セイコー アルピニストがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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セイコー アルピニストは、1959年に国産初のスポーツウォッチとして誕生した歴史ある腕時計です 。   

そのクラシカルなデザインと実用性の高さから、国内外でカルト的な人気を誇ります。

しかし、一部ではセイコー アルピニストはダサい、時代遅れだという声も聞かれます。

そこで本記事では、アルピニストがダサいと言われる理由と、その評判や口コミを徹底解説。

アルピニストがおすすめできる人、できない人の特徴も紹介します。

アルピニストが欲しいけど、周りからセンスがないと思われたらどうしよう?と不安な人はぜひ参考にしてください。

目次

セイコー アルピニストとは?

セイコー アルピニストは、その名の通り登山家のために作られた腕時計です。

1959年の「ローレル アルピニスト」がその原点で、セイコーのスポーツウォッチの礎を築きました 。   

過酷な環境でも時を刻むタフな実用時計というコンセプトは、現在のモデルにも受け継がれています。

現在は、本格的なスポーツウォッチシリーズ「プロスペックス」の一員として、セイコーが誇る冒険時計の血統を証明する存在です 。   

セイコー アルピニストがダサいと言われている理由

多くのファンに愛されるアルピニストですが、その独特なデザインが一部でダサいと評されることがあります。

アルピニストを唯一無二の存在にしている特徴が、人によっては野暮ったさや古臭さに感じられてしまうのです。

クラシックなデザインがおじさんっぽい

アルピニストの象徴であるグリーン文字盤にゴールドのインデックスという組み合わせは、ヴィンテージウォッチのような風格があります。

しかし、この渋いデザインが、一部ではおじさんっぽい、年寄り臭いと見られてしまうようです 。   

特に、教会の尖塔を模したとされるカテドラル針は装飾的で、現代のシンプルなデザイントレンドとは異なります 。   

このクラシックすぎる個性が、一部の人には古臭いセンスだと感じさせてしまうのかもしれません。

ケースの厚みが服装を選ぶ

登山用というルーツを持つアルピニストは、20気圧防水という高い性能を備える分、ケースに約13mmの厚みがあります 。   

この厚みが、シャツの袖口に収まりにくく、特にスーツスタイルでは不格好に見えてしまうことがあります。

SNSではスーツにも合うという意見もありますが、袖口で時計が引っかかってしまうという声も少なくありません 。   

アウトドアウェアにはマッチしますが、きれいめな服装には合わせにくく、野暮ったい印象を与えかねません。

価格に見合わない部分的な品質

かつてのアルピニストは、高いスペックと圧倒的なコストパフォーマンスが魅力でした。

しかし近年、セイコーの高級路線へのシフトに伴い、アルピニストも価格が上昇しています 。   

この価格上昇に対し、ムーブメントの精度や標準のストラップの品質が追いついていないという厳しい意見が見られます。

ムーブメントの精度に個体差があり、日差が大きくずれることがあるという報告は、購入者にとって不安要素です 。   

また、付属の革ベルトは硬くて安っぽい、ブレスレットは時計本体の質感に見合わないという声も多く、購入後すぐにストラップを交換するユーザーが後を絶ちません 。   

価格が上がったことで、こうした細かな点がより目につき、割高だと感じさせてしまうようです。

セイコー アルピニストの評判・口コミ

SNSやレビューサイトで見られるアルピニストのリアルな評判を、良い点と悪い点に分けてご紹介します。

良い口コミ

  • 光の当たり方で表情を変える緑の文字盤がとにかく美しい
  • ケースサイズが絶妙で、日本人の腕に馴染みやすい
  • ストラップを交換すれば、カジュアルからビジネスまで幅広く使える
  • 20気圧防水とサファイアガラスで、この価格帯ではスペックが非常に高い
  • 60年以上の歴史を持つセイコーのアイコンであり、所有欲が満たされる
  • アウトドアで気兼ねなく使えるタフさと、街で映えるデザインを両立している
  • 個性的なので、他の人と時計が被りにくい

悪い口コミ

  • 標準の革ベルトは硬くてチープ。腕に馴染むまで時間がかかる
  • ムーブメントの精度が不安定で、個体差が大きいのが気になる
  • ケースが分厚くて重く、長袖シャツの袖口で邪魔になる
  • 金属ブレスレットの質感が、時計本体の仕上げに見劣りする
  • 日付の拡大レンズのデザインが好みではない
  • クラシックすぎて、服装によってはおじさんっぽく見えそうで恥ずかしい
  • 簡易方位計はほとんど使わないし、デザインがごちゃごちゃして見える

