ダック生地を使ったワークウエアで知名度をあげ、人気のCarhartt（カーハート）。
Cの文字にCarharttの文字が入った、豊かさを表すシンボルである「コーヌコピア」と呼ばれる、ギリシャ神話に登場するゼウスに乳を与えたヤギの角がモチーフとなっているお馴染みのロゴは、誰もが目にしたことがあるのではないでしょうか？
最近再び聞くようになったけれど、ダサいし野暮ったくて時代遅れという人もいます。
そこで今回は、カーハ―トがダサいのかと、どんな人におすすめなのか解説していきます。
カーハートがダサいと言われている理由
カーハートはアメリカ発祥の130年以上続くワークウエアブランドとして産声をあげ、1990年代後半からストリートカルチャーで大流行したブランドです。
そんなカーハートですが、一部に
- カーハートは時代遅れ
- カーハートは野暮ったい
といった声もあります。
アイテムそのものがダサい・野暮ったいわけではなく、アイテムの着こなしや来ている人のイメージでダサく見えてしまう事もあります。
カーハートがダサく見える要因を挙げてみます。
時代遅れ
カーハートは1889年にアメリカで生まれた130年以上続くワークウエアブランドで、ダック生地を使った丈夫なウエアを作り、鉱山や工場の労働者を支えていました。
1990年代になると、タフでリーズナブルなカーハートのウエアが若者に受け、ヒップホップやストリートシーンを中心にファッションに取り入れられるようになりました。
また、A.P.Cやsacai、nike SBなどの人気ブランドとの人気ブランドとのコラボアイテムも発表されており、現在でも人気のブランドです。
シンプルで定番アイテムのカーハートはどんな年代でも受け入れてくれるウエアで時代遅れなんて事はありません。
野暮ったい
カーハートのウェアは「野暮ったい」との意見も一部あるようです。
ワークウエアを中心に展開している、ゆったりしたシルエットで無骨なカーハートが野暮ったく見えるのは、洋服のせいではなく、むしろ着こなしのせいです。
最近のアイテムはサイズ感やディテールなど、今っぽく仕上げてありますので野暮ったく見える心配は不要です。
例えば、『カーハート』サンドストーンベストは合わせるアイテムの質感やサイズ感をうまく合わせないと野暮ったく見えるアイテムだと思います。
しかしながら、カーハートのアイテムはむしろシンプルで大人っぽいデザインが多いので、合わせ方を間違えなければ、旬なストリート感を出すのは難しくないです。
カーハートの評判・口コミ
では、カーハートの評判をXにて調べてみましたので紹介します。
カーハートの良い口コミ
カーハートのシンプルなウエアはシンプルでオシャレ。
若い男女やおじさんにも好評です。
カーハートの悪い口コミ
一方でダサいという意見があるのも確かです。
カーハートがおすすめな人
近年カーハート人気は再燃していて、以前より人気が出てきている注目すべきブランドです。
そんなカーハートですが、どんな人におすすめなのか例を挙げてみます。
経年変化を楽しみたい人
カーハートのウエアはダック生地やデニム生地など丈夫なものが多いです。
着込んでいくほど、色褪せやアタリが出て、どんどん体に馴染んでいくので、経年変化を楽しみながら長く愛用していけるのが良いところです。
丈夫な服を長く着たい人
カーハートの起源は頑丈で機能的なワークウエアであり、シンプルかつクラシックなデザインが特徴です。
カーハートで使われているダック生地は、摩擦やひっかきに強く、水や汚れにも耐える事ができるタフなアイテム。また、縫製にもこだわっていて、トリプルステッチという３本の糸で縫う技法を採用していて、「これぞワークウエア」という抜群の強度です。
また、シンプルかつ普遍的なデザインは飽きがこなく、丈夫さも相まって長い間愛用できるウエアと言えます。
ゆったりしたシルエットの服が好きな人
ワークウエアを起源とするカーハートは、90年代にヒップホップやクラブミュージック、スケートボードなどのサブカルチャーと相まってストリートウエアとしての地位を確立しました。
現在のようにストレッチ素材が一般的でなかった当時、ワークウエアを起源とする丈夫でゆったりとしたシルエットが、ヒップホップダンスやスケートボードなどのストリートカルチャーで丈夫で動きやすいと支持されています。
カーハートの起源や歴史背景もありますが、ルーズでゆったりとした着こなしが似合うアイテムたちでもあります。
カーハートがおすすめできない人
カーハートをおすすめできない人として、以下の人が考えられます。
- 細めのシルエットが好きな人
- 硬くて重い生地が苦手な人
- 経年変化を楽しめない人
順に説明していきます。
細めのシルエットが好きな人
カーハートのアイテムはワークウエアを起源としているため比較的ゆったりめでルーズなシルエットのアイテムが中心になります。
