ラコステと聞くとポロシャツのイメージが強いですが、実はスニーカーも定番アイテムとして販売されています。ただネットで検索しようとするとダサいという言葉が出てきて不安になった人もいるかもしれません。
デザインはシンプルで良さそうなのに、なぜネガティブな評判があるのでしょうか。そこには日本特有のイメージや、世代による感じ方の違いが大きく関係しているようです。
本記事ではラコステのスニーカーがなぜダサいと言われてしまうのか、その理由や実際の評判について解説します。買おうか迷っているけれど失敗したくないという人はぜひ参考にしてください。
ラコステとは?
ラコステは1933年にフランスで誕生したブランドです。元プロテニス選手のルネ・ラコステが創業しました。
ワニのマークはあまりにも有名ですが、これは創業者の現役時代のあだ名から来ています。もともとはスポーツウェアのブランドとして始まったので、スニーカー作りにもそのノウハウが生かされています。
スポーツブランドの機能性とファッションブランドの上品さをミックスさせたプレミアムな立ち位置が特徴です。ナイキやアディダスほどスポーツ寄りではなく、ハイブランドほど手が出しにくい価格でもないという絶妙なポジションにいます。
ラコステがダサいと言われている理由
歴史あるブランドにもかかわらず、なぜ一部でダサいとか時代遅れと言われてしまうのでしょうか。SNSや口コミを深くリサーチしてみると、デザインそのものよりも、ブランドに対する固定観念が邪魔をしていることがわかってきました。
おじさんの休日着というイメージが強いから
これが一番大きな理由かもしれません。ラコステのポロシャツブームを経験した世代が、現在40代から60代になっています。
街中でゴルフ帰りのおじ様たちがラコステを着ている姿をよく見かけます。そのイメージが強すぎて、若い世代から見るとお父さんが着ているブランドという印象を持ってしまいがちです。
休日にゆったりしたポロシャツに履き古したラコステのスニーカーを合わせているおじさんを見ると、どうしても野暮ったいと感じてしまう人がいます。これがダサいという評価につながっています。
ワニのロゴが主張しすぎていると感じるから
最近のファッションはロゴを目立たせないシンプルなスタイルが好まれる傾向にあります。
そんな中でラコステの緑色のワニのマークはかなり目立ちます。真っ白なスニーカーの横にドンとワニがいるデザインに対して、ロゴだけ浮いているとかブランドアピールが強くて恥ずかしいと感じる人もいるようです。
特に全身を無地でまとめるような今風のスタイルだと、足元のワニがノイズに見えてしまうのかもしれません。
昔のヤンキー文化のイメージが残っているから
これは少し前の話になりますが、昔はいわゆるヤンキーや不良っぽい人たちがラコステを好んで着ていた時期がありました。
ジャージにラコステを合わせたり、襟を立てて着たりするスタイルが流行ったことがあります。その当時の記憶が残っている人からすると、どうしても品がないとか安っぽいというイメージが拭いきれていないようです。
ドン・キホーテなどの量販店で安売りされていた時期があったことも、ブランドの価値を下げて見られる原因の一つになっています。
機能性が中途半端に見えるから
スニーカー好きの人からすると、機能面で物足りなさを感じるという声もあります。
ナイキやニューバランスのような最新技術を詰め込んだハイテクスニーカーと比べると、ラコステのスニーカーは昔ながらの作りです。クッション性や軽さで選ぶならスポーツ専門ブランドの方が優れています。
そのため、あえてラコステを選ぶ理由が見当たらないとか、靴にこだわりのない人が選ぶブランドだよねと厳しい評価をされることがあります。
ラコステの評判・口コミ
では実際に履いている人はどう感じているのでしょうか。ネット上の口コミやSNSでのリアルな声を調べてみました。良い意見だけでなく、買って後悔したという厳しい意見も隠さずに紹介します。
良い口コミ
- どんな服にも合わせやすくて便利です。ロゴがアクセントになっていて足元がおしゃれに見えます。
- レザーの質感が良くて高級感があります。合皮のスニーカーとは違って履くほどに足に馴染んでくる感じがします。
- オフィスカジュアルに使っています。スーツやジャケットに合わせても違和感がないので通勤用に重宝しています。
- 最近はK-POPアイドルのILLITがアンバサダーをやっているのを見て買いました。韓国ファッションっぽくて可愛いです。
- ゴツすぎず可愛すぎない絶妙なバランスです。ベージュや淡い色のコーデにすごく合います。
悪い口コミ
- デザインは好きなんですが、ベロのスポンジが切りっぱなしで剥き出しになっているのが気になります。そこだけ安っぽく見えて残念です。
- サイズがかなり小さいです。横幅が狭い作りなので普段のサイズだとキツくて足が痛くなりました。これから買う人はサイズアップした方がいいです。
- 期待していたよりも靴底が硬かったです。長時間歩くと足の裏が疲れてしまいました。クッション性はあまり期待しない方がいいかもしれません。
- 白いレザーは汚れが目立ちやすいです。特にソールの横の部分が汚れると一気に清潔感がなくなるので手入れが大変です。
- 最初は革が硬くて靴擦れしました。くるぶしが当たって痛かったので馴染むまで時間がかかりそうです。
ラコステがおすすめな人
ラコステのスニーカーは万人受けするわけではありませんが、ハマる人にはとことんハマるアイテムです。次のような人には自信を持っておすすめできます。
きれいめなファッションが好きな人
雑誌で言うとFUDGEやCLUELのような、ヨーロッパ風のトラッドなスタイルが好きな人にはぴったりです。
