クラッチバッグがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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クラッチバッグは、持ち手や肩ひもがない小型のバッグです 。結婚式のようなフォーマルな場所では、スーツの形を崩さないために持つ人も多いですよね 。   

でも、普段の街なかで見かけると、一部では「ダサい」「時代遅れだ」なんていう、厳しい意見もあるようです。

SNSやYouTubeをのぞいてみると、スタイルによっては「終わった」「見てて恥ずかしい」といった声も見つかります。

そこでこの記事では、クラッチバッグがなぜダサいと言われてしまうのか、その理由をSNSなどの声もふまえながら探っていきます。あわせて、クラッチバッグがおすすめな人、そうでない人についても解説します。

「クラッチバッグが欲しいけど、もしかしてダサい?」と不安に思っている人は、ぜひ参考にしてください。

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目次

クラッチバッグとは?

クラッチバッグは、ハンドルやショルダーひもがなく、手で掴んだり抱えたりして持つ小さなバッグのことです 。   

日本での歴史は意外と古く、明治時代には書類入鞄として使われていた記録もあります 。欧米では1930年代ごろから、女性がパーティーで使うフォーマルなアイテムとして広まったようです 。   

ここで大事なのが、セカンドバッグとの違いです。

辞書で引くと、クラッチバッグはセカンドバッグとも呼ばれる  と書かれていて、本来は同じものを指す言葉でした。   

でも、今の日本のファッションでは、この2つの言葉が持つイメージは全然違います。

  • セカンドバッグ: これが、多くの人がダサいと感じるイメージの元になっているようです。バブル時代  に流行った、マチが厚くてテカテカした合皮のおじさんくさいスタイルを思い出させます。   
  • クラッチバッグ: 今のファッションアイテムとして、薄くスリムにデザインされたものを指す言葉として使われることが多いです。

クラッチバッグがダサいと言われるのは、このセカンドバッグが持つ強烈なマイナスイメージと、切っても切れない関係にあるんです。

クラッチバッグがダサいと言われている理由

クラッチバッグを見て「センスがない」「野暮ったい」と感じる人がいるのには、ちゃんとした理由があるようです。SNSなどで見かける「恥ずかしい」「安っぽい」という声は、どこから来るのでしょうか。

セカンドバッグのイメージが抜けず、時代遅れに見える

クラッチバッグがダサいと言われる一番の理由は、やっぱり「昭和のセカンドバッグ」のイメージが強すぎるからでしょう 。   

SNSで「クラッチバッグ=おじさん」とからかわれる時、そのおじさんというのは、バブル期  のセカンドバッグを持った、ちょっと古いスタイル  の人物像を指しています。   

そのダサいセカンドバッグの特徴は、やたらと分厚いマチ 、光沢のある安っぽい合皮、必要以上に大きなブランドロゴ  などです。   

こういう特徴があるバッグは、ただ古いだけじゃなく、時代遅れなのに気づいていない感じや、過去の流行にしがみついている「終わった」感じがしてしまいます。

新しくて洗練されたクラッチバッグを選んだとしても、周りからは「あの頃の人」という目で見られてしまうんじゃないか。それが、買うのをためらう一番の不安要素かもしれません。

「オラオラ系」や「キメすぎ」な印象が恥ずかしい

昭和のおじさんとは別のイメージで、もう一つ強いマイナスイメージがあります。それが「オラオラ系」  や「キメすぎ」  な印象です。   

全身をピチピチの黒い服で固めて、トゲトゲのスタッズ  や派手なアニマル柄  のクラッチバッグを持つスタイル。こういう威圧的で、気合いが入りすぎ  なコーディネートは、見ている側が「痛い」「恥ずかしい」と感じてしまうようです。   

最近のファッションは、力の抜けた「こなれ感」  や清潔感が大事にされます。その正反対にあるオラオラ系  のスタイルは、ちょっとやりすぎに見えがちです。その小道具としてクラッチバッグが使われると、バッグ自体も「センスがない」と思われてしまいます。   

