コンバースの中でもレザーの質感がおしゃれなワンスター。長年愛されている定番モデルですが、ネットで検索するとダサいという言葉が出てきて心配になったことはありませんか？
実は、一部の人からは時代遅れに見えたり、デザインが少し子供っぽく感じられたりすることもあるようです。
そこでこの記事では、ワンスターがなぜダサいと言われてしまうのか、その理由をSNSや口コミから徹底的に調べてみました。
自分には合っているのかな？と迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コンバースのワンスターとは？
まずは簡単にワンスターについておさらいしておきましょう。
ワンスターは1974年に誕生したコンバースを代表するモデルのひとつです。バスケットボール用のシューズとして開発され、当時はその質の高さから多くの選手に愛用されました 。
特徴的なのは、名前の通りサイドに入ったひとつ星のマークです。キャンバス生地のオールスターとは違い、ガラスレザーやスエードなどの本革を使っているものが多く、高級感があります。
特に日本製のモデル（MADE IN JAPAN）は、職人が一つひとつ丁寧に作っていて、海外のファンからも注目されているんですよ。
コンバースのワンスターがダサいと言われている理由
では、本題に入りましょう。なぜ名作と言われるワンスターがダサいと言われてしまうのでしょうか。
SNSやアンケートなどの生の声を調べてみると、いくつかの具体的な理由が見えてきました。
星のマークが主張しすぎて子供っぽい
ワンスターの一番の特徴であるサイドの星マークですが、これが逆に仇となってしまうことがあるようです。
シンプルなデザインの中に星がポツンとあるのがかわいいという意見がある一方で、この星マークが少し子供っぽく見えたり、主張が強すぎて野暮ったいと感じる人もいます。
特に大人の男性が履く場合、星のポップさが服装に合わず、少し恥ずかしいと感じてしまうのかもしれませんね。
学生の運動靴みたいに見える
これも意外と多い意見なのですが、ワンスターのシンプルな形とツヤのあるレザーの感じが、中学校や高校の指定靴を思い出させるという声があります。
特に白ベースのモデルは清潔感がある反面、合わせ方によっては学生っぽさが抜けない、いわゆる安っぽい運動靴に見えてしまうことがあるようです。
おしゃれに履きこなすには、少し工夫が必要なアイテムなのかもしれません。
重くて硬いので時代遅れに感じる
最近のスニーカーは軽くてクッション性が高いものが主流ですよね。
そんな中で、昔ながらの製法で作られているワンスターは、どうしても重くて硬く感じてしまいます。
実際に履いてみた人からは、重いので足に負担がかかるといった声もあがっています 。
機能性を重視する人から見ると、わざわざ重くて硬い靴を履くのは非合理的で、古い価値観に見えてしまうのかもしれません。
コンバースのワンスターの評判・口コミ
ここからは、実際にワンスターを購入した人たちのリアルな口コミを見ていきましょう。良い意見も悪い意見も包み隠さず紹介します。
良い口コミ
まずは買ってよかったという人の声です。品質の高さやデザインに満足している人が多いようですね。
- 日本製ということもあり縫製が綺麗でとても上質だと感じる
- 履き込むほどに革が馴染んで味が出てくるのが楽しみ
- 流行り廃りのないシンプルなデザインなので長く履ける
- ガラスレザーの光沢感がかっこよくて所有欲が満たされる
- どんなファッションにも合わせやすいので重宝している
悪い口コミ
一方で、購入して後悔した、ここがイマイチだったという声もありました。
- 履き始めは革がとにかく硬くて靴擦れしてしまった
- スニーカーにしては重たいので長時間歩くと疲れる
- 歩き方によってはアッパーとソールの境目が剥がれてくることがある
- サイズ感が難しくて通販で買うのは失敗しやすい
- 値段が高い割には機能性が低くてコスパが悪いと感じた
コンバースのワンスターがおすすめな人
評判を踏まえて、ワンスターはどんな人におすすめなのかを整理してみました。
革製品を育てるのが好きな人
ワンスター、特にレザーモデルの醍醐味は経年変化です。
最初は硬くて痛いかもしれませんが、履けば履くほど自分の足の形に馴染んで、世界に一足だけの靴に育っていきます 。
ジーンズや革財布のように、モノを育てていく過程を楽しめる人にはたまらない一足になるはずです。
