高いデザイン性と機能性で、日本のフィットネスアパレル界を引っ張るLYFT（リフト）。 IFBB PRO、つまり国際的なプロ選手であるエドワード加藤氏が手がけるブランドとして、本格的なトレーニーから絶大な支持を集めています。
しかし、その人気の一方で、ダサい、ロゴの主張が激しすぎるといった声も存在します。
そこで本記事では、LYFTがダサいと言われる理由と、ブランドの評判、おすすめできる人・できない人を解説します。 LYFTのウェアが欲しいけれど、もしかしてダサいのかな、と不安に感じている人は、ぜひ参考にしてください。
LYFTとは？
LYFT（リフト）は、日本を代表するフィジーク選手の一人、エドワード加藤氏が2018年に設立したフィットネスアパレルブランドです。
彼自身の座右の銘である Born To Lift、つまり筋トレするために産まれた、という言葉をスローガンに掲げています。
もともとは筋トレ用のウェアが中心でしたが、今ではプロテイン事業 や、東京・原宿の旗艦店 、さらには表参道ヒルズ内のジム運営 まで手がけています。
単なる服のブランドを超えて、フィットネスを中心としたライフスタイルそのものを提案するブランドに成長しています。
LYFTがダサいと言われている理由
これほど人気のあるLYFTですが、なぜ一部の人からはダサい、時代遅れと見られてしまうのでしょうか。
その背景には、LYFTが持つ強い個性と、最近のフィットネスウェアのトレンドとの間に、いくつかのズレがあるようです。
ロゴの主張が激しく、普段着としては野暮ったい
LYFTがダサいと言われる一番の理由は、ロゴの主張の強さかもしれません。
特に初期のアイテムや定番のTシャツには、胸や背中にLYFTのロゴが大きく配置されたデザインが多く見られます。
この分かりやすいロゴが、ファンにとっては誇りである一方、一部の消費者からはセンスがない、デザインが安っぽく見える、といった手厳しい評価につながっているようです。
最近のフィットネスウェアの流行として、特に40代など落ち着いた層からは、派手なデザインよりもアースカラーやモノトーンで、ロゴが目立たないシンプルなデザインが好まれる傾向があります。
この静かなトレンドと比べた時に、LYFTの力強いデザインは、人によっては野暮ったい、時代遅れと映ってしまうのです。
「筋トレガチ勢」のイメージが強く、着るのが恥ずかしい
LYFTは、創設者のエドワード加藤氏がトップ選手であること や、ブランドのスローガン が示す通り、本格的なトレーニー、いわゆる筋トレガチ勢のためのブランド、というイメージが非常に強いです。
このガチ勢のイメージが、一般のフィットネス愛好家や、トレーニングを始めたばかりの初心者には、心理的なハードルになっています。
自分なんかが着るのはおこがましい、とか、あの人本気だな、と周囲から見られるのが恥ずかしい、と感じる人もいるようです。
YouTubeのレビューで、着るとモチベーションが上がる 、体が大きく見える と評価される点は、裏を返せば、そこまで本格的ではない人にとっては、かえって敬遠される理由にもなっています。
人気がありすぎて、ジムで「被る」のが気まずい
LYFTは、日本国内のフィットネスブランドとして、トップクラスの知名度と人気を誇ります。
その結果、利用者が多い人気のジムでは、LYFT着用者だらけ、という現象が起こりがちです。
SNSなどでは、ジムに行ったら同じTシャツの人とすれ違った、とか、上下LYFTで揃えている人が多くて制服みたいだ、といった声もよく見られます。
この服装が被るという点が、他人と違う個性を出したい層からは、今さら感がある、もう終わったブランド、と見なされる一因になっています。人気ブランドならではの悩みですね。
LYFTの評判・口コミ
実際にLYFTを着ている人は、どう感じているのでしょうか。SNSやYouTubeの一次情報 をもとに、リアルな声を整理しました。
良い口コミ
- とにかくデザインがかっこいい。ジムで着るとモチベーションが上がる 。
- 生地感が非常に優れている。特にTシャツの着心地が最高で、めちゃくちゃいい 。
