ZOZOTOWNを中心に展開し、トレンド感のあるアイテムを手頃な価格で提供しているEMMA CLOTHES(エマクローズ)。
ゆったりとしたきれいめなカジュアルウェアが、とくに若者から人気を集めています。
しかし、その一方でエマクローズはダサいという声があるのも事実です。
そこでこの記事では、エマクローズがダサいと言われる理由と、どんな人におすすめできるのかを評判や口コミを交えて解説します。
「エマクローズの服が欲しいけど、周りからダサいと思われないかな?」と不安な人は、ぜひ参考にしてください。
エマクローズとは?
エマクローズは、主にファッション通販サイトZOZOTOWNで商品を展開しているメンズファッションブランドです 。
都会的で洗練された最新のトレンドを、優れたコストパフォーマンスで提供する次世代のセレクトショップというコンセプトを掲げています。
主なターゲットは10代後半から20代前半の、ファッションに興味を持ち始めたばかりの若者です 。
オーバーサイズのコートやワイドパンツ、ドレープ感のあるシャツなど、流行りのスタイルを手軽に試せるアイテムが豊富に揃っています 。
ZOZOTOWNという巨大なプラットフォームを最大限に活用し、トレンド感のある商品を低価格で、かつ頻繁なセールを通じて提供することで、多くの若者の支持を得ています。
エマクローズがダサいと言われている理由
これほど人気のあるエマクローズが、なぜ一部でダサいと言われてしまうのでしょうか。
その背景には、ブランド特有のいくつかの理由があるようです。
量産型に見えてしまうデザイン
エマクローズがダサいと言われる一番の理由は、そのデザインが量産型に見えてしまうからのようです。
ブランドのデザインは、オーバーサイズやロング丈といった現在のトレンドを忠実に反映しています 。
誰にでも似合いやすい反面、YouTubeのレビューでも言われているように、強い個性や独自性があるわけではありません 。
その結果、街で似たような服装の人を見かける機会が増え、またこの格好か、センスがない、といった印象につながってしまうのです。
これは、低価格で最新トレンドを多くの人に届けるというビジネスモデル上、ある意味で仕方がないことかもしれません。
広く受け入れられた結果として、ファッションに個性を求める人からは、ありきたりで時代遅れだと見られてしまうようです。
価格相応の安っぽい品質
エマクローズの魅力は手頃な価格ですが、その分、品質面で妥協されている部分があるのは否めません。
この価格と品質のバランスが、安っぽい、野暮ったいという評価につながっているのかもしれません。
例えば、ユーザーレビューの中には、パンツのポケットが浅くてスマートフォンが入らない、といった実用面での不満の声が見られます 。
また、アウターの裏地がほつれていたなど、縫製の甘さを指摘する口コミも少なくありません 。
素材についても、ポリエステルなどの化学繊維を多用することで、トレンドの質感を低コストで再現しています 。
手入れが簡単な点はメリットですが、ファッションに詳しい人が見れば、素材感からすぐに安い服だと分かってしまうことがあります。
もちろん、値段を考えれば十分な品質だと満足している声も多いですが 、細部の作り込みや素材の質よりも、写真映えするシルエットや雰囲気を優先している点は理解しておく必要がありそうです。
セールの頻発によるブランド価値の低下
ブランドのイメージを損なっているもう一つの要因が、ZOZOTOWNで頻繁に行われる大幅なセールです。
商品ページを見ると、50%オフや70%オフは当たり前で、時には80%を超える割引率で販売されていることもあります 。
このような過度なセールは、消費者にセール価格が本来の値段だと認識させてしまい、定価で買うことに抵抗を感じさせます。
結果として、エマクローズの服はワンシーズンで着捨てるファストファッションというイメージが定着します。
気軽に消費されるアイテムと見なされるため、一部からはブランドとして終わった、価値が低いと判断されてしまうのです。
エマクローズの評判・口コミ
SNSや通販サイトで見られるエマクローズのリアルな声をまとめました。
良い口コミ
- とにかくコストパフォーマンスが高い。この値段でこのデザインと暖かさのアウターはすごい
- 着るだけで今っぽい雰囲気になれる絶妙なオーバーサイズ感が良い
- デザインがシンプルなので、手持ちの服と合わせやすくコーディネートに困らない
- 生地に落ち感があって、値段の割に高く見えるアイテムもある
- ファッション初心者がトレンドに挑戦するのに、ちょうどいいブランド
悪い口コミ
- 街で同じような服を着ている人とすれ違うことがあって気まずい
- 生地が薄かったり、ポリエステル感が強かったりして、近くで見ると安っぽく見える
- コートの裏地がほつれていたなど、縫製が少し甘いと感じることがある
- パンツのポケットが浅くてスマホが落ちそうで実用的ではない
