ビスチェがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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Tシャツやシャツに重ねるだけで、いつものコーディネートをぐっとおしゃれにしてくれるビスチェ。

多くのファッションブランドから多様なデザインが登場し、今やトレンドの重ね着スタイルに欠かせないアイテムです。

しかし、その一方で着こなしが難しそう、なんだか下着みたいでダサいかも、といった不安の声もあるようです。

そこで本記事では、ビスチェがダサいと言われる理由を掘り下げ、SNSの評判や口コミを交えながら、おすすめできる人・できない人を詳しく解説します。

ビスチェが欲しいけど、もしかして時代遅れ?と不安な人はぜひ参考にしてください。

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目次

ビスチェとは?

ビスチェはもともとフランス語で、肩ひもがなく、ブラジャーとウエストニッパーが一体化したような女性用の下着を指す言葉でした

そのルーツは16世紀のヨーロッパにあり、貴族の女性たちがウエストを細く見せるために着ていたコルセットが原型とされています

歴史的には下着としての役割が強かったビスチェですが、1980年代にマドンナなどのスターがアウターとして着用したことで、ファッションアイテムとして知られるようになりました

現代のビスチェは、かつてのような補正機能はほとんどなく、Tシャツやブラウス、ワンピースなどの上に重ねて着るアイテムとして広く親しまれています

素材もニットやデニム、チュールなど様々で、コーディネートのアクセントとしてファッションの幅を広げる存在です。

この下着からアウターへという歴史が、ビスチェの着こなしの魅力と難しさの両方を生んでいるのかもしれません。

ビスチェがダサいと言われている理由

トレンドアイテムとして人気の一方で、なぜビスチェはダサい、野暮ったいと言われてしまうことがあるのでしょうか。

その背景には、デザインの選び方や体型との相性、着こなしの失敗といった、いくつかの理由が隠れているようです。

下着っぽく見えてしまうから

ビスチェが敬遠される一番の理由は、下着を連想させてしまうことかもしれません。

特に、光沢のあるサテン生地や繊細なレース、透け感の強いチュール素材のものは、デザインによっては下着をそのまま着ているように見えてしまうことがあります

SNSなどでは、高見えすると思って買ったレースのビスチェが、どう着ても下着にしか見えなかった、という失敗談も見られます。

これは、アイテム単体だけでなく、コーディネート全体のバランスが原因のことが多いです。

例えば、カジュアルなTシャツとデニムに、ドレッシーすぎるビスチェを合わせると、テイストがちぐはぐになり浮いて見えてしまいます。

この問題を避けるには、素材選びが重要です。

ニットやデニム、ハリのあるコットンなど、明らかに洋服とわかる素材を選ぶと、下着っぽさを感じさせません

レースやチュールなどの繊細な素材を選ぶ場合は、あえてTシャツやスウェットなどカジュアルなアイテムと組み合わせることで、逆におしゃれなミックススタイルとして着こなせます

一昔前の流行に見えるから

ファッションには流行の波があり、ビスチェも例外ではありません。

数年前に流行したデザインをそのまま着ていると、時代遅れな印象を与えてしまうことがあります。

具体的には、体を締め付けるコルセット風のデザインや、以前ブームになった肩ひもが極端に細いキャミソールタイプのビスチェは、今見ると少し古く感じられる可能性があります