- サイズ感が絶妙。身長158cm、体重58kgでSサイズがぴったしだった 。
- ただのオーバーサイズではなく、肩幅が大きく見えたり、袖丈が肘くらいまであったり、体型が良く見えるよう計算されている 。
- 素材がよく伸びるので、トレーニング中の動きを妨げず快適 。
- 生地は分厚すぎず、少し透けるくらいだが、それが逆に軽くて動きやすい 。
- 値段は安くないが、それに見合う価値がある。このモチベーション向上を考えれば妥当 。
- 女性がLやXLをデカく着るのが可愛く、男女問わず支持されている 。
悪い口コミ
- ロゴが大きすぎて、ジム以外で着るには主張が強すぎて恥ずかしい。
- デザインが派手で、人によっては安っぽく見えたり、センスが悪いと感じるかもしれない。
- 人気すぎてジムで着ている人が多く、人と同じ格こになるのが気まずい。
- 筋トレガチ勢のイメージが強すぎて、初心者が手を出すにはハードルが高い。
- 良くも悪くもエドワード加藤のブランドというイメージが強いため、彼のスタイルが好みでないと響かない。
- Tシャツ一枚の価格が、他のスポーツブランドと比べても割高に感じる。
LYFTがおすすめな人
ダサいという評価もありつつ、多くのファンに支持されるLYFT。着る人の目的によって評価が分かれます。LYFTが本当に合うのは、次のような人たちです。
エドワード加藤氏の生き方やブランドの世界観に共感する人
LYFTの根幹にあるのは、単なるデザインではなく、Born To Lift という精神性です。
流行りの服として着るのではなく、エドワード加藤氏のストイックな生き様や、フィットネスで人生を豊かにするというストーリーに共感する人。
こういう人にとって、ロゴは恥ずかしいものではなく、むしろ誇りや、同じ価値観を持つ仲間である証になります。
体を大きく、格好良く見せたいトレーニー
LYFTのウェアがダサいという批判を跳ね返す最大の理由は、その機能的なシルエットです。
YouTubeのレビューで、肩幅を大きく見せる、袖丈が肘まである、と具体的に語られている通り、LYFTの服は鍛えた体を最も美しく、大きく見せるために作られています。
他人からどう思われるかよりも、鏡に映る自分の体が格好良く見えること、それでトレーニングの質が上がることを最優先に考える人 にとって、LYFTは最高の選択肢です。
デザインだけでなく、着心地や素材の質も妥協したくない人
着心地が最高 、伸びる素材でトレーニングしやすい といったレビューが示す通り、LYFTは見た目だけでなく、アパレルとしての品質も非常に高いです。
価格に見合った高品質な素材と、トレーニング中の快適性を両立させたい人にも、LYFTは強くおすすめできます。
LYFTがおすすめできない人
一方で、次のような価値観を持つ人にとっては、LYFTはダサい、自分には合わない、と感じる可能性が高いです。
ロゴが目立たない、無地やシンプルなウェアを好む人
最近のフィットネスアパレルのトレンドである、シンプルで落ち着いたデザインを好む人です。
派手さよりも、落ち着いたデザインやモノトーンを好む人にとって、LYFTのデザインは主張が強すぎます。
ブランドロゴを隠したい、あくまで無心にトレーニングに集中したい人には、LYFTは不向きかもしれません。
「筋トレガチ勢」というイメージや、周囲の目を気にしてしまう人
あの人、ガチだ、と思われることに抵抗がある人や、ジムで他の人と服装が被ることを極端に嫌う人です。
LYFTを着ることで、実力以上に見られるのではないか、と不安になる初心者や、周囲の視線が気になってしまう人は、リラックスしてトレーニングに集中できない可能性があります。
ウェアの購入費用をできるだけ安く抑えたい人
価格はするが価値がある と評価される一方で、その価格は決して安くありません。
ウェアは消耗品であり、デザインやブランド性よりも、とにかく安さ、コストパフォーマンスを最重要視する人には向きません。
安っぽい、という評価は、デザインの趣味が合わないだけでなく、価格に対する価値観のズレから来ている場合もあります。
LYFTのおすすめポイント
