SNSで一時期爆発的なブームを巻き起こしたカイリジュメイ。 透明なリップスティックの中に本物の花が閉じ込められたその美しい見た目は、多くの女性を魅了してきました。
しかし、購入を検討して検索してみると、ダサいとか時代遅れといったネガティブな言葉を目にして不安になった方もいるのではないでしょうか。 プレゼントに選んでも喜ばれないのではないか、自分で使うのは恥ずかしいことなのか、心配になりますよね。
そこで本記事では、カイリジュメイがなぜダサいと言われてしまうのか、その理由を徹底的にリサーチしました。 SNSや動画サイトにあるリアルな声をもとに、おすすめできる人とできない人を正直に解説します。 カイリジュメイが気になっているけれど、あと一歩が踏み出せないという人はぜひ参考にしてください。
カイリジュメイとは?
カイリジュメイは、香港発のコスメブランドです。 ブランドを象徴するアイテムといえば、やはりフラワーリップでしょう。 透明なリップの中にドライフラワーと金箔が封入されたデザインは、まるでハーバリウムや魔法のステッキのようだと話題になりました。
最大の特徴は、見た目の可愛さだけではありません。 唇の水分量や体温、pH(酸性度)に反応して色が変化するティント処方を採用しています。 塗る人によって発色が微妙に異なり、自分だけのピンク色に染まるという特別感が、世界中の女性の心を掴みました。 日本でも2016年頃からSNSを中心に拡散され、映えるコスメの代名詞として一時代を築いたブランドです。
カイリジュメイがダサいと言われている理由
かつてあれほど人気だったカイリジュメイが、なぜ今になってダサいと言われることがあるのでしょうか。 リサーチを進めると、単なる好みの問題だけでなく、トレンドの移り変わりや製品特有の性質が関係していることが見えてきました。 ここでは、具体的な理由を深掘りしていきます。
数年前の大ブームによる今更感
もっとも大きな理由は、過去の流行というイメージが強く残っていることです。 カイリジュメイが日本で爆発的にヒットしたのは2016年から2018年頃でした。 当時はInstagramを開けば必ず見かけるほどで、誰もがこぞって写真をアップしていました。
トレンドに敏感な層にとって、一度ピークを迎えたアイテムは過去のものという認識になりがちです。 ファッションやコスメの流行サイクルは非常に早いため、数年前に流行ったものを持っていると、情報のアップデートができていないと思われないか不安になる心理が働きます。 特に当時を知る世代からすると、懐かしいアイテムという印象が先行してしまい、今さら買うのは少し野暮ったいと感じてしまうのかもしれません。
透明パッケージが招くチープな印象
カイリジュメイの魅力である透明なケースですが、これが裏目に出ているケースもあります。 デパートで売られている高級ブランドのリップは、金属製で重みがあったり、マグネットでカチッと閉まったりと、重厚感のあるパッケージが多いですよね。
それに比べると、カイリジュメイの通常のパッケージはプラスチック製で非常に軽量です。 中身の花を見せるために透明度の高いアクリル素材などを使っていますが、これが大人世代にはおもちゃのようで安っぽいと受け取られることがあります。 また、透明なプラスチックはポーチの中で鍵や他のコスメと擦れると細かい傷が目立ちやすく、使い込むほどに使用感が出てしまうのも難点です。 大人の女性が持つには少し高級感に欠けるという厳しい意見も、一部では見受けられます。
蛍光ピンクの発色が現代のトレンドと合わない
使用感に関する部分でも、ダサいと言われてしまう要因があります。 それは発色の仕方です。 カイリジュメイのティントリップは、pHに反応して鮮やかなピンク色に発色するのが特徴です。 しかし、この発色がかなり強めで、人によっては青みの強い蛍光ピンクのようになることがあります。
近年のメイクトレンドは、粘膜カラーと呼ばれる肌馴染みの良い色や、ブラウンやテラコッタなどのニュアンスカラーが主流です。 そうした中で、ひと昔前のティント特有のパキッとしたピンク色は、メイク全体から浮いてしまい古臭い印象を与えてしまうことがあります。 自分の唇の色や好みのメイクに合わない発色をしてしまったユーザーが、使いこなせないと判断して低い評価を下している側面もあるようです。
独特な香りが好みを分ける