2025年現在のトレンドは、よりリラックス感のあるデザインが主流です。

例えば、柔らかなニット素材のビスチェ、裾がふわりと広がるペプラムデザイン、丈の短いクロップド丈、そしてカジュアルなデニム素材などが人気を集めています

パールやフリンジなどの装飾が施されたデザインも、コーディネートの主役として注目されています

ビスチェを選ぶ際は、素材やシルエットが今のトレンドに合っているかを確認することが、時代遅れに見せないためのポイントです。

体型に合っていないから

ビスチェは体のラインに沿うコンパクトなシルエットのため、体型との相性がはっきり出やすいアイテムです。

特に、バストのサイズや骨格タイプによっては、うまく着こなせないと感じる人も少なくありません。

バストが大きい人は、ビスチェを着ると胸が強調されすぎてパツパツに見えたり、太って見えたりする悩みを抱えがちです

逆にバストが小さい人は、胸元が浮いてしまったり、動いているうちにずり落ちてきたりする問題に直面することがあります

YouTubeで、インフルエンサーが胸の大きい人にとってビスチェは一番探すのが難しいアイテムと語る動画もあり、フィット感に悩む人が多いことがわかります

また、骨格タイプによっても得意・不得意があります。

上半身に厚みがある骨格ストレートの人は着太りしやすく、華奢な骨格ウェーブの人はスタイルアップしやすいと言われています

骨格がしっかりしたナチュラルの人は、タイトすぎると窮屈に見えることもあります

このように、ビスチェは体型をカバーしてくれるというより、体型と向き合うアイテムです。

購入前には試着を重ね、自分の体をきれいに見せてくれる一着を慎重に選ぶことが大切です。

コーディネートが野暮ったいから

デザインやフィット感が完璧なビスチェを選んでも、コーディネート次第で野暮ったい印象になってしまうことがあります。

よくある失敗は、メリハリのなさとボリューム感のミスマッチです。

重ね着するインナーとビスチェを似たような色や素材で合わせると、全体がのっぺりして見えてしまいます

おしゃれに見せるコツは、色や素材でコントラストをつけることです

また、コーディネート全体のシルエットも重要です。

ゆったりしたシャツの上にタイトなビスチェを無理に重ねると、中で生地がごわついて不格好に見えます

タイトなビスチェにはボリュームのあるボトムス、デザイン性の高いビスチェにはシンプルなインナーとボトムス、というように全体のバランスを考えると、洗練された着こなしになります

ビスチェの評判・口コミ

実際にビスチェを着ている人はどう感じているのでしょうか。SNSなどから良い口コミと悪い口コミを集めてみました。

良い口コミ

  • いつもの白Tシャツとデニムに重ねるだけで、一気にこなれ感が出ておしゃれに見える
  • 自然とウエストマークされるので、ウエスト位置が高く見えて脚長効果がすごい
  • マンネリ化していた手持ちのシャツやワンピースの印象がガラッと変わり、着回しの幅が広がった
  • オーバーサイズのシャツに重ねると、シルエットが引き締まってメリハリが生まれる
  • パンツとセットアップになっているものを買ったら、コーディネートに悩む必要がなくてとても楽だった

悪い口コミ

  • 胸が小さいせいか、歩いているうちにどんどんずり落ちてきて、何度も直すのがストレス
  • 胸が大きくてビスチェがパツパツになり、余計に太って見えてしまった
  • 通販で安く買ったら、生地がペラペラでどう見ても下着にしか見えなかった
  • 肩ひもが細いデザインを選んだら、自分の肩幅のがっしり感が強調されて似合わなかった
  • おしゃれだと思って買ったものの、結局どう合わせたらいいか分からず、一度も着ないままタンスの肥やしになっている