普段着に不釣り合いなほどギラギラしたクラッチバッグを合わせるのも、このキメすぎ  な感じを強くして、お笑い芸人みたい  なちぐハグさを生んでしまいます。   

持ち方が「ダサい」—小脇に抱えるスタイルへの酷評

バッグのデザインが良くても、持ち方ひとつで全部ダメになってしまうのが、クラッチバッグの難しいところです。

YouTubeやSNSで「クラッチバッグのダサい持ち方」として一番きびしく言われているのが、小脇に抱えるスタイルです 。   

この持ち方がなぜダサいかというと、集金のおじさんそのものに見えたり、昭和のスタイル  を感じさせたり、一部のヤンキー持ち  に見えて威圧的だったりするからです。   

逆に、ダサく見えないとされる、バッグの上角を軽くつまむ持ち方  や、底を軽く持つ持ち方  は、確かにオシャレですが、誰でも自然にできるわけではありません。   

ここに、購入を迷う人の落とし穴があります。バッグを落とさないか、持ち方が変じゃないかと不安になればなるほど、人は一番安全な持ち方、つまり小脇にしっかり抱える動きを無意識にしてしまいます 。   

皮肉なことに、その不安からくる行動こそが、世間から一番「ダサい」と言われる集金スタイルになってしまうんです。   

片手がふさがり、実用性が低くて「邪魔」

オシャレかどうかより、単純に機能性の問題もあります。クラッチバッグは、どうしても片手がふさがってしまいます 。   

スマートフォンを操作したい時、飲み物を持つ時、雨の日に傘をさす時、電車のつり革を掴む時。

日常生活のあらゆる場面で、クラッチバッグは正直邪魔になりがちです。   

SNSなどで「買って後悔した」という人の声の多くは、この使いにくさが原因です。「飲み会に持っていったら置き場所に困って、結局トイレに忘れた」  なんていう失敗談もよく見かけます。   

この不便そうな様子は、周りの目にも映ります。スマホを見るために、クラッチバッグを必死に脇に挟み直したりする姿は、スマートには見えません。「あんなに不便そうなのに、なんでわざわざあのバッグを?」という違和感が、「キメすぎ」  で「ダサい」という印象を強くしてしまうのかもしれません。   

クラッチバッグの評判・口コミ

ここでは、クラッチバッグについてのSNSやネット上の「良い口コミ」と「悪い口コミ」を整理します。このアイテムが持つ、両極端な評価がよくわかります。

良い口コミ

  • 結婚式で使ったら、スーツのポケットが膨らまなくてシルエットがキレイなままだった    
  • ご祝儀袋や袱紗、スマホ、小さい財布がちょうど入るサイズで便利    
  • 財布と鍵とスマホだけ持って近所に出る時、ポケットに入れるよりスッキリ見える    
  • 大きなカバンの中の「バッグインバッグ」として活躍してる。大事なものだけまとめておけて、ランチの時はこれだけ持って行けるから楽    
  • 良い革のクラッチは、持つだけで服装全体が引き締まる。安いものとの差がハッキリわかる    
  • ジャケットやシャツにシワがつかないのが良い    

悪い口コミ

  • 買った直後は使ったけど、結局片手がふさがるのが邪魔で使わなくなった    
  • 飲み会に持っていったら置き場所に困った。床にも置けず、結局トイレに忘れて帰った    
  • どう持っても「集金の人」  か「キメすぎな人」  にしか見えない。正解がわからない   
  • 小脇に抱えて歩いていたら、友達に「その持ち方、昭和かよ」って笑われて恥ずかしかった    
  • 安い合皮のものを買ったら、テカテカ光って本当に安っぽく、一回も使ってない [User Query]
  • スマホ決済がメインになったら財布すら持たなくなり、これを持つ意味がわからなくなった

