UNDEFEATED(アンディフィーテッド)は、LA発のスニーカーショップから始まり、今では世界的なストリートブランドとして知られています。
特に有名ブランドとのコラボスニーカーは毎回大きな話題になりますよね。
しかし、その一方で「アンディフィーテッドはダサい」という声も一部であるようです。
そこでこの記事では、アンディフィーテッドがダサいと言われる理由から、SNSでの評判や口コミ、どんな人におすすめできるのかを徹底的に解説していきます。
「アンディフィーテッドのアイテムが欲しいけど、もしかしてダサい?」と不安な人は、ぜひ参考にしてください。
UNDEFEATEDとは?
UNDEFEATED(アンディフィーテッド)は、2002年9月11日にアメリカのロサンゼルスで生まれたスニーカーショップです 。
この日はアメリカ同時多発テロからちょうど1年後で、ブランド名には「俺たちは絶対に負けない、いかなる脅威にも屈しない」という強いメッセージが込められています 。
ブランドの象徴である5本線のロゴ「ファイブストライクス」は、勝利を意味するマークです 。これは日本で数を数える時に使う「正」の字と同じ考え方で、ブランドの力強い姿勢を表しています 。
もともとはこだわりのスニーカーを集めたセレクトショップでしたが、今ではオリジナルの服も展開しています 。
そのデザインは、アメフトやバスケといったスポーツカルチャーや、西海岸のストリート、ミリタリーの要素から影響を受けています 。
特にNikeやAdidas、BAPEといった有名ブランドとのコラボは伝説的なモデルも多く、スニーカー好きなら誰もが知る存在です 。
UNDEFEATEDがダサいと言われている理由
ストリートファッションで確固たる地位を築いているUNDEFEATEDですが、一部でダサいと言われてしまうのはなぜでしょうか。
SNSやYouTubeで見られるリアルな声をもとに、その理由を探っていきます。
ロゴの主張が強すぎて野暮ったい
UNDEFEATEDの象徴である5本線のロゴは、好きな人にはたまらないデザインです。
ただ、その背景を知らない人や、シンプルなファッションを好む人からすると、少し主張が強すぎると感じられることがあるようです。
特にロゴが大きくプリントされたパーカーやTシャツは、見る人によっては少し子供っぽく見えたり、洗練されていない野暮ったい印象を与えてしまうことも。
最近はロゴが控えめなデザインが流行っていることもあり、デカデカとしたロゴはセンスがないと感じる人がいるのかもしれません。
スニーカーブームが終わり時代遅れに見える
UNDEFEATEDが最も輝いていたのは、2010年代のスニーカーブームの時期でした。
限定スニーカーを求めて人々がお店に長蛇の列を作っていた時代、UNDEFEATEDはその中心にいたブランドの一つです。
しかし、その熱狂的なブームも最近は落ち着いてきました。
実際に、2023年には日本での事業を手掛けていた会社が「スニーカーブームが落ち着いたため」という理由で契約を終了しています 。また、日本1号店だった静岡店が閉店したことも、ファンにとっては大きな出来事でした 。
YouTubeなどでも、以前のようにレアスニーカーを追いかける文化が薄れてきているという声が見られます 。
ブランドが盛り上がった時代の象徴というイメージが強い分、今のファッションと比べると少し時代遅れに感じられてしまうのかもしれません。
服の品質が値段と見合っていないことがある
スニーカーの評価が高い一方で、アパレル製品の品質については厳しい意見が見られます。
オンラインの口コミを調べてみると、「Tシャツの生地が思ったよりペラペラ」「新品なのに糸がほつれていた」「袖に穴が空いた状態で届いた」といった声が複数見つかりました 。
中には「偽物かと思った」という辛辣な意見もあり、価格に対して品質が伴っていないと感じる人が少なくないようです 。
デザインが良くても、製品そのものの質が低いと、がっかりしてしまいますよね。これが「ダサい」という評価につながる大きな原因の一つと言えそうです。
大人が着ると「痛いおじさん」に見えることも
UNDEFEATEDが誕生したのは2002年なので、すでに20年以上の歴史があります 。
当時夢中になっていた10代、20代のファンも、今では30代、40代になっています。
