トラビスマシューは、アメリカ・カリフォルニア州で誕生したゴルフウェアブランドです。ゆるやかなシルエットと軽快なデザインが特徴的で、カジュアルにゴルフを楽しみたい層を中心に支持を集めています。一方で、「トラビスマシューってダサいのでは?」と感じる人が一定数いるのも事実です。本記事では、トラビスマシューがダサいと言われる理由と、どういった人にはおすすめ・おすすめできないのかを解説します。口コミや評判を交えながら詳しく見ていきますので、「購入してみたいけれど評判が気になる」「自分のファッションスタイルに合うのか心配」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
トラビスマシューとは?
トラビスマシューは2007年にアメリカ西海岸で誕生しました。ゴルフといえば、これまではフォーマルな装いが中心で、ポロシャツやパンツの形、色使いなどが保守的なイメージでした。しかしトラビスマシューは「自由にゴルフを楽しもう」という発想を背景に、ゆったりしたシルエットとポップなデザインを組み合わせた斬新なスタイルを打ち出しています。
このブランドの大きな特徴は、大胆なロゴやユーモアあふれるグラフィックを多用していることです。従来のゴルフウェアにはあまり見られなかった明るい色づかいやアーティスティックな柄が多く、ゴルフ場でもひときわ目を引きます。さらにアメリカ西海岸特有のリラックス感やストリートファッションの要素を取り入れることで、「型にはまらないゴルフウェア」を実現しているのです。
また機能面でも、ゴルフスイングを妨げない伸縮性のある素材や汗をかいても乾きやすい生地を採用しているため、見た目だけでなく着心地もしっかり配慮されています。日常生活でも着やすいスタイルを目指しているため、普段着の延長線上でゴルフウェアを楽しみたい人からも人気を得ています。
一方で、既存のゴルフファッションの常識とは異なる大胆さが故に、「派手すぎる」「ゴルフ場に馴染まない」「ロゴの主張が強い」と感じる人も少なくありません。日本ではゴルフの伝統的な様式を重んじる傾向が強いため、トラビスマシューのカジュアル路線に対して「ダサい」という反応が出てしまうことがあるのです。
トラビスマシューがダサいと言われている理由
派手なロゴとグラフィックが苦手な層がいる
トラビスマシューのアイテムを一目見て印象に残るのが、大きくデザインされたブランドロゴや、コミカルなグラフィックを配したTシャツやポロシャツです。これらが「個性的でおしゃれ」と評価される一方で、以下のように捉える人もいます。
・ゴルフは落ち着いた雰囲気でプレーするものという既成概念がある
・ロゴやキャラクター、イラストが目立ちすぎて「子どもっぽい」イメージを抱く
・あまりにもカジュアルに寄りすぎることで、「品位」に欠けると感じる
ゴルフの世界では、伝統を大切にしてきた層や、質感やシルエットでさりげなく高級感を演出するブランドが支持されてきました。そのため、大きく主張するロゴや明るいイラストを前面に押し出すトラビスマシューのデザインを「ダサい」「浮いている」と見なす向きもあるのです。
西海岸らしいゆったりサイズが日本人の体型に合わない
トラビスマシューはアメリカブランドらしく、全体的にゆったりめのサイズ設計がされています。肩幅や胸周り、袖丈に余裕があり、日本人向けの細身シルエットとは一線を画すことが多いです。確かに伸縮性や動きやすさは高評価ですが、サイズの選び方を間違うと以下のような問題が起こることがあります。
・全体的にダボついて、服に着られているような印象を与える
・ゴルフ場だけでなく街中でも「ちぐはぐなコーディネート」に見えてしまう
・試着せずにオンラインで購入すると失敗のリスクが高く、結果的に「ダサい」と思われがち
ゴルフウェアは、スイングや歩行時の快適さと同時に「いかにスタイリッシュに見えるか」も大切です。トラビスマシューの大きめシルエットを上手に着こなせれば雰囲気が出ますが、日本の標準体型に無頓着なまま買ってしまうと、「サイズが合っていない人」という印象を与えてしまう可能性があります。
色づかいがビビッドでコーディネートが難しい
トラビスマシューの魅力の一つに、多彩な色づかいがあります。カリフォルニアらしい明るい色や、オリジナルの総柄デザインは、見ているだけで気分が上がると評判です。しかし、ゴルフウェアとしてはやや派手な色も多いため、着こなしに失敗すると「悪目立ち」するリスクが高まります。
