ジーンズをロールアップするのがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

  • URLをコピーしました!

ジーンズはいつの時代も定番のファッションアイテムですが、その着こなし方の一つであるロールアップについて、ダサいという声が一部であるようです。かつては当たり前のように行われていた裾を折り返すスタイルが、なぜ今になってネガティブな評価を受けてしまうのでしょうか。

これからジーンズを買おうとしている人や、手持ちのジーンズをどう履けばいいか悩んでいる人にとって、周りから変に思われていないかは気になりますよね。そこで本記事では、ジーンズのロールアップがダサいと言われる理由や、逆にかっこよく履きこなせる人の特徴について解説します。自分のスタイルに不安を感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ジーンズのロールアップとは?

ジーンズのロールアップとは、ズボンの裾を外側に折り返して履くスタイルのことです。

もともとは作業着として使われていたジーンズの裾が長すぎたときに、邪魔にならないように折り返していたのが始まりだそうです。それが次第にファッションとして定着し、足元に軽さを出したり、お気に入りの靴を目立たせたりするためのテクニックとして使われるようになりました 。   

ジーンズをロールアップするのがダサいと言われている理由

長年愛されてきたテクニックなのに、なぜ今ダサいと言われてしまうのでしょうか。SNSやネット上の声を調べてみると、いくつかの明確な理由が見えてきました。どうやら、ロールアップそのものが悪いというよりは、やり方やアイテム選びに問題があるケースが多いようです。

昔流行った裏地のチェック柄が古臭いから

これが一番大きな理由かもしれません。2000年代から2010年代にかけて、折り返すと裏地がチェック柄になっているジーンズが量販店などでたくさん売られていました。

当時はそれが流行っていたので良かったのですが、今のトレンドからすると、どうしても一昔前のファッションという印象を与えてしまいます。SNSなどでも、裏地のチェック柄が見えると中学生っぽいとか、子供っぽくて安っぽく見えるという厳しい意見が見られました 。あえて見せるデザインが、今は逆に野暮ったく見えてしまう原因になっているようです。   

折り返し方が適当で足が短く見えるから

ロールアップの幅やボリュームを間違えているのも、ダサいと言われる原因の一つです。裾を何回も折りすぎて足首に分厚いドーナツみたいな塊ができていたり、幅が太すぎたりすると、どうしても視線が下に向いてしまいます。

そうなると重心が下がってしまい、結果として足が短く見えてしまうんです。スタイルを良く見せたいはずなのに、これでは逆効果ですよね。特に太めのジーンズでこれをやると、作業着感が強くなってしまい、おしゃれとは程遠い印象になってしまいます 。   

季節感やTPOにあっていないから

真冬の寒い日に足首を出してロールアップしている人を見ると、見ているほうが寒くなってしまうという意見もありました。おしゃれは我慢とは言いますが、あまりに季節感がないと、無理して流行を追っているように見えてしまうのかもしれません 。   

また、少しきちんとした場所やビジネスシーンで、裾がバタついたロールアップをしていると、だらしないとか身だしなみが整っていないと思われてしまうこともあります。清潔感が大事な場面では、裾上げをしてスッキリ履くほうが好印象なようです 。   

ジーンズをロールアップするの評判・口コミ

街中やSNSで見かける、ジーンズをロールアップしている人に対する評判を整理してみました。良い意見もあれば、手厳しい意見もあるようです。

良い口コミ

・足元がスッキリして垢抜けた印象になる ・お気に入りの靴下やスニーカーをしっかり見せられる ・赤耳などのディテールが見えるとこだわりを感じる ・高価なジーンズを切らずに履けるのが嬉しい ・ローファーと合わせると大人っぽくてかっこいい

悪い口コミ

・足が短く見えてスタイルが悪くなる ・裏地の柄が見えると子供っぽくて安っぽい ・冬場にやっていると寒そうで見ていられない ・掃除中のような野暮ったさを感じる ・折り目が崩れていると不潔に見える

ジーンズをロールアップするのがおすすめな人

いろいろな意見がありますが、ロールアップは似合う人がやればとても魅力的なスタイルになります。ここでは、どんな人にならおすすめできるのか紹介します。

セルビッジなどこだわりのデニムを持っている人

本格的なデニム、特に旧式の織機で織られたセルビッジデニムを持っている人にはくにおすすめです。裾の裏側に赤いステッチのような耳がついているのが特徴ですね。

この耳を見せることは、良いデニムを履いているというさりげないアピールになります。ジーンズ好きの間では、これをロールアップして見せるのが粋だとされているので、ダサいと言われることはまずありません 。   

カジュアルでラギッドなスタイルが好きな人

骨格がしっかりしている人や、少し無骨なファッションが好きな人にも向いています。足元にボリュームが出ても体のバランスが崩れにくいですし、ブーツなどと合わせると男らしい雰囲気が出せます。

