人気動画クリエイター、東海オンエアのゆめまるさんが手がけるアパレルブランド、BARK AT THE MOON。
ポップなイラストとゆったりしたシルエットが人気ですが、一部ではダサいという声もあるようです。
この記事では、BARK AT THE MOONがダサいと言われる理由や評判を解説します。購入を迷っている人はぜひ参考にしてください。
BARK AT THE MOONとは?
BARK AT THE MOONは、人気動画クリエイター東海オンエアのメンバー、ゆめまるさんがプロデュースするアパレルブランドです 。
ブランドコンセプトは、表現を止めるな。型にはまらず抑圧された感情を爆発させろ、人間みな表現者。という力強いメッセージを掲げています 。
このコンセプトのもと、日常に溶け込むストリートウェアを中心に展開。特にイラストレーターKUREINOさんが手がけるユニークなグラフィックがブランドの大きな特徴です 。
ゆめまるさん自身は絵が描けないため、KUREINOさんとの出会いがブランド設立のきっかけになったと語っています 。
アイテムは全体的にオーバーサイズが多く、大人の夏休みや、ちょっとコンビニに行く時のラフな服装を意識して作られているようです 。
サイズ感も独特で、Lサイズが一般的なXLサイズに相当するなど、ルーズな着こなしが前提になっています 。
ちなみにブランド名は、ヘヴィメタルの帝王オジー・オズボーンの有名な曲とは直接関係ありません。
ゆめまるさんが福岡でKUREINOさんと飲んだ帰り道、満月を見て月に向かって吠えるというイメージが浮かび、この名前が付けられました。
後にオジー・オズボーンとの関連性を知り、面白い偶然だと感じたそうですが、あくまで後付けのエピソードです 。
BARK AT THE MOONがダサいと言われている理由
一部でダサいと言われるBARK AT THE MOONですが、それにはいくつかの理由があるようです。
ブランド名が持つイメージ、クリエイターブランド特有の先入観、そしてデザインの個性と価格のバランス。
これらの点が、特にファン以外の人にとっては少し気になるポイントになっているのかもしれません。
ブランド名がヘヴィメタルのイメージと重なる
BARK AT THE MOONという名前を聞いて、音楽好きの人がまず思い浮かべるのは、ヘヴィメタルの重鎮オジー・オズボーンが1983年に発表した同名のアルバムです 。
狼男に扮したジャケット写真が有名で、80年代のロックシーンを象徴する作品として世界的に知られています 。
そのため、BARK AT THE MOONで検索すると、ゆめまるさんのブランド情報に混じって、狼男のイラストやゴシック調のロゴ、ヴィンテージのバンドTシャツなどがたくさん出てきます 。
特徴 | ゆめまるのアパレルブランド | オジー・オズボーンのアルバム |
ジャンル | ストリートファッション | ヘヴィメタル |
発表年 | 2021年〜 | 1983年 |
コンセプト | 自己表現、感情の爆発 | 神秘主義、ホラー |
ビジュアル | ポップ、カラフル、ゆるい | ダーク、ゴシック、狼男 |
創設者 | ゆめまる(東海オンエア) | オジー・オズボーン |
このように、名前が持つヘヴィメタルのイメージと、実際の商品のポップな雰囲気には大きなギャップがあります。
このギャップが、ブランドの背景を知らない人からは、ちぐはぐでセンスがない、野暮ったいという印象を与えてしまうことがあるようです。
YouTuberのファンアイテムに見えてしまう
BARK AT THE MOONは、東海オンエアのゆめまるさんのブランドとして広く知られています 。
これはファンにとっては大きな魅力ですが、ファンではない人にとっては、逆に購入のハードルになることがあります。
世間には、クリエイターが作るアパレルはファン向けのグッズというイメージがまだ残っています。
そのため、ファンではない人が着ていると、特定のコミュニティに属しているように見えてしまい、少し気恥ずかしさを感じる人もいるようです。
