ラベンハムがダサいと言われる理由とは?おすすめできる人・できない人【評判】

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英国を代表する老舗ブランドとして、1969年の創業以来、高品質なキルティングウェアで多くの人々を魅了し続けるラベンハム 。  

その象徴であるダイヤモンドキルティングのジャケットは、日本でも長年にわたり秋冬の定番アイテムとして親しまれています。

しかし、その一方で「ラベンハムは少し野暮ったいかも」「もしかして時代遅れ?」といった声があるのも事実のようです。

そこで本記事では、ラベンハムがダサいと言われる理由を深掘りし、実際の評判や口コミを交えながら、おすすめできる人・できない人を徹底的に解説します。

ラベンハムのジャケットが欲しいけれど、センスがないと思われないか不安に感じている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

ラベンハムとは?

ラベンハムは、1969年にロンドン北東部のサフォーク州にあるラベンハムという小さな村で、ミセス・エリオットによって設立された英国のブランドです 。  

その歴史は意外にも、ファッションアイテムではなく馬用のブランケットから始まりました。

当時の馬用ブランケットは麻やウール製が主流で、雨に濡れると重くなり乾きにくいという欠点があったそうです 。この問題を解決するため、ミセス・エリオットは軽量で保温性に優れ、かつ丈夫なナイロンキルティングを用いたホースラグを開発しました 。  

この革新的なホースラグは乗馬愛好家の間で高く評価され、その品質と機能性は、やがて人間用のキルティングジャケットへと応用されていきます 。  

創業から50年以上経った今も、サフォーク州の自社工場で生地のキルティングから縫製までを一貫して行っており、その徹底した品質管理がラベンハムの信頼を支えています 。  

ラベンハムがダサいと言われている理由

長年愛され続ける定番ブランドでありながら、なぜ一部でダサいというイメージがあるのでしょうか。その背景には、ラベンハム特有のデザインや歴史が関係しているようです。

伝統的すぎるデザインが時代遅れに見えるから

ラベンハムのデザインといえば、ダイヤモンドキルティングにコーデュロイの襟、そしてスナップボタン。このスタイルは創業当時からほとんど変わらない、英国トラッドの王道ともいえるものです 。  

しかし、オーバーサイズのシルエットや機能的な化学繊維を使った服がトレンドの現代においては、そのクラシックな佇まいが、人によっては少し古臭く見えてしまうのかもしれません。

流行に左右されない普遍的なデザインは長年のファンにとって大きな魅力ですが、常に新しいスタイルを求める人からは、変化に乏しい時代遅れのアイテムと見なされてしまうことがあるようです。

体型を選ぶシルエットが野暮ったく見えがちだから

ラベンハムを着るとなぜか野暮ったく見えてしまう、という声も聞かれます。

特にデンハムのような定番モデルは、元々スーツの上から羽織ることを想定しているため、少しゆとりのあるボックスシルエットが特徴です 。このクラシックな形が、着る人の体型やコーディネートによっては、洗練されていない印象を与えてしまうことがあります。  

例えば、自分の体型に合わないサイズを選ぶと、太って見えてしまうと感じる人もいるようです 。これは製品の欠点というより、着る人を選ぶデザインであることが、野暮ったいという評価につながっているのかもしれません。  

定番すぎて個性を感じられないから

ラベンハムは、BEAMSやSHIPSといった日本の主要なセレクトショップで長年取り扱われてきた、まさに定番中の定番アイテムです 。  

品質と着回しやすさから多くの人に支持され、街で見かける機会も少なくありません。

しかし、多くの人が着ているということは、裏を返せば個性的ではないということにもなります。他人とは違う独自のスタイルを表現したい人にとって、みんなが着ている安心感は、時にありきたりでつまらない選択肢に映るようです。

この定番ならではの安心感が、かえってセンスがないという否定的な評価を招いてしまうのかもしれません。

ラベンハムの評判・口コミ

実際にラベンハムを使っている人はどう感じているのでしょうか。SNSなどで見られるリアルな声を集めてみました。

良い口コミ

  • 肌触りがよく、なにより薄いのに凄く温かい!ダウンの前に…と思ってましたが、結局12月もこれで済んでます。大満足です
  • 保温性・軽量性・耐久性に優れている
  • オンオフともに共用できるキレイ目な佇まいは重宝しま

