パラディウムがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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フランス生まれのブーツブランド、パラディウム。

タフな作りと独特の歴史で、一部のファッション好きから根強い人気があります。でも、ネットやSNSではダサい、合わせにくいなんて声も。

そこでこの記事では、パラディウムがダサいと言われる理由から、実際の口コミ、どんな人におすすめなのかまで徹底解説します。

パラディウムのブーツが欲しいけど、時代遅れかな?と不安な人はぜひ参考にしてください。

目次

パラディウムとは?

パラディウムは、1920年にフランスで生まれたブランドです。

もともとは、なんと航空機のタイヤを作る会社でした 。その技術を活かして、第二次世界大戦後にはシューズ作りを始めます。  

きっかけは、フランスで最も過酷と言われるフランス外人部隊からの依頼でした。砂漠やジャングルでも快適に動ける、タフなブーツが欲しい、という要望に応えて生まれたのが、今もブランドの顔であるパンパシリーズです 。  

軽量で耐久性も高く、火山学者が調査で愛用したり、60年代には自由を求める学生たちの足元を支えたりと、その歴史はまさに冒険と挑戦の連続 。  

今では都市探検をコンセプトに、都会とアウトドアをつなぐシューズとして進化を続けています 。  

パラディウムがダサいと言われている理由

確かな歴史と機能性があるのに、なぜパラディウムは一部でダサいと言われてしまうのでしょうか。その理由は、ブランドの個性そのものに隠されているようです。

軍用ブーツならではの無骨さが野暮ったい

パラディウムの原点は、フランス外人部隊のために作られたミリタリーブーツです 。  

飾り気のないキャンバス地や実用的なステッチは、まさに機能美そのもの。でも、今のトレンドはもっとスマートで綺麗なスニーカーが主流です。

だから、この無骨なデザインが、一部の人には野暮ったいとか、時代遅れに映ってしまうようです。

ゴツいソールとつま先の主張が強くて服を選ぶ

パラディウムのブーツで特に目立つのが、タイヤのような凹凸のあるラバーソールと、丸いゴム製のトゥキャップ 。  

これらは厳しい環境で足を守るための大切なパーツですが、ファッションとしてはかなり主張が強めです。

足元にボリュームが出るので、きれいめなパンツや繊細なスカートとは合わせにくく、コーディネートの難易度を上げています。

ミリタリーやワーク系の服装でないと、靴だけが浮いてしまい、ちぐはぐな印象になることも 。この着回しの難しさが、ダサいという評価につながっているのかもしれません。  

長靴や作業靴のような実用的なイメージ

パラディウムの防水モデルは、雨の日に本当に頼りになります 。  

ただ、その雨に強い、タフというイメージが強すぎて、長靴や作業靴みたいに見えてしまうことがあります 。  

もちろん、それだけ機能的だということなのですが、おしゃれな靴として履きたい人にとっては、少し残念なポイント。

ファッションに詳しくない人から見れば、おしゃれなシューズというより、何か特別な目的で履く道具のように見えてしまうのかもしれません。

パラディウムの評判・口コミ

実際にパラディウムを履いている人はどう感じているのでしょうか。SNSなどのリアルな声を集めてみました。

良い口コミ

  • 驚くほど高い防水性能で、土砂降りの雨や水たまりでも全く浸水せず、靴下が濡れる心配がない  
  • ゴツい見た目からは想像できないほど軽量で、フェスや旅行で一日中歩き回っても足が疲れにくい  
  • ミリタリー由来のタフな作りは伊達ではなく、長年履き込んでもへたらない耐久性がある  
  • クッション性の高いインソールが採用されており、見た目以上に履き心地が良く、歩きやすい  
  • 新しいモデルに付いているサイドジップのおかげで、ハイカットブーツ特有の脱ぎ履きの面倒さがない  

悪い口コミ

  • 全体的に作りが細身で、特に足幅が狭い。普段のサイズでは窮屈に感じることが多く、0.5cmから1.0cmのサイズアップが必須  
  • 新品の状態ではアッパーやソールが硬く、足に馴染むまで少し時間がかかることがある  
  • 防水性が高い反面、通気性はあまり良くなく、特に夏場は蒸れを感じやすい  
  • 白やベージュのモデルは、ラバー部分の汚れが目立ちやすく、こまめな手入れが必要になる  
  • サイドジップがない旧来のハイカットモデルは、やはり脱いだり履いたりが少し面倒に感じる  