また、下半身が華奢で貧相に見えてしまう人も、あえて足元に重さを出すことで全体のバランスが整うことがあります 。   

靴をコーディネートの主役にしたい人

スニーカーや革靴が好きで、それをしっかり見せたいという人にとって、ロールアップは必須のテクニックです。

裾が靴に被ってしまうと、せっかくのデザインが隠れてしまいますよね。ロールアップで丈を調整すれば、靴の全体像をきれいに見せることができます。これはおしゃれのための計算されたロールアップなので、洗練された印象を与えられます 。   

ジーンズをロールアップするのがおすすめできない人

一方で、体型や好みによっては避けたほうが無難な人もいます。無理にロールアップするよりも、ジャストサイズで履いたほうが素敵に見えるかもしれません。

足の長さや身長にコンプレックスがある人

身長が低い人や、足を長く見せたい人にはあまりおすすめできません。パンツの裾で色が切り替わると、そこで視線が切れてしまい、足の長さが強調されてしまうからです。

スタイルアップを一番に考えるなら、裾上げをしてパンツと靴の色をつなげ、縦のラインを強調するほうが間違いなく足が長く見えます 。   

足首の太さが気になっている人

足首を見せることで細く見える効果を狙うこともありますが、これは逆効果になることもあります。特に裾に向かって細くなるテーパードパンツをロールアップすると、足首の太さが強調されてしまい、足全体が太く見えてしまうことがあるんです。

この場合は、フルレングスで隠してしまうか、ストレートシルエットのパンツを選んだほうがきれいに見えます 。   

きれいめファッションが好きな人

普段ジャケットを着たり、清潔感のある服装を好む人は、安易にロールアップしないほうがいいかもしれません。ロールアップはどうしてもカジュアルな印象が強くなるので、きれいめなスタイルとは相性が悪いことがあります。

もしやるなら、極細の幅で一回だけ折るなど、慎重なバランス調整が必要です。自信がない場合は、素直に裾上げをしたほうがスマートに見えますよ 。   

ジーンズをロールアップするのおすすめポイント

ここまで注意点をお伝えしてきましたが、正しく取り入れればメリットもたくさんあります。

足首を見せて抜け感を出せる

ファッションには3首を見せると細く見えるという法則があります。足首を少し見せることで、重たい印象になりがちなジーンズスタイルに軽さが生まれます。特に濃い色のジーンズを履くときなどは、肌を少し見せるだけで全体のバランスが良くなりますよ 。   

裾上げなしで丈を調整できる

ハサミを入れずに長さを変えられるのも大きなメリットです。今日はサンダルだから短めに、明日は革靴だから少し長めに、といった具合に、その日の気分や靴に合わせて調整できます。大切なジーンズを切りたくない人にとっても嬉しいポイントですよね 。   

シンプルな服装のアクセントになる

Tシャツとジーンズだけだと何か物足りない、というときに、ロールアップして裏地や靴下を見せることで、ちょっとしたアクセントになります。細部まで気を使っている感じが出て、おしゃれな雰囲気を作れます 。   

ジーンズをロールアップするのおすすめアイテム

ロールアップをおしゃれに見せるには、ジーンズ選びがとても重要です。ここでは、ロールアップしたときの見栄えが良い、間違いのないブランドを3つ紹介します。

A.P.C. アーペーセー プチニュースタンダード

フランスのブランド、A.P.C.の代表的なモデルです。 裾に向かってきれいに細くなっているので、ロールアップしても足元がもたつかず、スマートに見えます。裏地には赤耳がついているので、折り返したときの見た目もバッチリです。硬めの生地ですが、履き込むほどに自分の体に馴染んでいく過程も楽しめますよ 。   

リーバイス 501

ジーンズといえばこれ、というくらい王道のモデルです。 特にヴィンテージラインのものは、ロールアップして履くのが定番のスタイルになっています。少しゆとりのあるストレートシルエットなので、無造作に折り返して男らしく履きこなすのがおすすめです。流行り廃りに関係なく長く愛用できます 。   

ユニクロ セルビッジレギュラーフィットストレートジーンズ

手頃な価格で本格的なロールアップを楽しみたいなら、ユニクロが一番です。 この価格で赤耳がついているのは驚きです。シルエットも現代的に作られているので、スニーカーからブーツまで合わせやすいですよ。初めて挑戦する人が失敗しないための最初の一本として、とても優秀だと思います 。   

まとめ

ジーンズのロールアップがダサいと言われてしまうのは、裏地のチェック柄や、バランスの悪い折り方が原因であることが多いようです。決してロールアップという行為自体が終わったコンテンツというわけではありません。

裏地が無地のものを選び、幅を細めに調整して、足元をスッキリ見せるように意識すれば、今でも十分にかっこいいスタイルになります。自分の体型や持っているアイテムに合わせて、ぜひ上手取り入れてみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

目次