グレーデニムがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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定番のブルーやブラックとは一味違う、こなれた雰囲気が魅力のグレーデニム。おしゃれな人が履いているイメージがある一方で、ネットで検索するとダサいという言葉が出てきて不安になった人もいるかもしれません。 そこで本記事では、グレーデニムがなぜダサいと言われてしまうのか、その理由や実際の評判について解説します。 グレーデニムを買おうか迷っているけど失敗したくない、という人はぜひ参考にしてください。

目次

グレーデニムとは?

グレーデニムとは、その名の通りグレー色に染められた、あるいはブラックデニムを色落ちさせてグレーに見えるように加工されたジーンズのことです。 インディゴブルーのようなカジュアルさと、ブラックのようなクールさを兼ね備えた中間色であるため、独特のニュアンスを持っています。 2025年のトレンドとしても、ワイドシルエットやカーブシルエットのグレーデニムが注目されており、大人っぽい着こなしができるアイテムとしてセレクトショップなどでも多く取り扱われています。 しかし、その中間色ゆえに合わせ方が難しかったり、選び方を間違えると野暮ったく見えてしまったりすることもあるアイテムです。

グレーデニムがダサいと言われている理由

グレーデニムは洗練されたアイテムである反面、一部ではダサい、時代遅れ、といったネガティブな評価を受けることもあります。 なぜそのように言われてしまうのでしょうか。SNSや口コミなどの一次情報をリサーチすると、グレーデニム特有のいくつかの理由が見えてきました。

ひと昔前のスキニーや加工が時代遅れに見える

ダサいと言われる最大の理由は、シルエットと加工感の古さにあります。 10年ほど前に流行した、ピチピチのスキニーシルエットや、わざとらしいケミカルウォッシュのグレーデニムのイメージが強く残っている場合、それらを今履いているとどうしても時代遅れに見えてしまいます。 特に、太ももの部分だけが極端に白くなっているような加工や、全体的にムラが強すぎるものは、清潔感に欠けると判断されがちです。 現在はリラックス感のあるワイドシルエットや、自然な色落ちが主流です。そのため、昔買ったグレーデニムをそのまま履いていると、アップデートされていない古い人という印象を与えてしまうようです。   

作業着や汚れのように見えてしまう

グレーという色は、トーンによっては工事現場などの作業着を連想させることがあります。 特に、のっぺりとした質感のグレーや、黄ばんだような加工が施されたグレーデニムは、おしゃれなヴィンテージ加工ではなく、単に汚れているだけと見間違われるリスクがあります。 安い生地で染められたグレーデニムは、奥行きがなく平面的な色味になることが多く、これが安っぽさや作業着感につながってしまうのです。 清潔感が重視される現代のファッションにおいて、汚らしく見えるというのは致命的なダサい要因となります。

全身の色合わせが難しく地味な印象になる

グレーは中間色であるため、合わせる色によって印象が大きく変わります。 ダサいと言われるパターンの多くは、メリハリのない色合わせをしているケースです。 例えば、グレーのデニムにグレーのパーカー、くすんだ色のスニーカーなどを合わせてしまうと、全身がぼやけたグレー人間になってしまい、パッとしない印象を与えます。 また、日本人の肌色によっては、青みの強いグレーなどが顔色を悪く見せてしまうこともあり、これがなんとなく似合わない、ダサいという感覚につながっているのかもしれません。   

グレーデニムの評判・口コミ

では、実際にグレーデニムを履いている人や、街で見かける人たちはどのように感じているのでしょうか。 ネット上のリアルな声をリサーチして整理しました。

良い口コミ

おしゃれを楽しんでいる人からは、グレーデニムの使い勝手の良さや、特有の雰囲気を評価する声が多く挙がっています。

  • 黒だと重すぎるけれどグレーなら軽やかさが出て春先にも使いやすい
  • モノトーンコーデにまとめると一気に洗練された雰囲気が出る
  • インディゴブルーよりもカジュアルになりすぎず大人っぽく履ける
  • ヴィンテージ感のある風合いが古着のようなおしゃれさを演出してくれる
  • どんな色とも馴染みやすいので意外と着回しが利くアイテムだ