流行に左右されない定番が欲しい人
トレンドを追いかけるのも楽しいですが、長く使える定番アイテムがひとつあると便利ですよね。
ワンスターは1974年からほとんどデザインが変わっていません 。
流行が変わっても古臭くならない、普遍的なデザインを求めている人にはぴったりです。
日本製品の品質にこだわりたい人
特にワンスターJ（日本製モデル）は、素材も作りも非常にしっかりしています。
海外製のスニーカーでおおざっぱな作りにがっかりした経験がある人でも、日本製の丁寧な仕事ぶりにはきっと満足できるはずです。
コンバースのワンスターがおすすめできない人
逆に、こんな人にはワンスターはあまりおすすめできないかもしれません。
とにかく履き心地を重視する人
最近のハイテクスニーカーのような、雲の上を歩くような履き心地を求めているならやめておいたほうがいいでしょう。
ワンスターは基本的にローテクなスニーカーなので、クッション性や軽さは最新の靴には敵いません 。
疲れにくい靴を探しているなら、他のブランドを検討したほうが幸せになれるかもしれません。
買ってすぐに快適に履きたい人
口コミにもありましたが、ワンスターは履き始めが修行のように硬いことがあります 。
馴染むまで我慢が必要なので、買ったその日から長時間の旅行やデートに履いていきたいという人には不向きです。
コスパ重視で安く済ませたい人
ワンスター、特に日本製のモデルは2万円以上することが多く、スニーカーとしては高価な部類に入ります。
見た目が似ている安いスニーカーもたくさんあるので、ブランドや品質にそこまでこだわりがない人にとっては、ただ高いだけの靴に感じてしまうかもしれません。
コンバースのワンスターのおすすめポイント
いろいろな意見はありますが、それでもワンスターが愛され続けるには理由があります。ここではその魅力をお伝えします。
ガラスレザーならではの大人の色気
ワンスターに使われているガラスレザーは、強い光沢感があります。
これがキャンバス素材のスニーカーとは違って、まるで革靴のような上品な雰囲気を醸し出してくれるんです。
カジュアルな服装でも足元がキュッと引き締まるので、大人の休日のスタイルにはもってこいですよ。
修理しながら長く付き合える
普通のスニーカーはソールが減ったら捨ててしまうことが多いですが、ワンスターは修理対応が充実しています。
カカトの修理やオールソール交換などができる場合もあるので、愛着のある一足を長く履き続けることができるんです。
これは良いものを長く使いたいという今の時代の気分にも合っていますよね。
意外と幅広な足にも合いやすい
コンバースのオールスターは細身で足が痛くなるという人も多いですが、ワンスターは比較的ゆったりとした作りになっています。
特に日本製のモデルは日本人の足に合うように作られているので、幅広や甲高で悩んでいる人でも履きやすいことが多いんですよ 。
コンバースのワンスターのおすすめアイテム
最後に、これからワンスターを買うならこれ！というおすすめのモデルを紹介します。
ONE STAR J（ワンスター J）
まずは王道の日本製モデルです。
白と黒の配色は一番人気で、どんな服にも合わせやすいのが魅力ですね。
ガラスレザーのツヤが美しく、履くだけでおしゃれに見える鉄板アイテムです。初めてワンスターを買うなら、まずはここからチェックしてみてください。
ONE STAR J VTG（ヴィンテージ復刻）
もっとこだわりたい人には、1974年当時のデザインを忠実に再現した復刻モデルがおすすめです。
2025年9月にはゴールドカラーなどの特別なモデルも出るようで、マニアの間ではかなり注目されています 。
スエード素材のものなどは、最初からヴィンテージのような風合いがあって渋いですよ。
まとめ
コンバースのワンスターについて、ダサいと言われる理由や本当の評判を見てきましたが、いかがでしたか。
確かに、星マークのデザインや重さといった点で、人を選ぶスニーカーであることは間違いありません。
でも、日本製のしっかりとした作りや、革を育てていく楽しみは、他のスニーカーでは味わえないワンスターだけの魅力です。
ダサいという声はあくまで一部の意見です。自分がいいなと思ったら、周りの声は気にせずに履いてみるのが一番ですよ。
時間をかけて自分の足に馴染ませたワンスターは、きっと手放せない相棒になってくれるはずです。
