一つです。

お洒落上級者であれば、シンプルなデニムに伊太利屋のジャケットを合わせたりしてバランスを取れるのですが、慣れていないと「着られている感」が出てしまいます。 服のパワーに負けてしまうと、どうしても野暮ったく見えてしまうんですね。 着る人の個性が服の個性に負けないくらいの強さを持っていないと、着こなすのが難しい。 そんなハードルの高さが、ネガティブな評判を生んでいる一因かもしれません。

伊太利屋の評判・口コミ

ここまで「ダサい」と言われる理由を見てきましたが、実際に購入して着ている人たちはどう思っているのでしょうか。 ネット上の評判や口コミを徹底的にリサーチしてみました。 すると、ネガティブな意見だけでなく、品質の高さを絶賛する声もたくさん見つかりましたよ。 ここでは、良い口コミと悪い口コミを包み隠さず紹介します。

良い口コミ

まずは良い口コミからです。 長年のファンや、実際に服を手に取った人からは、品質や着心地に対する信頼の声が多く聞かれました。

  • 縫製がとにかくしっかりしていて、何年着ても型崩れしないのがすごい
  • 裏地までこだわっていて、袖を通したときの滑らかさが全然違う
  • 派手だと思っていたけど、着てみると顔色が明るく見えて若々しくなる
  • 人とかぶらないデザインだから、同窓会やパーティーで褒められることが多い
  • 意外とリセールバリューが高くて、着なくなってもメルカリでいい値段で売れる
  • チュニックは体型をうまく隠してくれるのに、太って見えない魔法のようなシルエット

特に多かったのが、品質に関する絶賛の声です。 「10年前に買ったコートがまだ現役」なんて声もありました。 デザインだけでなく、モノづくりへのこだわりを評価している人が多い印象ですね。

悪い口コミ

一方で、やはり合わないという声や、購入をためらうような口コミもありました。 こちらもチェックしておきましょう。

  • 値段が高すぎて、気軽には買えないのがネック
  • デザインが個性的すぎて、普段のスーパーへの買い物には着ていけない
  • 若い子が着るにはちょっと渋すぎて、お母さんの服を借りたみたいになる
  • サイズ表記が独特で、ネットで買うときはサイズ選びに迷うことがある
  • 全身アニマル柄だと、どうしても周りの視線が気になってしまう
  • クリーニング代がかかるようなデリケートな素材が多い

やはり価格の高さと、着ていく場所を選ぶという点がネックになっているようです。 普段着としてガシガシ洗って着る、というよりは、ここぞというときのお出かけ着として捉えている人が多いのかもしれません。

伊太利屋がおすすめな人

伊太利屋の服は、万人受けするタイプではないかもしれません。 でも、ハマる人にはとことんハマる魅力があります。 これまでの評判や特徴を踏まえて、どんな人に伊太利屋がおすすめなのかを整理してみました。 もしこれらに当てはまるなら、あなたは伊太利屋を楽しむ素質があるはずですよ。

周りと被りたくない個性を大切にする人

まず一番おすすめしたいのが、量産型のファッションに飽き飽きしている人です。 「みんなと同じような服を着て安心するよりも、自分らしさを表現したい」 そんなふうに考えている人にとって、伊太利屋は最強の味方になってくれます。

伊太利屋の服には、他では絶対に見つからないような独創的なプリントや刺繍が施されています。 アニマル柄一つとっても、ただのプリントではなく、生地の織りで表現されていたり、ラインストーンで描かれていたりと、とにかく凝っているんです。 着るだけで「私」という個性を主張できるので、自分だけのスタイルを確立したい人にはぴったりですよ。 最近では、あえてレトロな古着として若い世代が取り入れる動きもあるみたいですし、個性を武器にしたいならぜひ挑戦してほしいです。

質の良い服を長く大切に着たい人

次に、服の品質にこだわりがある人にもおすすめです。 「安っぽい服はもう着たくない」「いいものを長く使いたい」という価値観を持っている人ですね。

伊太利屋の服は、百貨店ブランドの中でもトップクラスの素材を使っています。 ウールやシルク、アンゴラといった高級素材を惜しみなく使い、裏地には肌触りの良いキュプラを使用していることも多いです。 ファストファッションの服は数回洗濯するとヨレてしまうこともありますが、伊太利屋の服は耐久性が違います。 初期投資は少し高くつくかもしれませんが、10年着られると考えれば、実はコストパフォーマンスは悪くないんです。 本物の服の手触りを知っている大人の方にこそ、袖を通してほしいブランドですね。