悪い口コミ

  • 子育て中の洗えるコート…軽めのダウンとかだよな…ラベンハムとか逆に汚れが目立つし、これからの季節はもう寒い。あとダサい
  • 年齢層が高めの方が着こなしている印象があり、年齢層低めの人は着こなせず、ダサく見えてしまうと思うからです
  • 地域にもよるが、真冬はちょっと厳い

ラベンハムがおすすめな人

では、ラベンハムはどんな人に向いているのでしょうか。おすすめできる人の特徴を3つご紹介します。

流行に左右されず、良いものを長く使いたい人

毎シーズンのトレンドを追いかけるより、一つのものを大切に長く使いたい。そんな考え方を持つ人にラベンハムはぴったりです。

デザインが何十年も変わらないということは、来年には古く感じてしまうような流行の服とは違い、本質的な価値を持っている証拠でもあります 。  

高品質な作りは、数年、あるいは十年以上着続けることを可能にします 。一着の値段は安くありませんが、長く使えることを考えれば、結果的にコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。  

英国風の綺麗めなカジュアルスタイルが好きな人

ラベンハムのルーツは英国にあり、そのデザインはトラディショナルなスタイルと非常に相性が良いです 。  

チノパンやウールのスラックスに、シャツとニットを合わせるような、品のある綺麗めなカジュアルスタイルを好む人には、まさにうってつけのアイテム。

羽織るだけでコーディネート全体を格上げし、洗練された大人の雰囲気を演出してくれます。

仕事とプライベート兼用で使える上質なアウターを探している人

平日の通勤から休日のプライベートまで、場面を問わずに活躍する一着を探している人にもラベンハムは強くおすすめできます。

特にデンストンのようなモデルは、スーツの上からでも綺麗に着られるように設計されており、ビジネスシーンに最適です 。  

そして週末には、同じジャケットをジーンズと合わせるだけで、全く違うカジュアルな表情を見せてくれます 。オンもオフも一着で済ませたい人にとって、この着回し力は価格以上の価値をもたらすはずです。  