悪い口コミ

一方で、着こなしの難しさや、商品選びの失敗に関するネガティブな声も見られます。

  • 合わせるトップスを間違えると部屋着やパジャマみたいに見えてしまう
  • 汗をかいたときや雨に濡れたときに変色が目立って恥ずかしい
  • 膨張色なので黒のデニムに比べて足が太く見える気がする
  • 安物を買うと生地が薄くて安っぽく見えるしシワが変に入る
  • 昔流行ったギャル男っぽいファッションに見られないか不安になる

グレーデニムがおすすめな人

グレーデニムは誰にでも無条件で似合う魔法のアイテムではありませんが、ハマる人にはとことんハマるアイテムです。 どのような人になら自信を持っておすすめできるのか、特徴を挙げてみます。

モノトーンコーデが好きな人

普段から白や黒の服をよく着る人には、グレーデニムは非常におすすめです。 全身真っ黒だとキメすぎに見えてしまうことがありますが、ボトムスをグレーに変えるだけで程よい抜け感が生まれます。 黒のトップスや白のTシャツとの相性は抜群で、何も考えずに合わせてもそれなりにおしゃれに見えるのがグレーデニムの強みです。 シックで落ち着いたファッションを好む人にとって、グレーデニムは黒スキニーの次に持っておくべき必須アイテムと言えるでしょう。

いつものデニムスタイルに飽きてきた人

普段はブルーデニムやブラックデニムばかり履いていて、少しマンネリを感じている人にもぴったりです。 形はいつものデニムと同じでも、色がグレーになるだけで全体の印象がガラリと変わります。 特に、きれいめなシャツやジャケットスタイルの外しとしてグレーデニムを取り入れると、こなれた上級者の雰囲気を出すことができます。 周りと少し差をつけたい、普通すぎるのは嫌だという人には、良い刺激になるはずです。

古着やヴィンテージの雰囲気が好きな人

グレーデニム、特にブラックデニムが色落ちしてグレーになったようなフェード感のあるタイプは、古着好きにはたまりません。 新品の服だけでは出せない、使い込んだような味や渋さがグレーデニムにはあります。 スウェットやネルシャツといったアメカジアイテムとも相性が良く、ラフで男らしいスタイル、あるいはグランジっぽいスタイルが好きな人には、最高の相棒になるでしょう。

グレーデニムがおすすめできない人

逆に、買ってから後悔してしまうかもしれない、あまりおすすめできない人の特徴も正直にお伝えします。

服の組み合わせを考えるのが面倒な人

朝、服を選ぶときに何も考えずにパッと着て出かけたい、という人には少しハードルが高いかもしれません。 グレーデニムは、トップスの色やサイズ感、靴とのバランスを少し計算しないと、途端に野暮ったくなるアイテムだからです。 適当なヨレヨレのTシャツにグレーデニムを合わせると、ただの休日のオジサンになってしまうリスクがあります。 鏡を見て全身のバランスをチェックするのが苦痛な人は、無難な濃い色のインディゴデニムやブラックデニムを選んだ方が失敗が少ないでしょう。   

下半身のラインを気にしていて細く見せたい人

色は明るければ明るいほど膨張して見えます。 ブラックデニムは収縮色で足を引き締めて見せてくれますが、ライトグレーなどの明るいグレーデニムは、脚の太さを強調してしまうことがあります。 特にスキニーやスリムタイプを選ぶ場合、肉感を拾いやすいので注意が必要です。 どうしても履きたい場合は、体型を拾わないワイドシルエットを選ぶか、濃いチャコールグレーを選ぶなどの工夫が必要になります。

清潔感を最優先したい人

ファッションにおいて清潔感が何よりも大事、シミやシワは絶対に許せないという人には不向きかもしれません。 グレーデニムの魅力である色落ち加工やムラ感は、見方によっては汚れや使用感と捉えられることがあるからです。 また、汗ジミなどが他の色よりも目立ちやすいという物理的なデメリットもあります。 常にパリッとしたきれいな格好を好む人にとっては、グレーデニムのラフさがストレスに感じられる可能性があります。

グレーデニムのおすすめポイント

ここまでメリットとデメリットをお伝えしてきましたが、それでもやはりグレーデニムには他にはない魅力があります。 多くのファッショニスタが愛用する理由を深掘りします。