ビスチェがおすすめな人

これまでの内容から、ビスチェは次のような人におすすめです。

手持ちのシンプル服をアップデートしたい人

手持ちの服がTシャツやシャツなどシンプルなものが多い人には、ビスチェは特におすすめです。

いつもの服に一枚重ねるだけで、ぐっと今っぽい雰囲気になりますよ

たくさん服を買い足さなくても、手軽におしゃれの鮮度を上げたい人にぴったりです。

コーディネートにメリハリをつけたい人

オーバーサイズのシャツやゆったりしたワンピースは楽ですが、寸胴に見えてしまうことも。

ビスチェはそんな悩みを解決してくれます。

ウエスト部分をマークすることで、のっぺりしがちなシルエットにメリハリが生まれ、女性らしいラインを作ってくれます

スタイルアップしたい人には、とても効果的なアイテムです。

トレンドを手軽に取り入れたい人

毎シーズン、全身をトレンドアイテムで固めるのは大変ですが、小物やアクセントになるアイテムで流行を取り入れたい人にもビスチェはおすすめです。

ニットやチュール、デニムなど、そのシーズンのトレンド素材のビスチェを一つ持っておくだけで、コーディネート全体が今っぽくなります

手軽にトレンド感を演出したい人にとって、便利なアイテムと言えるでしょう。

ビスチェがおすすめできない人

一方で、ファッションへの考え方やライフスタイルによっては、ビスチェが合わない人もいます。

購入後に後悔しないために、次のような人は慎重に検討したほうが良いかもしれません。

重ね着が苦手な人

ビスチェは重ね着が前提のアイテムです。

インナーに何を着るか、ボトムスとのバランスはどうするか、といったコーディネートを考える必要があります

一枚でコーディネートが完成する服が好きで、重ね着を面倒だと感じるなら、ビスチェはあまり着る機会がないかもしれません。

着心地や動きやすさを優先する人

ビスチェは体にフィットするデザインなので、Tシャツなどに比べるとある程度の締め付け感があります。

口コミにもあったように、体型によってはズレてくる感覚があったり、常にフィット感を気にする必要があったりします

ファッション性よりも、ストレスのない着心地や動きやすさを最優先する人にとっては、少し窮屈に感じられるかもしれません。

自分に合う一着を探すのが面倒な人

ビスチェは体型との相性がとても重要です。

自分にぴったりの一着を見つけるには、試着を繰り返したり、自分の体型を理解した上で慎重に選んだりする手間がかかります

オンラインストアで気軽に服を買うことが多い人にとっては、このプロセスが面倒に感じられるかもしれません。

その結果、フィットしないものを買ってしまい、やっぱりビスチェはダサい、という結論になってしまう可能性があります。

ビスチェのおすすめポイント

着る人を選ぶ側面もありますが、それを上回る魅力があるのも事実です。

ビスチェが持つ優れたポイントを3つ紹介します。

一点投入で旬のスタイルが完成する

ビスチェの一番の強みは、その即効性です。

ごく普通のTシャツとデニムの組み合わせも、ビスチェを一枚重ねるだけで、一気におしゃれなスタイリングに見せることができます

コーディネートが何か物足りない時にプラスするだけで、全体の完成度をぐっと高めてくれる便利なアイテムです。

ウエストマークでスタイルアップできる

ビスチェは、自然な形でウエスト位置を高く見せてくれるため、スタイルアップ効果が期待できます

視覚的に腰の位置が上がることで脚が長く見え、全体のバランスが整います。

特に、ロング丈のワンピースやチュニック丈のシャツなど、重心が下がりがちなアイテムと組み合わせると効果的です。

初心者向けのデザインが豊富

重ね着が難しそう、という初心者の不安に応えるように、着こなしやすいデザインもたくさんあります。

シャツやブラウスとビスチェが一体化したドッキングトップスは、コーディネートを考える手間なく一枚で重ね着スタイルが完成します

また、同素材のパンツやスカートがセットになったセットアップも、組み合わせに悩む必要がなく、統一感のある着こなしが可能です

ビスチェのおすすめアイテム

これからビスチェに挑戦したい人に向けて、特におすすめの3タイプを紹介します。

これらを基準に選べば、失敗のリスクを減らせるはずです。

初心者でも挑戦しやすいニットビスチェ

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最も万能で、初めての人でも取り入れやすいのがニットビスチェです。

ニット素材は伸縮性があって着心地が良く、見た目にも下着感がないため、安心して着られます

シンプルなリブニットのデザインなら、Tシャツ、シャツ、ワンピースと、どんなインナーにも合わせやすく、着回し力も抜群です。

まずはベーシックな黒やベージュのニットビスチェから試してみるのがおすすめです

トレンド感のあるチュール・シアービスチェ

よりファッショナブルな着こなしを楽しみたいなら、トレンド感満載のチュールやシアー素材のビスチェがおすすめです。

軽やかで透け感のある素材が、コーディネートに女性らしいニュアンスを加えてくれます

シンプルなTシャツやタンクトップの上に重ねるだけで、一気に華やかな印象に。

素材自体にデザイン性があるので、インナーは無地のシンプルなものを選び、ビスチェを主役にするのが成功のコツです

コーディネートに悩まないセットアップやドッキングトップス

スタイリングに自信がない人や、忙しい朝に時間がない人にとって、最強の味方となるのがこのタイプです。

ビスチェとボトムスがセットになったセットアップは、着るだけで完成度の高いスタイルが手に入ります

また、インナーとビスチェが縫い合わされたドッキングトップスは、重ね着のごわつきや着崩れの心配がなく、一枚で簡単におしゃれが楽しめます

まとめ

ビスチェがダサいと言われるのには、下着に見えるデザイン、時代遅れのシルエット、体型とのミスマッチ、着こなしの失敗といった、はっきりとした理由がありました。

しかし、ニットのような洋服らしい素材を選び、自分の体型に合う一着を見極めることができれば、誰でもおしゃれに着こなせます。

インナーとの色や素材でメリハリをつけ、全体のバランスを少し意識するだけで、ビスチェは野暮ったいどころか、あなたのファッションを格上げする強い味方になってくれるはずです。

この記事を参考に、ぜひビスチェの着こなしを楽しんでみてください。

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