コスメを選ぶ上で重要な要素である香りについても、賛否が分かれています。 カイリジュメイのリップには甘い香りがついていますが、これを人工的で苦手と感じる人もいます。 最近のコスメは無香料や天然精油を使ったナチュラルな香りが好まれる傾向にあります。 そのため、昔の化粧品や文房具を連想させるようなストレートな甘い香りは、洗練されていないという印象に繋がってしまうことがあるようです。
カイリジュメイの評判・口コミ
では、実際に購入した人やプレゼントされた人はどう感じているのでしょうか。 ネット上の膨大な口コミの中から、具体的で参考になる声をピックアップして整理しました。 ネガティブな検索ワードがある一方で、満足している人が非常に多いのも事実です。
良い口コミ
・プレゼントで貰ったけれど、開けた瞬間に可愛すぎて声が出た。ドレッサーに飾っているだけで気分が上がる。 ・名前を入れてプレゼントしたら、世界に一つだけだとすごく喜んでもらえた。特別感があってギフトには最高だと思う。 ・見た目だけかと思っていたけれど、色持ちがすごく良い。食事をしても色が残っているので、マスク生活やなかなか化粧直しができない時に重宝している。 ・唇の荒れを心配していたが、オイルが入っているからか意外と乾燥しなかった。 ・新作のクリアタイプは色が勝手に変わらないから使いやすい。手持ちのリップに重ねてグロスとして使っている。
悪い口コミ
・プラスチックのケースが軽すぎて、少しちゃっちい感じがした。大人の女性へのプレゼントには向かないかもしれない。 ・塗った色が想像以上に濃いピンクになった。イエベの私には色が浮いてしまって使いこなせなかった。 ・味が苦いというか、口に入った時に美味しくない味がするのが気になる。 ・香りが芳香剤っぽくて苦手だった。食事の時には使いたくない。 ・透明ケースにすぐに傷がついてしまって、見た目のキラキラ感が長持ちしなかった。
カイリジュメイがおすすめな人
様々な評判を踏まえた上で、カイリジュメイはどんな人におすすめできるのでしょうか。 ブランドの特徴を最大限に活かせるのは次のような人です。
見た目のインパクトや特別感を重視する人
何と言ってもこのビジュアルは唯一無二です。 リップの中に花が咲いているというデザインは、他のブランドには真似できない美しさがあります。 持っているだけで会話のきっかけになりますし、ポーチに入っているだけでテンションが上がるという人にはこれ以上ないアイテムです。 実用性よりも、コスメにときめきや夢を求めている人には強くおすすめできます。
相手に気を遣わせないギフトを探している人
プレゼント選びで悩むのが価格帯です。 デパコスだと5,000円を超えてしまい、相手にお返しを気にさせてしまうことがあります。 カイリジュメイは3,000円前後で購入できるものが多く、友人の誕生日やちょっとしたお礼に最適です。 価格以上に高見えしますし、名前刻印などのサービスを利用すれば、手頃な価格でオーダーメイドのような特別感を演出できます。
メイク直しができない忙しい人
ダサいと言われる理由にもなった発色の良さですが、これは裏を返せば強力な色持ちの良さでもあります。 ティント効果が非常に高いため、一度塗れば長時間色が残ります。 仕事中に頻繁にメイク直しができない人や、飲み物を飲んだ後にカップに色が付くのが嫌な人にとっては、非常に頼もしい味方になってくれるでしょう。
カイリジュメイがおすすめできない人
一方で、購入を慎重に検討した方が良い場合もあります。 以下のポイントに当てはまる場合は、他のブランドを検討してみてもいいかもしれません。
重厚感やブランドのステータスを求める人
シャネルやディオールのような、持っているだけで背筋が伸びるようなラグジュアリーさを求めている人には向きません。 カイリジュメイはあくまで可愛らしさやカジュアルな華やかさが魅力のブランドです。 パッケージの質感や手に取った時の重み、ブランドが持つ歴史的な背景などを重視する本物志向の方には、少し物足りなく感じてしまう可能性があります。
ナチュラルメイクや色味にこだわりのある人
自分の肌色に完璧に合うリップを探している人には、色が変化するティントタイプは不向きです。 その日の唇のコンディションによって発色が変わるため、思った通りの色にならないことがあります。 特に、青みピンクが苦手なイエベの方や、ベージュ系の落ち着いた色味を好む方にとっては、扱いが難しいアイテムになるかもしれません。