例えば、上半身にカラフルな柄物を持ってきた場合、パンツや靴、さらにはキャップなどの小物の色合わせが難しくなります。爽やかなブルー系でまとめるのか、あえてモノトーンにするのかなど、ある程度ファッション知識が必要です。もし適当に合わせてしまうと、「どこかチグハグ」「目がチカチカする」「年齢と合っていない」といった印象を持たれがちです。
ゴルフ場ではプレーの技術だけでなく、装いにも注目が集まります。周囲から浮くような配色になってしまうと、どうしても「ダサい」という評価につながりやすいです。トラビスマシューの個性的なカラーパレットを上手に取り入れるには、全体のバランスを整えるための工夫が不可欠といえます。
トラビスマシューの評判・口コミ

良い口コミ
- ラウンド中にストレスを感じないくらい生地が伸びやかで、スイングしやすい
- ロゴが大きくて可愛いと評価する若いゴルファーが多く、話の種になる
- アメリカ西海岸のゆるさがそのまま反映されていて、人とは違うゴルフファッションを楽しめる
- ゴルフだけでなく普段着にも使えるカジュアルさが気に入っている
- 派手な柄でも意外と上質な素材が使われているので、安っぽく見えない
悪い口コミ
- カジュアルすぎるデザインがゴルフ場の雰囲気に合わず、年配層から白い目で見られた
- オンラインで買ったらサイズが大きすぎて、着られずにタンスの肥やしになっている
- ポップな柄に挑戦したけれど、派手すぎてコーディネートを失敗した
- ゴルフ雑誌で評判を見て興味を持ったが、実際に着てみると野暮ったく感じた
- 伝統的なスタイルを好む仲間から「ゴルフらしくない」と遠回しに言われた
トラビスマシューがおすすめな人
人とは違う個性的なゴルフスタイルを楽しみたい人
ゴルフウェアといえば、長い歴史のなかで培われてきた上品なデザインが主流です。しかし、トラビスマシューはその常識をあえて打ち破るような、大胆なグラフィックやビビッドな色使いを特徴としています。周囲と同じようなウェアに飽きている人や、ゴルフシーンでも自分らしいファッションを表現したい人にぴったりです。
日常のファッションでも明るい色を好んだり、個性的な小物を取り入れることに抵抗がない人なら、トラビスマシューのウェアを上手く着こなせるでしょう。仲間内でのゴルフコンペなどで話題を提供できるのも魅力ですし、写真映えも期待できます。
アメリカ西海岸のラフな文化が好きな人
トラビスマシューの背景には、カリフォルニアのライフスタイルが根付いています。サーフィンやスケートボード、ビーチカルチャーといった自由な雰囲気が、デザインやシルエットに反映されているのです。
もし、普段からリゾート感のある服装を好んでいたり、休日はアウトドアアクティビティを楽しむことが多い人なら、トラビスマシューの世界観に自然に溶け込めるでしょう。無理に肩肘張らず、ゴルフのプレーそのものも気負わず楽しみたいと考えている人にとっては、デザインだけでなくブランドのコンセプトにも魅力を感じられるはずです。
カジュアルな着こなしでもゴルフの機能性を重視したい人
トラビスマシューは見た目の楽しさだけでなく、ゴルフウェアとしての機能性にも注力しています。伸縮性のある素材や吸水速乾の生地を用いることで、プレー中の快適さを確保しているのが特長です。
「カラフルでカジュアルな服=ゴルフに向かない」というイメージを持つ人がいるかもしれませんが、トラビスマシューの場合は動きやすさや通気性がしっかり考慮されています。実際に着てみると「想像以上に機能面が優れていた」と評価する声も多いです。デザイン優先でなく、あくまでもゴルフ用ウェアとしての基本を押さえているところは、検討材料として大きいポイントでしょう。
トラビスマシューがおすすめできない人
伝統的なゴルフのドレスコードを崩したくない人
ゴルフ場にはそれぞれドレスコードが存在し、服装マナーを重んじる傾向がいまだに根強く残っています。たとえば襟付きのシャツを必須とするコースもあれば、過度に派手な柄のウェアを敬遠する雰囲気がある場所も少なくありません。
もし、「ゴルフはあくまでも上品にプレーしたい」「伝統的なゴルフファッションを守りたい」という方なら、トラビスマシューのポップなデザインはミスマッチになる可能性が高いです。古くからのゴルフ仲間やクラブメンバーが保守的なスタイルを好む場合、ブランドロゴやグラフィックの存在感が強いウェアは場の空気から浮いてしまうかもしれません。
シンプルなワンポイントデザインを好む人