ゆったりめのトップスに細身のスキニーパンツという着こなしもオシャレに見えますが、全体的にルーズなシルエットのウエアが多く、全体的にゆったりとした着こなしと相性がいいです。
ほそめでスタイリッシュなシルエットが好みの方には合わないかもしれないです。
硬くて重い生地が苦手な人
カーハートのアイテムは、高品質なコットンを使用した縫製のしっかりしたウエアが多いです。
丈夫で耐久性がある長く着用できるアイテムですが、ナイロンやハイテク素材を使用しているアウトドア系のアイテムと比べると、重量感があり、動きにくかったり重たく感じて疲れてしまうと感じてしまうでしょう。
また、着心地を重視している近年のファストファッションアイテムと比べてもしっかり作られている分、やはり重たいと感じてしまいます。
快適性や軽やかな着心地を求める方には、向いていないと思います。
ただ、最近はストレッチの入ったアイテムも登場していますので、こういったウエアなら快適に着れるので、自分の欲しいアイテムにマッチしたものがあれば購入してみてもいいかも知れないです。
経年変化を楽しめない人
カーハートのアイテムは、使えば使うほど味が出て、風合いが増していくという魅力がありますが、
「いつも新品のような綺麗な状態で着たい」
という風合いを楽しめない人にとっては、古っぽいと感じてしまうと思います。
カーハートのおすすめポイント
ここでは、カーハートのおすすめのポイントを紹介していきます。
シンプルで飽きのこないデザイン
カーハートは以前より変わらないベーシックなデザインで「普通過ぎて面白みのないワーク系ストリートブランド」から、近年「最も売れている人気ブランド」へ変わりだしています。
シンプルで無駄な装飾のないオーセンティックなデザインは、飽きがこなく手持ちのアイテムとも合わせやすいです。
ワークテイストやアメカジの定番アイテム
カーハートはベーシックで本物であり続ける事にこだわったブランドです。
ヒップホップやスケートボードなどのストリートカルチャーで人気に火が付きましたが、本来のワークウエアとしてアメカジとの相性も抜群に良く、長い幅広い世代で支持され続けています。
「流行ってるから買ったけど飽きちゃった」
なんていう事もなく、トレンドに合わせて着用しつつ、自身のワードロープの一つとして長く愛着を持って着れる魅力的なブランドです。
長く着られる丈夫さ
カーハートは生地にやj縫製にもこだわりのある老舗のワークウエアブランドです。
ヘビーローテーションでガンガン着まわしても丈夫で長持ちです。ハイテク素材を使ったウエアと一線を画するのが、長期の着用によるダメージが「古くささ」ではなく「風合い」として味になっていく事ではないでしょう。
自分と共に成長していくアイテムは長く使っていく事で、さらに愛着がわく事間違いなしです。
カーハートのおすすめアイテム
ワークウエアとしての機能性や剛健さを有しながら、ストリートファッションのアイテムとしても注目されるカーハート。
タウンユースとして使える、おすすめ定番アイテムを紹介していきます。
カーハート アクティブジャケット
カーハートの人気アウターである「アクティブジャケット」はおすすめです。
ダック生地を使った本格的なワーク仕様になっていますが、タウンユースでも大活躍する人気の定番アイテムです。
良い感じに使用感がでるようにガンガン着倒してください。
カーハート B151 ペインターパンツ
ワークウエアの定番アイテム「B151 ペインターパンツ」
シルエットはゆったりめのルーズフィットで、ツールポケットやハンマーループもしっかりと作り込まれています。
アメカジスタイルやストリートファッションにもハマる万能アイテムです。
カーハート ミッドウェイト フード スウェット
上質なコットンを使用して、カラーバリエーションも豊富な「ミッドウエイトフードスウェット」です。
ゆったりめのシルエットでシンプルなデザインは、ルーズなパンツでもスキニーパンツでも似合う万能アイテムです。
アメリカンサイズなのでワンサイズ小さめを選んでもいいかも知れないです。
まとめ
カーハートは130年以上続く老舗のワークウエアブランドです。
長い間多くの人から愛され続けるブランドで「カーハートはダサくない」です。
ストリートファッションの代表的な定番ブランドで、年代を気にすることなく長く多くの人に愛される定番商品で、シンプルかつ剛健なアイテムは、一度手にすると長く愛用する事ができるでしょう。
また、有名ブランドとのコラボレーションなども行っていてファッション業界でも注目されているブランドです。
これからカーハートを購入しようと考えてる人は、末永く付き合っていけるウエアとして安心して取り入れて下さい。
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