クラッチバッグがおすすめな人

これまでの流れでクラッチバッグに不安を感じたかもしれませんが、うまく使いこなせる人もいます。クラッチバッグがおすすめな人を、3つのポイントでわけてみました。

結婚式やパーティーに手ぶらで参加したくない人

クラッチバッグが一番活躍できて、社会人として「正解」とされるのが、結婚式やパーティーのようなフォーマルな場所です 。   

男性ゲストが手ぶらで参加しても間違いではありませんが、実際にはご祝儀(袱紗)、財布、スマホ、ハンカチなど、最低限の荷物はあります 。   

これらを全部スーツのポケットに入れると、ポケットがパンパンに膨らんで、せっかくのスーツの形が崩れてしまいます。この状態が、一番「野暮ったい」んです 。   

かといって、仕事用のビジネスバッグや普段使いのトートバッグ、リュックを持ち込むのは、フォーマルな場にふさわしくありません 。   

そこで、これらの問題を全部解決してくれるのがクラッチバッグです。必要な荷物をスッキリと収納し、スーツのきれいなシルエットを保てるため、フォーマルな場面では「一択」  と言われるほど、ベストな選択になります。   

荷物を最小限に抑える「手ぶら派」の男性

普段から持ち歩くものが「スマホ、財布(カードケース)、鍵、イヤホン」くらいで全部すんでしまう、本物のミニマリストにもクラッチバッグは向いています 。   

こういう人たちの悩みは、荷物が少なくても、それをパンツやジャケットのポケットに入れると、服が型崩れしたり、シルエットが崩れたりすることです。

こういう「手ぶら派」の人にとって、クラッチバッグは「カバン」というより、「服の外側につける便利なポケット」という感覚に近いかもしれません。財布と一体化したクラッチウォレット  なども、この使い方にぴったりです。荷物を「運ぶ」ためじゃなく、「スマートにまとめる」ために使うわけです。   

上級者:持ち方や素材選びを徹底できる人

クラッチバッグは、ファッション中級者以上が持つ「上級者アイテム」です。これまでにあげた「ダサいと言われる理由」  を全部わかった上で、それらを意識的に避けられるスキルがある人なら、とても良いアクセサリーになります。   

具体的には、

  1. 素材選び: 「安っぽい」とバレるテカテカの合皮や、威圧的なアニマル柄  を避け、上品に見える革素材  にちゃんと投資できる。   
  2. 形選び: 「昭和のおじさん」  を思い出させる「マチが厚すぎる」  ものを避け、薄型でA4以下の小さいサイズ  を選べる。   
  3. 色選び: 服から浮いてしまう派手な色を避け、全体を引き締める黒  や、靴と合わせたネイビー、ブラウン  などを選べる。   
  4. 持ち方: 不安から「小脇に抱える」  ことをせず、練習してでも「つまみ持ち」や「底持ち」  を実践し、「こなれ感」  を出せる。   

このアイテムは、何もしなければ「ダサい」状態からスタートします。上記のスキルがあって初めて「オシャレ」に変わる、難しいアイテムだと知っておく必要があります。

クラッチバッグがおすすめできない人

逆に、クラッチバッグを持つことで、かえって「ダサい」と思われてしまう可能性が高いのはどんな人でしょうか。

実用性や収納力をカバンに求める人

クラッチバッグは、カバンというよりアクセサリーに近いです。収納力や「両手が空く」という便利さは、リュックやトートバッグと比べると、間違いなく最低レベルです 。   

もしあなたがカバンに、「ノートPCや水筒を入れたい」「買い物の荷物を入れたい」「移動中にスマホを自由にいじりたい」という実用性を少しでも期待しているなら、クラッチバッグは絶対にやめたほうがいいです。

「買って後悔した」  人のほとんどは、この実用性への期待が裏切られたことが原因です。   

荷物が多い人が、小さなクラッチバッグと、もう一つ紙袋などを持っている姿は、バランスが悪く見えてしまいます。

ファッションのTPOやコーディネートを考えない人

クラッチバッグは、服装全体のバランスを見て「アクセント」として使う上級者アイテムです 。TPO(時・場所・場合)や服装のバランスを考えずに使うと、そのちぐハグさが悪目立ちし、「ダサい」感じが際立ってしまいます。   

例えば、「Tシャツ・短パン・サンダル」というすごくラフな格好に、カッチリした革のクラッチバッグを持つスタイル。本人は外しのつもりでも、周りからはキメすぎでお笑い芸人みたいな、おかしな格好に見える危険があります。   

クラッチバッグは失敗を大きく見せるアイテムです。コーディネートがうまくいっている時は、それを良く見せてくれますが、少しでもバランスが崩れていると、その「ダサさ」を何倍にも目立たせてしまうんです。