ダサいという評価を受けながらも、LYFTがトップブランドであり続ける理由、その本質的なおすすめポイントを3つに分けて確認しましょう。
日本人の体格を熟知した、計算ずくのシルエット
LYFTが他と違う最大のポイントは、その独特なシルエットです。
レビュー でSサイズがぴったし、袖丈が肘まである、と評価されたように、これは単なる流行のオーバーサイズではありません。
肩や腕の筋肉を強調し、体を格好良く見せるよう意図的にデザインされています。
創設者自身がトップアスリートである知見 が、このシルエットに活かされています。
モチベーションを高める高品質な素材と着心地
デザインが注目されがちですが、多くの愛用者がリピートする理由は、その着心地にあります。
レビュー で着心地が良すぎると絶賛されているように、素材選びに妥協がありません。
よく伸びる素材 や軽さ は、高強度のワークアウトでもストレスを感じさせません。
このアパレルとしての質の高さが、価格は高いが価値がある という、納得感につながっています。
ウェアを超えた「ブランド体験」
LYFTはもはや、単なるアパレルブランドではありません。
プロテイン 、原宿の旗艦店 、そして表参道ヒルズのジム と、エドワード加藤氏が作った世界観 に触れる体験そのものを提供しています。
LYFTのウェアを着ることは、その強力なコミュニティに参加するような意味合いを持ちます。
このブランド体験こそが、着用者のモチベーションを 強力に後押しする、LYFTの武器と言えるでしょう。
LYFTのおすすめアイテム
ダサいという不安を抱えつつも、LYFTを試してみたい人に向けて、まずは押さえるべき定番アイテムを紹介します。
ブランドの真髄「Tシャツ」
LYFTの象徴であり、ブランドの美学が最も詰まったアイテムです。YouTubeのレビュー の多くもTシャツを対象としています。
ダサい理由として挙げられたロゴの主張が気になる人は、比較的最近の、ロゴが小さめのものや、生地と同系色でロゴがデザインされたものを選ぶと良いでしょう。
まずは絶賛された着心地 と、体を大きく見せるシルエット を、体感してみてください。
機能性と汎用性を両立する「パーカー・スウェット」
伸びる素材のロンTパーカーとして高評価を得ていたアイテム群です。
トレーニング中の体温調節はもちろん、ジムへの往復、さらには普段着としても活用できる汎用性の高さが魅力です。
Tシャツに比べてロゴが控えめなデザインも多く、LYFT入門としても最適です。
スタイルを完成させる「ジョガーパンツ・ショーツ」
トップスだけでなく、ボトムスもLYFTで揃えることで、ブランドが意図するスタイルが完成します。
特に、近年のトレンドでもあるジョガーパンツや、ショートパンツとレギンスの重ね着 スタイルは、LYFTも得意とするところです。
あえて上下ともにオーバーサイズで合わせる のが、LYFT流の着こなし方です。
まとめ
本記事では、LYFTはダサい、という評価の真相について、SNSやYouTubeの一次情報 と、最新のフィットネストレンド をもとに分析しました。
LYFTがダサい、恥ずかしいと言われる主な理由は、以下の3点のようです。
- 主張の強いロゴデザインが、現代のシンプルなトレンド と合わないこと。
- 筋トレガチ勢のイメージ が強すぎ、初心者が恥ずかしいと感じてしまうこと。
- 人気ゆえにジムで被りが多発し、終わったブランドと見なされることがあること。
これらは特に、落ち着いたデザインを好む人や、周囲の目を気にする人にとっては、購入をためらう大きな理由になっています。
一方で、愛用者からは、計算され尽くしたシルエット 、高品質な生地と最高の着心地 、モチベーションを高めるデザイン といった、極めて高い評価を得ているのも事実です。
結論として、LYFTはブランドイメージやロゴを前面に押し出すスタイルが、一部の層からダサいと評されるものの、その本質は、体を格好良く見せることと品質を追求した、トレーニーのための高性能アパレルです。
他人の評価を気にするよりも、エドワード加藤氏の世界観 に共感し、トレーニングの質を高めたい人にとっては、唯一無二のブランドと言えるでしょう。