独特の抜け感とこなれ感を演出できる

これが最大のおすすめポイントです。 キメすぎず、かといって崩しすぎない、絶妙なバランスがグレーデニム一本で手に入ります。 例えば、カチッとしたテーラードジャケットを着るとき、スラックスだと仕事着っぽくなりますし、ブルーデニムだと少しカジュアルすぎることがあります。 そんなときにグレーデニムを合わせると、ドレスとカジュアルの中間をいく、大人の余裕を感じさせるスタイルが完成します。 この頑張りすぎていない感じ、いわゆる抜け感こそが、今のおしゃれの正体です。

意外とどんな色にも馴染む万能な調整役

グレーは無彩色なので、実は喧嘩する色がほとんどありません。 ビビッドな赤や青、トレンドのネオンカラーなど、派手な色のトップスを着たいとき、ボトムスに黒を持ってくるとコントラストが強すぎて目が痛くなることがあります。 そんなとき、グレーデニムならその強さを中和し、全体をマイルドにまとめてくれます。 また、ベージュやブラウンといったアースカラーとも相性が良く、優しく上品なグラデーションを作ることができます。 主役を引き立てる名脇役として、ワードローブにあると非常に重宝します。

シーズンレスで一年中使える

淡いライトグレーなら春夏の爽やかなスタイルに、濃いチャコールグレーなら秋冬の重厚なスタイルにマッチします。 ホワイトデニムは冬に履くと寒々しく見えることがあり、ブラックデニムは夏に履くと暑苦しく見えることがありますが、グレーはその中間なので季節を問いません。 生地の厚さ(オンス)にもよりますが、色味だけで言えば一年中履き回せるコストパフォーマンスの高いアイテムと言えます。

グレーデニムのおすすめアイテム

最後に、これからグレーデニムに挑戦してみたいという人に向けて、失敗しないおすすめのブランドやアイテムを紹介します。 評判が良く、初心者から上級者まで満足できるものを厳選しました。

ユニクロ ワイドストレートジーンズ

まずは手頃な価格で試してみたいという人に最適なのが、ユニクロのグレーデニムです。 特にワイドストレートジーンズは、太すぎず細すぎない絶妙なシルエットで、体型をきれいに隠してくれます。 ユニクロの加工技術は年々進化しており、安っぽい不自然な色落ちではなく、自然なヴィンテージ感が表現されています。 サイズ展開も豊富で、丈の長さも選べるため、自分にぴったりの一本が見つかりやすいのも魅力です。 口コミでも値段以上のクオリティだという声が多く、最初のグレーデニムとして非常におすすめです。

ディーゼル ジョグジーンズ

履き心地とデザイン性の両方を妥協したくない人には、ディーゼルのジョグジーンズがおすすめです。 見た目は本格的なヴィンテージデニムそのものですが、スウェットのような柔らかい履き心地で、一度履くとやみつきになります。 ディーゼルはデニムブランドとしての歴史が長く、特に加工技術に関しては世界トップクラスです。 グレーの色味も、単純なねずみ色ではなく、深みのある陰影がつけられており、履くだけで高級感が出ます。 値段は張りますが、それだけの価値がある一本です。

ヤヌーク テーパードデニム

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YANUK(ヤヌーク)
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女性や、きれいめなスタイルを好む男性におすすめなのが、日本のデニムブランドであるヤヌークです。 柔らかい履き心地と、美しいシルエットに定評があります。 特にテーパードシルエットのグレーデニムは、足のラインを美しく見せてくれる魔法のようなパンツです。 色出しも非常に繊細で、上品なライトグレーやグレージュに近い色味など、清潔感のあるグレーが揃っています。 大人っぽく上品にグレーデニムを履きこなしたいなら、ぜひチェックしてほしいブランドです。

まとめ

グレーデニムがダサいと言われる理由は、主に古いシルエットや安っぽい色味、そして合わせ方の失敗にありました。 しかし、自分に合ったシルエットを選び、色合わせのコツさえ掴めば、これほどおしゃれで便利なアイテムはありません。 黒や白のトップスと合わせてモノトーンでまとめたり、サイズ感を今っぽくアップデートしたりすることで、誰でも簡単にあか抜けた印象を作ることができます。 食わず嫌いで避けていた人も、この記事を参考にぜひグレーデニムに挑戦してみてください。 いつものコーディネートが新鮮に見え、ファッションがもっと楽しくなるはずです。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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