香りに敏感な人
化粧品の香りにこだわりがある、あるいは無香料が好きという人にはおすすめしにくいです。 口コミでも香りの好みは分かれており、苦手な人はとことん苦手と感じてしまう傾向があります。 ネット通販で購入する場合は香りを試せないので、匂いに敏感な自覚がある方は避けた方が無難でしょう。
カイリジュメイのおすすめポイント
ここまでメリットとデメリットを見てきましたが、それでもなおカイリジュメイが選ばれ続けるには理由があります。 他のコスメにはない、このブランドならではの魅力的なポイントを整理しましょう。
世界に一つだけの個体差
リップに入っているドライフラワーは本物の花を使用しているため、一つひとつ花の開き方や色味が異なります。 工業製品でありながら、自然物特有の個体差があるのです。 これは、あなたのためだけに選んだというメッセージを込めるのに最適です。 大量生産された画一的な商品ではない温かみが、ギフトとしての価値を大きく高めています。
進化し続けるブランド展開
実はカイリジュメイは、過去のブームにあぐらをかいているわけではありません。 安っぽいという声を払拭するように、最近ではロココ調の装飾が施された高級感のあるパッケージデザインも登場しています。 また、色が濃すぎるという意見に応えて、色のつかないクリアタイプや、美容成分を強化したリップエッセンスなども展開しています。 ユーザーの声を拾って進化し続けている点は、ブランドとして非常に信頼できるポイントです。
名入れ刻印サービス
多くの正規販売店で、リップケースへの名入れ刻印サービスを行っています。 自分の名前が入ったコスメは、単なる消耗品から特別な愛用品へと変わります。 プラスチックの軽さが気にならなくなるほど、名前が入っていることへの愛着は大きなものです。 ギフトとして贈る場合、このひと手間が相手への想いを雄弁に語ってくれます。
カイリジュメイのおすすめアイテム
最後に、今購入するならこれを選べば間違いないというおすすめのアイテムを紹介します。 ダサいと言われる要素を回避できる最新アイテムも登場しています。
フラワーリップ クリアタイプ(新作)
色が濃く出すぎてしまうのが心配な方や、トレンドを意識したい方に一番のおすすめです。 2024年に登場したこのタイプは、pHで色が変わる機能をあえて無くしています。 純粋に透明なリップバームとして使えるため、寝る前のケアや、手持ちのお気に入りの口紅の上からグロスとして重ねるのに最適です。 これなら色の好みを外す心配がなく、誰にでも安心してプレゼントできます。
フルールロココシリーズ
パッケージが安っぽいというイメージを覆すのがこのシリーズです。 中世ヨーロッパの建築や美術をイメージした、優美で複雑な装飾が施されています。 これまでのシンプルな円筒形とは一線を画す高級感があり、大人の女性がポーチから出しても恥ずかしくないデザインに仕上がっています。 リップエッセンスタイプも出ており、エイジングケアを気にする世代にもぴったりです。
フラワーリップ(日本限定ゴールドケース)
やはり定番のティントを楽しみたいという方には、日本限定モデルがおすすめです。 海外並行輸入品とは異なり、日本人の好みに合わせた成分調整が行われています。 また、ケースの一部がピンクゴールドやレッドなどのメタル素材になっており、通常のクリアケースよりも高級感が増しています。 王道のカイリジュメイを楽しみたいなら、このモデルを選ぶのが正解です。
まとめ
カイリジュメイがダサいと言われる背景には、過去の爆発的なブームによるイメージや、一部の製品特徴が現代のトレンドと噛み合わない部分があることが分かりました。 しかし、それはあくまで一面的な見方に過ぎません。
実際には、見た目の美しさや世界に一つだけの特別感、そして進化した新しいラインナップによって、今でも多くの人に愛されています。 特にギフトとしての需要は非常に高く、贈られて嫌な気持ちになる人はほとんどいません。
大切なのは、自分や贈る相手が何を求めているかです。 重厚な高級感を求めるなら他のブランドが良いでしょう。 ですが、心ときめくビジュアルや、日常を少し彩る魔法のような可愛さを求めているなら、カイリジュメイは今でも十分に素敵な選択肢です。 周りの声に流されず、あなたの感性で選んでみてください。きっとその美しさに改めて気づくはずです。