ファッションコーディネートアプリなどを見ると、30代後半のユーザーが着用している例も見られます 。
若い世代のストリートファッションというイメージが強いブランドなだけに、大人の男性が着ていると、少し若作りしているように見えたり、「昔の流行りを追いかけている痛いおじさん」という印象を与えてしまう可能性があります。
これはブランドが悪いわけではなく、歴史の長いブランドが抱える世代間のイメージの違いが原因かもしれません。
UNDEFEATEDの評判・口コミ
SNSやオンラインストアのレビューから、UNDEFEATEDに関するリアルな声を集めてみました。
良い口コミ
・コラボスニーカーのデザインが他にはなくて最高
・ミリタリー系のオリーブカラーが絶妙で、実物は写真よりずっとカッコいい
・アパレルの生地はしっかり厚手で、オーバーサイズで着るのにちょうど良いという声も
・ブランドのコンセプトやストーリーがしっかりしていて、持っているだけで満足感がある
・デザインだけでなく、スニーカーとしての履き心地も良い
悪い口コミ
・Tシャツの生地がペラペラで、値段の割に安っぽく感じた
・縫製が雑で、新品なのに糸がほつれている箇所があった
・届いた商品の袖に穴が空いていてがっかりした
・品質が低すぎて、正規品とは思えなかった
・オンラインで注文したのに商品が届かなかった
UNDEFEATEDがおすすめな人
これまでの情報を踏まえて、UNDEFEATEDはどんな人におすすめできるブランドなのか、3つのポイントに分けてみました。
スニーカーの背景やカルチャーが好きな人
UNDEFEATEDのアイテム、特にスニーカーは、ただの製品ではありません。
一つひとつのモデルに、ストリートカルチャーの歴史やストーリーが詰まっています。
例えば、伝説的なモデルである「UNDEFEATED x Air Jordan 4」がどうやって生まれたか、といった背景を知っている人にとっては、所有すること自体が特別な価値になります 。
流行り廃りよりも、アイテムに込められた本物の価値を楽しめる人には、最高のブランドです。
男らしいミリタリーやスポーツスタイルが好きな人
UNDEFEATEDのデザインの根幹にあるのは、ミリタリー、スポーツ、そして西海岸のストリートカルチャーです 。
オリーブやカモフラ柄、スタジャンやカーゴパンツといったアイテムは、まさにブランドの象徴。
もしあなたのファッションの好みが、男らしくて少し無骨なスタイルなら、UNDEFEATEDは間違いなくハマるはずです。
流行に流されず、自分のスタイルを貫きたい人におすすめです。
本物のストリートブランドを長く愛用したい人
今のUNDEFEATEDは、トレンドの最先端を走るブランドではないかもしれません。
しかし、20年以上もストリートシーンの第一線で支持され続けてきた歴史は、本物であることの証です。
一時のブームで消えていくブランドが多い中で、UNDEFEATEDはストリートウェアの定番として存在感を放っています。
カルチャーに根差した服を長く着続けたいと考える人にとって、信頼できる選択肢となるでしょう。
UNDEFEATEDがおすすめできない人
一方で、UNDEFEATEDが合わない人もいます。購入を考え直した方がいいかもしれない人のタイプはこちらです。
さりげなくシンプルなファッションが好きな人
UNDEFEATEDの魅力は、良くも悪くもその力強いロゴデザインにあります 。
無地の服や、ブランドロゴが目立たないような、さりげないファッションを好む人には、少し主張が強すぎると感じるかもしれません。
手持ちの服がシンプルなものばかりだと、UNDEFEATEDのアイテムだけが浮いてしまい、コーディネートが難しくなる可能性があります。
常に最新のトレンドを追いかけたい人
先ほども触れたように、UNDEFEATEDは少し前のスニーカーブームのイメージが強いブランドです 。
もちろん今でもストリートシーンではリスペクトされていますが、ファッション業界全体の新しい流行を作っているわけではありません。
常に雑誌やSNSで話題の最新スタイルを取り入れたい人にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。
アパレルの品質を最も重視する人