ラベンハムがおすすめできない人

一方で、その特徴からラベンハムが向いていない人もいるようです。購入してから後悔しないように、自分に当てはまるか確認してみてください。

ファッションのトレンドを常に追いかけたい人

毎シーズンの新しいデザインや話題のブランドをチェックするのが好きな人にとって、ラベンハムの変わらないスタイルは少し物足りなく感じるかもしれません。

ラベンハムの価値は、流行の対極にある普遍性です。

もしあなたがファッションの最先端を追いかけることに喜びを感じるタイプなら、ラベンハムのクラシックなデザインは時代遅れに感じてしまう可能性が高いです。

厳しい寒さでも一枚で暖かいアウターが欲しい人

口コミにもあるように、ラベンハムのジャケットはダウンジャケットのように、それ一枚で極寒の寒さを乗り切れるほどの防寒性はありません 。  

その魅力は、軽さと重ね着のしやすさにあります。

そのため、冬の寒さが厳しい地域に住んでいる人や、アウター一枚で全ての寒さを凌ぎたいと考えている人には、少し物足りないかもしれません。

とにかくコストパフォーマンスを重視する人

ラベンハムの価格は、キルティングジャケットの中では高価な部類に入ります 。  

もちろん、その価格は英国での丁寧な生産や高品質な素材に裏打ちされたものですが、単純な安さだけを求めるなら、他にも選択肢はたくさんあります。

ブランドの歴史や品質といった目に見えない価値よりも、まず価格を最優先する人には、ラベンハムの魅力は伝わりにくいかもしれません。

ラベンハムのおすすめポイント

ラベンハムが長年にわたって多くの人に支持され続けるのには、他にはない確かな理由があります。

肩が凝らない、驚くほどの軽さ

ラベンハムを初めて着た人がまず驚くのは、その圧倒的な軽さです 。ウールのコートのような、肩にずっしりとくる重さは全くありません。  

この軽さは、長時間着ていても疲れにくく、日常のあらゆる場面で快適さをもたらしてくれます。

まるでカーディガンを羽織っているかのような軽快な着心地は、一度体験すると手放せなくなる魅力です。

英国製ならではの信頼できる品質

多くのブランドが生産拠点を海外に移す中、ラベンハムは今もなお英国製を貫いています 。  

自社工場で熟練の職人が一枚一枚丁寧に作り上げる製品は、細部にまで品質へのこだわりが感じられます 。  

ほつれにくいように工夫されたステッチや、上品な光沢を持つオリジナルの生地など、見えない部分まで高い水準で管理されています 。この信頼感が、長く愛用できるという安心につながっています。  

どんな服装にも合う、抜群の着回し力

ラベンハムのシンプルなデザインは、驚くほどの着回し力を発揮します。

ビジネスシーンのスーツスタイルから 、休日のデニムスタイル 、さらには綺麗めのスカートやワンピースまで、どんなアイテムとも自然に馴染みます。  

最近では、あえてトラックパンツのようなスポーティーなアイテムと組み合わせる着こなしも見られます 。どんなコーディネートにも品良くまとまる懐の深さこそ、ラベンハムが多くの人に愛される理由なのです。  

ラベンハムのおすすめアイテム

ラベンハムには様々なモデルがあります。ここでは、代表的な人気モデルをメンズ・ウィメンズ別にご紹介します。

【メンズ】スーツにも合う定番モデル「デンストン」

ビジネスシーンでの着用を考えている男性にまずおすすめしたいのが、このデンストンです 。  

スーツの裾がちょうど隠れる絶妙な丈感と、ジャケットの上から羽織っても窮屈にならない、ややゆとりのあるフィット感が特徴 。  

フードは取り外し可能なので、仕事の日はフードを外してすっきりと、休日はフードを付けてカジュアルにと、2つの表情を楽しめるのも魅力です 。  

【メンズ】現代的でスリムな「レイドン」

ラベンハムのクラシックなシルエットが少し苦手という方には、より現代的な細身のフィット感を持つレイドンがおすすめです 。  

デンストンに比べて着丈が短く、全体的にすっきりしているため、シャツやニットの上に直接羽織るカジュアルな着こなしに最適です 。  

ラベンハムの伝統的な雰囲気はそのままに、よりスタイリッシュに着こなしたいという人に向いています。

【ウィメンズ】Aラインが美しい人気No.1「ブランドン」

ウィメンズモデルの中で圧倒的な人気を誇るのが、ロング丈のブランドンです 。  

裾に向かって緩やかに広がる美しいAラインのシルエットが、女性らしさを引き立ててくれます。気になるヒップ周りを自然にカバーしてくれるのも嬉しいポイント 。  

ゆったりとした作りなので、中に厚手のニットを着込んでも着膨れしにくく、真冬でも暖かく過ごせます 。羽織るだけで様になる、冬の主役級コートです。  

まとめ

ラベンハムが一部でダサいと言われるのは、その変わらないクラシックなデザインが、現代のファッショントレンドと少し距離があるためかもしれません。

定番であるがゆえに、個性的ではないと感じる人もいるようです。

しかし、その評価はあくまで一つの見方に過ぎません。ラベンハムの本当の魅力は、流行に左右されない普遍的なスタイル、英国の自社工場で生み出される信頼の品質、そして驚くほど軽くて快適な着心地にあります。

それは、一時の流行を追いかけるのではなく、本当に良いものを長く大切に使いたいと考える人にとって、最高の価値を提供してくれるはずです。

最終的にラベンハムを選ぶかどうかは、あなたのファッションに対する価値観次第です。もしあなたが、ブランドの背景にある物語や品質に共感し、上品で飽きのこないスタイルを求めるのであれば、ラベンほりはきっと長く付き合える最高のパートナーになるでしょう。

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