スケートボードブランドとして長い歴史を持つサンタクルーズですが、日本においては一部でダサいイメージがあるようです。
青い手のイラスト、スクリーミングハンドは誰もが一度は見たことがあるはずです。
しかし、ネットで検索するとネガティブな言葉が出てきて不安になった人もいるのではないでしょうか。
そこで、なぜサンタクルーズがダサいと言われてしまうのか、その理由と実際の評判についてまとめてみました。
サンタクルーズが欲しいけど、もしかしてダサい?と迷っている人はぜひ参考にしてください。
サンタクルーズとは?
サンタクルーズは、1973年にアメリカのカリフォルニアで生まれたスケートボードブランドです。
現存するスケートカンパニーとしては最も古く、スケートボード界の重鎮といっても過言ではありません。
特に有名なのが、ジム・フィリップスというアーティストが描いたグラフィックです。
叫んでいる口がついた青い手のイラスト、スクリーミングハンドは、ブランドの枠を超えてアート作品としても評価されています。
日本では古着ブームやストリートファッションの流行とともに、定番のブランドとして定着しています。
サンタクルーズがダサいと言われている理由
歴史あるブランドにもかかわらず、なぜ日本ではダサい、時代遅れといった声が聞かれるのでしょうか。
SNSなどの声を調べてみると、ブランドそのものが悪いというよりは、日本ならではの環境やイメージが影響しているようです。
具体的な理由を見ていきましょう。
量販店で安売りされているイメージがあるから
サンタクルーズがダサいと思われる大きな理由は、どこでも安く買えるイメージがついていることにあるようです。
本来はスケートショップに並ぶようなブランドですが、日本ではドン・キホーテなどのディスカウントストアや、地方のショッピングモールでよく見かけます。
ワゴンセールで山積みになっていたり、部屋着として売られていたりするのを見ると、どうしても安っぽい印象を持ってしまう人が多いのかもしれません。
誰でも手軽に買えるようになった反面、ファッションにこだわりのある人からは、あえて選ぶ必要のないブランドと思われてしまっているようです。
中学生やヤンチャな層が着ている印象が強いから
着ている人のイメージが固定されてしまっているのも理由のひとつです。
派手なロゴやイラストは、目立ちたい年頃の中学生や、いわゆるマイルドヤンキーと呼ばれる層に好まれる傾向があります。
そのため、大人が着ていると若作りしているように見えたり、少し前のヤンキーファッションのように見えたりしてしまうことがあるようです。
実際に、中学生みたいと言われたという声や、地元のヤンチャな子たちとかぶるから着られないという悩みも見られました。
年齢に合った着こなしをしないと、子供っぽく見えてしまうリスクがあるブランドといえるでしょう。
派手なデザインが今の気分に合わないから
最近のファッションは、シンプルで清潔感のあるスタイルが好まれる傾向にあります。
無地のTシャツや、控えめなワンポイントが流行っている中で、サンタクルーズの強烈なグラフィックは少し浮いてしまうのかもしれません。
特にスクリーミングハンドのデザインは、血管が浮き出ていたり目が充血していたりと、かなりインパクトがあります。
これをグロテスクと感じたり、生理的に受け付けないという人もいるようです。
デートやきれいめな場所に着ていくと、TPOに合わない、センスがないと思われてしまう可能性があります。
サンタクルーズの評判・口コミ
では、実際にサンタクルーズに対する世間の評判はどうなのでしょうか。
SNSやネット上の声を、良いものと悪いものに分けて整理してみました。
良い口コミ
長年のファンや、スケートカルチャーを理解している人からは高く評価されています。
- ジム・フィリップスの絵はもはや芸術作品で、見ているだけでワクワクする
- 生地が厚手でとにかく丈夫なので、ガシガシ洗濯しても首元がヨレない
- スケーターなら誰もが知っているブランドなので、海外でも話のネタになる
- 流行り廃りに関係なく、自分の好きなスタイルを貫けるかっこよさがある
- 派手な総柄だけでなく、ワンポイントのシンプルなアイテムは意外と使いやすい
悪い口コミ
一方で、デザインのクセの強さや、着ている人のイメージに対するネガティブな意見も見られました。
- 地元のショッピングモールにいる中高生が集団で着ているイメージが強すぎる
- あの青い手のイラストが怖くて直視できないし、彼氏には着てほしくない
- 量販店で安売りされているのを見ると、どうしても安物という印象が拭えない
- 数年前に流行りすぎたせいで、今着ているとトレンドに乗り遅れた人に見える