デニムはもちろんですが、スラックスやプリーツスカートといった少しきちんとした服との相性が抜群です。スニーカーを履きたいけれどカジュアルになりすぎるのは嫌だという大人の悩みを解決してくれます。
仕事でもスニーカーを履きたい人
最近はスニーカー通勤も当たり前になってきましたが、あまりにスポーティーな靴だと浮いてしまうことがあります。
ラコステの白や黒のレザーモデルなら、革靴に近い感覚で履けるので職場の雰囲気にも馴染みます。清潔感があって真面目そうに見えるのでビジネスシーンでも使いやすいです。
流行に流されず長く使いたい人
スニーカーの流行は激しいですが、ラコステのデザインは何十年もほとんど変わっていません。
流行りのレアスニーカーを追いかけるのに疲れた人や、自分の定番を持ちたい人には最適です。質の良いレザーは手入れをすれば長く履けるので、一つのものを大切に使いたい人に向いています。
ラコステがおすすめできない人
逆に次のような人はラコステを買うと後悔するかもしれません。自分の重視するポイントと合っているか確認してみてください。
最新の履き心地を求めている人
雲の上を歩くようなフカフカの履き心地を求めているなら、ラコステは選ばない方がいいでしょう。
基本的に底が平らなコートシューズという作りなので、最新のランニングシューズのようなクッション性はありません。長時間立ちっぱなしの仕事や、たくさん歩く旅行などでは足が疲れてしまう可能性があります。
ロゴが入っているのが嫌な人
ラコステはどうしてもワニのロゴが入ります。これがブランドのアイデンティティだからです。
どこのブランドかわからない靴が好きとか、無地のものがいいという人には、あのワニが邪魔に感じてしまうでしょう。ロゴの主張が苦手な人は無印良品やコモンプロジェクトのようなブランドの方が合っています。
スニーカのマニアやコレクター
スニーカーのレア度や資産価値を気にするタイプの人には物足りないはずです。
誰かが履いているのを見てすごいと言われるような靴ではありません。あくまで日常に溶け込む普通のスニーカーです。SNSで自慢したいとか、転売価格がどうこうと考える人には向いていません。
ラコステのおすすめポイント
いろいろな意見はありますが、それでもラコステが愛され続けるには理由があります。他のブランドにはないラコステならではの良さを3つ紹介します。
足がシュッと細く見えるシルエット
ラコステのスニーカーの一番の良さは形がきれいなことです。
アメリカのスポーツブランドの靴は幅が広くてポテッとした形が多いですが、ラコステはヨーロッパのブランドらしく細身で作られています。これを履くだけで足元がスッキリして全身のバランスが良く見えます。
ワイドパンツからスキニーまでどんなパンツに合わせても野暮ったくなりません。
レザーの経年変化を楽しめる
多くのモデルで天然の革を使っているのもポイントです。
普通のキャンバスやメッシュのスニーカーは汚れたら終わりですが、レザーのスニーカーは履き込むほどに味が出ます。シワが入って自分の足の形になっていく過程を楽しめるのは、革靴メーカーのようなこだわりがあるラコステならではです。
実は今一周回ってかっこいい
おじさんのブランドというイメージがある一方で、最先端のファッション界では再評価されています。
SupremeやA.P.C.といった人気ブランドとコラボしたり、最近ではK-POPアイドルのILLITがキャンペーンモデルを務めたりしています。若い世代の間ではレトロで可愛いブランドとして認識され始めています。
ダサいと言っているのは古いイメージを引きずっている人たちだけで、今のトレンドを知っている人からすればむしろアリな選択肢です。
ラコステのおすすめアイテム
初めてラコステを買うならこのモデルを選べば間違いありません。定番から最新のトレンドまで人気のアイテムを厳選しました。
CARNABY カーナビー
ラコステの中で一番売れている定番モデルです。 テニスシューズをベースにしたシンプルなデザインで、どんな服にも合います。サイドに控えめなワニのロゴが入っていて、上品な雰囲気です。 初めての一足なら、まずはこれの白を選んでおけば失敗しません。
POWERCOURT パワーコート
カーナビーよりもさらにシンプルでスッキリしたモデルです。 余計な装飾がないので、スニーカーというより革靴に近い感覚で履けます。 仕事用に使いたい人や、ロゴの主張をなるべく抑えたい人におすすめです。セットアップの足元に合わせるとすごくかっこいいです。
L003
これまでのラコステのイメージを覆すような、今っぽいデザインのモデルです。 少し厚底になっていてボリューム感があります。ランニングシューズとファッションスニーカーを混ぜたような独特の見た目が特徴です。 人とは違うものが履きたい人や、トレンドの韓国ファッションに合わせたい人に支持されています。
まとめ
ラコステのスニーカーがダサいと言われるのは、過去のイメージや世代間のギャップによる誤解が大きいです。
実際にはシンプルで上品なデザインが多くの人に支持されていますし、今のトレンドであるきれいめカジュアルには欠かせないアイテムです。
- おじさんっぽいと言われるのは着こなしの問題
- サイズ選びは重要で少し大きめを買うのが正解
- 機能性よりもスタイルや雰囲気を重視する人向け
- 白のレザーモデルは一足あると本当に便利
周りの声なんて気にせず、自分がいいと思ったものを履くのが一番です。特にラコステの白スニーカーは、履くだけで清潔感が出る魔法のアイテムです。
もし迷っているなら、ぜひ一度お店で試着してみてください。鏡に映った自分の足元を見れば、きっとその良さがわかるはずです。


