ガルフィーがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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背中に大きな犬のキャラクターが描かれた服、一度は見たことがあるのではないでしょうか。 ポップなイラストが魅力的で、ゆったりとしたシルエットのカジュアルウェアが人気を博しています。しかし、一部ではガルフィーはダサいという人も存在します。

そこで本記事では、ガルフィーがダサいと言われる理由とおすすめできる人・できない人を解説します。 「ガルフィーが欲しいけど、もしかしてダサい?」と不安な人はぜひ参考にしてください。

目次

ガルフィーとは?

ガルフィーは、90年代にアウトローやヤンキーと呼ばれる層から絶大な人気を集めたファッションブランドです。 トレードマークは、なんといってもあの大きな犬のキャラクター。一時期は街中で見かけない日はないほどのブームを巻き起こしましたが、時代の変化とともに一度はその姿を消しました。

しかし、5年間の沈黙を破り、現在はリバイバル&リブランドを経て復活しています。 かつての「怖い」イメージを逆手に取り、「黒歴史」や「ちょっとした下品さ」すらも魅力に変える戦略で、現代の若者を中心に再ブレイクしています。   

ガルフィーがダサいと言われている理由

かつて一世を風靡したガルフィーですが、なぜ今でも一部でダサいと言われてしまうのでしょうか。 その理由をリサーチしてみると、このブランド特有の背景が見えてきました。

昔のヤンキー・不良のイメージが強すぎる

30代以上の人にとって、ガルフィーは「怖い人が着る服」という印象が強烈に残っています。 実際にSNS上の声を調べてみても、田舎の不良が着ていて下品なイメージがある、髪を金色にした暴力的な人が着ていそうといった声が見られました。 当時のコワモテな印象が抜けていない層からすると、どうしてもファッションとして受け入れにくい側面があるようです。

デザインの主張が激しく、着こなしが難しい

ガルフィーの特徴であるビビットな色使いや大きな刺繍は、見る人に強烈なインパクトを与えます。 そのため、普段使いがしにくく、着る場所を選ぶという意見があります。 特に、全身をガルフィーで固めたり、ピチピチのスキニーパンツと合わせたりするスタイルは、現代のトレンドから外れており「奇抜すぎる」「ダサい」と感じられる要因になっているようです。

「ドンキのジャージ」という安っぽいレッテル

過去に量販店のドン・キホーテなどで多く販売されていたことから、「量販店の安売りジャージ」というイメージを持つ人もいます。 現在はセレクトショップでの取り扱いや有名ブランドとのコラボも増えていますが、かつての「コンビニに行くための部屋着」という認識を持っている人からは、外出着として認められにくい傾向があります。

ガルフィーの評判・口コミ

では、実際に購入した人や現代のユーザーはどう感じているのでしょうか。 SNSやレビューサイトにある生の声を整理しました。

良い口コミ

  • デザインが個性的でとても可愛い
  • フリース素材のセットアップは暖かくて冬に重宝する
  • ゆったりとしたサイズ感で着心地が楽   
  • 「わんわん大学」などのネーミングやコンセプトが面白い   
  • クロミちゃんなどキャラクターコラボが魅力的   

悪い口コミ

  • 生地によっては毛玉ができやすく、安っぽく見えることがある
  • セットアップだとパジャマ感が強くて外に着て行きにくい
  • かなり大きめの作りなのでサイズ選びに失敗するとダルダルになる   
  • 主張が強すぎてデートに着ていくと引かれる可能性がある
  • 親世代からは「懐かしい」というより「まだあるの?」と驚かれる

ガルフィーがおすすめな人

これまでの流れで少し不安になったかもしれませんが、現在のストリートファッションにおいてガルフィーは確固たる地位を築いています。 どういった人にガルフィーがおすすめなのか、3つのポイントで紹介します。

オーバーサイズの着こなしが好きな人

ガルフィーのアイテムは、基本的にかなりゆったりとした作りになっています。 普段のサイズを選んでもビッグシルエットになるため、ダボッとしたルーズな着こなしが好きな人には最適です。体のラインを拾わないので、リラックスして着られるのも魅力ですね。   

周りと被らない個性を出したい人

最近のシンプルなファッションに飽きている人には特におすすめです。 「わんわん大学」や「ツギハギゾンビ」など、他のブランドにはないユニークなテーマや派手な刺繍は、着ているだけで会話のネタになります。 自分らしさを全開に出したい、ファッションをエンターテインメントとして楽しみたい人には打ってつけです。