トラビスマシューの魅力は大胆なロゴや色づかいですが、シンプルなものを望む人にとっては「少々やりすぎ」と映るでしょう。大きなロゴが正面や背面に配置されていたり、カラフルな総柄があしらわれたアイテムは、落ち着いた雰囲気を求めるゴルファーには向きません。
もし普段から白や黒、ネイビーなどのベーシックカラーを基調とした装いを貫いてきたなら、急にトラビスマシューのような派手なウェアに切り替えると違和感が大きい可能性があります。周囲も「いつもと違う路線だね」と驚くでしょうし、自分自身が着慣れずに結局出番が少なくなるというケースも考えられます。
サイズ選びや着こなしを細部まで気にしない人
トラビスマシューはアメリカ企画が基本のため、サイズ表記も日本で一般的な規格とは異なります。S・M・Lといっても実際は1サイズくらい大きめに作られていることが多く、袖丈や着丈が長めというケースが多々あります。
もし「とにかく適当でいい」「試着しなくても、なんとかなるだろう」と気軽に購入してしまうと、ゆるすぎるシルエットに呑まれてしまいがちです。結果として「自分が着るとダサい」「せっかく買ったのに似合わない」という事態にもなりかねません。サイズ選びを慎重に行ったり、合わせるパンツやシューズで全体を引き締めるなど、着こなしに工夫を凝らす気がない人には不向きなブランドといえます。
トラビスマシューのおすすめポイント
スポーツブランドらしい機能性をしっかり備えている
トラビスマシューは、見た目の個性が注目されがちですが、ゴルフウェアとしての基本機能をしっかり備えているのが強みです。たとえば、ポリエステルとポリウレタンを組み合わせた素材は伸縮性が高く、スイング中に窮屈さを感じにくいです。さらに、汗をかいてもベタつきにくい吸水速乾性の生地を採用しているため、真夏のラウンドでも快適にプレーしやすいといわれています。
また、ショートパンツやキャップなどの小物類にもスポーティーな設計を取り入れており、軽量かつ通気性の高い商品も多いです。「デザイン重視のブランドは機能面がおろそか」という先入観を持っている人が驚くほど、ゴルフプレーに必要な性能が充実しています。
普段着の延長で着られるカジュアルさ
クラシックなゴルフウェアは、どうしても「ゴルフ場限定」となるデザインが主流ですが、トラビスマシューのアイテムは普段使いに取り入れやすいカジュアルな雰囲気が特徴です。ポロシャツやTシャツ、パーカーなどは街中でも通用するデザインが多く、ゴルフに行かない日でも着回せると好評です。
日常的にカジュアルウェアをメインにしている人にとっては、ゴルフ場と普段のファッションギャップが小さくなるというメリットもあります。ゴルフが趣味の人にとっては、クローゼットのアイテムを使い回せるので「コストパフォーマンスが高い」と感じられるでしょう。
ブランドイメージで話題性を作りやすい
トラビスマシューは、日本国内ではまだ発展途上のイメージがある一方、海外セレブがプライベートで着用している姿が取り上げられるなど、上昇気流に乗っているブランドとしても注目されています。ゴルフ仲間と話題を共有するときに、あまり見かけない柄やロゴが目を引くため、自然と会話が盛り上がることも多いです。
特に若年層や新しいファッションを受け入れやすい層にとっては、「人とかぶりにくい」「ゴルフ場でも印象に残りやすい」という点が魅力です。ほかのゴルフブランドにはないポップさがあるため、新しいスタイルを模索している人にとっては理想的な選択肢となるでしょう。
トラビスマシューのおすすめアイテム
フルジップジャケット
キャップ
パーカー
まとめ
トラビスマシューは、西海岸の自由なカルチャーをゴルフウェアに落とし込んだ、独自のブランドです。ビビッドな色や大きなロゴ、遊び心ある柄などの要素が「人と違うゴルフファッションを楽しみたい」という層には強く支持される一方、「フォーマルさや落ち着きがゴルフの基本だ」と考える人からは敬遠されがちで、「ダサい」という声に結びつくこともあります。
しかし、ゆったりめのシルエットを活かして動きやすさを高めたり、吸水速乾素材で快適性を追求したりと、実際のプレーを快適にする工夫がなされているのも事実です。サイズ選びやコーディネートのポイントを押さえれば、トラビスマシューならではの個性的な魅力をゴルフ場や街なかで発揮できるでしょう。伝統やシンプルさを重んじるか、新しいスタイルに挑戦するかで評価が大きく変わるブランドと言えます。自分の好みやゴルフライフに合わせて、トラビスマシューが持つ西海岸の風を取り入れるかどうか、検討してみてはいかがでしょうか。