これは口コミからも分かる、とても重要なポイントです。
UNDEFEATEDのアパレルは、残念ながら品質にばらつきがあるようです 。
服を買うときに、生地の質や縫製の丁寧さを何よりも大事にする人にとっては、少しリスクのある買い物になるかもしれません。
もちろん高品質なものもありますが、特にオンラインで買う場合は注意が必要です。
UNDEFEATEDのおすすめポイント
ここまで少し厳しい意見もありましたが、UNDEFEATEDにはそれを上回る魅力がたくさんあります。
やっぱりすごい有名ブランドとのコラボ
UNDEFEATEDの最大の魅力は、なんといっても有名ブランドとの数々のコラボレーションです。
特にNikeとの協力関係は伝説的で、ミリタリージャケットから着想を得た「Air Jordan 4」や、デザインが美しい「Air Max 97」、ストリートの定番「Dunk」など、数えきれないほどの傑作を生み出してきました 。
Adidasとは、日本の人気ブランドBAPEを交えたトリプルコラボもたびたび発表し、大きな話題を呼んでいます 。
これらのコラボアイテムは、ただのスニーカーではなく、カルチャーの歴史の一部。この圧倒的な実績が、UNDEFEATEDの価値を支えています。
ブレないLAのストリートカルチャー
流行がめまぐるしく変わる今の時代に、20年以上も自分たちのスタイルを貫いているのは、UNDEFEATEDのすごいところです。
スポーツ、ミリタリー、西海岸ストリートという3つの柱は、設立当初から全くブレていません 。
その製品からは、上辺だけではない本物のカルチャーが感じられます。この一貫した姿勢が、多くのファンから信頼され、愛され続ける理由です。
スニーカーが主役になる服
アパレルの品質には賛否両論ありますが、そのデザインはスニーカー好きから高く評価されています。
なぜなら、UNDEFEATEDの服は、スニーカーを主役にしたコーディネートを前提に作られているからです 。
お気に入りのスニーカーを一番カッコよく見せたい、と思った時に、UNDEFEATEDのパーカーやカーゴパンツは最高の相棒になってくれます。
服が悪目立ちせず、でもブランドらしさはしっかりある。この絶妙なバランスが魅力です。
UNDEFEATEDのおすすめアイテム
では、具体的に何から手に入れれば良いのでしょうか。特におすすめのアイテムを3つ紹介します。
【スニーカー】まずはNikeコラボから
UNDEFEATEDといえば、やはりNikeとのコラボスニーカーは外せません。
これこそがブランドの真骨頂です。
伝説的な「Air Jordan 4」や、美しいデザインの「Air Max 97」、ストリートの象徴「Dunk」シリーズは、どれも歴史的な名作です 。
もしUNDEFEATEDの世界に足を踏み入れるなら、まずはこれらのコラボスニーカーをチェックしてみてください。
【アパレル】定番のロゴパーカー
アパレルでまず試してほしいのが、胸にロゴが入った定番のパーカーです 。
これ一枚でUNDEFEATEDの世界観を表現できる、まさにブランドの顔とも言えるアイテム。
カーゴパンツやデニムとの相性も抜群で、着回しがきくのも嬉しいポイントです 。
初めてUNDEFEATEDの服を買うなら、まずこのパーカーをおすすめします。
【アパレル】手軽なグラフィックTシャツ
もっと気軽にUNDEFEATEDを楽しみたいなら、グラフィックTシャツが良いでしょう。
シンプルなロゴTシャツから、季節ごとの凝ったデザイン、店舗限定のTシャツまで、種類がとても豊富です 。
比較的手頃な価格でブランドの魅力に触れることができるので、コレクションするのも楽しいかもしれません。
まとめ
UNDEFEATEDがダサいと言われるのは、ロゴの主張が強かったり、品質にばらつきがあったり、少し前の流行というイメージがあるからのようです。
たしかに、誰にでも似合う万人受けするブランドではないかもしれません。
しかし、その背景にあるカルチャーや、数々の名作コラボは本物です。
流行り廃りではなく、自分のスタイルを貫きたい人、スニーカーを中心としたファッションが好きな人にとっては、これ以上ないくらいカッコいいブランドと言えるでしょう。
この記事を参考に、UNDEFEATEDが自分に合うブランドかどうか、見極めてみてください。