服そのもののデザインよりも、誰のブランドかという点が目立ってしまうため、ファッションとして純粋に楽しみたい層からは敬遠され、ダサいと言われる一因になっているのかもしれません。
デザインの個性が強すぎる
ブランドの核となるKUREINOさんのグラフィックは、とてもユニークで独創的です 。
酒呑名人と書かれたシャツや、大人の夏休みをテーマにしたイラストなど、ブランドの遊び心とゆめまるさんの個性が強く反映されています 。
しかし、この強い個性は、コーディネートの難易度を上げてしまう側面もあります。
キャラクター性が強いイラストやメッセージ性のあるグラフィックは、手持ちの服と合わせにくかったり、着ていく場所を選んだりすることも。
この着回しの難しさが、一部の人からは、使い勝手が悪くてダサい、子供っぽいという評価につながっているようです。
価格と品質のバランスが気になる
BARK AT THE MOONの価格は、Tシャツが7,700円前後、シャツが12,000円〜13,000円台、ハーフパンツが12,000円〜15,000円台です 。
これはファストファッションと比べると高く、セレクトショップで扱われるブランドと同等の価格帯です。
この価格には、デザイン料や製造コストだけでなく、ゆめまるさんを応援する気持ちといった付加価値も含まれていると考えられます。
ファンはこの価値に納得していますが、ファンではない人から見ると、純粋に品質で判断されがちです。
もし品質が価格に見合わないと感じられた場合、ブランド全体のイメージが悪くなり、ダサいという厳しい評価につながってしまう可能性があります。
BARK AT THE MOONの評判・口コミ
SNSなどでの評判や口コミをまとめました。
良い口コミ
- KUREINOさんのイラストが唯一無二で、他のブランドにはないデザインが最高。
- 東海オンエアのゆめまる君が好きで、彼が作る服を着られるのが嬉しい。応援する気持ちで購入している。
- ゆったりしたサイズ感が今のトレンドに合っていて、着ていてすごく楽。部屋着にもお出かけにも使える。
- ポップアップストアやイベントで、ゆめまる本人に会える機会があるのがファンとしてたまらない。
- 表現を止めるなというブランドコンセプトに共感する。着るだけで気分が上がる服。
悪い口コミ
- ブランド名で検索するとオジー・オズボーンばかり出てきて紛らわしい。メタル好きだと勘違いされそう。
- 正直、YouTuberのファンアイテム感が強くて、ファンじゃないと手を出しづらい。
- デザインが個性的すぎて普段のファッションに合わせるのが難しい。一着で完結しすぎて着回しがきかない。
- Tシャツ一枚にこの値段は高いと感じる。品質が価格に見合っているか疑問。
- ロゴやデザインが少し子供っぽく感じてしまい、大人が着るには勇気がいる。
BARK AT THE MOONがおすすめな人
BARK AT THE MOONは、次のような人におすすめです。
東海オンエアやゆめまるさんのファン
やはり一番は、東海オンエア、特にゆめまるさんのファンです。
ファンにとって、このブランドの服はクリエイターへの支持を表明するツールであり、同じ価値観を持つ仲間との繋がりを感じさせてくれます。
酒呑名人のようなデザインも、ゆめまるさんのキャラクターを知っているからこそ楽しめる、ファンならではのアイテムと言えるでしょう。
KUREINOさんのアートが好きな人
東海オンエアのファンでなくても、イラストレーターKUREINOさんの作風に純粋に惹かれる人にもおすすめです 。
服をファッションとしてだけでなく、身に纏えるアート作品として捉える人にとって、その唯一無二のデザインは大きな魅力です。
楽でおしゃれな服を求めている人
大人の夏休みやワンマイルウェアというコンセプトは、現代のライフスタイルに合っています 。
家でも外でも快適に過ごせる、それでいてデザイン性も妥協したくないという人にはぴったりです。
BARK AT THE MOONのゆったりしたシルエットは、まさにこの需要に応えるものと言えます 。
BARK AT THE MOONがおすすめできない人
一方で、BARK AT THE MOONをおすすめできないのは、次のような人です。