体型の変化をおしゃれにカバーしたい人

そして意外と多いのが、年齢とともに変化する体型に悩んでいる人へのニーズです。 伊太利屋は、ミセス層の体型を徹底的に研究しています。 「二の腕を隠したい」「お腹周りが気になる」「背中の丸みを目立たせたくない」 そんな悩みを、隠すのではなく、デザインの力で美しく見せるのが得意なんです。

例えば、人気のチュニックは、ゆったりとしたシルエットでありながら、だらしなく見えない絶妙なカッティングが施されています。 派手な柄には、視線を気になる部分から逸らすという効果もあるんですよ。 体型を気にして地味な服ばかり選んでしまっている人は、一度伊太利屋の服を試してみてください。 「あれ?なんか私、スタイル良く見えるかも」って驚くかもしれませんよ。

伊太利屋がおすすめできない人

逆に、こんな人には伊太利屋はあまりおすすめできません。 買ってから「やっぱり着なかった」と後悔しないように、自分に当てはまらないかチェックしてみてください。

シンプルで目立たない服が好きな人

とにかく無難で、目立たない服が好きな人には正直向きません。 「今日の服、素敵ね!」と声をかけられることすら苦手で、風景に溶け込んでいたいタイプの人です。 伊太利屋の服は、良くも悪くも人の目を引きます。 「私を見て!」というエネルギーがある服なので、それを着ていて居心地が悪いと感じてしまうなら、無理に手を出さないほうがいいでしょう。 クローゼットの中で浮いてしまって、結局一度も着ないままになってしまう可能性が高いです。

トレンドを最優先に追いかけたい人

毎シーズンの流行を追いかけて、コロコロとスタイルを変えたい人にも不向きかもしれません。 伊太利屋はトレンドを無視しているわけではありませんが、それ以上に「伊太利屋らしさ」という軸がしっかりしています。 流行りのオーバーサイズや、韓国ファッションのようなテイストを求めているなら、他のブランドを探したほうが幸せになれるはずです。 伊太利屋はトレンドを消費するのではなく、自分のスタイルを貫くためのブランドだと思ったほうがいいですね。

全身のコーディネートを考えるのが面倒な人

「朝、服を選ぶのが面倒くさい」「適当に着てもそれなりに見える服がいい」という人にとっても、少しハードルが高いかもしれません。 伊太利屋のアイテムは個性が強い分、合わせる靴やバッグ、アクセサリーとのバランスを考える必要があります。 何も考えずに適当に合わせると、本当に「チグハグな格好」になってしまうリスクがあるんです。 ファッションはお金と時間をかけて楽しむもの、という感覚がないと、扱いにくい服だと感じてしまうかもしれません。

伊太利屋のおすすめポイント

ここまで読んでも「やっぱり気になるな」と思っているあなたへ。 伊太利屋には、ダサいという評判を吹き飛ばすくらいの素晴らしい魅力がたくさんあります。 ここでは、私がリサーチしていて特にすごいなと感じたおすすめポイントを3つ紹介します。 これを知れば、高いお金を出す価値が十分にあると納得できるはずです。

ハイブランドに匹敵する圧倒的な素材と縫製

何度も言いますが、素材へのこだわりは本当にすごいです。 リユース市場に出回っている古着のタグを見てみると、その凄さがわかります。 例えば、ジャケットの表地にウールが77%も使われていたり、裏地がポリエステルではなく高級なキュプラ100%だったりします。 キュプラって、吸湿性が良くて静電気が起きにくい高級裏地なんですが、見えない部分にこれを使っているのは「本気」の証拠なんです。

さらに、ラクーン(アライグマ)やタヌキといったリアルファーを使ったアイテムも多く、バブル期の豊かさを今に伝えているような贅沢さがあります。 縫製も日本国内や、技術の高い工場で行われているものが多く、糸の始末一つとっても丁寧です。 ファストファッションに慣れてしまった現代人が忘れている「服本来の力」を感じられるのが、最大のおすすめポイントですね。

実は資産価値が高い(リセールバリュー)