「ダサい」という世間のイメージが少しでも気になる人

まさにこの記事を読んでいる「クラッチバッグが欲しいけど、ダサいと思われないか不安」な人、あなた自身のことです。

はっきり言ってしまうと、「ダサいと思われないか」と少しでも不安に思う人は、クラッチバッグを買うべきではありません。

なぜなら、その不安、つまり「おどおどした態度」は、必ず「持ち方」や「ふるまい」に出てしまうからです。

さっきも書いた「不安の罠」の通りです。

  1. 「ダサいと思われたくない」と不安に思う。
  2. バッグを落とさないよう、一番「安全」だと感じる「小脇に抱える」持ち方  を無意識にしてしまう。   
  3. その「小脇に抱える」姿こそが、世間が「ダサい」と感じる「集金のおじさん」や「昭和のスタイル」そのもの。   
  4. 結果、周りから「ダサい」と思われて、不安が現実になる。

この悪循環は、なかなか避けられません。クラッチバッグをオシャレに持つために絶対に必要なのは「こなれ感」 、つまり「自信」です。不安を抱えたままでは、自信に満ちたつまみ持ちなんてできるはずがなく、一番ダサい持ち方になってしまうんです。   

クラッチバッグのおすすめポイント

「ダサい」と言われる理由をたくさん書きましたが、それでもクラッチバッグにしかない良い点ももちろんあります。ここでは、その代表的なポイントを3つ紹介します。

スーツやジャケットのシルエットを崩さない

クラッチバッグの一番のメリットは、服のシルエットをきれいに保てることです 。これは結婚式だけの話ではありません。   

ビジネスカジュアルのジャケパンスタイルや、良いレストランに行く時のジャケット姿。こういうシルエットのきれいさが大事な服装の時に、ポケットが財布やスマホで膨らんでいるのは、とても野暮ったい感じがします。

クラッチバッグは、それらの荷物を体から離して、服本来のきれいなラインを保つための、一番スマートなやり方です。ショルダーバッグのように肩に跡がついたり、服にシワが寄ったりすることもありません 。   

バッグインバッグとしての高い機能性

これは見落とされがちですが、すごく実用的な使い方です。クラッチバッグを単体で使うんじゃなく、「バッグインバッグ」(カバンの中の整理ポーチ)として使うんです 。   

普段は、通勤用のトートバッグやブリーフケースの中に、財布、名刺入れ、手帳、スマホなど、大事なものやよく使うものだけをクラッチバッグにまとめて入れておきます 。   

そして、

  • オフィスの自席から会議室へ移動する時
  • ランチで外に出る時
  • 出張先で、大きな荷物はホテルに置いて食事に出る時

こういう場面で、大きなカバンからこのクラッチバッグだけを取り出して持ち歩きます。

A4サイズの書類や13インチのPCが入るサイズのもの  もあり、この使い方なら「片手がふさがる」  デメリットも一番少ないです。「集金」  や「キメすぎ」  といった目で見られることもありません。クラッチバッグに慣れるための「入門編」としてもぴったりです。   

上質な素材を選べば、持つだけで洗練された印象を与える

「安っぽい」のがダサい理由の一つなら、その逆、つまりすごく上質であることは、「ダサい」のを防ぐ強い武器になります。

たとえば、ボッテガ・ヴェネタの「イントレチャート」  のような、一目でそのブランドだとわかる上質な革の編み込みや、丁寧になめされた高品質な革  を使ったクラッチバッグは、持つだけでコーディネート全体を格上げしてくれます。   

安い合皮のバッグが「キメすぎ」  で「恥ずかしい」印象を与えるのとは逆に、上質な素材のバッグは、大人の余裕や品格をプラスするファッションの一部として機能します。   

クラッチバッグのおすすめアイテム

「ダサい」イメージを避けて、メリットだけをうまく取り入れるには、どんなアイテムを選べばいいのでしょうか。ここでは、マイナスイメージを払拭しやすい、具体的な特徴を持つブランドやアイテムを紹介します。