サブカル・ストリートファッションが好きな人

現在は「地雷系」や「サブカル女子」といったジャンルでもガルフィーは人気です。 厚底の靴や派手なアクセサリーと相性が良く、現代風のストリートスタイルを作ることができます。 SNS映えするデザインが多いので、TikTokやInstagramで自分のスタイルを発信したい人にも向いています。

ガルフィーがおすすめできない人

一方で、以下のようなタイプの人にはガルフィーはあまりおすすめできません。 購入して後悔しないためにも、チェックしておきましょう。

TPOを気にする必要がある人

デザインのインパクトが強いため、フォーマルな場や落ち着いたデートなどには不向きです。 「場所を選ばずに着られる服が欲しい」と考えているなら、他のブランドを選んだほうが無難でしょう。 あくまで遊び心のあるカジュアルウェアとして割り切れる人向けです。

高品質な素材感を最優先する人

ガルフィーはデザインや刺繍の豪華さにコストをかけている一方、生地自体はポリエステルやフリースなどが中心です。 レビューの中には、毛玉ができやすいという声や、値段の割に生地が薄いと感じる声もありました。 高級ブランドのような繊細な素材感を求めると、期待外れになるかもしれません。

悪目立ちしたくない人

良くも悪くも、ガルフィーを着ていると街中で視線を集めます。 背中に大きな犬がいるだけで「あ、ガルフィーだ」と気づかれるため、こっそりと目立たずに過ごしたい人にはストレスになる可能性があります。

ガルフィーのおすすめポイント

ダサいと言われる理由もありましたが、それでも売れ続けているのには理由があります。 ガルフィーならではの魅力を3つに絞って紹介します。

「ダサい」を逆手に取ったブランディング

ガルフィーの最大の特徴は、自分たちで「黒歴史」や「ダサい」ことを認めている点です。 ブランドコンセプトにも「丁度良くダサい=かっこいい」と掲げており、その潔さが現代の若者に「エモい」「面白い」と受け入れられています。 完璧にかっこつけるのではなく、どこか抜けた感じが親しみやすさを生んでいます。   

意外と高い機能性と着心地

見た目だけでなく、実用性も兼ね備えています。 特に秋冬のフリースセットアップなどは保温性が高く、部屋着としても近所への外出着としても優秀です。 袖や裾がゴム仕様になっているものも多く、動きやすさも考慮されています。

話題性のあるコラボレーション

最近では、サンリオの「クロミ」やアパレルブランド「GYDA」、さらにはドン・キホーテとの公式コラボなど、話題に事欠きません。 かつてのヤンキーブランドという枠を超え、様々なカルチャーとミックスされることで、常に新しいファン層を獲得しています。   

ガルフィーのおすすめアイテム

最後に、これからガルフィーに挑戦したい人におすすめのアイテムを紹介します。

セットアップ(ジャージ上下)

ガルフィーといえば、やはりセットアップは外せません。 光沢のあるベロア素材やモコモコのボア素材など、季節に合わせて選べます。 上下セットで着れば即座にガルフィーの世界観に浸れますし、バラバラに使ってコーディネートのアクセントにするのもありです。   

「わんわん大学」シリーズ

最近のヒット作といえばこのシリーズです。 カレッジロゴ風のデザインに「わんわん大学」という脱力感のある日本語が刺繍されており、真面目さとふざけ具合のバランスが絶妙です。 スタジャンやジャケットなどがあり、アメカジ感覚で羽織れるので初心者にもおすすめです。   

コラボTシャツ・ロンT

いきなり派手なアウターはハードルが高いという人は、Tシャツから入るのがおすすめです。 特にキャラクターコラボのものや、袖に骨のプリントが入ったデザインなどは、ストリートファッションに取り入れやすく人気があります。 価格もアウターに比べれば手頃なので、試しに一枚買ってみるのにちょうど良いでしょう。   

まとめ

ガルフィーがダサいと言われる理由は、過去のヤンキーイメージや派手すぎるデザインにありました。 しかし、現在はその「ダサさ」を逆手に取ったユニークなブランドとして、ファッション感度の高い層から再評価されています。

周りの目を気にしすぎず、ファッションを自由に楽しみたい人にとっては、これ以上ない相棒になるはずです。 ぜひ一度、あの大きな犬の背中に袖を通してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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