「高い服を買って失敗したらどうしよう」と心配な人もいると思います。 でも安心してください。伊太利屋の服は、中古市場でも非常に人気があるんです。 メルカリやヤフオクなどのフリマアプリを見てみると、ジャケットやコートが数千円から、状態が良いものだと1万円以上で取引されています。 特に人気の柄や、ファーが付いた豪華なコートなどは、高値ですぐに売り切れてしまうことも。

「ダサい」と言われながらも、実際には「欲しい」と思っている人がたくさんいる証拠ですね。 もしサイズが合わなくなったり、好みが変わったりしても、捨てずに売ることができる。 ある意味、資産価値のある服と言えるかもしれません。 買うときは高くても、売るときのことを考えれば、実質の負担額はそこまで大きくないかもしれませんよ。

着るだけで主役になれるデザイン力

最後は、やっぱりそのデザイン力です。 伊太利屋の服は、アクセサリーがいらないくらい華やかです。 シンプルな黒のパンツに、伊太利屋のチュニックを一枚合わせるだけで、一気にお出かけコーデが完成します。 あれこれ重ね着したり、小物を工夫したりしなくても、服そのものが主役になってくれるんです。

年齢を重ねると、肌のくすみや体型の変化で、シンプルな服が貧相に見えてしまうことがあります。 そんなとき、伊太利屋の鮮やかな色や柄は、顔周りをパッと明るく見せ、大人の女性ならではの迫力と美しさを引き出してくれます。 「服に負けない」という気持ちで着ることで、自然と背筋が伸びて、自信が湧いてくる。 そんなエンパワーメントの力が、このブランドにはあるように感じます。

伊太利屋のおすすめアイテム

最後に、もし初めて伊太利屋を買うならこれ!というおすすめアイテムを紹介します。 ブランドの良さを感じつつ、比較的取り入れやすいものを厳選しました。

体型カバーの王様「チュニック」

伊太利屋といえばチュニック、というくらいの大定番アイテムです。 お尻が隠れるくらいの絶妙な丈感で、パンツスタイルとの相性が抜群。 ただ隠すだけでなく、ウエストの位置が高く見えるように切り替えが入っていたり、裾がフレアになっていたりと、スタイルアップの工夫が満載です。 中古市場でも一番取引が多いアイテムなので、まずは手頃な価格の中古品から試してみるのも賢い方法かもしれません。 一枚着るだけでサマになるので、忙しい朝の救世主になってくれますよ。

ゴージャスな「ファー付きコート・アウター」

冬のアウターを探しているなら、ファー付きのコートやダウンジャケットがおすすめです。 伊太利屋のアウターはとにかく軽くて暖かいのが特徴。 フードや襟元にボリュームのあるファーが付いているものが多く、小顔効果も期待できます。 定価だと10万円を超える高級品ですが、その分満足度は高いはずです。 アニマル柄の裏地がチラッと見えたりして、脱いだときもお洒落なんですよ。 一生モノのコートを探しているなら、候補に入れてみてください。

さらっと羽織れる「カーディガン・ボレロ」

「いきなり柄物はちょっと…」という人は、カーディガンやボレロなどの羽織りものから入るのがおすすめです。 黒やグレーなどのベースカラーに、ワンポイントでラインストーンが付いているものや、襟元だけ柄が入っているものなど、比較的落ち着いたデザインも見つかります。 いつものTシャツやブラウスの上に羽織るだけで、ちょっとした高級感をプラスできますよ。 冷房対策や季節の変わり目にも重宝するので、一枚持っておくと便利です。

まとめ

伊太利屋がダサいと言われる理由や、その逆にある魅力について詳しく解説してきましたが、いかがでしたか? 「ダサい」という評判の正体は、現代のシンプルトレンドとのギャップや、アニマル柄への偏見によるものが大きかったですね。 でも実際には、素材や縫製に徹底的にこだわり、大人の女性を美しく見せるための工夫が詰まった、素晴らしいブランドであることがわかりました。

周りの声に振り回されて、着たい服を我慢するのはもったいないことです。 「野生のエレガンス」というコンセプトの通り、他人の目なんて気にせず、自分が好きだと思った服を堂々と着こなす。 それこそが、一番かっこいい大人のファッションではないでしょうか。

もしあなたが、人とは違う個性を楽しみ、質の良いものを身につけたいと思っているなら、伊太利屋は間違いなく最高のパートナーになります。 ぜひ一度、その袖に手を通して、本物の服が持つパワーを感じてみてくださいね。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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