パラディウムがおすすめな人

では、パラディウムはどんな人に向いているのでしょうか。おすすめできる人を3つのポイントでわけてみました。

機能性を最優先し、天候を気にせず動きたい人

パラディウムの一番の魅力は、なんといっても機能性の高さ。

特に防水モデルは、雨の日の外出や野外フェス、キャンプなどで大活躍します 。  

重くて歩きにくい長靴とは違い、スニーカーのように軽快に動けるのがポイント。天気が悪いからと諦めたくない、アクティブな人には最高の相棒になるはずです。

ミリタリーやワーク、アウトドア系の服が好きな人

パラディウムの無骨なデザインは、特定のファッションと合わせると魅力が倍増します。

カーゴパンツやオーバーオールといったワークウェアや、ミリタリージャケットとの相性は抜群 。  

これらのスタイルが好きな人にとって、パラディウムの野暮ったさは、むしろコーディネートに本物らしさを加えてくれる要素になります。

人と違う、ストーリーのある靴が欲しい人

みんなが履いている定番ブランドではなく、自分だけのこだわりが詰まった一足を探している人にもおすすめです。

航空機のタイヤ作りから始まり、フランス外人部隊に採用され、様々なカルチャーシーンで愛されてきた歴史は、他のブランドにはない魅力です 。  

流行を追うのではなく、モノが持つ背景や物語に惹かれる人にとって、パラディウムは特別な一足になるでしょう。

パラディウムがおすすめできない人

一方で、その強い個性が合わない人もいます。パラディウムをおすすめできないのは、以下のような人です。

トレンドの最先端や、きれいめなスタイルが好きな人

パラディウムのデザインは、良くも悪くも流行とは少し距離があります。

毎シーズンのトレンドを追いかけたい人には、少し物足りないかもしれません。

クリーンでシンプルなスタイルが好きな人にとっても、ゴツめのシルエットは合わせにくいと感じる可能性があります 。  

足の幅が広く、楽な履き心地を重視する人

口コミでよく指摘されているのが、細身のサイズ感です 。  

特に足の幅が広い人は、サイズを上げても窮屈に感じることがあるかもしれません。

一日中ストレスなく過ごせる、ゆったりとした履き心地を何よりも大切にするなら、他のブランドを検討したほうが良いでしょう。

どんな服にも合う、着回し力を求める人

パラディウムは、どんな服装にも合う万能選手ではありません。

そのミリタリー由来の強い個性は、合わせる服をある程度選びます 。  

きれいめな服が多い人や、朝、何も考えずに靴を選びたい人にとっては、少し使いにくい一足になってしまうかもしれません。

パラディウムのおすすめポイント

ここで、パラディウムの魅力をあらためて確認しておきましょう。おすすめポイントは3つです。

見た目を裏切る軽さと、信頼の防水性能

ゴツい見た目からは想像もつかないほど、パラディウムの靴は軽いです。

これは、独自開発された軽量素材のおかげ 。一日中歩いても疲れにくいのは嬉しいポイントです。  

さらに、完璧な防水設計で、雨の日でも絶対的な安心感があります 。タフなのに軽い、このギャップが最大の魅力です。  

70年以上の歴史が証明するタフさ

パラディウムの丈夫さは、ただの宣伝文句ではありません。

フランス外人部隊の兵士たちが砂漠やジャングルで履き、探検家が火山の調査で頼りにしたという70年以上の歴史が、その頑丈さを物語っています 。  

すぐに履き潰すのではなく、長く付き合える一足を探している人にぴったりです。

都会と自然を自由に行き来できる

パラディウムが掲げる都市探検というコンセプトは、今のライフスタイルにとても合っています 。  

雨の日の街中から、週末のキャンプ場まで、この一足があればどこへでも行けます。

本格的な登山靴ほど大げさでなく、普通のスニーカーよりずっとタフ。この絶妙なバランス感覚が、パラディウムならではの魅力です。

パラディウムのおすすめアイテム

たくさんのモデルの中から、パラディウムらしさが詰まった代表的な3つを紹介します。

PAMPA HI ORIGINALE

1949年に生まれた初代モデルの雰囲気をそのまま受け継ぐ、ブランドの象徴的な一足 。  

ウォッシュ加工されたキャンバス地と、特徴的なソールがクラシックな魅力を放ちます。

防水機能はありませんが、パラディウムの歴史や本物らしさを感じたいなら、まずこのモデルがおすすめです 。  

PAMPA HI SEEKER LITE+ WP+

伝統的なデザインに、現代的な機能性をプラスした一番人気のモデルです 。  

優れた防水性と驚きの軽さに加え、ハイカットなのに脱ぎ履きがとても楽なサイドジッパーが付いているのが最大のポイント 。  

デザインも実用性も欲しい、という欲張りな人にぴったりの一足です。

PAMPA OX PUDDLE LITE WP+

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PALLADIUM(パラディウム)
¥13,090 (2025/09/16 13:48:54時点 Amazon調べ-詳細)

ハイカットのゴツさに少し抵抗がある人には、このローカットモデルがおすすめです 。  

足首周りがすっきりしているので、よりスニーカー感覚で気軽に履けます。

もちろん、防水性能はハイカットモデルと同じで頼りになります。パラディウムの機能は欲しいけど、見た目はもっと軽快にしたい、という人に最適です 。  

まとめ

パラディウムがダサいと言われるのは、軍用ブーツがルーツの、機能性を最優先した無骨なデザインが理由です。

たしかに、今のトレンドとは少し違うし、どんな服にも合うわけではありません。

でも、その背景には70年以上の歴史と信頼が詰まっています。驚くほどの防水性と軽さは、多くの人に愛される理由です。

流行に左右されず、機能的でストーリーのある一足が欲しいなら、パラディウムは最高の選択肢になるでしょう。この記事を参考に、自分に合うかどうかをじっくり考えてみてください。

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