【ポーター(Porter)】ビジネスにも使える高い機能性と耐久性

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日本の老舗カバンメーカー、吉田カバンが手がけるポーター 。ポーターが選ばれる理由は、オシャレさを超えた「高い技術」と「高品質」なモノづくりへの信頼感です 。   

クラッチバッグも同じで、レザーや丈夫なオリジナル生地  を使い、ペン差しや細かな仕切りポケットなど、日本のビジネスマンが使いやすいように考えられた「収納力や機能性」の高さ  が特徴です。   

これによって、さっき紹介した「バッグインバッグ」  やビジネスでの使用  にぴったりです。「安っぽい」の正反対にある「高品質な道具感」が、「昭和」や「オラオラ系」のイメージを消してくれます。   

【イルビゾンテ(Il Bisonte)】革の経年変化(エイジング)を楽しめる

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イタリア・フィレンツェ生まれのイルビゾンテ 。このブランドの一番の特徴は、上質なバケッタレザー  が見せる「経年変化(エイジング)を楽しめる」  ことです。   

新品がゴールではなく、使い込むほどに色が濃く深くなり、革が柔らかく手になじんでいきます 。この「革を育てる」という感覚は、「昭和のセカンドバッグ」  が持つ「テカテカの合皮」「使い捨て」のイメージとは全く逆のものです。   

「時代遅れ」になるどころか、時間ととも自分だけのカバンに仕上がっていくので、長く使うことで「安っぽい」 とは無縁の存在感を放ちます。

【タケオキクチ(Takeo Kikuchi)】多様なシーンに対応する汎用性の高さ

日本のメンズブランド、タケオキクチ 。ここのクラッチバッグの強みは、日本の生活に合わせた「スマートで機能的」なデザインと、「汎用性の高さ」  です。   

ビジネスに合うシックなものから、休日のラフな格好に合うものまで、種類が豊富です 。   

そして一番のおすすめポイントが、「ショルダーベルト」が付属する2way仕様のモデルが多い  ことです。   

これは、購入を迷っている人にとって最強の「保険」になります。「片手がふさがるのが邪魔」 、「持ち方がダサいと言われるのが怖い」  というクラッチバッグの2大デメリットを、ショルダーベルトが解決してくれます。普段はショルダーで使い、フォーマルな時や荷物が少ない時だけクラッチとして持つ、という使い分けができるのは大きいです。   

【ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)】高級感で「ダサい」イメージを払拭する

イタリアの高級ブランド、ボッテガ・ヴェネタ。このブランドを選ぶ理由はたった一つ、ブランドの顔である「イントレチャート」(革の編み込み)  が持つ、圧倒的な高級感です。   

ボッテガ・ヴェネタのクラッチバッグを持つことは、「クラッチバッグ」というアイテムの評価ではなく、「ボッテガ・ヴェネタ」というブランドの評価で見られることを意味します。

これにより、「昭和のセカンドバッグ」 、「オラオラ系」 、「安っぽい」、「集金」  といった、これまであげてきた全てのマイナスイメージを、ブランドの力(と価格)で吹き飛ばすことができます。「ダサい」かどうかという議論が始まる前に、その土俵自体を変えてしまう力があります。   

まとめ

クラッチバッグが「ダサい」と言われるのには、昭和のセカンドバッグのイメージと、威圧的なオラオラ系のスタイルという、2つのハッキリとしたマイナスイメージが根強くあることが原因です。   

特にマチが厚いデザインや、小脇に抱える持ち方は、そういったダサいイメージをすぐ思い出させてしまいます。   

でも、その一方で、使い方を結婚式・パーティーやバッグインバッグにしぼれば、これほど服のシルエットをきれいに保ち、荷物をスマートに運べる便利なアイテムもありません。   

購入を迷っている人への結論として、もし普段のオシャレとしてクラッチバッグを持ちたいなら、それは上質な素材を選び、こなれた持ち方を意識し続ける必要がある、かなり難易度の高い上級者向けのアイテムだと考えるべきです。   

もし、そのスキルに自信がない、あるいは片手がふさがるのが邪魔という不便さが気になるなら、まずはタケオキクチ  のようなショルダーベルト付きの2wayタイプを選び、リスクを減らしながら試してみるのが、一番かしこい選択かもしれません。   

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