セイコー アルピニストがおすすめな人

アルピニストの独特の魅力は、すべての人に受け入れられるわけではありません。

しかし、特定の価値観を持つ人にとっては、最高の相棒となり得ます。

時計の背景にあるストーリーが好きな人

アルピニストは単なる道具ではなく、日本のスポーツウォッチの歴史そのものです 。   

1959年の誕生から続く、冒険時計としての物語を大切にしたい人にとって、アルピニストの持つ60年以上の歴史は大きな価値を持つでしょう。

人とは違う、オンオフ使える時計が欲しい人

ありきたりなデザインに満足できない、個性的な一本を探している人にアルピニストはおすすめです。

深緑とゴールドが織りなす独特の世界観は、他に類を見ません 。   

ストラップを交換するだけで、ヴィンテージ風にもミリタリーテイストにもなり、自分だけのスタイルを追求できるのも魅力です 。   

コスパ良く本格的な機械式時計が欲しい人

価格は上がりましたが、アルピニストは依然としてコストパフォーマンスが高いモデルです。

20気圧防水、サファイアガラス、約70時間のロングパワーリザーブを持つ自社製ムーブメントといった本格的なスペックを10万円前後で手に入れられます 。   

初めての本格的な機械式時計として、非常に満足度の高い一本と言えるでしょう。

セイコー アルピニストがおすすめできない人

一方で、その強い個性が、ある種の人々にとっては最良の選択とは言えないのも事実です。

シンプルなデザインが好きな人

アルピニストのデザインは、良く言えばクラシック、悪く言えば装飾過多です。

文字盤の方位計の目盛りや華やかな針など、その情報量の多さは、ミニマルなデザインを好む人にはごちゃごちゃして見えるかもしれません 。   

仕事でスーツを着ることが多い人

アルピニストをスーツに合わせるのは、あまりおすすめできません。

約13mmというケースの厚みはドレスシャツの袖に収まりにくく、アウトドア由来のデザインはフォーマルな場で浮いてしまう可能性があります 。   

TPOをわきまえていないと思われ、恥ずかしい思いをするかもしれません。

正確さや機能性を重視する人

アルピニストは機械式時計なので、日差数十秒という誤差が生じます。

秒単位の正確性を求める人には向いていません 。   

また、現代の登山では、ナビや記録機能を持つスマートウォッチの方が圧倒的に高機能です。

アナログな方位計に実用性よりロマンを求める人向けの時計と言えるでしょう 。   

セイコー アルピニストのおすすめポイント

アルピニストには、欠点を補って余りある素晴らしい魅力があります。

光で表情を変える美しい文字盤

アルピニスト最大の魅力は、その美しい文字盤です。

特にグリーンモデルは、光の加減で鮮やかなエメラルドから深い森のような緑色まで、無限に表情を変えます 。   

一日中眺めていても飽きない、生命感あふれる文字盤は多くのオーナーを虜にしています。

アウトドアにも耐える本格スペック

見た目はクラシックですが、中身はタフなプロスペックス仕様です。

20気圧防水と傷に強いサファイアガラスを備え、アウトドアでラフに扱っても安心 。   

この信頼性の高さが、日常使いでの絶大な安心感につながっています。

カスタマイズで化ける楽しさ

標準ストラップの評価は低いですが、それはカスタマイズの楽しさの裏返しでもあります。

アルピニストはどんなストラップとも相性が良く、自分だけの一本に育てていく楽しみがあります。

多くのユーザーがブレスレットや革ベルトを交換し、自分だけのカスタマイズを楽しんでいます 。   

セイコー アルピニストのおすすめアイテム

ここでは、代表的なアルピニストのモデルを3つご紹介します。

SBDC091:これぞ王道。象徴的なグリーンモデル

アルピニストと聞いて多くの人が思い浮かべるのが、この深緑のモデルでしょう 。   

クラシックなデザインと独特の存在感は、まさにアルピニストの象徴。

この時計の世界観に惹かれたなら、まず検討すべき一本です。

ベビーアルピニスト:よりシンプルで都会的な派生モデル

クラシックなアルピニストは少しごちゃごちゃしていると感じる人には、通称ベビーアルピニストがおすすめです 。   

アイコンだった内転リング式の方位計をなくし、すっきりとした都会的なデザインになっています。

ケースもわずかに薄くなり、より普段使いしやすくなったモデルです 。   

デジタルモデル:登山ツールとしての高機能モデル

デザインよりも登山ツールとしての機能性を求めるなら、デジタルモデルが最適です。

ソーラー充電に加え、高度、気圧、温度、方位を計測するセンサーを搭載しており、まさに現代の登山家のためのプロフェッショナルツールです 。   

まとめ

セイコー アルピニストは、ダサいのではなく、強烈な個性を持つ時計です。

そのクラシックなデザインや武骨な作りは、ある人には最高の長所となり、別の人には短所となります。

もしあなたが、その唯一無二のキャラクターを愛し、多少の癖も受け入れて自分色に染めていくことを楽しめるなら、アルピニストはかけがえのない相棒となるでしょう。

しかし、もしあなたが誰からも好かれる無難なデザインや、非の打ちどころのない完成品を求めるなら、別の時計を探すことをお勧めします。

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この記事を書いた人

ファッションや時計・シューズなどビンテージから最新のアイテムまで自分が好きと思うアイテムをコレクトしている。自身も心配性であり、これって「ダサいのかな?」と不安を感じてしまう方に向けて安心してもらえるよう日々情報を発信している。

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