シンプルな服が好きな人
無地やベーシックカラーなど、定番デザインの服でクローゼットを揃えたい人には、BARK AT THE MOONは合わないかもしれません。
ブランドの魅力は、カラフルで主張の強いグラフィックにあります 。
着回しやすさやシンプルさを重視する人にとっては、コーディネートが難しく感じられるでしょう。
コストパフォーマンスを重視する人
服を買うときに、価格に対してどれだけ品質が高いかを最も重視する人にも、あまりおすすめできません。
BARK AT THE MOONの価格には、品質だけでなく、クリエイターへの応援といった目に見えない価値も含まれています 。
純粋にモノとしての品質だけを求めるなら、他のブランドを選んだ方が満足できる可能性があります。
ブランドの背景に興味がない人
BARK AT THE MOONの魅力を理解するには、東海オンエアやゆめまるさん、KUREINOさんのアートといった背景への理解が欠かせません。
この背景を知らないと、デザインに込められた遊び心が伝わらず、単に奇抜な服に見えてしまうかもしれません。
ブランドの背景に興味がなければ、その服の本当の価値を感じるのは難しいでしょう。
BARK AT THE MOONのおすすめポイント
BARK AT THE MOONのおすすめポイントを3つ紹介します。
クリエイターの想いが詰まっている
多くのブランドがトレンドを分析して商品を作るのに対し、BARK AT THE MOONはゆめまるさん個人の哲学やライフスタイルが強く反映されています。
表現を止めるなというコンセプトは、まさに動画クリエイターとして活動する彼の生き様そのものです 。
作り手の顔が見えることで、服に物語が生まれ、着る人の愛着も深まります。
KUREINOさんによる唯一無二のデザイン
プロのイラストレーターであるKUREINOさんをパートナーに迎えることで、単なるファンアイテムの枠を超え、アート性の高いアパレルになっています 。
彼の描く独創的なグラフィックは、ブランドに圧倒的なオリジナリティを与えています。
ファンとの交流を大切にしている
BARK AT THE MOONは、オンライン販売だけでなく、定期的にポップアップストアを開催しています 。
これらのイベントでは、ゆめまるさんやKUREINOさんがファンと直接交流する機会が設けられています。
服を買うという行為が、特別な思い出作りへと繋がるのも、このブランドならではの魅力です。
BARK AT THE MOONのおすすめアイテム
BARK AT THE MOONのおすすめアイテムを3つ紹介します。
Opinion T-shirt
ブランドの象徴的なイラストがプリントされたTシャツは、最初の一枚として最適です 。
KUREINOさんのアートワークを楽しみながら、ブランドが持つポップな雰囲気を手軽に体感できます。
酒呑名人 open collar shirt
ゆめまるさんの個性とブランドの遊び心が見事に融合した、BARK AT THE MOONを象徴するアイテムです 。
コーディネートの主役になる一枚で、ファッションで自己表現をしたい人にぴったりです。
stripe / plaid open collar shirt & half pants
ストライプやチェック柄といった、よりファッションに寄せたアイテムも展開されています 。
セットアップで着用すれば、ブランドが提案する大人の夏休みスタイルが完成します 。
グラフィックが強いアイテムに抵抗がある人でも、ブランドの雰囲気を楽しめます。
まとめ
BARK AT THE MOONがダサいと言われるのは、ブランド名が持つイメージとのギャップや、ファンアイテムに見えがちな点などが理由のようです。
しかし、それは東海オンエアのゆめまるさんや、イラストレーターKUREINOさんの世界観が色濃く反映されているからこその特徴でもあります。
このブランドは、その背景にあるカルチャーを理解し、共感する人にこそ最大の魅力が伝わります。
この記事を参考に、自分に合うブランドかどうかを判断してみてください。