- ロゴの主張が激しすぎて、他の服と合わせるのが難しく子供っぽくなる
サンタクルーズがおすすめな人
ここまでの話を聞いて、自分には合わないかもと思った人もいるかもしれません。
でも、すべての人がやめておいたほうがいいわけではありません。
サンタクルーズは歴史があり、確かな背景を持ったブランドです。
以下のような人には、自信を持っておすすめできます。
80年代のカルチャーやスケート史が好きな人
サンタクルーズを単なる流行りの服としてではなく、歴史あるアイテムとして見られる人にはぴったりです。
スケートボードの歴史や、80年代のアートワークにロマンを感じるなら、周りの評価は気にならないはずです。
むしろ、その独特な世界観を身にまとえることに喜びを感じられるでしょう。
無骨で男らしいスタイルを求めている人
最近のきれいめファッションよりも、少し泥臭くてラフなスタイルが好きな人におすすめです。
太めのパンツや履きつぶしたスニーカーと合わせて、汚れすらも味になるようなタフな着こなしが似合います。
清潔感よりも、男らしさやストリート感を重視する人にとっては、頼れる相棒になってくれるはずです。
周りの目よりも自分の好きを大切にできる人
ファッションは自分が楽しむものだと割り切れる人です。
人がなんと言おうと、このデザインがかっこいいと信じられるなら、それは立派な個性になります。
サンタクルーズのようなアクの強いブランドは、着る人の自信が試される服ともいえるかもしれません。
サンタクルーズがおすすめできない人
逆に、以下のような考えを持っている人には、サンタクルーズはあまりおすすめできません。
買ってから後悔しないためにも、自分のタイプと照らし合わせてみてください。
清潔感や女子ウケを一番に考えたい人
デート服や、女性からの好感度を意識するなら避けたほうが無難です。
やはり独特なグラフィックは好みが分かれますし、怖い、子供っぽいという印象を持たれるリスクが高いです。
無難にかっこよく見せたいなら、もっとシンプルなブランドを選んだほうが成功率は高いでしょう。
トレンドの最先端でいたい人
今流行っているおしゃれな服を着たいという人には不向きです。
サンタクルーズは定番ブランドではありますが、今のトレンドのど真ん中ではありません。
最先端のファッションだと思われたい、時代遅れだと思われたくないという気持ちが強いなら、他の新しいブランドを探したほうがいいかもしれません。
サンタクルーズのおすすめポイント
ダサいと言われることもあるサンタクルーズですが、それでも長く愛され続けているのには理由があります。
他のブランドにはない、サンタクルーズならではの魅力について紹介します。
唯一無二のアートワーク
一番の魅力は、やはりジム・フィリップスが描くグラフィックの力強さです。
スクリーミングハンドをはじめとするデザインは、一度見たら忘れられないインパクトがあります。
これは単なるプリントTシャツではなく、着ることができるアート作品といってもいいかもしれません。
長く着られるタフな作り
もともとスケーターのために作られた服なので、耐久性は抜群です。
多くのアイテムに厚手の生地が使われていて、何度洗濯してもへたりにくいのが特徴です。
ファストファッションの服とは違い、長く着込んで古着のような風合いになってもかっこいいのは、老舗ブランドならではの強みです。
サンタクルーズのおすすめアイテム
最後に、これなら間違いないというサンタクルーズの定番アイテムをいくつか紹介します。
スクリーミングハンドのパーカー
ブランドの象徴であるスクリーミングハンドがプリントされたパーカーです。
初めて買うなら、これを選んでおけば間違いありません。
背中に大きくプリントが入ったものなら、前から見た時はシンプルなので、意外とコーディネートもしやすいですよ。
クラシック・ドットのTシャツ
赤い丸に黄色いロゴが入った、クラシック・ドットと呼ばれるデザインのTシャツです。
ハンドの絵ほどアクが強くないので、普段のファッションにも取り入れやすいと思います。
デニムやチノパンと合わせるだけで、王道のアメカジスタイルが完成します。
まとめ
サンタクルーズがダサいと言われるのは、量販店での安売りイメージや、着ている層の偏りが主な原因のようです。
しかし、ブランド自体が持っている歴史や、アートワークの価値が失われたわけではありません。
ダサいという評価は、あくまで今のトレンドや、特定の見方をした場合の意見にすぎません。
もしあなたが、あのグラフィックを見てかっこいい、着てみたいと心が動いたのなら、周りの声は気にしなくていいと思います。
自分が好きな服を自信を持って着る。
それが一番かっこいいファッションの楽しみ方ではないでしょうか。