- セールをやりすぎているので、定価で買うのがもったいなく感じる
エマクローズがおすすめな人
エマクローズは、次のような人に特におすすめです。
トレンドファッションに挑戦したい初心者
これからおしゃれを始めたいと考えている人にとって、エマクローズはぴったりのブランドです。
ワイドパンツやロングコートといったトレンドアイテムが低価格で手に入るので、気軽に色々なスタイルに挑戦できます。
予算を抑えたい学生や若者
自由に使えるお金が限られている学生や若手社会人にとって、エマクローズのコストパフォーマンスは大きな魅力です 。
全身コーディネートを揃えても、他のブランドのトップス1枚分ほどの価格で済むこともあります。
ワンシーズンで着倒す服を探している人
ファッションを消耗品と割り切り、毎シーズン新しいスタイルを楽しみたい人にもエマクローズはおすすめです。
流行り廃りの早いアイテムにお金をかけることなく、その年のトレンドを手軽に取り入れることができます。
エマクローズがおすすめできない人
一方で、以下のような人にはエマクローズは合わないかもしれません。
他人と被らない独自のスタイルをしたい人
エマクローズは人気がある分、他人と服装が被る可能性が非常に高いです。
自分だけの個性的なファッションをしたい、他の人とは違うスタイルを確立したい、と考えている人には物足りなく感じるでしょう。
質の良い服を長く着たい人
価格を重視しているため、素材の質や縫製の丁寧さといった点では、どうしても高価格帯のブランドには劣ります。
一つの服を何年も大切に着続けたい、と考える人には満足できない可能性が高いです。
30代以上の、年相応の品質を求める人
エマクローズのターゲット層は10代から20代前半です 。
30代以上の大人が着ると、トレンド感はあっても素材の安っぽさが目立ってしまい、若作りしているように見えてしまうかもしれません。
年相応の落ち着きや上質さを求めるなら、別のブランドを選ぶ方が無難です。
エマクローズのおすすめポイント
エマクローズならではの魅力を3つ紹介します。
圧倒的なコストパフォーマンス
やはり、これがエマクローズ最大の魅力です。
他のブランドのアウター1着分ほどの価格で、全身のコーディネートが完成してしまうほど手頃なのは、多くの若者に支持される大きな理由です 。
分かりやすいトレンドデザイン
エマクローズのアイテムは、ファッションに詳しくなくても今っぽいと分かる、非常に分かりやすいデザインが特徴です。
シンプルで着回しやすいため、手持ちの服とも簡単に組み合わせることができます。
豊富なカラーとサイズ展開
人気の定番アイテムは、カラーバリエーションが豊富に展開されています。
例えば、主力商品のワイドスラックスは、ベーシックカラーからアクセントカラーまで幅広く揃っており、好みに合わせて選べます 。
サイズもS, M, Lと展開され、オーバーサイズの作りなので幅広い体型に対応できます。
エマクローズのおすすめアイテム
エマクローズの中でも特に人気が高く、ブランドの魅力を象徴するアイテムを3つ紹介します。
定番のTRストレッチワイドパンツ
ブランドの顔とも言えるアイテムが、このワイドパンツです。
テロンとした落ち感のあるTR素材を使っており、きれいなシルエットとリラックスした履き心地が特徴です 。
どんなトップスにも合わせやすい万能さで、初めてエマクローズを買う人におすすめの一本です。
シルエットが主役のオーバーサイズコート
冬の主役になるロングコートなどのアウター類も人気です 。
羽織るだけでコーディネート全体が今風に仕上がる、計算されたオーバーサイズのシルエットが魅力です。
全体の形で雰囲気が決まるので、細かな素材感よりもまず見た目のインパクトを重視したい場合に、非常にコストパフォーマンスが高いアイテムと言えます。
上品な雰囲気のトロミシャツ
ポリエステル素材でできた、とろみのある質感が特徴のシャツも定番アイテムです 。
高価な素材のような上品なドレープ感を、手頃な価格と手入れのしやすさで実現しています。
一枚で着ても、インナーとしても活躍し、きれいめなスタイルを簡単に作ることができます。
まとめ
エマクローズがダサいと言われるのは、その人気ゆえの量産型イメージや、価格相応の品質、頻繁なセールによるブランド価値の低下が主な理由のようです。
しかし、これらは見方を変えれば、手頃な価格でトレンドに挑戦しやすいという大きなメリットでもあります。
結局のところ、エマクローズは使う人の目的によって評価が大きく変わるブランドです。
ファッションを学び始めたばかりの人や、予算を抑えたい若者にとっては、非常に優れた選択肢となるでしょう。
一方で、自分だけのスタイルを確立したい人や、品質を重視する人には向いていません。
周りの評価に流されるのではなく、ブランドの特徴を理解した上で、自分の目的や価値観に合っているかを判断することが大切です。